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ツーバーナーとは
ガスコンロの種類
ソロでキャンプをする人はあまりツーバーナーを使いませんがファミリー層や友人同士など大人数になるとシングルバーナーでは料理しきれなくなります。ツーバーナーはシングルバーナーと比較すると家庭用のガステーブルコンロのようにアウトドアでも使えるので料理をスムーズに作ることができ大人数ではおすすめです。使い方は燃料の種類によって少し変わってきて、手間がかかりますが寒さに強いガソリン式とシングルバーナーと同じ手軽に使えるガス式があります。
2種類の燃料
ガス式とガソリン式があり使い方や燃焼効率やメンテナンス有無など細かい違いがあります。どちらもメリットもデメリットもあるので一概にどちらがおすすめは言えませんが使い方が簡単のは慣れているガス式になり、ガソリン式は慣れると火力もあるのでアウトドアでも家庭用ガステーブルのように使えます。ガス式はカセットコンロにつかうカセットガスとアウトドア専用ガス缶(OD缶)のものがありますがコールマンのツーバーナーはOD缶だけです。
コールマンのツーバーナーの種類
コールマン:パワーハウスLPツーバーナーストーブⅡ
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ガス式のツーバーナーですがガス缶の種類に注意が必要でケースも付属していません。カセットコンロで使うガス缶ではなくアウトドア専用のガス缶しか使えませんが、左右バーナーそれぞれに火力調節のつまみがあり普段使っているガスコンロとよく似ているためガソリン式と比較すると直感的に操作することができます。ガス缶の種類が特殊なのでガソリン式と比較するとコストが高くなりますがすぐに使えたり、使い慣れている形状などのメリットがあります。
コールマン:413Hパワーハウスツーバーナー
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ホワイトガソリンを使うためタンクが付属して少し重さが増しますがガス式と同じくケースが無くても持ち運べるようになっています。ガス式と比較すると使う前に一手間必要だったり見慣れない形状のため使う時に直感的に操作はできません。使うたびではないですがメンテナンスも大変で時にはさまざまな種類のパーツの交換修理などが必要です。コストが掛らず寒さにも強いので冬キャンプにおすすめですがキャンプ初心者にはおすすめできないツーバーナーになります。
コールマン純正のケースについて
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コールマンのツーバーナーにはケースが付属していません。ケースが無くても小さく折りたたみめるのでそのまま持ち運びできるようになっています。純正のケースもオプションとして過去には発売されていましたが2018年6月現在コールマンのツーバーナーのケースは廃番になっているのでオークションでケースを探すかコールマン以外の会社のツーバーナー用ケースを使うか、コールマンのグリル用ケースを代用する方法があります。
コールマンのガス式ツーバーナーの使い方1
コールマンガス式ツーバーナーの組み立て方
本体の裏側にある左右のスタンドを起こし、蓋をつまみを押しながら上に引き上げて開き蓋部分に収納されている風防を左右に開きクリップを本体に差し込み固定します。五徳となるプレートをひっくり返してバーナーより高い位置になるようにして次にガス缶の取り付け作業にかかります。メンテナンスの時には蓋が外れるようになっているので後述します。
ガス缶の取り付け方
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本体下部のガスカートリッジを接続する部分にあるOリングが壊れていないことを確認して火力調節用のツマミを右に回して(回らなければ大丈夫)からガス缶を取り付けます。OD缶の種類はコールマン純正がおすすめです。取り付け方は接合部分に右に回しながらねじ込むだけです。この時斜めになっているのに無理にねじ込もうとするとカートリッジとの接合部分が壊れたりガス漏れする危険性があるので気をつけましょう。
コールマンのガス式ツーバーナーの使い方2
ガスコンロと比較しても遜色ない
使い方はガスコンロと比較しても殆ど変わりません。家庭用の場合はワンタッチで火を付けてツマミで火力を調節しますがコールマンのガス式ツーバーナーもほぼ同じでまず最初にツマミを左に回して少しガスが出る状態にしてから点火スイッチを数回押すだけです。これでつかない場合は一旦ツマミを右に回してガスを止めてからしばらく時間を置いてから再びツマミを回して少しガスを出してから点火スイッチを押します。
使い方が簡単ので初心者におすすめ
火力の調節はツマミを左右に回すことで調節できるので家庭用のガスコンロと同じ感覚で大丈夫です。消火する方法は家庭用のガスコンロの場合は点火スイッチを再び押すと思いますがコールマンのガス式ツーバーナーはツマミを右の方向へガスが止まるまで回すだけです。少し違いますが家庭用のガスコンロと使い方がよく似ているためガソリン式と比較すると初心者でも使いやすくなっています。
コールマンのガソリン式ツーバーナーの使い方1
ガソリン式のため最初は使いにくい
ガス式と比較すると点火まで一手間かかるので初心者やめんどくさがりな人は使いにくい種類のツーバーナーになります。組み立て方は本体の蓋を開け、プレートを持ち上げ収納している燃料タンクを取り出します。次にプレートをおろしてから風防を左右に広げクリップを本体の穴に差し込み本体の準備は完了です。収納する時は逆の手順でケースに入れなくても持ち手があるので大丈夫です。
ガソリン式だから必要な作業
コールマンホワイトガソリン
燃料タンクにガソリンを入れていきます。使うガソリンはコールマン純正のホワイトガソリンがおすすめでコールマン以外のホワイトガソリンを使用した場合は保証が受けれないことがあります。まず燃料バルブを右に回してオフになっているか確認し、ポンプノブも同じように右に止まるまで回してから燃料タンクにガソリンを入れていきます。ガソリンを入れる時はコールマンのフェールファンネル(ろうと)などを使ってこぼさないように入れないと危険です。
おすすめの入れ方
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ろうとを使うとこぼれませんがガソリンを入れすぎてもわかりにくく気がついたら溢れそうなぐらいになったりする時もあります。コールマンの純正パーツのガソリンフィラーを使うと入れやすく燃料タンクにガソリンが満タンになると自動で止まってくれるので便利で安全です。ろうとを使うのもいいですがコールマンに限らずガソリン式の製品を初めて使うような初心者の方にはおすすめです。
コールマンのガソリン式ツーバーナーの使い方2
ガソリン式ならではのポンピング
ガソリン式は点火の前にポンピングが必要になります。ポンピングのしかたはまず燃料バルブがオフになっているか確認しポンプノブを左に二回転させてからノブの表面にある穴を塞ぐように親指で抑え人差し指と中指でノブを挟むようにして持ちます。次にそのまま優しく手前へ引き、奥まで押し込んでいきます。この手前へ引くのと奥に押し込む動作を何回かして押し込めないほど固くなってきたら穴から親指を離してからノブを押し込み止まるまで右に回します。
燃料タンクのセット
ポンピングが終わると燃料タンクを装着していきます。本体正面に付いている穴に燃料タンクのジェネレーターを差し込みミキシング部分の穴にも差し込みタンクのフックを本体に正面にある穴にセットして取り付け完了です。使い終わった時はタンクを外してガソリンを抜かなければならず手間もアウトドアとして楽しめる人にはおすすめです。
コールマンのガソリン式ツーバーナーの使い方3
ガスコンロと比較すると少し特殊
点火のしかたはまず本体左に側に付いているサブバーナーのツマミがオフになっている確認し、次に点火レバーを上向きにしてから柄の長いライターなどをバーナー部分に近づけてから火を付け燃料バルブを開いていき点火します。点火直後は赤い火なので再びポンピングして青い炎に安定させて点火レバーを下向きに戻してから使うようにします。サブバーナーだけでは使用できずサブバーナーの使い方はメインバーナーの火が安定したら柄の長いライターを近づけてからサブバーナーのツマミを回して点火させます。
消火方法
メイン、サブ共に火力調節はツマミを回して調整しますがサブは火力が弱めです。消火する時はサブバーナーのツマミを回してオフにしてからメインバーナーも同じようにオフにします。オフにしてもしばらく着火していますが時間が経つと自然に消えます。あとはバーナーが完全に冷えてから収納していくだけです。
2種類のツーバーナー使い方の比較
初心者はやはりガス式がおすすめ
簡単にまとめると使い方で比較すると以下の違いがあります。
ガス式 | ガソリン式 | |
着火までの手間 | ガス缶のセットが必要 | ポンピングや燃料注入が必要 着火にライターなどが必要 |
操作性 | 家庭用と遜色なし | 家庭用と比較すると少し慣れが必要 |
撤収までの手間 | すぐに消化できる | 若干燃え続ける事がある |
メリット | 使いやすい、セッティングも簡単 タンクが無いので軽い |
コストが安い、寒さに強い 火力が安定している ランタンと燃料を共通にできる |
デメリット | コストが高い、ガス缶のゴミが出る 低温に弱い |
メンテナンスが大変 高地はタンクの気圧に注意 |
コールマンのガス式ツーバーナーのメンテナンス
基本的には交換修理、メンテナンスは不要
ガス式は部品を交換して修理したり、壊れていないメンテナンスする必要性はありません。メンテナンスといえば吹きこぼれなどの汚れを拭くぐらいになります。拭き方は水で濡らしたふきんと中性洗剤などを使用して家庭用のガスコンロと同じようにメンテナンスするだけです。ガス式はメンテナンスを自分でできる場所が少ないのでコールマンも交換部品などは市販していません。そのためツーバーナーば不調な時はコールマンに修理に出すほうが手っ取り早いです。
コールマンのガソリン式ツーバーナーのメンテナンス1
メンテナンスが豊富
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ガソリン式はメンテナンスをしなければいけないため自力で交換修理できるようにパーツは市販されているのがガス式との大きな違いになります。そのためDIYをしない人であれば工具から揃えなければなりません。パーツを交換しないメンテナンスとしてはポンプカップ専用潤滑油である「リュブリカント」を定期的使用するとポンプカップの寿命が長くなります。リュブリカントはコールマン純正のオイルなのでツーバーナーだけではなくガソリン式のランタンでも使用できます。
コールマンのガソリン式ツーバーナーのメンテナンス2
交換修理できるものが多い
ガソリン式は一部部品なら壊れても交換修理できるように市販されていてメンテナンスの方法としてコールマンのHPでも記載されています。交換できる部品はポンプカップ、ジェネレーターがありメンテナンスとしてできるものはバーナー部分の掃除、ジェネレーター先端の増し締め、バルブシステムの増し締めがあります。これ以外の破損や不調はメンテナンスや交換では修理できないのでコールマンへ修理に出しましょう。
バーナーの掃除
メインバーナーとサブバーナーでパーツの種類が違いますがドライバーで簡単に外せるようになっているので外してからバーナーリングなどについた煤や吹きこぼしによる汚れをワイヤーブラシで磨いて落としていきます。
ジェネレーター先端の増し締め
先端部から炎がバーナー側へ漏れている時には増し締めが必要です。ジェネレーターの先端は真鍮部品で柔らかいので適切な工具を使って締めないと潰れてしまうので注意してください。
バルブシステムの増し締め
バルブの根本から燃料が漏れる場合はナットを締めることで軽減、漏れないようにできます。締めすぎると火力を調節できないなくなるのでツマミを回しながら様子をみつつ締めます。
2種類のツーバーナーメンテナンス比較
機械いじりが好きな方はガソリン式がおすすめ
ガス式を自分で分解してメンテナンス、修理する人もなかには居ますが基本的はガソリン式ほどメンテナンスは必要ありません。
ガス式 | ガソリン式 | |
メンテナンスの有無 | 基本的に交換などのメンテナンスは不要 | 潤滑油をさしたり交換や増し締めなど必要 |
交換パーツ | 未販売 | ジェネレーターなど |
メンテナンスの方法 | 汚れを拭くぐらいしかできない、自己責任での分解清掃 | 工具を使って締めたり分解しての掃除 |
コールマンのツーバーナーの修理
メーカーで修理できる
コールマンの製品は直営店、販売店で受け付けているほか直送で修理センターへ送ることができます。ツーバーナーも例外ではなく修理でき直送での修理のしかたはまず修理センターへ電話をしHPからダウンロードできる修理申込書を修理品に同封してコールマンの修理センターへ元払いで送るだけです。修理にかかる日数や料金など詳しくは公式HPよりカスタマーサポートを参考にしてください。販売店での修理の依頼は製品を持ち込むだけになります。
2種類のツーバーナー修理の比較
修理に大差はない
どちらも修理にかかる費用は大差ありませんがガソリン式のほうが内部が少し複雑なのでガス式よりかは細かくなっています。詳しくはHPを参考にしてみてください。
ガス式 | ガソリン式 | |
火力不足 | 3000円~ | 4100円~ |
カートリッジ接続の不具合 | 3000円~ | |
ガスが止まらない | 3000円~ | |
イグナイター破損 | 2500円~ | |
加圧不足 | 1700円~ | |
ガソリン漏れ | 3200円~ |
コールマンのツーバーナーのまとめ
ツーバーナーは自分の好みに合わせよう
ガソリン式はメンテナンスもしなくてはなりませんし使用の度に毎回給油してからポンピングして点火したりと作業が多くあります。そのためこの一手間をかけることを楽しめる方はにはガソリン式がおすすめです。一方ガス式は使用も簡単ななので初心者でも直感的に使え、ガス式は寒くなると不安定になるので冬にキャンプをしない場合はおすすめです。両方のツーバーナーはケースが付いていませんが折りたたんで持ち運べますがケースがあると収納時や持ち運びに便利なのであったほうが良いです。
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