スノーボード |バインディング ビンディング FLUX
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グラトリの魅力とは
ボードコントロールが自然と身に着く
グラトリの練習をするメリットですが、決まったらカッコイイというだけではありません。まず練習する過程でスノーボード板を自在にコントロールする技術が身に付きます。
身体のどこを動かせばジャンプできるのか、回転できるのか、試行錯誤しているうちに自然と身についています。カッコよく決めたいという願望で練習するので何より楽しいですしね。
安全にトリックの練習ができる
グラトリは手軽に練習できます。何も坂道を滑りながら行う必要はありません。つまりそれは安全に基本技から応用技まで練習することができるという事です。場所を選ばずにできるというのは大きな利点です。
「スノボのトリックはカッコいいけど難しそうだし、練習で怪我してしまいそう」という心配をすることなくできますのでグラトリはおすすめです。
グラトリの種類
①オーリー、ノーリー
まずは基本的なグラトリでもある、オーリーとノーリーです。どちらもスノーボードの板を遠心力を使って跳ね上げ、ジャンプする動作の事ですが、どちらの足でジャンプするかで分かれます。
オーリーは後ろ足を弾いてジャンプ、ノーリーは前足を弾いてジャンプします。いずれにしてもこの2つから様々なグラトリを繰り出すことになりますので、基本的かつ重要なトリックです。
②スピン系のトリック
スノーボードを回転させるトリックです。オーリーやノーリーから進行方向に向けて回転したり、逆方向に回転したりします。
半回転(180)に1回転(360)、1回転半(540)と180°毎にトリックが増えていきます。他にも上記の動画の様なスピン系のグラトリがありますが、オーリーやノーリーが基本となることは変わりありません。
③プレス
プレスとはスノーボードの板の片方に体重をかけ、ボードを押し付けるように滑るトリックの事です。前足に加重するか後ろ足に加重するかで種類がわかれます。
イメージとしてはオーリーやノーリーをする途中で動作を止めて、それを維持していく感じでしょうか。ノーズプレスやテールプレスが基本となりますが、上記の動画のように様々なプレスの種類があります。
④マニュアル
プレスとトリックが似ていて紛らわしいのがこのマニュアルと呼ばれるトリックです。こちらはスノーボードの片側に乗り、もう片方を「浮かせる」というところがコツです。
別名「5-0(ファイブオー)」とも呼ばれるこのトリックは、間違ってプレスにならないように気を付ける必要があります。
⑤ピボット
ピボットとは板を回転させるトリックになります。スピン系と違う部分はジャンプではなくあくまでターンであることです。オーリーやノーリーをマスターした頃あたりに練習することをおすすめする程、グラトリにおいて基礎となる部分を学べます。
実際、ここから派生できるトリックも多いです。
⑥コンボトリック
ここまで紹介したトリックを複合させてオリジナルの技を繰り出すことがコンボトリックです。滑り手の発想次第でコンボトリックは無限に広がります。
例えば180°前向きに回転した後にマニュアルを行った後、最後は後ろ向きに回る、といった具合ですね。これで自分オリジナルのトリックが出来た時の爽快感は高いです。
グラトリがしやすいスノーボード
今までご紹介したようにグラトリのトリックの種類及び魅力はたくさん存在し、興味を持ってもらえたなら幸いです。ですが実際のところ、グラトリが練習しやすいスノーボード板はあるのか?気になりますよね。
そこで、次の項目にてグラトリをしやすいスノーボード板はどんな特徴があるのか、紹介していきます。ちゃんとおすすめポイントはあるのですよ。
ビンディングが重要
スノーボード |バインディング ビンディング FLUX
FLEX | 1 / 5段階(1柔~5硬) |
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グラトリがしやすいスノーボード板というのはビンディングがしっかりしているものです。ビンディングとは板に自分の足を固定するためのもので、着地の衝撃の緩和や足の動きをボード板へ伝達するといった役割を担っています。
このビンディングがしっかりしていないと力が上手く伝わらなかったり、ボードのコントロールができなかったりします。重要なパーツですね。
おすすめビンディング:FLUX
本格的にグラトリを上達させたいと考えている人は、ビンディングを重視していきましょう。おすすめはビンディング専門メーカーであるFLUXの商品です。
上級者からも高評価を貰っているFLUXの最大の特徴は柔らかい事です。初心者でもきちんと扱え、足への負担も少ないので何度でも練習することができます。
レンタルだけで物足りなくなったらボード板と一緒に買いそろえてみましょう。
グラトリを練習するにあたって
上達のコツは「力まないこと」
スポーツにおいて「力み」というのは上達の妨げとなる要素で、それはスノボに関しても同じです。まずは練習にあたってはリラックスして力を抜いた状態でトライしましょう。
パフォーマンス向上もそうですが、何故失敗したのか?と冷静に考えられます。この力みをなくすコツとしては何度失敗してもいいから、まずはスノボ自体を楽しむことです。
プレッシャーを自分に与える必要は何もありません。
オールインワンのグラトリ練習方法
こちらの動画は、グラトリの基本トリックを全てまとめたオールインワンの練習方法の撮影風景になります。
久しぶりにスノボをやるのでリハビリも兼ねて感覚を取り戻したい、という人や、オーリーやノーリーの基本テクニックはマスターしていて、あとはスピン系やマニュアルといった部分を同時進行でマスターしたいという人にはおすすめの練習方法です。
オーリーやノーリーが出来ない人はまずそっちを重点的に練習しましょう。
グラトリは女性もできる?
女性でも問題なく可能
いくら初心者でも練習しやすくてマスターもしやすいとはいえ、女性がしても同様にグラトリはできるのかどうかですが、問題なくできます。
ボード板を持ち上げたり回転したりする際に力が必要になるイメージがありますが、基本的に足はボードにくっついていますから思ったより力はいりませんし、コツさえ掴めれば女性でもできるような内容ばかりです。安心して練習して下さい。
女性版のグラトリ用ボード板もある
RICE28 LIBRE リブレ レディース ライス28
サイズ | 136cm |
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もちろん女性用に合わせたグラトリがしやすいボード板もあります。上記の写真のボード板もそうですが、しっかりとしたボード板を選べば女性でもグラトリをマスターできるのです。重要な要素としては軽くて柔らかい事。
軽ければ足で持ち上がりやすいですし、柔らかければプレス系のトリックも決めやすくなります。他にも様々な要素はありますが、ひとまず初心者の方は軽くて柔らかいものを選べばOKです。
グラトリが上達するためのポイント
スタンス幅や角度は重要
スタンスとは足幅だったり足の角度だったり、安定して滑るための立ち方を総称してスタンスと呼ばれます。スノボで滑るにあたって、ビンディング間の距離を重視するとボード板のコントロールがしやすくなり、上達速度が速くなります。
スタンス幅と呼ばれるものですが、グラトリをしやすいスタンス幅は肩幅を基本とし、そこから等間隔に広げるワイドスタンスが、回転しやすい、コントロールが楽にできるという観点でおすすめです。
初心者用グラトリの練習方法
体重移動をこなせるようになること
グラトリを練習するにあたって、スタンスを重視する以外で重要なポイントは体重移動をスムーズにできることです。オーリーやプレス、マニュアルにおいてこの体重移動の感覚を身に着けることができます。スピン系をマスターしてカッコよく滑りたいと考えていて上手く出来ない人は、まずこの3つを重点的に練習することをおすすめします。
3つのトリックのコツについて
それではトリックの基礎となる体重移動が学べるこの3つのトリックのコツですが、以下の通りとなります。
①オーリー、ノーリー:素早く前足後ろ足と体重移動をする ②プレス:体重移動とバランス感覚の両立を図る ③ピボット:体重移動を利用して回転する どちらにせよ、体重移動が鍵になることがわかりますね。練習するにしても効率的な順番というものがあるわけです。
上級者向けかっこいいグラトリのトリック
①B/S180レイト
自分でも思わずやってみたくなるような上級者向けのグラトリテクニックを紹介します。まず1つ目はB/S180レイトです。通常のB/S180と比べると遅れて回転しているように見えるトリックです。
実際にはグラトリのいくつかのトリックを組み合わせて遅く回転しているように見せているという訳ですが、組み合わせとしてはB/S180とFSシスティの技術が必要になります。
②リワインド
2つ目はリワインドというトリックです。オーリーから身体を捻りつつシフティーへとつなげ、捻った身体を戻しながらボード板を返すというものになります。
何だか傍から見て1回転しているように見えますが、実際は身体を捻ったものを元に戻す動作が入っているだけなんですね。これも決まったらクールです。
グラトリを完全マスターする為に
グラトリだけを練習しただけでは完璧とは言えない
トリックについてのコツやグラトリの練習方法について紹介しましたが、最後にフリーランの過程でこれらのトリックができるようにならないと完全にマスターしたとはいえません。
停止している状態でやるのと、実際の流れでやるのでは少し勝手が違うからです。停止した状態でできるようになりましたら、今度は滑っている流れでできるようになりましょう。
最終的にフリーランの流れで決める
これが1つのトリックをマスターするにあたっての最終目標です。フリーランの流れで今まで練習してきたトリックを出せるようになることです。
コツとしては上記にて紹介しました通り、「力み」をなくすことで体重移動が冷静にできるようになり、失敗してもその原因を分析することができます。
そして自分がやりやすいスタンスを確立するようにすれば短期間でマスターも夢ではありません。
グラトリはスノボ技術もカッコよさも磨ける!
今までスノボのトリックに関しては難しいイメージを持っていた人もいらっしゃいませんか?実際にはそんなことはなく、1つ1つのトリック自体はそんな難易度は高くないのです。
しかも技術を磨きながら楽しくできる、それがグラトリの1番の魅力です。それ以外にもスノーボードに関することで関連記事を掲載しますので、是非参考にしてみて下さい。
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