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ホイールナットの種類や選び方とは?交換時に失敗しない基本知識を解説!

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ホイールナットの種類や選び方とは?交換時に失敗しない基本知識を解説!

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ホイールナットの種類や選び方を紹介します。ホイールを自動車に取り付けるために必ず必要になるのがホイールナットです。ホイールナットの種類、自動車に合ったサイズや規格に長さ、座面の種類、そして取り付け方法や取り付け時の注意点などをお伝えします。



はじめに

ホイールを車両に固定するにはホイールナットが必要です。ここではホイールナットについて紹介します。どのようなサイズがあるのか、そもそもサイズや長さなどの規格の表記方法、適合するものの探し方や選び方など、ホイールナットを取り扱ううえで必要な知識をまとめました。

ホイールナットとは

ホイールに使うナット

KYO-EI Ti64 ELEMENTEK Forged Titanium Nut

ホイールナットとは、ホイールに使うナットのことです。自動車にはタイヤが4本ついているのは言うまでもないですが、それぞれのタイヤを固定するのに必要なのがハブ、ハブボルト、そしてホイールナットです。

ハブボルトにホイールのボルト穴を通してハブの面に押し付け、その状態でホイールナットを締める、これが規格・種類・サイズ関係の関係ない、基本的なホイールナットの締め方です。

車種によって使用するホイールナットの数が違う



車種によって使用するホイールナットの数は違います。別の言い方をすると、車によってホイールのボルト穴数が異なる、ハブボルトの本数が異なる、となります。さらに、ハブボルトにも種類があり、ボルト径やボルトのねじ山ピッチはハブボルトの種類それぞれ決まっています。

ボルト穴数がハブボルト数と違うホイールは取り付けられません、同じボルト穴数でもボルト穴のPCDが取り付け車両のハブボルトのPCDが一致していなければ取り付けられません。適合するものを常に使うことが求められる部分なのです。

ホイールナットの表記方法・各部規格

ホイールナットの表記方法

ホイールナットは、ねじ径xねじ山ピッチ 二面幅&ナット形状、の表記方法で表されます。M12×P2 21HEX、と表記されたホイールナットがあったら、そのホイールナットのスペックは、ねじ径12㎜、ねじ山ピッチ2㎜、二面幅21㎜、ナット形状は六角形(ヘキサゴン)、となっているとわかります。

取り付け予定の車両のスペックさえわかっていれば、あとはこの表示でサイズや適合を確認するだけです。以下では、ねじ径、ねじ山ピッチ、二面幅、ナット形状に関する説明を加えます。

ホイールナットの各部紹介



ホイールナットの規格に沿って各部を紹介します。ねじ径はホイールナットの穴径を示します。ホイールナットはハブボルトに締めこむので、ホイールナットの穴径とハブボルトのねじ径は一致していなければなりません。

続いてねじ山ピッチ。ねじ山ピッチとは、ねじの表面にでてくる盛り上がった部分(ねじ山)どうしの間隔距離を示す数値です。ねじ山ピッチが2㎜の場合、ねじ山同士の間に2㎜の感覚があることになります。また、ねじの長さのことを別名首下長さといいます。

二面幅は、ホイールナットを正面から見たとき(穴を正面から見ているとき)のホイールナットの幅が何ミリか示します。21HEX規格のホイールナットは、ホイールナットの幅が21㎜となるので、ホイール交換の時には21㎜のソケットないしは六角レンチや十字レンチが必要になります。

ホイールナットの穴を正面から見たときの奥行きは全長になります。

素材別ホイールナット

スチールナット

スチールナットはスチール(=鉄)を素材にして作られたホイールナットです。ホイールナットの中で最も市場に流れているホイールナットになります。

その理由は、各ディーラーはこの強度に優れ、価格もお手頃、そして高品質に作れるホイールナットを様々な自動車の純正部品に採用しているからです。このようなメリットがありますが、重量は重く、さらには錆が発生するデメリットもあります。

ジュラルミンナット

ジュラルミンナットはカラーバリエーションが豊富な、アルマイト加工がナット表面に施されたホイールナットです。同時に軽量性にも優れているので、軽さやデザイン性を選び方の要素とする方には良いホイールナットです。

デメリットは、締め方をどれだけ気を付けてもホイールナットが緩んでくるため定期的にトルクチェックが必要であったり、ホイールナット自体の定期的な交換をする必要があることです。

クロモリナット

RAYSレーシングナット L35 ミディアムタイプ 17HEX M12xP1.25 クロモリ製 4本入

クロモリナットはクロムモリブテン鋼を素材にして製造されるホイールナットです。耐熱性が高く熱膨張を抑え、軽量かつ強度に優れている種類のホイールナットとなっています。高品質なクロモリナットですが、その分製造コストが高く、市場価格はスチールナットよりも高いです。

チタンナット

チタンナットはチタンを素材に作られたホイールナットです。強度が非常に高く、軽量性も高い、そしてスチールナットのように錆びることもありません。ハイスペックホイールナットのチタンナットのデメリットは、チタン製造の難しさから価格が非常に高いことです。

ホイールナットの取り付け座面

ホイールナットの締め方やサイズ、交換方法は同じでも実は車両・メーカーごとに違うのは取り付け座面です。ここでは取り付け座面の規格とその特徴を紹介します。

60°テーパー座

ホイールナットを締めた時にホイールと接する部分が60°のテーパー形状になっている取り付け座面を60°テーパー座といいます。トヨタとホンダ以外の国産メーカーが製造する純正ホイールや社外メーカーのホイールは60°テーパー座になっています。

このことから、日本国内で最も普及しているのはこのテーパー形状のホイールナット(同様にホイール取り付け座面もテーパー形状)と言っても過言ではありません。

球面座

取り付け座面が丸みを帯びて球面のようになっているホイールナットを球面座といいます。球面座ホイールナットはホンダの純正ホイールに多く用いられることが多いです、その球面の角度からR12球面座ナットとの別名もあります。ホイールナットを製造する社外メーカーでも球面座ホイールナットを取り扱っていない場合があります。

平面座

平面座ホイールナットは取り付け座面が平面になっている規格のホイールナットです。ワッシャーが付いたような形をしていることから、ワッシャー付きホイールナットと呼ばれることもあります。平面座ホイールナットを採用しているのは国内メーカーだと主にトヨタ自動車です。

ホイールナットの袋式と貫通式、ショートとロング

袋式と貫通式

袋式ホイールナットは外側から見た時にホイールナットに穴が開いていないタイプのホイールナットです。反対に穴が開いている規格のものは貫通式ホイールナットを呼ばれます。袋式ホイールナットはハブボルト(クリップボルト)を錆などから保護してくれます。貫通式は価格が安く、購入しやすいです。

ショートタイプとロングタイプ

ホイールナットの長さ(全長)が短いものをショートタイプ、長いものをロングタイプといいます。ショートタイプとロングタイプの二種類ある理由は、ひとつには車検に対応した長さが車両によって違うからです。

ホイールナットが車両幅からはみ出ていると車検に通りません。そのためホイールのオフセット値に合わせて適切なホイールナットを選択しなければならないのです。

ホイールナットを選び方

車のハブボルトやホイールの規格に合わせる

車のハブボルトの規格やホイールの規格(取り付け座面)に合ったホイールナットを選びましょう。上述したとおり、メーカー毎にハブボルトの規格やホイールの取り付け座面形状が違います。

テーパー形状なのかどうか、ねじ山ピッチやボルトサイズはどうなっているかなど、作業する車両に適合するものを選ぶために必要な情報をディーラーなどで確認するのも良い方法です。

車検に通るものを選ぶ

車検に通るホイールナットを選ぶ選び方もあります。車両に適合するものを取り付けても、車検に通らなければ街中を運転できません。

車両の幅からホイールナットがはみ出さない長さなら問題ないので、どれくらい長いホイールナットを取り付けるとはみ出すから確認しましょう。適合するものを取り付ければ問題なしというわけではないのです。

用途に合わせる

用途に合ったホイールナットを使う選び方もできます。ドレスアップ目的でホイールナットをカラータイプに交換する、競技車両として軽量化を行うために耐久性・耐熱性・軽量性に優れたものを購入する、タイヤ交換をしやすいようにロングタイプを使い、締め方も効率化する、など奥が深いです。

ホイールナット取り付けに使う工具

十字レンチやインパクトレンチ

十字レンチやインパクトレンチはホイールナット交換に使用します。交換ですから、ホイールナットをハブボルトから取り外す際にも必要になります。ホイールナットの二面幅と同じ径のレンチを使ってホイールナットをハブボルトから取り外します。いずれかを使用しても、最終的にはトルクレンチでトルクチェックを行います。

スレッド・コンパウンド

焼き付き防止・固着防止などのために使用する潤滑油がスレッド・コンパウンドです。ナットの先端にほんの少しつけ、ハブボルトに取り付けます。DIYでタイヤ交換をするなら必ず持っておきたいアイテムの1つです。

ホイールナットの締め方

4穴タイプの締め方

4穴タイプのホイールナットの締め方は、4を逆の書き順で一筆書きで描くような順番で締めると言われることがあります。最初に1番上のホイールナットを締めます。この時、ホイールをハブ面に確実につけた状態でホイールナットを締めてください。

そうすると、テーパーであれば、取り付け座面にテーパーホイールナットが入ってホイールとハブがしっかり接します。その後は下のナットを締め、最後に残った2つを締めていきます。

5穴タイプの締め方

5穴タイプは一筆書きで星を描くような締め方を行います。4穴タイプと同じで最初に一番上のホイールナットを締めます。それから下2つのどちらかを締め、あとは星を描くように締めていきます。

6穴タイプの締め方

6穴タイプも、基本的な締め方は4・5穴タイプと同じです。まずは一番上のホイールナットから締めます。それから真下のホイールナットを締め、最初に締めたホイールナットの左右隣りどちらかを締めたら、その向かいのものに移動します。2番目と3番目に締めたナットの間を締めて、最後に残ったものを締めます。

まとめ

ホイールナットといっても種類が豊富です。種類が豊富な理由は、メーカー毎にホイールナットを取り付けるハブボルトのサイズや違う、ホイールの取り付け座面が異なるなど、同じ部品だからといって適合するとか限らないからです。

そのため、テーパーなのか球面座なのか、ピッチはどうなのか、などのチェック項目を理解した選び方が必要になります。車検に対応するように長さにも気を付けないといけないので、実は複雑だったりします。購入前には自身の車両に適合するものを購入しましょう。

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