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クロスバイクとロードバイク違いとは?速さ?タイヤ?どっちが良いの?

クロスバイクとロードバイクの違いを紹介します。クロスバイクもロードバイクもスポーツタイプの自転車であることに変わりはありません、しかし要素ひとつひとつに注目すると違いに気が付きます。価格やタイヤ、重量など、これらの違いを紹介します。
2020年8月27日
tryyua

はじめに

短い距離から長距離まで、移動手段にも運動にも使えるのが自転車、その自転車をスポーツ向けに設計したのがロードバイクとクロスバイクです。ここではロードバイクとクロスバイクの違いを要素別に紹介します。同じスポーツ自転車でも何が違うのでしょうか。

ロードバイクとクロスバイクの価格


ロードバイクの価格は10万円前後から

ロードバイクの価格はグレードの低いモデルで10万円前後となります。10万円あればロードバイクを購入できると考えてよいです。例えば、世界的に有名な自転車メーカーで入門向けロードバイクも取り扱っている台湾の自転車メーカーであるGIANT(ジャイアント)が販売するCONTEND 2(コンテンド2)は税抜価格80,000円となっています。最上級グレードは100万円を超えます。新品のロードバイクをまず10万円用意するのをおすすめします。

クロスバイクの価格は5万円ほどから


クロスバイクの価格は5万円前後から高いものでは10-20万円を超えるものもあります。先ほど取り上げたGIANTが製造するクロスバイクを例に挙げると、ESCAPE RX 3というモデルで税抜65,000円になります。ESCAPE RX 1とESCAPE RX 2の価格がそれぞれ100,000円と76,000円(それぞれ税抜)となっています。ちなみに、イタリアの自転車メーカーであるビアンキのクロスバイクは安いモデルで税抜69,000円です。

ロードバイクはクロスバイクより価格が高い

ロードバイクとは異なり、クロスバイクは価格帯が低いです。とはいえどちらも10万円あれば購入できます。スポーツタイプの自転車を購入したい方は10万円を目安に購入資金を用意しましょう。

ロードバイクとクロスバイクの重量


ロードバイクの重量は1.0㎏前後

ロードバイクの重量は入門モデルで1.0㎏前後、スペックが高くなる(=価格が高くなる)とこれとは違い、さらに軽くなります。ジャイアントのCONTEND 2の場合、重量は9.9kg(サイズ465mmモデルの場合)となっています。TCR ADVANCED SL 0というモデルには重量6.6KGというものがあり(価格は1,100,000円)、価格の違いは重量の違いと言っても過言ではありません。

低価格クロスバイクは10.0㎏を超える

初心者向けクロスバイク、上記で紹介したジャイアントのESCAPE RX 3の重量は10.4kg(サイズ465mm)です。ESCAPE RX 1は重量9.9kg(サイズ465mm)で、ESCAPE RX 2は重量10.3㎏(465㎜)となっていて、ロードバイクとは違いクロスバイクは10.0㎏を超えるモデルは低価格、100,000円くらいのモデルなら重量10.0㎏を下回っています。

ロードバイクはクロスバイクより軽量

ロードバイクはクロスバイクより軽量に設計されています。この重量の違いは走行に大きく関わってくるので、初心者の方でも購入時にはしっかり吟味しましょう。速度や走行感覚に大きく影響します。

ロードバイクとクロスバイクのハンドル

ロードバイクのハンドルはドロップハンドル

ロードバイクに使われるハンドルはドロップハンドルと呼ばれるものです。ドロップハンドルとはロードバイクを特徴づけるもので、フラットハンドル、ショルダー、ブラケット、下ハンドルで構成されます。下ハンドルを握ってぺだリングを行えば、フラットハンドルやショルダー部を握るよりも前傾姿勢を取り、より力強いぺだリングが可能となります。

クロスバイクのハンドルはフラットハンドル

クロスバイクにはフラットハンドルが使われています。フラットハンドルは一本の棒のようなハンドル形状です。握りやすく、姿勢も楽に保てるのが特徴的です。また、ロードバイクとは違いショルダーやブラケット、下ハンドルはありません。楽な姿勢で走りたい方におすすめします。

身体を追い込むならロードバイク

初心者・ベテランに関わらず、前傾姿勢を取り、高速度域で運転をしたい方にはロードバイクをおすすめします。ドロップハンドルならではの姿勢やブレーキ・シフト操作はなめらかで、刺激的です。そこまでせず、快適にサイクリングを楽しみたい方は、フラットハンドル装備のクロスバイクをおすすめします。

ロードバイクとクロスバイクのフレーム

ロードバイクのフレームはアルミやカーボン

ロードバイクのフレームにはアルミやカーボン素材が使われます。例えば、ジャイアントのCONTEND 2のフレームはアルミ製(ALUXX-Grade Aluminum)を採用しています。コンテンドシリーズの上位グレードではグレードの高いアルミ、最上位グレードならプロレースからのフィードバッグを基に開発されたカーボンフレーム(Advanced SL-Grade Composite ISP OLD142mm)が使われるなど、車体価格が高いくなるとフレームも変わる特徴があります。

クロスバイクのフレームもアルミやカーボン

クロスバイクのフレーム素材もロードバイク同様、アルミやカーボンが使われます。アルミフレームを使った車体は価格帯が広く、初心者にもおすすめできます。200,000円を超えるモデルにはアルミとは違い、カーボンフレームを使ったり、モデルによっては合金(例えばビアンキのCAMALEONTE E、税抜169,000円)を使っていることもあります。

カーボンフレームの自転車は高級品

カーボンフレームを使っている自転車の価格帯は他のグレードより高いと考えて間違いありません。ロードバイクでもクロスバイク、共にカーボンフレームを使用したモデルはあります。カーボンフレームのクロスバイクは、ロードバイクのそれよりも、手に入れやすい価格となっています。初心者の方にはアルミフレームがおすすめです、価格帯も幅広く、壊しても気が落ち込まないので。

ロードバイクとクロスバイクの変速機

変速機の数はどちらも多い

ロードバイクの変速機、そしてクロスバイクの変速機、どちらも変速数が多いことに変わりはありません。スポーツタイプの自転車は変速数が多く、幅広い速度域に対応できるよう設計されることが多いです。。変速数の数はフロントギアの数 x リアギアの数、によって決まります。例えばCONTEND 2の変速数は16速(=16スピード)です。

クロスバイクの変速数はロードバイクと大体同じ

ESCAPE RX 3の変速数は27速です。CONTEND 2より変速数が多くなっていますが、いずれにせよ変速数が多いことに変わりはありません。変速数が22速のロードバイクもあることから、ロードバイクもクロスバイクも変速数20前後ということになります。

初心者が扱いやすい変速数とは

初心者が扱いやすい変速数は16速くらいです。これは筆者の実体験に基づく考えになります。ロードバイクを1台持っているのですが、街中で乗るくらいなら16速ほどで十分です。徹底的に高速度を出すわけではないですし(そもそも危ない、路面が荒れているところが多い)、これくらいの変速数で十分スポーツ走行を楽しめるのでおすすめです。

ロードバイクとクロスバイクのタイヤ

ロードバイクのタイヤは700 x 25cが基本

ロードバイクに使われるタイヤは、700x25Cのサイズが代表的なサイズとされています。CONTEND 2に使用される純正タイヤを見てみると、700x25Cのサイズとなっています。PROPEL ADVANCED SL 0 DISCモデルでも同様のサイズとなっています。ちなみに、このタイヤサイズ表記方法はWO規格と呼ばれます。タイヤ外径xタイヤ幅・リムサイズ、となています。

クロスバイクのタイヤは700×28c以上が基本

これに対し、クロスバイクのタイヤサイズの基本は700×28C以上です。ジャイアントのESCAPE RX 3純正タイヤのサイズは、700x28Cとなっています。タイヤ外径はロードバイクのタイヤと同じですが、タイヤ幅はロードバイクより太いです。それだけ走行中のクッション性は向上し乗り心地は良いですが、タイヤと地面の摩擦が増えるのでペダルは少し重たくなります。

ロードバイクとクロスバイクのギア比

ロードバイクとクロスバイクのギア比には違いがあります。ロードバイクのギア比は重めになっていて、高速度域で走れるようなギア比となっています。それに対してクロスバイクのギア比はロードバイクのギア比よりも軽めになっているので、早いペダリングが可能ですが、その最高速度はロードバイクに劣ります。

ロードバイクとクロスバイクの速度

ママチャリなどと比較すると、ロードバイクとクロスバイクは非常に速い速度を出すことが可能です。重量やライディングフォーム、ギア比や変速数などがスポーツ走行向けに設計されているのでそれは当然です。しかし、ロードバイクとクロスバイクの速度を比較しても速度に違いはあります。

ロードバイクとクロスバイクの走る場所

走る場所はどちらも同じ

ロードバイクもクロスバイクも、走る場所はどちらも同じで、舗装された道路になります。街乗り、山道や林道のサイクリングなど、舗装された道路であればどこで走行しても問題ありません。後述しますが、ロードバイクはタイヤが細いので、整備の行き届いていない道路での走行には注意する必要があります。

砂利道での走行には向いていない

ロードバイクとクロスバイク、どちらも砂利道での走行を考えて作られていません。砂利道での走行を考えて作られた自転車はマウンテンバイク(=MTB)で、太いタイヤが特徴的な自転車です。ロードバイクよりタイヤ幅が厚いクロスバイクでも、できるだけ砂利道を走らないように、もし走るのであれば注意してゆっくり走りましょう。

ロードバイクとクロスバイクで通学

高校生・大学生の常套手段

ロードバイクやクロスバイクで高校や大学へ通うのは言わずと知れた方法です。すでに紹介したようにこれらの自転車を購入するには、ロードバイクは100,000円前後、クロスバイクは50,000円くらいの費用が掛かります。これに加えて安全装備や空気入れ、パンク修理セットなどを購入するとプラス10,000円はかかるでしょう。

日本では高校生のアルバイトは基本的に禁止するところが多いので(そもそも時間がないという場合も)、アルバイトをする余裕が生まれ、お金を稼ぎ始める大学生が乗り始めるのです。筆者は高校時代に地道にお金を貯めて初心者向けのGIANTのTCRシリーズ(ロードバイク)を購入しました。今は初心者ではありませんが、乗り続けています。

問題はどこに駐輪するか

ロードバイクやクロスバイクで通学する問題は、どこに駐輪するかです。というのは、ロードバイク、クロスバイク、共にスタンドが付いていません。そのため壁にかけて鍵を閉めるか、後付けでサイドスタンドを付けるか、など少し工夫をする必要があります。サイドスタンドが無いのもスポーツバイクの特徴と言えば特徴ですが、出先では不便です。通勤やサイクリングなどでも懸念材料になるこの問題です。

ロードバイクとクロスバイクで会社に通勤

ロードバイクとクロスバイクを使って会社通勤もできます。通勤距離にもよりますが、出勤ラッシュで渋滞にはまりやすい自動車で通勤するよりも、ロードバイクやクロスバイクに乗って通勤したほうが円滑に移動できるので精神的にも健康的にも良いでしょう。雨の日だったら雨具を着用して走行するか自動車で出勤しても良いです。

ロードバイクの速度域はクロスバイクよりも広いので速度を出したい方にはロードバイクがおすすめですが、通勤中に自転車がパンクしたらパンク修理をしなければなりません。そのリスクを考慮すると、太いタイヤが特徴的なクロスバイクでパンクリスクを下げて通勤するほうが余分な心配がありません。目的は出社時間までに職場に到着することを念頭に自転車を選びましょう。

ロードバイクとクロスバイクで街乗り

ロードバイクでも街乗りはできるけれど

ロードバイクで街乗りをすることは可能です。軽量で速度域が広い特徴があるロードバイク、その時の気分に合わせて握るハンドルやギアを使い分けて走れば楽しいこと間違いなしです。しかし、走る場所によっては路面の整備が行き届いていないので、凹凸や激しい段差でロードバイクの細いタイヤがパンクする可能性が高いです。そのようなところでの走行はおすすめしません。

クロスバイクなら太いタイヤでパンク問題も解決

クロスバイクのタイヤはロードバイクのタイヤよりタイヤ幅が厚いので、街乗りでのパンク問題をそれほど心配しなくても大丈夫です。街乗りで段差の無い場所を探しながら走らなくても良いのでより快適に走行できます。ロードバイクとは違いフラットハンドルですから、ロードバイクよりも気楽に走行できるので、初心者の方におすすめです。

ロードバイクとクロスバイクでサイクリング

速度を出して気持ちよく走るならロードバイク

高速度域で気持ちよく走るならロードバイクが適しています。軽量ボディに細いタイヤ、速度の出やすいギア比などの特徴を持つロードバイク、ヒルクライムからダウンヒルコースなど、どの傾斜でも速さを追求したい方におすすめです。速度が出る分安全装備や安全運転に気を付けましょう。タイヤ幅は細いのでパンクにも注意が必要です。

ゆっくり走るならクロスバイク

ゆっくり走るならクロスバイクがおすすめです。特徴的な広いタイヤ幅にフラットハンドル、ロードバイクとは違い速さを出すライディングフォームを作ることは難しいですが、乗り心地の良さや身体にやさしいフォームでサイクリングを快適に楽しめます。比較的、変速数もロードバイクより多いので状況に合わせたギアの選択が可能となります。街乗りとサイクリングに使う自転車を兼用する初心者なら、クロスバイクをおすすめします。

まとめ

ロードバイクとクロスバイクはスポーツ走行を考えて設計された自転車ですが、ところどころ特徴に違いがあります。その特徴は走り方やライディングポジション、パンクのリスクなどにも影響するのです。初心者の方は、自身の用途に合わせて購入する自転車を選びましょう。

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