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アイリスの花言葉は?ジャーマンやダッチなどの見頃の季節含めてご紹介!

華やかな花を咲かせるアイリスは、春から夏の季節にかけて庭先を彩る素敵な花ですね。そんなアイリスの花言葉には、素敵に意味がいっぱいあります。今回は、アイリスの花言葉をその花の種類や色別にご紹介。ギリシャ神話とのかかわりの深いアイリスの素敵な逸話もお届けします。
2020年8月27日
kaorin007
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ジャーマンアイリス

アイリスとは

アイリスはアヤメ科アヤメ属の花の総称

アイリスというのは、アヤメや花ショウブなどのアヤメ科アヤメ属に分類される花の総称です。耐寒性や耐暑性も比較的強いので、家庭でも栽培しやすいといえるでしょう。あまり手間がかからないのでガーデニング初心者にもおすすめの種類です。また、鮮やかな花色のアイリスは、ガーデニングで庭先を飾るだけでなく花束にしても素敵ですね。

ジャーマンアイリス

アイリスの花の基本情報

●学名: Iris
●科名/属名:アヤメ科/アヤメ属
●分類:多年草
●原産地:ヨーロッパ南部・日本・東アジアなど
●開花時期:4月~7月(種類によって異なる)
●見頃の時期:5月頃

アイリスの花の魅力

200以上の種類があるアイリスの花

アイリスの種類は、世界中に200以上もの種類があるといわれています。日本でも一般的によく知られるアヤメや花ショウブ、カキツバタなどをはじめとするアイリスの花が存在しています。園芸品種などでは、ジャーマンアイリスやダッチアイリスなども広くでまわっっているようです。

その姿が美しいアイリスの花

アイリスの花の魅力は、そのすっとした花姿だといえるでしょう。まっすぐに伸びた茎の上部に2~3この花をつけた姿は、凛とした美しさを感じさせます。アヤメなど日本でよく知られている花色は、アヤメ色とも言われる紫と白です。園芸用のジャーマンアイリスやダッチアイリスなどは、カラフルな彩りの花を咲かせてくれます。

アイリスの花の種類

いろいろな種類が楽しめるアイリスの花

200以上の種類があるといわれるアイリスの花は、日本古来のアヤメや花ショウブ、カキツバタなどだけでなくカラフルな彩りが楽しめるジャーマンアイリスやダッチアイリスなどがあります。また、中国原産の品種としては、イチハツやシャガなどの種類があげられるでしょう。品種改良がいろいろと繰り返されているアイリスは、それぞれに魅力のある花を咲かせてくれます。花束などのプレゼントとしてもおすすめの花だといえるでしょう。

アイリスの花言葉を種類別にご紹介

アヤメ科アヤメ属の総称でもあるアイリスには、いろいろな種類の花があります。5月の初夏の季節に美しい姿を楽しませてくれるアヤメや花ショウブ、カキツバタなどそれぞれの花に花言葉の意味が備わっています。また、園芸用として人気の高いジャーマンアイリスやダッチアイリスにもそれぞれ花言葉の意味があるので紹介していきましょう。

アイリスの種類別花言葉①【アヤメ】


アヤメのおもな花言葉:良い便り

アヤメだけでなくアイリスの全般的な花言葉としての意味にも使われているのが、「良い便り」という意味です。この花言葉は、ギリシャ神話の虹の女神イリスに由来するといわれています。神々の優秀な伝令としてメッセージを届けたイリスを思い浮かばせる花言葉だといえるでしょう。その他にもイリスを由来とする花言葉として、「希望」や「メッセージ」という意味も付けられていますぅ。

アイリスの種類別花言葉②【花ショウブ】

花ショウブのおもな花言葉:優しい心

アヤメとよく似ていることでも知られる花ショウブの花には、「優しい心」や「優雅」、「信頼」などの花言葉の意味があります。「優しい心」や「優雅」という花言葉は、茎の先端の花を少し下に向けた姿が優雅で優しげなイメージを与えることに由来するようです。端午の節句の季節に開花の時期を迎える花ショウブは、その凛とした姿から「心意気」という意味の花言葉を持っています。端午の節句を祝うプレゼントと一緒に花束にして添えるのもいいですね。

アイリスの種類別花言葉③【カキツバタ】

カキツバタのおもな花言葉:幸運は必ず来る

アイリスの花言葉は、素敵な花言葉が多いですね。そんな中でもカキツバタの花言葉には、「幸運は必ず来る」というとても素敵な意味があります。この花言葉は、万葉集にある和歌が由来だといわれています。由来となった和歌には、恋人を思い待ちわびる女性の切ない思いと恋人に必ず会えるという願いが込められているようです。この花言葉以外にもカキツバタには、「幸せはあなたのもの」といった意味もあります。5月~6月にかけて開花時期を迎えるカキツバタを素敵な花言葉とともに花束にしてプレゼントするのもおすすめですね。

アイリスの種類別花言葉④【ジャーマンアイリス】

ジャーマンアイリスのおもな花言葉:情熱

ドイツアヤメとも言われるジャーマンアイリスは、ガーデニングなどの園芸品種として日本でも人気の花です。1800年代にドイツやフランスで多くの品種改良がおこなわれ、現在ではアメリカなどで多種多様な品種が出回っています。ジャーマンアイリスの特徴は、紫色や白色だけでなく黄色や鮮やかな青色など色とりどりの花を咲かせることです。そんな華やかな花の姿が由来になったのか、花言葉には「情熱」や「燃える思い」など激しい意味合いのある花ことばを持っています。5月~6月頃に開花時期を迎える花で、スミレのような香りを発するのが特徴です。

アイリスの種類別花言葉⑤【ダッチアイリス】

ダッチアイリスのおもな花言葉:使命

オランダアヤメとも言われるダッチアイリスは、青色、紫色、黄色、オレンジ色、白色などカラフルな色合いの花を咲かせるのが特徴です。花束としてプレゼントするにはおすすめの花だといえるでしょう。開花時期は、4月~5月で春から夏にかけての庭先を美しく彩ってくれます。オランダでスパニッシュアイリスを中心に品種改良が進んだ花で、多種多様な品種が存在しているのが特徴です。そんなダッチアイリスの花言葉は、「使命」や「伝令」です。これらの意味は、全般的なアイリスと同様にギリシャ神話のイリスを由来としているのでしょう。


アイリスの種類別花言葉⑥【シャガ】

シャガのおもな花言葉:反抗

中国を原産地とするシャガの花言葉には、「反抗」という意味があります。この花言葉は、葉の形が剣を思わせることから来ているという説やあえて日陰を好んでいるような生態系から来ているという説などがあります。シャガの開花時期も4月~5月の春から夏にかけての季節で、涼しげなフリンジ状の花の姿を楽しむことができます。その他のシャガの花言葉は、「友人が多い」です。この花言葉は、シャガに種が出来ず地形を這わせて群生することが由来だといわれています。

アイリスの種類別花言葉⑦【イチハツ】

イチハツのおもな花言葉:火の用心

中国が原産のイチハツは、日本で「一八」や「一初」などと書かれます。室町時代に日本にわたってきた花です。開花時期は5月で、夏の季節に涼を与えてくれる涼しげな紫色の花を咲かせます。また、昔はイチハツを茅葺屋根に植えることで火災などを免れるという言い伝えがあったようです。「火の用心」の花言葉は、火災を防ぐまじない的風習から来ているといわれています。イチハツの開花時期は、春から夏の季節にかけて花を咲かせる他のアヤメ科の花よりも早いといわれ「一初」と名付けられたようです。鮮やかな紫色は、花束の素敵なアクセントにもなるでしょう。

アイリスの色別花言葉いろいろ

白色のおもな花言葉:思いやり

白いアイリスの花言葉には、「思いやり」「純粋」などがあります。何物にも染まらない白色は、誰に対しても思いやりのある優しいイメージを与えてくれるところから「思いやり」という意味が付けられたのでしょう。清楚で美しい白色のアイリスの姿からは、純粋さを感じることができます。その他にも白色のアイリスには、「あなたを大切にします」という意味もあるようです。

紫色のおもな花言葉:知恵

紫のアイリスには、「知恵」や「雄弁」という花言葉の意味があります。紫の高貴な色合いが高い知識を持つ姿をイメージさせることから「知恵」という花言葉がついたのかもしれません。「雄弁」は、アイリスの花同士がおしゃべりをしているような姿から来たといわれています。ラッパのように開いた大きな花は、確かに隣の花とおしゃべりを楽しんでいるようにも思えますね。

青色の花言葉:信念

日本でもよく見かける青もが買ったアイリスの花には、「信念」や「強い希望」などの花言葉があります。その他にも「強い希望」といった花言葉もあるようですね。どの花言葉にも前向きな強い思いが感じられます。これから受験を控えている学生などへのエールとしてプレゼントするのもおすすめだといえるでしょう。

黄色の主な花言葉:復讐


ちょっと危ない花言葉をもっているのが黄色いアイリスです。イエローアイリスといわれる花には、「復讐」という意味が込められています。鮮やかな黄色は花束などの演出に素敵ですが、黄色のアイリスはやめておく方が無難ですね。黄色のバラには、「嫉妬」という意味が含まれているように黄色の花を贈る場合はその花言葉をしっかりと調べてからプレゼントするようにしましょう。

アイリスはフランスでも愛される花

アイリスはフランスの国花

ギリシャ神話で知られるアイリスの花は、フランスの国花としてフランス人からも愛されています。宝塚歌劇や漫画などで大ヒットした「ベルサイユのばら」の作品で描かれていたユリの紋章は、実はアイリスの花をモチーフに作られたものだったのです。正式に国花としてアイリスが扱われるようになったのは、13世紀の中ごろだといわれています。意匠化されたアイリスの紋章には、「知恵」「信頼」「騎士道精神」の3つの意味合いが込められているようです。

フランスとのかかわりが深いアイリス

アイリスの花にかかわる逸話は、フランスにもいろいろと残されているようですね。1つには、マグダラのマリアとイエスの子の子孫がのちのフランク族のメロヴェウス2世だという説が生まれその象徴としてアイリスの花があてられたという話があります。また、フランク王国のクロビス王がゴート人との闘いの際にライン川の川岸まで追い詰められ後が無くなった時、アイリスの花が咲いているのを見つけ浅瀬を見極め無事に自国へ戻ったという逸話もあります。

まとめ

多種多様で素敵な花言葉を持つアイリス

数多くの品種改良がおこなわれてきたアイリスは、多種多様な花を楽しむことができます。比較的手間がかからず育てやすいアイリスは、ガーデニング初心者にも扱いやすいといえるでしょう。春から夏にかけての季節に素敵な花を咲かせてくれるアイリスは、庭先をにぎわすアクセントの花にもおすすめです。色とりどりの花を咲かせるジャーマンアイリスやダッチアイリスなどは、ガーデニング用だけでなく花束用の花にもピッタリだといえるでしょう。素敵な花言葉の意味を持つアイリスを花束としてプレゼントするのもおすすめですね。

アイリスが気になる方はこちらをチェック!

アイリスに興味がある方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。アイリスに関する幅広い情報が紹介されています。花言葉の意味や花名の由来だけでなくガーデニングでの育て方のコツなどいろいろと参考にできるでしょう。春から夏の季節に素敵な花を咲かせるアイリスのいろいろな情報を参考にしてみてくださいね。