バンドック チャコール ブリケット BD-326 着火剤
炭焼き名人 M-6639
キャプテンスタッグ ハンディ ガストーチ
ロゴス 着火剤 固形燃料
尾上製作所(ONOE) ハイチャッカー・L CK-30
バンドック BD-440
キャプテンスタッグ M-6636
コールマン コールマントーチ 170-8075
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
火おこしがうまくできない
キャンプやバーベキューなど、仲間で集まってアウトドアを楽しもうとしたときに、経験がない人が最初につまずくのは火おこしです。燃料は薪でも木炭でも、火おこしのやり方を知らなければ、焚火もできないし、料理も焼けません。実際に、火おこしができなくて2時間も経過したら、せっかく集まった仲間もイライラしてくるでしょう。火おこしの簡単な手順と方法を知らないと厄介なことになります。
薪の火や炭火でおいしい食材を焼いて食べたいと思っても、炭火がなければ、つまり、炭おこしに失敗していればずっとお預けです。特に、お腹がすいているときに火おこしがうまくいかず、目の前のおいしそうなものがあるというのは最悪です。でも、簡単な手順と方法と火おこし器などの使い方を知れば、本当は楽勝なのです。
火おこしは化学です
火おこしをするには、火という現象の科学的な面を知らなければなりません。燃焼とは通常、酸素と炭素の結合です。つまり、火おこしには、炭素は燃料の薪や木炭に含まれているものと、空気中の酸素が必要となるのです。これは小学校の理科の時間に習った通りですね。簡単なのです。
燃料の薪や木炭に含まれる炭素と、空気中の酸素を効率よく結びつけるということのほかに、火とは徐々に燃え広がるという性質があります。小さな火種はいきなり大きくはならないため、空気も少ししか必要がないのですが、初心者は扇ぎすぎて消してしまいます。手順とやり方を知らないから失敗をするのです。
火おこしで失敗するのは、科学的知識の欠如が原因の場合がほとんどです。また、焚火や炭火の経験がない人は、ぶっつけ本番ではなく、どこかで火起こしのやり方と道具の使い方を事前に経験を積んでおくのがおすすめです。
火おこしでお勧めの道具とは
焚火や炭火を起こすときの火おこしは、難しいため様々な道具をアウトドアメーカーが売り出しています。そのような道具があるのは、やはり経験者にとっても火おこしは難しいものだからです。ですから、自分がうまくいかないからといってそれほど落胆する必要はありません。道具などの使い方を含めて、正しいやり方を知ればいいのです。
それはなぜかというと、燃料の薪や木炭の状態によってもかなり火おこしにかかる時間は変わってくるからです。木の種類や木炭の種類、そして、しけっているかどうかによっても火おこしにかかる時間は変わってきます。そのため、その効率を高めるために様々な道具が作られているのです。道具の使い方を知っておけば、初心者でも簡単です。
おすすめの火おこし道具【着火剤】
着火剤は、焚火や炭火を起こすのにとても便利なアイテムです。火おこしが、この製品の登場ですごく楽になったといってもいいでしょう。燃料の薪や木炭という火が付くのが遅い燃料が火が付くまで、炙り続けてくれるので、火おこしがとても簡単で楽になります。特に初心者は、着火剤なしで火おこしにチャレンジしないほうが賢明です。使い方は、火を着火剤の複数の個所につけることでしょう。
おすすめの着火剤①
バンドック チャコール ブリケット BD-326 着火剤
バンドック チャコール ブリケット BD-326 着火剤
バンドックのチャコール ブリケット BD-326 着火剤は、木炭とファイバー、そしてロウで作られた着火剤です。重量はおよそ940gなので、複数回の火おこしに使えます。燃焼時間が約60分なので、火おこしに時間がかかるコンディションの燃料の薪や木炭にも使えるでしょう。使い方はとっても簡単です。お値段は、およそ800円ほどとなっています。
おすすめの着火剤②
ロゴス 着火剤 固形燃料
ロゴス 着火剤 固形燃料
アウトドアメーカーのロゴスの着火剤です。とても火が付きやすいヤシガラ炭で作られているので、着火剤としてだけではなく、炭火焼きの燃料としても使えるのが特徴です。重量はおよそ600gで、4個入りとなっています。1回の火おこしでは1つを使えば十分でしょう。しかし、この1つでもステーキを焼けるほどの火力があり燃料として使えます。使い方は簡単で、マッチやライターで火をつけるだけです。お値段は、およそ700円となります。
おすすめの着火剤③
尾上製作所(ONOE) ハイチャッカー・L CK-30
尾上製作所(ONOE) ハイチャッカー・L CK-30
尾上製作所のハイチャッカー・L CK-30は、軟質繊維とパラフィンワックスでできている着火剤です。すぐに火が付くだけではなく、においが少ないということでユーザーの口コミの評判も上々。そして、重量は135gととても軽量なので、歩いていくキャンプやBBQWなど、荷物が少ないほうがいい人におすすめ。火をつけるだけという簡単な使い方です。お値段は、およそ500円となります。
おすすめの火おこし道具【火起こし器】
火おこし器とは、字を読んでの通り、火おこしをするための器具です。これはいくつかのタイプがあり、煙突のような形状で、上昇気流を利用して空気の流れを作るタイプと、バーナーで燃料の薪や木炭に火が付くまで焼くタイプがあります。
持ち運びやすいのは、たためて、広げると煙突状になる火おこし器ですが、安く手に入るのはなべのような形状で木炭を焼く火おこし器です。使い方は、やはり燃えやすいものに火をつけて種火を作り、その上からかぶせても得やすい小枝などを入れることです。火力が安定したら、取り外します。火起こし器を使う方法と手順はこのような感じです。
おすすめの火起こし器①
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 炭焼き名人 M-6639
炭焼き名人 M-6639
キャプテンスタッグのバーベキュー用火起こし器、炭焼き名人は、折りたたんで収納することができるタイプで、持ち運ぶのにかさばりません。実際に使っているユーザーの評価も高く、それでいて同じタイプの火起こし器の中では低価格です。重賞は1700gあるのでやや重いかもしれませんが、車で移動する分には問題がありません。お値段は、およそ1500円となります。
おすすめの火起こし器②
バンドック炭火起こし BD-410
バンドック BD-440
バンドックの炭火おこしBD-410は、折りたたむことができないというデメリットがありますが、価格が低いのが魅力の火起こし器です。スチール製で亜鉛メッキをしていて、スチールの腐食を防いでくれます。サイズはW16xD26xH23cmとなっています。重量は780gなので、かなり軽量です。お値段は、およそ1000円となっています。
おすすめの火起こし器③
キャプテンスタッグバーベキュー用 ハンディ火起こし器 炭焼き名人
キャプテンスタッグ M-6636
キャプテンスタッグのバーベキュー用ハンディ火起こし器、炭焼き名人はコンロやバーナーであぶることで隅に着火する火おこし器です。似たような火起こし器は、茶道などでもよく使われますが、こちらはかなり軽量になっています。サイズは、145×330×60mmで重量が200gです。お値段は、およそ500円となっています。使い方は、燃料となる木炭をこの火起こし器に入れて、下からバーナーであぶるだけです。
ハンディ火おこし器の代用品
いわゆる焼き網の上に木炭や薪などの燃料を載せて、ガスバーナーであぶってしまう方法です。この方法は、トーチガスバーナーを忘れたけれど、調理に使うガスバーナーはある状況で使えます。なお、ガス缶が熱くならないように、やや神経を使わなければなりません。
おすすめの火おこし道具【ガスバーナー】
ガスバーナーのいいところは、着火剤や火おこし器を持っていなくても着火ができるということでしょう。高火力で焼けるため、比較的短時間で燃料の薪や木炭に着火することができます。注意すべき点は、使用するガス缶によってタイプが変わることでしょう。ガスバーナーのタイプによって使える缶が2種類、OD缶とCD缶があるので、購入するときは自分が普段使っているガス管に対応するのが望ましいのでどちらに合うガスバーナーなのかチェックして購入する必要があります。
使い方は、ノズルを開き、着火させるスイッチを押して火をつけます。あとは特別な製品以外は、あまりガスバーナーをひっくり返さないことです。360度動かしても大丈夫な製品かどうかは、仕様などを読んでください。また、火力が強くカートリッジガスの量が減りやすいので、予備のガス缶を用意しておくのがおすすめです。
おすすめのガスバーナー①
キャプテンスタッグ ハンディガストーチ
キャプテンスタッグ ハンディ ガストーチ
キャプテンスタッグのガストーチバーナーは、一般的な家庭用カセットコンロで使うカセットボンベガスを利用するトーチバーナーです。およそ1300度までの高温の火を出すことが可能です。火おこしの着火にもとても便利です。ただし、低価格商品なので使用する角度に制限があります。お値段は、およそ1400円です。
おすすめのガスバーナー②
コールマン コールマントーチ 170-8075
コールマン コールマントーチ 170-8075
コールマンのコールマントーチ170-8075はOD缶で使用するトーチバーナーです。普段キャンプで使用しているガス缶がOD缶の人におすすめです。火力が強く1500度にまで達するので、着火が早く火おこしが楽になるでしょう。コールマンの純正ガス缶もあるので、組み合わせると最大限の能力を発揮するでしょう。お値段は、およそ3500円となります。
おすすめのガスバーナー③
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
イワタニのジュニアコンパクトバーナーは、ハンディ火起こし器のような下から火であぶって木炭に着火させるタイプに使えます。電子着火式なので、バーナーの着火にマッチやライターが不要なのがおすすめポイントです。ただし、木炭に着火したら、すぐにバーナーから火おこし器を下ろさないと、炭の熱でガス缶が熱くなり危険です。値段は、およそ3000円となります。
火起こしの方法①道具を使わない火おこしのやり方
火おこしに、着火剤や火おこし器、ガスバーナーを使わない方法をご紹介します。使用するのはせいぜいマッチやライターだけとなります。手順は、新聞紙や割りばしのような身近なもので種火を作るやり方です。種火ができたら、燃えやすい小枝などを加えて、さらに火をおおきくし火力を強くします。小枝に火が十分に回った時に、燃料の薪や木炭を加え火力を安定させるだけです。
火起こしの方法②着火剤を使った火おこしのやり方
着火剤を使った火おこしの方法は簡単です。長時間燃焼してくれるので、手順は、着火剤に火をつけたらその上に薪や木炭を空気が通りやすいように載せていくだけです。あとは、燃料の薪や木炭に火が回るのを待つだけなので、とてもお手軽です。下手に扇いだりしないほうが、初心者にはなにもしない放置がおすすめです。
しかし、製品によってはあまり火が付きにくかったり、ついても消えてしまうことがあるので、できるだけ、着火剤の多くの場所に火をつけておくのが望ましいようです。そうすれば、火が強い風などで消えてしまうリスクを減らすことができます。
火起こしの方法③火起こし器を使った火おこしのやり方
火起こし器を使った火おこしの方法も、実は道具なしのやり方や着火剤を使ったものと変わりがありません。手順は、火種を作り、安定したら火おこし器をかぶせて、小枝などを入れ、その上にやや大きめの燃料の薪や木炭を入れるだけです。
火起こし器を使うと、火によって発生する上昇気流が適度に酸素を火に運んでくれるので、火力が徐々に強くなってくれます。完全に火力が安定したら、火起こし器を外して火おこしは完了したといえます。火起こし器が熱を持つため、軍手などが必要となります。
また、火起こし器ですが、素焼きの植木鉢や上下を切り取った空き缶などでも同じ機能を果たすので、身近なもので作ることがそれほど難しくはありません。要は筒状のものである程度の耐火性があり、煙突のような工があればいいのです。自作の代用品を使っても、火起こしの手順を守れば簡単に同じ効果が得られます。
火起こしの方法④ガスバーナーを使った火おこしのやり方
ガスバーナーでの火起こしの方法はシンプルです。手順は、燃料の薪や木炭が着火するまで、ひたすらガスバーナーの火であぶるだけ。多少時間がかかるかもしれませんが、火がきちんとつけばそのまま燃えてくれます。ただし、夏の暑い日にするのは、ややつらいものがあるかもしれません。高価なガスバーナーと専用のガス缶なら、とても短時間でできます。
火起こしの方法⑤複合テクニックでの火おこしのやり方
道具などをフルで使った方法です。手順は、松ぼっくりや新聞紙の上によく乾いた小枝などを載せた状態で、ガスバーナーであぶり、火種を短時間で作り、火力が安定したら火おこし器をかぶせて、その上に細い燃料の薪や木炭を載せていきます。あとは、たまに上からのぞいて火がついているかどうかを見るだけです。全体的に火が回ったら、火起こし器を外して、この方法の火おこしは、完了です。
基本的に、燃料は、燃えやすく短時間で燃え尽きるもの、比較的火は付きやすく、それなりの時間も得やすいもの、そして薪や木炭のように火は付きにくいけれど長時間燃えるものの3種類を組み合わせると火おこしが比較的楽になります。そして、ガスバーナーは必ず用意しておくべきです。そして、燃えやすいものから燃やしていくという手順さえ間違えなければ、簡単に火おこしができるのです。
火おこしのやり方まとめ
火おこしのやり方まとめはいかがだったでしょうか。火おこしは、手順を間違えなければいろいろな方法ですることができます。火力が安定したら、やっとBBQやキャンプのご飯が作れますね。いろいろな道具もあるので、使い方をマスターしてください。火起こしがうまくできたら、強い火力で一気に焼き上げる料理がおすすめです。
バーベキューでの火起こしの方法とコツを解説!簡単に時間を短縮できる?
バーベキューでの火起こしって大変ですよね?新聞紙やうちわを使ったりしてもなかなか火が付かなくて、周りから白い目で見られたことはありませんか?...