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琵琶湖のバス釣りおかっぱりポイントは?時期と合わせてご紹介!

バス釣りの聖地として知られる琵琶湖は言わずと知れた日本一大きな湖です。バス釣りのポイントでも有名ですが、世界一大きなバスが釣れた事や、バス釣りの専用のボートゲームが盛んな事はご存知でしょうか?今回は琵琶湖のバス釣りのポイントを時期と合せて紹介します。
更新: 2021年3月7日
adanokinawa83
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琵琶湖のブラックバス釣り

琵琶湖のブラックバスの歴史

琵琶湖は日本の湖の中でも有数のバスフィッシングのフィールドとして知られており、その歴史は日本のバスフィッシングの黎明期と同一で1970年代前半に始まっています。

ブラックバスの移入は個人によるもので公式では無いのですが、魚影の濃い琵琶湖ではバスが爆発的に繁殖し、後の80年代に多くのバサーがバス釣りの本番を試す最大のフィールドになりました。

それ以降約40年間バサーの聖地としてバスフィッシングが行われていますが、現在では特定外来種としてバスが駆逐対象となり、キャッチ&リリースが禁止され複雑な環境ですが、釣果に多くの影響は無く、聖地として今日もバサーを迎えます。

琵琶湖のブラックバスの現況

上述でも触れましたが、ブラックバスの駆逐の漁やキャッチ&リリースの禁止により、若干のバスの減退がありますが、多くのブログや情報誌によると釣果に大きな影響は無く、一説には大型のバスは小型のバスを大量に捕食する為、全体数は増えているともいわれています。

バスプロ、アマが入り乱れて競われるバスフィッシングのトーナメントも昨年、今年も開催され、釣果と共に活況を呈しています。

琵琶湖のブラックバスの記録

琵琶湖のブラックバスは世界的に見ても大物が狙えるフィールドとして知られ、過去には世界最大のブラックバスが釣れています。その記録は2009年7月2日に現出しました。体長73㎝ 体重10.12kgと怪物の様なブラックバスです。

スズキというよりハタの様な容姿で体高も40㎝位あります。琵琶湖の豊穣さを証明したモンスターバスで、これに続くモンスターも居るのでは?と夢を見させてくれた記録でした。

琵琶湖のブラックバス釣りのポイントの概要

広い琵琶湖ですがポイントは東西南北に分けられて説明されます。北湖では透明度が高く水深があるので大物狙いのポイントでもあります。南湖は水深が浅くおかっぱりやウェーディングのポイントが多数あり初心者おすすめのポイントです。

産卵の季節の浅場狙いも有名です。東湖は有名なバス釣りスポットの彦根港やその他ビーチスポットから狙え、初心者から上級者まで人気のポイントがあります。

西湖はビーチポイント、漁港などがありマイナースポットが点在し、おかっぱりやボートで狙うアングラーが集中します。何れも有望なポイントが点在し、遠征に赴くバサーの本番のスポットとなっています。

琵琶湖のブラックバス釣りポイント /その1

冬のバス釣りポイント「東湖エリア・旧彦根港」

「ポイント概要」 住所:滋賀県彦根市松原町(旧彦根港) 足場:漁港、突堤、游歩道 駐車場:無し トイレ:あり

ポイント詳細

旧彦根港は琵琶湖のバスの越冬ポイントとして有名で、冬場の水深があり水温の変化の無い水深10m位が越冬バスが群れでいる事が知られ狙い目となります。この場所では温排水も流れていて中型小型バスの釣果も寄せられています。

過去には1月、2月に60㎝アップが釣れている、琵琶湖では最強の冬の季節のバス釣りのスポットです。水深を意識した縦の攻略が必須で、初心者には我慢の釣りになりますが、釣れた時の喜びは忘れられない物です。数少ない冬の季節のおかっぱりの攻略スポットです。

琵琶湖のブラックバス釣りポイント /その2

冬のバス釣りポイント「南湖エリア・雄琴港」


「ポイント概要」 住所:滋賀県大津市雄琴6丁目2-31(雄琴港) 足場:漁港、突堤 駐車場:あり トイレ:あり

ポイント詳細

温排水が流れ込み越冬バスの居るポイントで「旧彦根港」と並んで有名なスポットです。港内は水深が3~4mと深く、温水も流れ込んでいて水底にはウィードもあり、絶好のバスの越冬の場所になっています。

水深とボトムとウィードを意識した冬の攻略の釣りとなります。12月に港内で良型の数釣りの報告もあり、冬の時期の季節の数少ないスポットで、足場も良いので初心者も安心です。おかっぱりで足で広範囲に探索し、攻略する釣りがおすすめです。

琵琶湖のブラックバス釣りポイント /その3

春のバス釣りポイント「西湖エリア・大構港」

「ポイント概要」 住所:滋賀県高島市勝野(高島水上派出所) 足場:漁港、テトラ帯、サーフ 駐車場:あり トイレ:無し

ポイント詳細

琵琶湖中央西側にある高島市にある大構港です。ここはいくつかの小河川と、池の放水路が接続されている地域で、春先は稚アユやワカサギの遡上がありバスの回遊があります。冬の深場から出てくる大型の回遊があり、釣果実績も多いスポットです。

水上警察ポイントより南側は良型狙いで、北側は中型の数釣りが楽しめ、特に小魚の回遊がある時は有望で、攻略がしやすくおすすめです。足場も良いので初心者も安全に楽しめる、西湖エリアの春の有望なおかっぱりポイントです。

琵琶湖のブラックバス釣りポイント /その4

春のバス釣りポイント「南湖エリア・琵琶湖大橋東」

「ポイント概要」 住所:滋賀県守山市今浜町(琵琶湖大橋北東岸壁) 足場:漁港、突堤、サーフ、ゴロタ石他 駐車場:無し トイレ:無し

ポイント詳細

バスのスポ―ニング(産卵行動)時期になると大勢のバサーで賑わってしまう程、琵琶湖ではメジャーなスポットの「琵琶湖大橋東」です。今浜漁港から北側に行くと2本の突堤がありますが、ここが有望なポイントとなります。

春のスポ―ニングでは回遊待ちで同じ場所で良型の数釣りも出来、足場も良いので初心者にも攻略が可能なおすすめスポットです。今浜漁港の水路や南側のいくつかの放水路も湖面側から水路への回遊があるので、春からの時期はおかっぱりからランカーも狙える、大変ホットなポイントとなります。

琵琶湖のブラックバス釣りポイント /その5

春のバス釣りポイント「湖北エリア・安曇川浜園地」

「ポイント概要」 住所:滋賀県高島市安曇川町北船木 足場:護岸岸壁、ゴロタ、ウィード、サーフ 駐車場:あり トイレ:無し

ポイントの詳細

水門、漁港、葦のウィードなどバラエティー豊富なポイントが点在し、春の季節には稚アユや小魚の回遊があり、時期的に狙いを定めて攻略をするのにおすすめの、おかっぱりスポットです。

漁港内は釣りが禁止となっていいるので、漁港南側や水門まわりがおすすめです。水門の湖への出口は、春の強風時の濁りでチャンスが発生します。

南側のウィードポイントは春の季節の有名なスポットで、ウィードを超える遠投での攻略が必要ですが、魚影が濃いので初心者にもチャンスがあるポイントです。


琵琶湖のブラックバス釣りポイント /その6

夏のバス釣りポイント「南湖エリア 矢島帰帆島東側」

「ポイント概要」 住所:滋賀県草津市矢橋町(帰帆島東側) 足場:護岸岸壁 駐車場:あり トイレ:あり

ポイントの詳細

南湖の橋で渡る離島の矢島帰帆島の東側は、夏の暑い時期におすすめのスポットです。公園とキャンプ場の駐車場が利用可能で、湖畔には気が生い茂り、夏の季節でも日陰でゲームが可能です。

初夏頃から秋の時期までウィードが張り出すので、ウィード対策をしてゲームを攻略する事をおすすめします。

魚影は濃いのですが岸壁の足元にターゲットがいてハイプレッシャ―な状況なので慎重にアプローチして釣行し、ゲーム攻略をする事がおすすめです。足場は良いのですが初心者は木や手すりにルアーを引っ掛けない様に注意が必要です。

琵琶湖のブラックバス釣りポイント /その7

夏のバス釣りポイント「南湖エリア 琵琶湖大橋東側下」

「ポイント概要」 住所:滋賀県大津市今堅田(大橋東岸直下) 足場:サーフ、自然岸壁 駐車場:無し トイレ:あり

ポイント詳細

比較的浅い水深のエリアですが、橋脚周りに着くベイトやシャロ―のベイトを狙いバスが寄る、昔から実績のある有名なポイントです。夏の季節は朝夕に実績が高く、おかっぱりからランカーが狙える初心者にもおすすめのスポットです。

手前の橋脚やシャロ―でも狙えますが、遠投でも実績が高くロッドやルアーに工夫が必要です。橋脚周り、カケアガリを狭いエリアなので全て探る事で釣果が出て攻略出来ます。初心者でも狙いを付けやすい夏の季節のおすすめポイントです。

琵琶湖のブラックバス釣りポイント /その8

秋のバス釣りポイント「北湖エリア 海津大崎」

「ポイント概要」 住所:滋賀県高島市マキノ町魚津 足場:港、護岸、天然岩場 駐車場:あり トイレ:あり

ポイント詳細

岬の北西側には港があり、桟橋がありますが、桟橋は釣りが禁止になっています。大型の観光船が入港する港なので水深があり、秋にはベイトの回遊と共にバスが入ってきますので回遊待ちがおすすめな港です。

桟橋付近にはコンクリートの足場があって釣りをしやすい環境ですが、大雨などの増水時には水没するので注意が必要です。港と桟橋の橋脚が狙い目の、色々な釣り方が楽しめるポイントです。

琵琶湖のブラックバス釣りポイント /その9

秋のバス釣りポイント「北湖エリア 姉川河口」


「ポイント概要」 住所:滋賀県大津市長浜市南浜町 足場:河口、サーフ 駐車場:あり トイレ:あり

ポイント詳細

河口南側に姉川湖岸緑地があり駐車場とトイレがあります。河口南側ではエリ漁(アユの追い込み漁)をやっていて、秋のベイトの鮎が回遊する一級ポイントです。

アユの捕食回遊を狙うランカーバス釣りが楽しめる秋の好ポイントで、河口南岸がメインポイントですが、シャロ―からディープまで攻略する必要があるので遠投が出来るタックルで臨む事がおすすめです。取水塔廻りも実績ポイントですので合わせて探る事をおすすめします。

琵琶湖のブラックバス釣りポイント /その10

秋のバス釣りポイント「東湖エリア 愛知川河口」

「ポイント概要」 住所:滋賀県東近江市栗見出在家町 足場:サーフ、置き石の護岸 駐車場:あり(公園内) トイレ:あり

ポイント詳細

琵琶湖に流入する川では大規模の河口を擁する「愛知川河口」です。駐車場とトイレは、少し離れますが公園内にあります。河口周辺は水深が比較的あり、湖底も変化に富んでいるのでヘビキャロを使用しじっくりと湖底を探るのがおすすめです。

河口南岸は石積の護岸があり、水深もあってバスが回遊するポイントです。ここではトップ、クランクベイト、ヘビキャロをローテして足を使ってランガンする事をおすすめします。

琵琶湖のブラックバス釣りポイント /まとめ

琵琶湖のおかっぱりの魅力

今回は琵琶湖の陸っぱりのブラックバスを狙える、おすすめポイントを10箇所で時期別に分けてご紹介しましたが如何でしたでしょうか?

琵琶湖は温水の流入で通常では狙う事が難しい冬の越冬バスや、ワカサギや稚アユの回遊によって晩秋・早春のバスが狙える、他の湖沼では味わえない年間を通してのルアーフィッシングが楽しめる国内でも数少ないフィールドです。

やはりベイトの濃さが影響していると思われ、その証拠が前述でもご紹介した「世界記録」のモンスターバスの存在です。陸っぱりからでも厳選すれば、世界記録のバスを狙う事も不可能ではないという事が大きな魅力です。

さらに南湖のスポ―ニングでのランカーバスの数釣りや、北湖の透明度の高いロケーションの良い場所での釣りなど、ここでは紹介しきれない魅力に溢れています。

通年してバスが狙えるという事は今この瞬間にヒットしているかも?という稀有で最高のフィールドなので、おすすめせずにはいられません!

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