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STRIDA(ストライダ) Model5.0専用 キックスタンドBOX入り ST-KS-002 BLACK
STRIDA(ストライダ) ワンタッチ脱着可能 マグネシウムペダル ST-PDS-004 BLACK 34975
STRIDA(ストライダ) オリジナル輪行BAG ブラック
ストライダってなに?
ストライダとは、三角形の特殊なフレームに小径タイヤが付いた折りたたみ自転車の事です。1987年にイギリス人技師であるマーク・サンダースが、自転車の姿にとらわれない新たな自転車として開発しました。 現在、日本では「GSジャパン株式会社」がストライダを扱っています。
ストライダの特徴は?
三角形のフレーム
ストライダの一番の特徴はフレームです。自転車の姿にとらわれない形状は、折りたたみ自転車だけではなく、一般の自転車でも見かけない、独特の形状と言えます。
一度見たら忘れられず、変わった見た目がカッコいい自転車ですが、その代わりに乗り心地を犠牲にしている部分があります。実用性で言えば、一般的な自転車の方が乗り心地が良いと言えます。
「見た目がカッコよく面白いけど乗り心地が良くない」のが、ストライダの評価だと思います。
駆動部にケブラーベルト使用
ストライダは、チェーンの代わりにケブラーベルトを使用しています。ベルト機構はチェーン機構と比べて振動が少なく滑らかな走行を可能にします。また、チェーンとは違い油を指すメンテナンスも必要ありません。そのため、油汚れを気にする必要がありません。
持ち運びをしていると、つい人にぶつかってしまう場合もあります。その際、油汚れが付かないのはとても助かるでしょう。
変則機構(ギア)が無い
多くの折りたたみ自転車に言えることですが、ストライダにはギアがありません。そのため、スピードの変更ができないようなっています。
ただ、近年ではギアを変えられるストライダも開発されており、実査に2段階ギアのストライダが発売されています。
ストライダのメリット
ストライダは見た目が変わっているだけではなく、機能も充実しています。
持ち運びがしやすい
ストライダの一番の魅力は持ち運びがしやすいことです。一般的な折りたたみ自転車は、折りたたみした後、持ち上げて運ばなければなりません。しかし、ストライダは折りたたみした後も車輪を動かすことができるため、ハンドル部分を持ちながらスーツケースのようにストライダを転がすことができます。また、ストライダは重量も軽く、転がして走行できない場所でも簡単に持ち上げて運ぶことができるのです。
保管しやすい
一般的に折りたたみ自転車は、中心部のフレームから2つ折りにする形で折りたたみます。そのため、横にかさばってしまいます。ですが、ストライダは2つ折りにしないため、折りたたみした後でも横にかさばりません。折りたたみした状態は一輪車と同じような形状ですので、色々な場所にしまって置けます。
ただし、代わりに縦に長くなってしまうのがストライダの欠点です。ですが、横よりも縦に大きい方が邪魔にならないのではないでしょうか?電車、会社、自宅など物や人が多い場所では幅があまりとれません。ゴルフバックのように立てかけて置ける方が、邪魔にならないと思います。
組み立てが簡単にできる
ストライダの組み立ては、慣れている人だと20秒も掛からないと言われています。セッティングまでの組み立ては、2工程で組み立てることができます。
1:前輪と後輪を離して広げる
2:フレームを固定する(三角形の底辺を組み立てる)
仕組みとしては、三脚のセッティングと同じ組み立て方です。一般的な折りたたみ自転車も決して難しいわけではありませんが「ストライダの方が組み立ては楽」と、利用者からは評判を持たれています。
ストライダのデメリット
ストライダには様々なメリットがありますが、決してデメリットが無いわけではありません。
乗り心地が良くない
ストライダの一番のデメリットが乗りにくいことです。形状を見てもらえればわかるように、一般的な自転車とは乗り心地がまるで違います。左右のバランスが悪いだけではなく、扱ぎだすまでが苦労します。スピードが出てからはスムーズにいきますが、それまでは注意が必要です。また、立ち扱ぎなどはもってのほかです。
結局のところ慣れてしまえば問題ありませんが、「乗り心地が良くない」という評価が結構あります。
急勾配が登れない
一般的な自転車は、急勾配でも前傾姿勢で走行することが可能です。立ち扱ぎがすれば簡単に登れると思います。しかし、ストライダでは急勾配の走行ができません。力を入れて扱げないだけではなく、下手したストライダから転げ落ちてしまいます。
ただ、人によっては「坂道でも大丈夫」という評価もあります。小径タイヤが坂道でも疲れにくく、セッティングを変えれば登れるそうですが、どちらかといえば平坦な街中用と思った方が良いです。
パーツが独特でカスタムしにくい
ストライダは独特の形状をした自転車です。そのため、サドルなど他の自転車と互換性のないパーツがあります。また、サドルの上げ下げに工具が必要であったりなど、セッティングも少々面倒な部分があります。面倒な分、愛着と楽しみがあるとも言えますが、一般的な自転車よりもカスタムやセッティングが面倒なのが欠点です。
購入時の組み立て方
ストライダは購入時に始めからすべてセッティングされているわけではありません。そのため、購入したら自分で組み立てし、セッティングする必要があります。
フレームを組み立てる
まずはフレームを組み立てます。
1:箱に収納してあるストライダを取り出す
2:前輪と後輪を離して広げる
3:前輪と後輪の間にフレーム(三角形の底辺)を張り、固定する
4:ハンドルを起こし、フレームの溝にはめる
特に注意することはありませんが、できれば壁際で行った方が良いです。ストライダはキックスタンドがありません。そのため、支えていないと倒れてしまいます。寝かしたままでは組み立てにくいため、立てかけて置ける場所を用意しましょう。
サドルパーツを取り付ける
次にサドルパーツを取り付けます。
1:サドルの台座を支える支柱を、フレームに取り付ける
2:サドルの台座を支柱の上からフレームにはめて固定する
3:台座の上にサドルをはめて固定する
キャリアパーツを取り付ける
最後にサドルの下に荷物を載せて置けるキャリアパーツを取り付けます。
サドルの台座の下の方に、キャリアパーツを取り付ける穴が開いています。そこに合わせて固定すれば完成です。
ストライダをカスタムしよう
ストライダには専用のカスタムパーツが多く発売しています。そのため、好きなようにカスタムして、自分だけのストライダにすることも、ストライダの楽しみの一つと言えます。
おススメのカスタムパーツ その1「ライト」
ストライダにはライトが付いていません。そのため、ライトの取り付けをおススメします。夜道を照らすためにライトは不可欠ですが、それ以上に自動車に自身を知らせる方法として重要になります。
普段昼間しか乗らなくても、いつ夜間に乗るかわかりません。特に理由が無ければライトの取り付けをするようにしましょう。
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おススメのカスタムパーツ その2「キックスタンド」
ストライダにはキックスタンドが付いていません。基本的に立てかけて置くか、持ち運ばれている為、ストライダだけで自立させて置くことが少ないからです。ですが、キックスタンドがあれば他の自転車と同じように自立させておけます。自転車を止める際に壁際に立てかけて置いたり、持ち運んだりせずに駐輪することが可能になりるのです。お店や職場などの駐輪場に置けるように是非取り付けましょう。
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おススメのカスタムパーツ その3「着脱ペダル」
ストライダは持ち運びが便利と評判がいい自転車です。転がせるだけではなく、幅が広くない為、邪魔になりにくいからです。そんな横幅を食わないストライダですが、ペダルが無ければもっと幅を狭くすることができます。着脱式のペダルや折り畳み式のペダルに取り換えることで、収納時に取り外せ、より細くすることができるようになります。
取り換えなくても十分邪魔になりませんが、ペダルが引っかかるなど、気になるようでしたら交換してみてはどうでしょうか?
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ストライダのおススメする使用法
ストライダは様々な評判から、走行させるだけが目的の人には向いていません。では、どのような人にストライダはおススメなのでしょうか?
移動先で使用する
ストライダの魅力は携帯性の良さです。そのため、車などで出かけて現地で乗り回す、輪行に向いています。「サイクリングしたいけど場所が遠くて、自転車では出かけにくい」などのように、自転車で遊ぶことを断念することもあると思います。ですが、現地まで電車や車でストライダを持っていき、その場でセッティングをすれば、移動の苦労がなく現地で遊ぶことが可能になります。他にも、通勤で電車と自転車の両方を使用するときなど、ストライダは便利といえるでしょう。
駐輪場が無い場合
都会のビルなどでよく見かけますが、駐輪場が無く自転車を停められない様子をよく見かけます。多くの場合、遠くの駐輪場や入り口に停めていたりしますが、面倒であったり邪魔だったりとあまりよくはありません。ですが、そのような駐輪場が無い状態でもストライダなら問題がありません。折りたためしてしまえば、建物内に持って入れますし、隅に立てかけて置けば邪魔にもなりません。他にも、駅前の駐輪場に空きが無い場合などに、ストライダの折りたたみは効果を発揮します。
変わった自転車に乗りたい人向け
利便性など度外視に、変わりもの好きの人にもおススメです。「どうせ自転車で走行するのなら面白い物がいい」というチャレンジ精神がある人は是非乗ってもらいたいと思います。決して早いわけではなく、乗り心地が良いわけではありませんが、今までの自転車とは違った感覚を楽しむことができると思います。
輪行にはバックもおススメ
ストライダを運ぶ際は、折りたたみした後に転がしながら移動すれば問題ありません。ですが、駅のホームなど段差が多い場所や、土足禁止の室内ではそのまま転がすわけにはいきません。そのような場合は輪行用のバックを使用します。バックに入れたままなら段差を気にすることなく運べますし、泥汚れなども防ぐことができるでしょう。転がして運べるストライダですが、他の人のことも考えてバックでの持ち運びも検討しておきましょう。
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ストライダとストライダー
インターネットなどでストライダを調べてみると、「ストライダー」という単語が見つかると思います。どちらも似た名前で、自転車であることから同じものと思う人も少なくないかもしれません。 ですが、ストライダとストライダーは全くの別物です。名前と自転車であること以外は違うため、探す際には注意しましょう。
ストライダーってなに?
ストライダーとは、「STRIDER JAPAN」が発売する、ペダル無しの小児用自転車の事です。大体2~5歳までの子どもを対象とした自転車で、脚で扱いで遊びます。2歳から足腰を鍛えられるとして多くの親から評判を集めるほか、パーツを選びカスタムしたり、ストライダーの大会があったりなど、親子そろって楽しむことのできる自転車です。
まとめ
ストライダは、決して実用的な評判の自転車というわけではありません。乗るだけならシティーバイク方が断然乗り心地が良ですし、走行距離ならロードバイクやクロスバイクの方が丈夫で疲れにくいからです。
ですが、ストライダの本質は持ち運びにあります。軽くて邪魔になりにくい為、車や電車に乗せやすいです。また、見た目も独特で見ていて飽きません。ストライダは決して移動手段だけなのではないのです。
もし、折りたたみ自転車の購入を検討しているのなら、是非ストライダも考えててみてくだささい。実用性以外の部分から、自転車の面白いことが見つかるかもしれませんよ?
他にもこんな記事があります。
ストライダの他にも折りたたみ自転車は色々あります。下記のサイトでは、折りたたみ自転車の特徴やおススメなど、様々な情報と評判を知ることができます。また、折りたたみ自転車ではありませんが、小径タイヤで持ち運びしやすい部分が同じの「ミニベロ」についても紹介しています。
走行具合や評判など、折りたたみ自転車の購入に迷ったら、是非参考にしてみてください。

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