モンベル 1124659
ピークライトマットレス165
コンフィライトマットレス 180
マット・パッド ゾア 20S
マットレス プロライト ポピー
キャンパーインフレーターマット シングルIII
100セルフインフレートマット・SOLO
ウルトラライトS.I.マット
インフレーター キャンピングマット2.5w
インフレーティングマット
ダンロップ GMT36
インフレーターマットとは
キャンプの際に寝袋の下に敷くマットには、さまざまなタイプがあります。インフレーターマットとは、ウレタンマットとエアーマットを組み合わせたもので、寝心地のよさや保温性の高さに加え、コンパクトに収納できる携帯性も併せ持ったマットです。
バルブを開けると空気が入って膨らむことから、インフレータブルマットやセルフインフレートマット(自動膨張マット)とも呼ばれます。究極のキャンプマットとも呼ばれるインフレーターマット(セルフインフレートマット)の魅力に迫ります。
インフレーターマット(セルフインフレートマット)選びのポイント
ポイント1/5:厚みはどれくらいか
インフレーターマット(セルフインフレートマット)の厚みは2.5センチぐらいの薄いものから、10センチもあるような厚いものまでさまざまです。当然厚みがあれば地面の熱が体に伝わりにくくなるため、保温性は高くなります。
一方で厚みが多くなれば、それだけ収納サイズも大きくなり、コンパクト性で劣るものになってしまいます。キャンプに行く地域や季節に応じて厚みを使い分ける工夫が必要です。
ポイント2/5:サイズ
インフレーターマット(セルフインフレートマット)を選ぶ際、布団やベッドを選ぶように自分の身長を全てカバーするサイズが必要だと思いがちです。
ですが登山やトレッキングが目的のキャンプなどでは、携行できる荷物をできるだけコンパクトにしたいのが本音です。そんなんとき、もっとも体圧がかかる後頭部や肩甲骨、臀部のみがカバーできるマットを選ぶのも一つの方法です。
マットのサイズが小さくなれば自ずと収納サイズや重量も小さくなりますし、案外これらの部分のみのマットでも寝心地はよいものです。そのためインフレータブルマットの中には、120センチや150センチといった短いサイズのマットをラインナップしているものも数多くあります。
ポイント3/5:寝心地のよさ
キャンプでの寝心地のよさは夜の快眠を約束してくれますし、翌日の行動のパフォーマンスにも直結するため、非常に重要です。インフレーターマット(セルフインフレートマット)の寝心地のよさは、単純な厚みだけでは語れません。
空気が入るセルの形状や区画の数、ウレタンの量などさまざまな要素が寝心地に影響を与えます。マットを選ぶ際は、できるだけ現物が展示してあるお店で、寝心地を比較してから購入することが大切です。
ポイント4/5:保温性の高さ
冬のキャンプでは、寒さは地面からやってきます。インフレーターマット(セルフインフレートマット)の役割は、この地面からの冷気を遮断し身体に伝えなくすることにもあります。
インフレータブルマットは各メーカーが独自の技術や工夫で、この断熱性能のアップに取り組んでいます。断熱性能は一般に「R値」という数値で表されます。R値が公表されている製品であれば、この数値の高さが断熱性能の目安になりますので、マットを選ぶ際に比較する基準にしてみるのもよいでしょう。
ポイント5/5:コンパクトに収納できるか
登山やトレッキング、サイクリングやツーリングなど荷物をできるだけコンパクトにしたい場合、インフレータブルマットの収納性も選ぶ際の大きなポイントになります。
厚みがあるマットはそれだけ保温性や寝心地の性能は高いものの、その分収納サイズは大きくなる傾向があります。ですが必要ない部分を肉抜きするなどして、保温性や寝心地とコンパクトな収納性を両立したインフレータブルマットもあります。
単に収納サイズが小さいものを選ぶのではなく、これら快適性能とのバランスも比較しながら選ぶことも重要です。
おすすめインフレーターマット12選:1/12
モンベル U.L.コンフォートシステムパッド
軽量・コンパクトで機能美溢れる登山用具を追求するモンベルのインフレータブルマットが、U.L.コンフォートシステムパッドです。
厚みは2.5センチと薄い部類に入るもののソリッド状で穴のないスポンジの採用で、快適な寝心地と保温性を確保しつつ、収納サイズもコンパクトにできています。逆流防止弁により、セルフインフレートマットに不可欠な、追加の空気注入も容易に行えます。
4種類のサイズ展開や、独自のジョイントシステムによりピローやエクステンションパッドと連結可能になるなど、その名の通りのシステマティックな作りも大きな魅力です。
モンベル 1124659
U.L.コンフォートシステムパッドの基本スペック
本体重量:664グラム 本体サイズ:長さ180センチ×幅50センチ 厚さ2.5センチ 収納時サイズ:φ16センチ×25センチ R値:非公表
おすすめインフレーターマット12選:2/12
イスカ ピークライトマットレス
山岳用寝袋のメーカーとしても高い評価を得ているイスカのインフレータブルマットです。同社のマットの中では最も薄い部類に入る2.5センチの厚みしかないものの、極端にゴツゴツした岩場でない限りは十分な寝心地が確保されています。
30デニールナイロンの表面は耐久性も高く、裏地には強力なノンスリップ加工が施され就寝中のズレのストレスもありません。軽量・コンパクトな収納性と快適性、価格のバランスの取れたセルフインフレートマットだと言えます。
ピークライトマットレス165
ピークライトの基本スペック
本体重量:380グラム 本体サイズ:50(幅)×117(全長)×2.5(厚み)cm 収納時サイズ::10.5(底直径)×26(高さ)cm
おすすめインフレーターマット12選:3/12
イスカ コンフィライトマットレス
イスカのコンフィライトマットレスは、同社のピークライトマットレスに比べボリュームのある3.2センチの厚みがあります。そのわずかな厚みの違いは寝心地や保温性に現れ、多少寒い時期のキャンプや、荒れた地形の上でも快適な睡眠を約束してくれます。
それでいて収納サイズは15×27センチとコンパクトな上に、セルフインフレートマットでしばしば問題になる収納時の空気の抜けも比較的よく、撤収もスムーズに行えます。
コンフィライトマットレス 180
コンフィライトの基本スペック
本体重量:740グラム 本体サイズ:長さ175センチ×幅49センチ 厚さ:3.2センチ 収納時サイズ:φ15センチ×27センチ
おすすめインフレーターマット12選:4/12
ニーモイクイップメント マット・パッド ゾア
キャンプの際の荷物を極限まで減らしたいというミニマリストのために作られたインフレータブルマットが、ニーモイクイップメント のゾアです。その重さは380グラム、収納サイズも11センチの直径に長さがわずか23センチと、他社のマットと比較しても群を抜くコンパクトさを誇ります。
軽さの秘密は体圧のかからない部分のフォームを縦横の2方向から肉抜きする「2アクシスコアリング」という技術です。このシステムの採用により保温性や寝心地を犠牲にすることなく、ミニマムな収納を実現しているのです。
マット・パッド ゾア 20S
ゾアの基本スペック
本体重量:275グラム 収納時サイズ:φ10×18cm
おすすめインフレーターマット12選:5/12
サーマレスト プロライト
サーマレストのプロライトは、同社のキャンプ用マットの中でもファスト&ライトシリーズというカテゴリーに入り、そのカテゴリー名が示す通りの軽量・コンパクトなインフレータブルマットとなっています。
空気を均一に含むことができる「アトモスフォーム」は、斜めにカットされた形状と相まって抜群の保温性を誇りながら、小さな収納サイズにも貢献しています。大きさも4種類と細かく展開されており、体格やキャンプスタイルによって選択できます。
マットレス プロライト ポピー
プロライトの基本スペック
本体重量:510グラム 本体サイズ:長さ183センチ×幅51センチ 厚さ:2.5センチ 収納時サイズ:φ10センチ×28センチ R値:2.4
おすすめインフレーターマット12選:6/12
コールマン キャンパーインフレーターマット
幅広いキャンプグッズの展開で知られるコールマンのセルフインフレートマットです。収納サイズや重量は他のマットと比較すると若干大きくなるものの、5センチという十分な厚みがもたらす保温性の高さや寝心地のよさという快適性能では優位に立つインフレータブルマットと言えます。
ダブルサイズもラインナップされており、ファミリーキャンプなどで家族全員が快適に眠るためのマットとしてもおすすめです。
キャンパーインフレーターマット シングルIII
キャンパーインフレーターマットの基本スペック
本体重量:1800グラム 本体サイズ:長さ195センチ×幅63センチ 厚さ:5センチ 収納時サイズ:φ15センチ×70センチ R値:非公表
おすすめインフレーターマット12選:7/12
ロゴス (超厚)セルフインフレートマット・SOLO
ロゴスのセルフインフレートマットは、「超厚」の名が示す通り5センチの厚さがもたらす快適性が自慢のマットです。サイズもテントにジャストフィットすることを考慮に入れた190センチと十分な大きさがあり、大柄な人や寝相の悪い人でも安心して快眠できます。
同じシングルのマットや、同社のダブルサイズのマットと組み合わせて使うこともでき、大きなテントにマットを敷き詰める必要のあるファミリーキャンプの際などにも便利です。
100セルフインフレートマット・SOLO
ロゴスセルフインフレートマットの基本スペック
本体重量:2800グラム 本体サイズ:長さ186.5センチ×幅61センチ 厚さ:10センチ 収納時サイズ:直径20×長さ60cm
おすすめインフレーターマット12選:8/12
DOD ソトネノキワミ
枕が取り付けられたインフレーターマットなので、ゆったりと体を休めたいという方にピッタリです。サイズはS、M、Lの3パターンが取り揃えられているため、使用するシチュエーションに合わせて選んでみてください。
また、こちらのインフレーターマットは専用のキャリーバッグが付属しているため、持ち運びやすいというのも特徴的。気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
ソトネノキワミ
DODソトネノキワミの基本スペック
本体重量:4.6グラム 本体サイズ:W80×D208×H10cm 収納時サイズ:W91×D23×H23cm
おすすめインフレーターマット12選:9/12
シートゥーサミット ウルトラライト セルフインフレーティングマット
オーストラリアのアウトドアブランドであるシートゥーサミットの、セルフインフレーターマットがウルトラライトS.I.マットです。体圧のかかる部分とそれ以外の部分とでフォームの肉抜き量を変えることにより、保温性や寝心地の高さを維持しつつ、コンパクトな収納を実現しています。
空気の調節も、逆流防止弁付きの注入バルブと排出バルブ、硬さ調節ボタンを組み合わせた「マルチファンクションバルブ」の採用で、初めてでも簡単に行うことができます。
ウルトラライトS.I.マット
ウルトラライトS.I.マットの基本スペック
本体重量:550グラム 本体サイズ:長さ183センチ×幅51センチ 厚さ:2.5センチ 収納時サイズ:φ13.5センチ×26センチ R値:2.6
おすすめインフレーターマット12選:10/12
スノーピーク インフレーター キャンピングマット2.5w
膨らませやすいインフレーターマットをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめ。専用の収納袋が付属しており、持ち運びやすいのもポイントです。そして、専用の収納袋を利用して膨らませることができるため、手間を省きたいという方にピッタリ。
また、こちらのインフレーターマットはバルブを搭載しており、ひねることで空気の調節を行うことができます。ぜひこの機会に購入してみてください。
インフレーター キャンピングマット2.5w
インフレーター キャンピングマット2.5wの基本スペック
本体重量:1900グラム 本体サイズ:長さ198センチ×77センチ 厚さ:6.2センチ 収納時サイズ:φ20×85cm
おすすめインフレーターマット12選:11/12
キャプテンスタッグ インフレーティングマット
厚さ2.5センチのウレタンフォームとエアーマットの組み合わせによる寝心地のよさを実現したインフレータブルマットです。
PVC加工を施したナイロン素材で、耐久性や防水性も十分にありながら、他社のインフレータブルマットと比較しても抜群のコストパフォーマンスの高さを誇ります。インフレータブルマット初心者にもチャレンジしやすいマットです。
インフレーティングマット
キャプテンスタッグ インフレーティングマットの基本スペック
本体重量:900グラム 本体サイズ:長さ188センチ×幅58センチ 厚さ:2.5センチ 収納時サイズ:φ12センチ×59cm R値:非公表
おすすめインフレーターマット12選:12/12
ダンロップ キャンピングマットGMT36
山岳用のキャンプギアで有名なダンロップのインフレータブルマットです。厚みは5センチと分厚い部類に入り、高密度のウレタンフォームのおかげで断熱性や快適性は十分確保されていますし、空気注入量を調整することで好みの硬さにすることも可能です。
同社の他のマットとファスナーで連結できるようになっており、ソロだけでなくファミリーキャンプなどでも活躍してくれます。
ダンロップ GMT36
ダンロップキャンピングマットの基本スペック
本体重量:1180グラム 本体サイズ:長さ183センチ×幅68センチ 厚さ:5センチ 収納時サイズ:φ19センチ×34センチ R値:非公表
インフレーターマットと他のマットとの比較
発泡マット
発泡素材を使用したテントマットで、発泡素材にアルミを蒸着したいわゆる「銀マット」やウレタン素材を使ったものなどいくつもの種類があります。インフレーターマットと比較すると低価格なものが多く、気軽の購入できるメリットがあります。
反面、寝心地や保温性は総じて低く、快適に眠るためには複数枚を重ねて使用する必要があります。また軽量なものが多いものの収納面ではコンパクトとは言えず、キャンプギアの中でも大きな容積を占めてしまうのもデメリットとなります。
エアマット
エアマットは文字どおり空気を注入して膨らませるタイプのテントマットで、軽量・コンパクトな収納性の高さや、クッション性が高く寝心地がよいことなどがメリットです。
ただしインフレータブルマットに比較すると保温性でやや劣るものが多く、エア注入に手間がかかることや、穴が空いてしまうと全く使用できなくなるというデメリットがあります。
インフレーターマットのメンテナンス方法
使用後のお手入れ
使用後のインフレータブルマットは汗やテント内の結露など、意外なほど水分にさらされています。スタッフバッグに入れた状態のまま保管すると、次回の使用時にはカビの餌食になっていることも多くあります。現地で時間に余裕があれば、ある程度干して水分を飛ばすことが大切です。帰宅後は陰干ししてしっかりと乾燥させましょう。
洗浄方法
使い込んで汚れてしまったインフレータブルマットの洗浄方法です。くれぐれも洗濯機を使用して洗うことは避けてください。用意するものは薄めた中性洗剤と柔らかめのブラシです。汚れた部分に中性洗剤をつけ、ブラシでこすって汚れを落としましょう。その後ぬるま湯で洗剤をすすぎ落とします。洗浄後は日陰干しでよく乾燥させましょう。
保管方法
インフレーターマットの保管にも注意が必要です。マットを巻いたままの状態で保管すると、中のウレタンフォームに巻きぐせがつき、再度膨張させるときに時間がかかります。
また湿度の高い状態でバッグに入れておくとカビの発生の原因にもなります。そのためインフレーターマットを保管する際は、自然膨張させた状態でバルブを開いておき、家具の隙間やベッドの下などの乾燥したところに保管することをおすすめします。
穴が空いてしまったら
インフレータブルマットに穴が空いてしまったときは、マットについているリペアキットを使って修理します。方法は簡単です。
①穴の周囲の生地の汚れを落とし、軽くサンドペーパーで表面を荒らしておきます ②修理パッチを穴より大きめのサイズで丸く切ります ③マットの生地、パッチの両方に接着剤を均一に塗ります ④接着剤がベトつかなくなるまで乾かします ⑤パッチと生地を貼り合わせ、ラバーハンマーなどで十分に圧着します ⑥空気漏れがないか確認し、なければ完成です
インフレーターマットでキャンプの快適な夜を
ここまでインフレーターマット(セルフインフレートマット)についてご紹介してきました。保温性や寝心地といった快適性能と軽量・コンパクトな携帯性の高さ、自動膨張という手軽さなど、インフレーターマットは他のテントマットと比較しても魅力がいっぱいです。
数多いインフレーターマットの中から、自分のキャンプスタイルに合ったマットを選び、キャンプの夜を快適に過ごしましょう。
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