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9月に植える花といえば?おすすめ品種12選を植える時期や見頃の季節含めてご紹介!

あなたは、9月に植える花といえば、どんな花を思い浮かべますか?ここでは、9月に植えてすぐに楽しめる花から、春に向けて植えておきたい花まで12種類の植物をご紹介しています。育て方のコツや、花言葉など、花にまつわる基本情報も集めました。ぜひ参考にしてください。
更新: 2023年8月29日
吉岡てんぱ
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9月のガーデニング

9月になると、朝晩の気温が低くなり、夏の花が少しずつ元気がなくなってきます。夏の花を引き上げると、いよいよ、秋の花の出番です。

秋は、植物の育ちやすい時期なので、管理も比較的簡単になります。また、春に向けて、球根等の植え付けも始まるので、計画的に植え付けを行っていきましょう。

9月のガーデニングは残暑に注意

ここでは、9月に植える植物をご紹介していますが、最近は、9月になっても残暑が厳しいこともあります。

残暑が厳しい時期に、無理して秋の花を植えると、暑さに負けて枯れてしまうことも多いので、残暑が厳しい際は、苗を購入しても、植え付けるのは少し待ちましょう。

9月に植える植物1.スノードロップ

9月に植える植物といえば、球根系の植物を思い浮かべる人も多いかもしれませんね。9月に植える球根系の植物の中でも、最近人気があるのが、この、スノードロップです。球根系の植物は、育て方が簡単なので、ガーデニング初心者にも育てやすいです。ぜひ、春先に美しい花をたくさん咲かせるためにも、9月の内に、植えてあげましょう。

開花時期と見頃

スノードロップは。2月~3月ごろに開花時期を迎えます。冬の終わり、少し暖かい季節になってきたな・・・と感じたころに、次々に花を咲かせます。そのため、花の見頃となるのは、3月上旬ごろです。

育て方のコツ

スノードロップは、水はけのよい場所に植えると、生長が旺盛になります。球根は、5cm間隔で植え付け、土の表面が乾いたら、水をたっぷりあげるようにしましょう。開花時期になると、次々に花茎が伸びますが、咲き終わった花茎は、根元から切り取ることで、開花期間を延ばすことができますよ。

花言葉

スノードロップには「希望」「慰め」という花言葉がつけられています。ただ、スノードロップといえば、怖い花言葉がついていることでも有名で、ヨーロッパでは、「あなたの死を望みます」という花言葉もあるため、贈り物に利用する際は、注意が必要です。

9月に植える植物2.スイセン

冬の花といえば、スイセンを思い浮かべる人も多いかもしれませんね。このスイセンも、9月ごろに植えておくことで、寒い季節の花壇を彩るのに役立ちます。スイセンは、いろいろな品種があり、八重咲きのスイセンは、特に見応えも十分です。花が少なくなる冬のガーデニングに備えて、9月下旬までに植え付けてあげてくださいね。

開花時期と見頃

スイセンは、11月ごろから、4月ごろまで咲く、開花時期が非常に長い花です。球根で植え付ける場合は、9月ごろに作業を行いますが、9月以降も、苗で販売されることもあります。花の少ない季節に咲く、貴重な植物ですが、最盛期はやはり暖かくなってくる、3月ごろの品種が多いようです。

育て方のコツ

スイセンは、野生種も多いため、さほど手入れをしなくても、きちんと花をつけてくれます。ただ、粘土質の場所では、上手く育たないことが多いので、できるだけ水はけがよい、サラサラした土に植えてあげましょう。スイセンを毎年咲かせたい場合は、花が終わった後に、花茎は摘んでも、葉を切らないようにすることがポイントです。

花言葉

スイセンには、「うぬぼれ」「自己愛」という花言葉がつけられています。これは、ギリシャ神話に登場するナルキッソスが、水面に映った自分の姿が美しすぎて、恋をしてしまい、スイセンになってしまったという伝説が由来になっていると言われています。

9月に植える植物3.スイートアリッサム

冬の花壇を彩る小花といえば、このスイートアリッサムですよね。スイートアリッサムは、耐暑性は低いですが、9月中旬を過ぎると、植えることができます。その名の通り、スイートな香りが漂い、まとめて植えると、庭いっぱいに甘い香りが広がりますよ。

開花時期と見頃

スイートアリッサムは、1年に2回咲く植物で、2月~6月、9月~12月ごろに花を咲かせます。スイートアリッサムは、株が横へ広がっていくので、一番大きく育った6月、12月が、見頃となります。

育て方のコツ

水はけがよく、日当たりのよい場所で育てると、株がどんどん広がり、地面が見えなくなるくらいまで大きく広がります。そのため、植え付けの際は、他の植物との間を、広めにとるのがポイントです。また、酸性の土壌では、花つきが悪くなるので、植え付け前に、苦土石灰を混ぜることを忘れないようにしましょう。


花言葉

スイートアリッサムには、「優美」「美しさに勝る価値」という花言葉がつけられています。いずれも、スイートアリッサムが株いっぱいに花を咲かせ、甘い香りを漂わせることから、つけられたと言われています。

9月に植える植物4.ブルーサルビア

サルビアといえば、ガーデニングでもおなじみの、夏に咲く、真っ赤なサルビアを想像しますが、サルビアの仲間には、紫色の花をつける「ブルーサルビア」もあります。ブルーサルビアは、高温多湿な気候が苦手なため、じめじめした季節を過ぎた、9月ごろに植えると、失敗が少なくて安心です。

開花時期と見頃

ブルーサルビアは、5月~10月ごろまで花が咲くため、春ごろから苗が出回ります。ただ、先述の通り、高温多湿の季節が苦手なので、花が見頃となるのは、9月~10月ごろです。

育て方のコツ

ブルーサルビアを、春から育てる場合は、梅雨ごろに間引いたり、剪定をして、できるだけ風通しがよくなるように手入れをしてあげましょう。また、水のやりすぎは、根腐れを招いてしまうので、土は乾燥気味に保つのがポイントです。暖かい地方では、越冬し、翌年また花が咲くこともあるので、冬越しにチャレンジしたい方は、花が終わってもそのまま植えっぱなしにしてみてくださいね。

花言葉

ブルーサルビアには「尊敬」「知恵」という花言葉が付けられています。ブルーサルビアは、ブルーセージと呼ばれることもあり、「sage」は、「賢人」という意味があるため、このような花言葉がつけられたと言われています。

9月に植える植物5.ウィンターコスモス

秋の花といえばコスモスですよね。しかし、ここでご紹介するのは、ウィンターコスモスです。通常のコスモスよりも花が小さいですが、花数が多く、開花時期も長いため、ガーデニング向けの品種として、とても人気になっています。

開花時期と見頃

ウィンターコスモスは、5月~1月ごろまで花を咲かせます。ただ、伸ばしっぱなしにしていると、だらしなくなってしまうので、秋の切り戻しが必須です。そのため、6月ごろと、切り戻し後にもあたる、10月ごろが、ウィンターコスモスの見頃です。

育て方のコツ

ウィンターコスモスは、とても丈夫な植物なので、日当たりがよい場所であれば、たいていの場合よく生長し、花もよく咲きます。地植えの場合は、水やりも必要ないので、ガーデニングの手入れに時間が割けない人にもおすすめですよ。開花後は、こまめに花がら摘みをすることで、より多くの花を咲かせることができます。

花言葉

ウィンターコスモスには「調和」「真心」「忍耐」といった、花言葉がつけられています。冬の寒い季節にも、美しい花を咲かせ続けることから、このような花言葉がついたのでは、と考えられています。

9月に植える植物6.ガーデンシクラメン

屋内での栽培向きのシクラメンより、小型のガーデンシクラメンは、秋から春の花壇を彩る、開花時期の長い植物です。ピンクや赤、白など、カラーバリエーションも豊富で、丈夫なため、寒い季節のガーデニングには欠かせない花になってきました。

開花時期と見頃

ガーデンシクラメンは、9月~3月ごろまでが開花時期です。見頃は特別なく、強い寒波によって枯れることがない限り、常に見頃と言っても過言ではありません。

育て方のコツ

ガーデンシクラメンは、乾燥に強いですが、根腐れしやすいので、水のやりすぎには注意をしましょう。また、寒い季節なので、冬の水やりは午前中、気温が上がってから行うようにしましょう。これは、ガーデニング全般に言えることですが、寒い季節の夕方、水やりをすると、根が凍って枯れる可能性が高いです。その点だけは、十分注意しましょう。

花言葉

ガーデンシクラメンには、「内気」「はにかみ」といった花言葉がつけられています。この花言葉は、ガーデンシクラメンの花が、下向きに咲くことからつけられたと言われています。

9月に植える植物7.ガザニア

手入れをしなくてもよく育つ多年草といえば、ガザニアですよね。ガザニアは、放置していても、見応えある大輪の花が株いっぱいに咲かせるので、街路樹の根元などのグラウンドカバーとしても、よく植えられています。カラーバリエーションも豊富なので、どんな庭にもなじむ、美しさが魅力の花です。

開花時期と見頃

ガザニアは、4月~11月ごろまで花が咲くので、春先の方が苗が出回ります。ただ、開花期間中は、いつでも苗が手に入りますよ。見頃は、株が育ち切った秋です。


育て方のコツ

日当たりと風通しがよければ、ほとんど手入れをしなくても、よく育ちます。地植えの場合は、水やりも特に必要ありません。多年草ではありますが、冬の厳しい寒さは苦手なので、土が凍結するような地域では、根元に腐葉土などを敷き詰め、マルチングしてあげると、冬越しできるの可能性が格段にアップします。

花言葉

ガザニアには、「あなたを誇りに思う」「きらびやか」という花言葉がつけられています。ガザニアは、日光を浴びている間のみ花が咲くため、太陽を浴び、キラキラ輝く花の姿から、連想してつけられたと考えられています。

9月に植える植物8.パンジー

冬の花といえばパンジーを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、最近は、9月末に苗が出回ることが多いです。パンジーは、寒い季節になってから植え付けると、十分に根を張れないまま冬を過ごすことになるので、春の花つきが悪くなることもあります。

苗が出回り始めたら、できるだけ早めに植えてあげると、翌春までしっかりと花を楽しむことができますよ。

開花時期と見頃

パンジーは、9月末~5月ごろまでが開花時期です。見頃は、3月ごろ、少し気温が上がってきたころです。

育て方のコツ

パンジーは、ガーデニングを趣味としている人の中でも、育てやすい植物として人気があります。日当たりのよい場所に植え、花がら摘みさえしておけば、次々に花を咲かせてくれるので、ガーデニング初心者にもおすすめの植物です。

花言葉

パンジーには、「物思い」「私を思って」という花言葉がつけられています。これは、パンジーの名前の由来がフランス語の「pensée(パンセ)」、つまり、思想を意味することから、つけられたと言われています。

9月に植える植物9.ビオラ

パンジーと同様に、冬に咲く花といえば、ビオラですよね。パンジーにもよく似ていますが、パンジーに比べて花が小さいため、全体的な印象は、大きく異なります。ビオラは、パンジーよりも花が多く咲くので、花がら摘みが大変ですが、手入れした分さらにたくさんの花を咲かせてくれるので、世話のしがいがありますよ。

開花時期と見頃

ビオラは、9月末~5月ごろまでが開花時期です。暖かくなると間延びしてしまうので、3月ごろが一番の見頃と言えます。

育て方のコツ

ビオラも、パンジーと同じように、日当たりのよい場所に植えて、花がら摘みさえしっかり行えば、よく育つ植物です。花数が減ったときは、液体肥料などを与えてあげるのも効果的です。パンジーは、小さな葉と花が茂ることから、風通しが悪くなって、アブラムシなどがつきやすいです。害虫を見つけたら、風通しを良くするために、剪定を行ってあげましょう。

花言葉

ビオラには、「誠実」「信頼」「忠実」「少女の恋」という花言葉がつけられています。これは、花の形が、人の顔に見え、誠実そうな姿勢に見えることが、由来なのではないかと言われています。

9月に植える植物10.プリムラ

プリムラは、以前までは一重咲きのものが多かったですが、最近は八重咲のものも増え、かなり印象が変わってきました。そのため、大人しくなりがちな冬の庭を、一気に華やかにする植物として、人気があります。

開花時期と見頃

プリムラは、9月末~4月ごろまで花を咲かせます。苗で購入する場合は、すでに見頃となっていることが多く、その後の手入れをしっかり行えば、4月ごろまで常に見頃の状態を保つことができますよ。

育て方のコツ

プリムラは、腐葉土など有機質の多い土に植えてあげると、よく育ちます。ただ、ナメクジなどの害虫の被害に遭いやすいので、できるだけじめじめとした状態にならないよう、水やりは控えめに行ってください。地植えの場合は、水やりはしなくても大丈夫です。花が終わったら、随時摘み取ることで、花つきもよくなる上、風通しも保て、害虫予防にも役立つので、花がら摘みはこまめに行うようにしましょう。

花言葉


プリムラには、「青春の始まりと悲しみ」「青春の恋」という、花言葉がつけられています。これは、プリムラの開花時期にちなんだ花言葉で、寒い季節も頑張って咲き続けるのに、夏を待たずに枯れてしまう姿からつけられたと言われています。

9月に植える植物11.ダリア

秋の花といえば、ダリアを思い浮かべる人も多いかもしれませんね。ダリアは、大輪咲きのゴージャスなものから、小輪のかわいらしいものまで、多くの品種が出回っています。カラーバリエーションも豊富なので、庭の雰囲気に合わせて選べるのも、うれしいですよね。

開花時期と見頃

ダリアの開花時期は、6月~11月ごろですが、夏の日差しが強い時期は、花が咲かなくなることがあります。そのため、ダリアの一番の見頃は、10月ごろです。

育て方のコツ

ダリアは、ゴージャスな見た目から、育てにくそうに見えますが、日当たりと水はけのよい場所に植え、元肥をたっぷり入れておけば、初心者でもたくさんの花を咲かせることができますよ。球根系の植物なので、水をやりすぎると腐って枯れてしまうこともあります。地植えの場合は水やりはせず、鉢植えの場合は、開花期間中以外は、やや乾燥気味に育てるのがポイントです。

花言葉

ダリアには、「華麗」「優雅」「気品」など、ダリアの見た目にぴったりの花言葉がつけられています。また、フランス革命後の不安定な時期に育てられていた花ということで、「不安定」という花言葉もあります。

9月に植える植物12.カルーナ

カルーナは、ガクが色づいて花のように見える、おもしろい植物です。すっと上に伸びる性質があるため、寄せ植えなどにもよく利用されています。花はピンク、紫、白のものがありますが、葉の色も赤や黄色に色づくものがあるため、花がない季節でも楽しむことができます。

開花時期と見頃

カルーナは園芸用品種が多く出回っているため、開花時期が異なりますが、大体6月~9月ごろに開花時期を迎える品種が多いです。特に9月ごろは、背も高く生長するため、一番の見頃となります。

育て方のコツ

カルーナは、カナダなどの荒れ地で育つ植物なため、肥料の少ない酸性の土壌で育てると、よく育ちます。そのため、暖地ではあまり大きく育ちません。ただ、乾燥に弱いため、土の湿り気はこまめにチェックしましょう。

花言葉

カルーナには「自立」「連理の枝」という花言葉がつけられています。これは、カルーナが枝を寄せ合いながら成長する姿が、ともに支えあって暮らす夫婦の姿に見えることから、つけられたと言われています。

9月から秋の庭造りをスタートさせよう

夏に比べ、秋は植えられる植物の種類も多いため、花を選ぶ楽しさが増します。ただ、先述の通り、最近は、9月の残暑が厳しい年も増えてきています。残暑が厳しい間は、秋の庭造りの準備期間と思って、いろいろなお店をめぐって、どんな花を植えようか、思いを巡らせるのもいいですね。9月になったら、夏の庭とはお別れして、秋の庭づくりをスタートさせましょう!

秋の花が気になる方はこちらもチェック

秋は、ガーデニング初心者にも育てやすい植物が多く出回る時期です。また、花の管理もしやすくなる時期でもあります。より充実したガーデニングライフを送るためにも、秋に育つ植物について知識を増やしてみてくださいね。