春でも山の上は寒い?半袖はNG!?
春でも冷える!
これから初めて登山を経験する方も多いことでしょう。山には標高という高さがあり、高くなればなるほどに気温が低下していきます。季節によっては最低気温が氷点下になることもあります。
いずれにしても山の上は寒いという認識をもっておくことが大事です。山腹などで体調を悪化させてしまうケースもあるため、事前に最適な服装を準備しておくことが肝要です。
気温10度でも汗ばむ?
登山は徐々に気温低下を実感していくものです。山によっては斜面が急なため、汗ばみながら登っていくこともあります。気温が10度と聞くと一般的にはとても寒く感じます。ですが、登山中は熱中しているということもあり、寒さを感じないことも間々あるでしょう。
しかし途中で休憩することもありますので、その時に改めて気温10度の寒さを実感することがあります。つまり登山は体感する温度差が激しいアウトドアということが言えます。
登山に最適な服装とは?
春は暖かな気候です。さらに温暖化も手伝って年々気温上昇が顕著となってきています。このままいくと春でも最高気温が30度以上ということも起きる可能性があるでしょう。気温が30度を超えれば、ほとんどの場合で半袖やタンクトップといった軽装な服装となります。
ですが、山に出かける場合は半袖などの服装は適しません。やはり、どれだけ暑くなっても長袖などのアウターが必須と言えます。
春登山にもアウターは必須?
男性の方が女性と比較すると汗かきな方が多いです。たとえばゴルフ場でも現在の気温くらいであれば、半袖シャツでプレイする男性が多くなります。通勤中にスーツの上着を着ていない方も増えてきているほどです。
ただ、それは平地での服装ですので、山へ出かける際の服装としてはおすすめしません。先に述べたように、登山とは徐々に寒い気温へ変化していくものですので、それに見合った服があれば快活に登山できます。
山は気候の変化が付きもの!
暖かな気温となる春の登山でもやはりアウターは必須の服です。間違っても半袖1枚などの服装で出かけてはいけません。メンズやレディースを問わず、春に登山をするのならコートやダウンジャケットといった厚手のアウターが重要となります。
山の気候や気温はとても変化しやすい環境にありますので、どれだけ暑い時期でもアウターは必須の服です。
アウターをカバンに入れておこう!
春の登山でもカバンの中に最適なアウターを入れてから出かけましょう。登ってすぐに必要とはなりませんが、山の標高によっては寒い時間帯が長くなりますので、登山中に体調不良や気分が悪くなってしまうこともあります。
かさばる荷物となりますが、忘れずにアウターを持っていきましょう。そして登山前日は十分に休息をとり、しっかりと万全な体調で臨むことがベストです。
【気温10度】登山にベストな服装選びのポイント
①長袖は気温10度の時の基本となるインナー!
前述のように暖かな春でも山の上では低気温なケースが多いです。そのため、基本的な服装として長袖を着ていきましょう。山中ではひんやりとした気温となりますので、半袖では標高の高い山登りは厳しいでしょう。
家を出る際は暑く感じていても、登山をする服装は長袖のインナーを着て気温10度の際の基本スタイルを実践しておくことがおすすめです。
軽微な服装は避けて気温10度の対策をしよう!
日によって外出時は暑い気温ともなる季節ですので、どうしても半袖などの軽微な服装で登山へ向かうケースもあります。荷物がかさばりますが、やはり長袖のアウターをカバンに入れて行きましょう。
暑がりな方でも標高が上がることで、徐々に気温の低下を感じ、半袖の服装では持ちこたえにくいことがあります。快適な登山をするには軽微な服装は避けましょう。
②汗が乾きやすい服装がいい!
インナーとして着る服は汗を発散しやすい素材を選ぶとよいでしょう。ユニクロなどでも安価な服が購入できますが、登山専門店にてよりしっかりとした服も入手できます。
手触りもサラサラしていますので、登山中でも不快感を感じることがありません。汗っかきの方でも快適に山を登れるインナーですので、登山する際は必須のアイテムと言えます。
ジップのついた服が便利!
登山を快適に楽しむためには、脱いだり着たりが手軽にしやすい服装が最善です。やはり登山中の気温の変化は大きいので、それに合わせた服装を随時することが、何よりも快適に山登りに集中できる服装と言えます。
ですので、前が開いた長袖のインナーやアウターがあるとよいでしょう。プルオーバーの服ですと脱着が面倒な場合があるので、ジップ式の服を用意しておくと便利です。
③ウィンドブレーカーが手軽で快適
気温10度ですと長袖のインナーの上に着れる薄手のウィンドブレーカーもベストな服です。綿生地と違って風を通しませんので、登山中に風による体温の低下を防ぐ効果もあります。
しかも軽量で動きやすいというメリットがあるので、登山に行くなら1枚あると助かる服です。かさばりにくい服ですので、カバンの中でも余計なスペースをとりませんので便利なアイテムです。
フード付きのウィンドブレーカーはなお便利!
とくに利便性が高いものがフード付きのウィンドブレーカです。山中では急な雷雨に遭う可能性があります。当然ながら傘は不便なアイテムとなりますので、フードのついたウィンドブレーカーであればなお便利でしょう。
山登りでは極力両手が空いている状態が望ましいことですので、雨もしのげるのでウィンドブレーカーを1枚用意しておくことをおすすめします。
④ダウンジャケットがあると安心
春の登山に必要なのがアウター類の服です。インナーの上へ着込むことで気温が10度でも快適な登山を遂行できます。とくに最適なアウターはダウンジャケットです。やはりダウンジャケットは重量も軽く、動きやすいという点から見ても最適なアウターです。
ダウンジャケットを持って行く場合、かさばることは否めませんが、気温10度の山の中で寒さに耐えるよりは断然ましと言えます。レディース用のダウンジャケットもありますので防寒対策をしましょう。
ダウンベストも最適な服!
同じアウターでもダウンベストという服もおすすめアイテムです。こちらは袖がないのでとても快活に動けます。ウィンドブレーカーなどと組み合わせてみることで、より快適な登山を実感できることでしょう。
ダウンベストはインナーとしても最適な1着ですので、さまざまな組み合わせもできます。ファッションコーデも楽しめるベストアイテムと言えるのがダウンベストですので、ぜひ試してみてください。
⑤コートはおしゃれなアウター!
気温10度となると全身が冷え込んできます。上半身のみではなく、下半身まで冷え込んでしまうと体調にも影響しますので、気温10度の中でも最適な服はコートです。登山用コートもあり、とても軽量化されている上にファッションとしてもコーデしやすい服装となります。
膝下丈のコートがあれば、気温が10度となっても持ちこたえられることでしょう。レディース用のサイズも充実していますので好みの1着が見つかります。
寒がりな女性はより暖かな服装をしよう!
コートは気温10度の中でとくに女性におすすめのアイテムです。全身を寒さから守れる服装となるので、寒がりなレディースにうってつけと言えます。ただコートとひとくちに言ってもダウンを使った厚手のものや薄手のコートまであるので、最適なレディース用のコートを準備しておきましょう。
さらにレディース用インナーの上へ前述のアイテムを着込むことで、気温10度の中でも快適な登山を実践できます。
気温10度のベストなコーデを解説
丈を意識したコーデ
寒い中での最適なコーデをご紹介します。やはり気温が10度ともなるとアウターへはダウンが必須です。着丈が短い服でコーデするのであれば、パンツは股上の深いものがおすすめのファッションコーデとなります。
バランスがとれて、山中でもおしゃれなファッションで過ごせますので最適な服装です。レディース用に最適な着丈の服もあるので、ばっちりとコーデを楽しめます。
ロング丈のアウターを着こなすコツ
ロングコートなど着丈の長い服装をするのであれば、パンツを細身にしてみるととてもおしゃれなコーデとなります。レディースですと足が細く長く見える効果もありますので、おすすめコーデです。
カラーバランスにも気を付けてロングコートとコーデすることで、山中でも周囲の注目を集めるかもしれません。
カラーコーデを楽しむ
カラーバランスはとても重要なポイントです。山の中で引き立つようなカラーの服装がおしゃれで最適なコーデと言えます。赤いアウターに黒系統のパンツをコーデしたり、真っ白なコートに黄色系統のパンツを合わせたりするコーデはとても快活な装いとなりますので、登山におすすめのファッションです。
気温10度に最適なアイテムをゲットしたら、メンズ、レディース問わずにカラーリングも楽しんでコーデしてみましょう。
明るいコーデの服装をしてみよう!
登山に出かけるとなると、主に黒や茶系統の服を使ったファッションが目立ちます。アウトドアですので汚れてもよい服装というメリットもありますが、やはりおすすめコーデはカラフルなコーデです。
大勢が登る山道では目立ちやすくもなり、仲間同士で確認しやすいとう大きなメリットまであります。おしゃれも楽しみながら、ハイテンションで山登りできるので、ぜひ色を使ったコーデをしてみてください。
首元が寒い時は
気温10度の山中では首回りが冷えやすくなります。アウターでカバーできても、それでも寒いレディースのためにはやはりハイネックのインナーを合わせてみましょう。
カラフルなハイネックのインナーですと、アウターから覗くチラ見せファッションコーデもでき上がります。併せて防寒としても最適なファッションですので非常におすすめです。
ニットキャップで寒さ対策!
気温10度の中では、頭部の防寒対策も必至です。ファッションコーデのアイテムとしても最適ですので、ニットキャップも用意しておきましょう。黒系統でも引き締まりますが、山中でのファッションコーデですので、やはり明るい色合いのニットキャップが最適です。
目立ちやすくなりますし、防寒対策としても優秀なアイテムですので、登山には忘れずに被って行きましょう。
春登山に◎なファッションのポイント
いつでも気温に合わせられるようにしよう!
春の登山に最適なファッションと言えば、脱いだり着たりしやすい服がおすすめのファッションです。気温差が激しい時期でもあるので、常に同じ格好ではなくて気温に合った服装をしやすいアイテムを取り入れましょう。
それには薄手の長袖インナーを基本として、アウターを厚手なもので合わせるコーデがよいです。これにより気温の差が激しい登山中でも、快適な服装をしながら山登りを楽しむことができるでしょう。
インナーのサイズ
インナーに長袖を着る場合、サイズ合わせを的確に行うようにします。なぜなら、インナーはピッタリとフィットしていれば冷気の侵入を防ぐことも可能です。
せっかく長袖のインナーを着ていても、サイズが合っておらずに冷気が入りやすい状態ですと、気温が低い場所では快適な時間を過ごすことができません。サイズを間違えないように試着してから購入することが最善です。
アウターの着丈
アウターのコートやダウンジャケットは着丈の長いものがおすすめです。なぜならば、着丈の短いアウターですと冷気が腹回りに侵入しやすくなります。これにより登山中に寒さを感じやすくなってしうことがあるので、やはり着丈の長いアウターを着ることが最適でしょう。
色を使ってカラフルに!
カラフルな服装をする場合、とくにトップスに色が華やかなアウターを取り入れてみましょう。人は目で見る色合いによって気分が高揚することがあります。
登山は楽しいアウトドアですので、これによりさらに1日中健やかな気持ちで過ごせることへもつながります。地味な色合いではなく、目立つカラフルな服装をすることで楽しく元気に山登りを実践できます。
頭部を温めると全身ポカポカ!
ニットキャップなどの帽子も重要な服装の1つです。寒い場所では頭部を冷気から守ることで全身が暖かくなります。小さな帽子1つで頭部を温めることにより、身体に感じる寒さも薄れていくでしょう。
そのため気温10度ほどの際には必須のアイテムと言えます。登山をする時には必ずニットキャップも用意しておきましょう。
防寒もおしゃれも押さえて春登山を楽しもう!
今回は気温10度での最適な服装やその解説をご紹介しましたが、お楽しみいただけたでしょうか。春の登山はとても最適な気温の季節となります。気温10度と聞くと非常に寒そうに感じてしまいますが、全身を使った運動でもありますので、汗ばんでくることもあるでしょう。
おしゃれなコーデで山登りをすることは日常にはない、とても有意義なひと時を満喫できます。大自然と触れ、心身ともにリフレッシュをしてみませんか。
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