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外車・輸入車の維持費は高いの?年間でかかる費用を国産車と比較解説!

海外メーカーから販売されている外車・輸入車は国産車とは全く違う魅力がありますよね。「外車に乗ってみたいな」と考える方にとって気になる要素が年間の維持費です。そこで、今回は高いと噂の外車・輸入車の年間でかかる維持費の真相を、国産車と比較して解説します!
2020年8月27日
石倉
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はじめに

国産車にはない外車だけの魅力

海外産の車両は日本産の車両とは違った魅力を有していますよね。日本産の車両と違ったセンスで組み上げられた独特の車体はフォルムや内装から走り方、漂う雰囲気まで違うものに仕上がっています。

購入費はもちろん維持費も気になる!

ただ、海外産の車両は日本産の車両と違ってそもそもの購入費から高い印象が。そして、何より気になるのは「維持費」という項目ですね。

外車は維持費が高い?

税金や車検に必要な費用は日本産の車両と違ってかなりお高いというイメージを持っている方も多いです。

維持費の秘密を解説!

そこで、今回は「海外産の車両が欲しい!でも、維持費がなあ…」と躊躇ってしまう方のために、海外産の車両と日本産の車両とを比べて、運用していくのに必要な金額に関して簡単にご紹介していきましょう。海外産の車両を購入する際には是非参考にしてください!

外車・輸入車の年間維持費は高いの?

結論から述べれば

まず、結論から簡潔に述べましょう。日本産の車両と比べて海外産の車両の方が維持費は一般的には高いです。やはり、日本国内で運用していく場合には日本産の車両の方がずっと安く済むケースがほとんどでしょう。

外車を取り巻く環境の変化

ただ、そんなタメ息が出るような結論のなかで朗報も!昔は海外産の車両と言いますと、運用するためには日本産の車両の数倍の費用が必要だったケースも珍しくありませんでした。

高い維持費の原因

それは、主に外車・日本産の車両の国内流通量がまだ少なかったために国内に海外産の車両をメンテナンスできるだけの環境が整っていなかったことが大きな要因でした。

外車に乗る人が激増!

しかし、現在の日本の車両状況は数十年前とはガラリと変わっています。街中を歩けば高い確率で「BMW」や「フォルクスワーゲン」などの外車メーカーのエンブレムを掲げた車両が目に入りますね。

安い費用で整備可能に

国内流通量の上昇に伴い、海外産の車両の整備環境もどんどん向上してきたのです。現在では日本産の車両と比べて、確かに高い費用がかかりますがそれでも昔と比較すれば驚くほど安く済むようになりました。

外車・輸入車と国産車の年間維持費を比較解説!

車両維持に必要な費用とは?

車両の年間に要する費用は主に、税金、車検、保険、メンテナンス、燃費の項目です。他に駐車場料金なども考えられますが、それらの項目は海外産の車両と日本産の車両を比べても金額の差が基本的にありませんので今回は除外しています。

年間維持費用を比較しながら解説!

それでは、実際にこれらの項目を中心に海外産の車両と日本産の車両を比較しながら解説していきましょう。

外車・輸入車と国産車の年間維持費を比較①

車両の税金三項目

日本では車両を運用するのに税金として「自動車税」と「重量税」、そして車両を購入する際に必要となる「取得税」が必要です。

基準は総排気量と重量

基本的にこれらの項目に関しては車両の総排気量と重量、そして購入に要する金額により基準が設けられており、海外産の車両と日本産の車両の区別はありません。

税金に高いか安いかの差はない

そのため、税金に関してだけを見た場合には、原則として海外産の車両と日本産の車両は費用に差は生じません。

外車についての固定観念

ただ、そうは言うものの一般的に海外産の車両は日本産の車両よりもずっと税金が高いという固定観念が浸透していますね。

税金が高くなる原因は規格にある


これはもともと海外産の車両が日本産の車両と比べてずっと総排気量・重量が大きかったことが原因です。海外規格をそのまま輸入して国内販売されていた従来の海外産の車両はどうしても日本産の車両よりも総排気量・重量ともに大きくなる傾向が!

車種によっては税金が安い外車も!

現在では国内販売向けの総排気量・重量のものが各海外車両メーカーより販売されています。また、車種によっては同程度の日本産の車両よりも安いものも!

外車・輸入車と国産車の年間維持費を比較②

車検の基礎知識

車検の基礎知識として、まず法定費用を簡単にご説明しましょう。

法定費用とは?

車検には部品交換料金などと別枠で「法定費用」が必要ですね。この法定費用の内容は1.車両重量税、2.自賠責保険、3.検査に要する印紙代です。

ユーザー車検でも法定費用は必要

最近ではご自分で検査を通すいわゆる「ユーザー車検」の方法が人気ですが、その方法でもこれらの法定費用は最低限必要です。

法定費用に高いか安いかの差はない

例えば、一般的なセダンタイプでは55000円前後の金額を要します。この法定費用は海外産の車両と日本産の車両で基本的に差がありません。ほぼ同じ金額が請求されます。

車検基本料とは

ここに加算される形で、「車検基本料」が1万円から2万円程度が必要です。この料金はディーラーや民間整備工場に支払われるいわゆる「整備費用」ですね。この金額も海外産の車両と日本産の車両の差はあまり見られません。

問題なのは部品の交換修理

そこにさらに検査に通すために部品の交換修理を要する場合には、その分だけ部品代金と作業料金がかかります。海外産の車両と日本産の車両の車検に必要な費用に差が生じるのがこの部分です。

部品の輸送代金

日本産の車両と違って海外産の車両は交換のための部品を正規のもので補おうと思えば輸送代金がどうしても必要。その分だけ日本産の車両の部品よりも高い料金が請求されるわけですね。

経年劣化する部品は交換必須!

ブレーキパッドや足回りのブーツ関係はどうしても経年劣化してくる箇所です。これは日本産の車両でも言えること。公式のディーラーに依頼した場合、一般的に日本産の車両よりも高額の料金を請求されるケースが多いです。

外車・輸入車と国産車の年間維持費を比較③

驚きの車検費用

「ディーラーで車検をしようと考え依頼をしたら総額50万円程度の金額を請求された」という話もそう珍しくありません。これを聞くとやはり海外産の車両を購入することに躊躇いを覚えてしまうのも当然です。

なぜそこまで高額に?

ただ、こういった話には少しだけ考慮すべき事情があります。海外産の車両のディーラーに依頼した場合にはタイヤから部品から全て正規品の新品、そしてランクも選び抜かれた上級なものを使用して、部品交換も早めに万全を期して行われます。

全て交換すれば当然費用は高い

結果として、話題に上るような高額の料金が総額として請求されるわけです。

安い金額で済ませるには

ただ、費用を抑える方法も!メジャーな海外産の車種ですと民間整備業者に依頼した場合には中古の部品で補填できる場合があり、そして検査を通すのに必要な箇所だけを整備することでより安い金額で済ませられます。

会社名 株式会社マルゲン 店舗名 MARUGEN (マルゲン) 所在地 〒444-0004   愛知県岡崎市保母町薬研1-136 連絡先 TEL: 0564-47-3549   FAX: 0564-47-3548 ※営業時間外でも携帯に転送していますので、お電話下さい。

おすすめできる外車専門の販売整備会社です。詳細は下記参照。

外車専門の整備工場

最近では「海外産の車両専門の民間整備工場」も増えてきています。他店の見積もりを持参して相談すればよりユーザーのニーズに合わせた車検を行ってくれますのでおすすめです。例えば、「~万円程度の代金でお願いしたい」などの要望を先に伝えておけば十分に考慮して整備してくれますよ。

マルゲン(MARUGEN)は、メルセデスベンツ、アウディ、BMW、ボルボ、フォルクスワーゲン、ポルシェ、MINIなどの輸入車(外車)専門の中古車販売店です。車検や点検、修理などの整備についても、豊富な実績がございますので、外車のことはなんでもお任せ下さい。

外車・輸入車と国産車の年間維持費を比較④


保険費用も重要な要素

海外産の車両と日本産の車両を比較した場合に差が生じる項目としては「保険」に要する料金も無視できません。

維持費として無視できない任意保険代

先述した車検に必要となる「法定費用」の内容となっていた自賠責保険は海外産の車両と日本産の車両では基本的に金額の差はありません。料金が高いのは主に「任意保険」です。

任意保険は選択肢がいろいろ!

皆さんもご承知のように自賠責保険が車両を乗る以上必ず加入する必要がある強制の保険であるのに対して、任意保険は民間の保険会社が提供しているユーザーによって選択肢のある商品です。

総じて外車は保険料が高い

任意保険は、提供している各会社によってサービス内容も金額も差が生じます。ただ、総じて、海外産の車両の保険料は日本産の車両よりも高い金額が設定されるのが常ですね。

保険料の基準設定とは

任意保険の料金は、その保険対象となる車種ごとに細かく決められます。基準はいろいろですが、大まかに車種ごとの「事故発生比率」と「事故後に保険で修理した際にかかった料金」で決められます。

任意保険料のメカニズム

外車というカテゴリーの車種は、どうしても修理に要する費用が日本産の車両よりも高額。さらに保険で修理するとなるとやはり正規ディーラーでフルメンテナンスを選ばれるユーザーの方が圧倒的に多いので、その分だけ任意保険料金が高いというわけです。

区別は車種であって生産国ではない!

ただ、勘違いしている方が多いですが、この任意保険の料金は「海外産の車両だから高い」「日本産の車両だから安い」というものではないのです。あくまで区別は車種ごと。

国産車でも高い保険料が必要な車種が

例えば、日本産の車両のなかでも名車と名高い「日産GTR」の任意保険料は、大衆車として販売されている「フィアット500」などの車種よりも高い金額が設定されているのが一般的です。

一般的によく見かける車種は安い

気になる海外産の車両があった場合には、その車種の任意保険料をあらかじめ調べておくことが重要です。基本的に、珍しくあまり街中で見られないような車種は保険料が高く、逆によく街中で見かけるような大衆車は保険料が安く設定されます。

外車・輸入車と国産車の年間維持費を比較⑤

外車と国産車の違い

海外産の車両のメンテナンスに要する費用は日本産の車両よりも高いのが一般的です。もともと日本産の車両はユーザーにメンテナンスの手間をかけさせない方向で発展進化を遂げてきました。対して、海外産の車両は悪路の走破性や馬力に重点を置いて改良が重ねられてきたのです。

外車は密なメンテナンスが必要

それ故に、海外産の車両の方が故障する頻度が高く、日本産の車両よりも密なメンテナンスを要するというのが通常の認識ですね。

メンテナンスできる業者を探す必要が

当然、海外での規格に則った部品なので、日本産の車両をメンテナンスするための工具ではボルトを締めるだけでも困難という場合があり、そのため外車をメンテナンスできる業者自体をまず探さなければいけません。

外車メンテナンスのハードルは下がっている

車検の項目でもふれたように、現在では海外産の車両を専門に取り扱っている民間整備工場もあります。20年前ではそもそも海外産の車両は取り扱わないという民間の業者がほとんどでしたが、最近の車両事情を反映してか、海外車両をメンテナンスするハードルは下がりつつあります。

ニーズに応じた選択肢

もちろん、資金に余裕があれば正規ディーラーでメンテナンスをするのがおすすめですが、より維持のための費用を安い価格でおさえたいのであれば近辺の他の業者を探してみるのもよいでしょう。

大切なのは使い分け!

部品交換の際に正規の純正品だけではなく、中古品やリビルド品を上手に使用すれば、日本産の車両と変わらない程度にまでメンテナンス費用を節約できます。そういった部品を上手に取り扱う民間の修理工場を、用途と目的に応じて使い分けていくことが重要です。

今回もマルゲンさんで購入しました。とても納車までの説明も丁寧でした!車もとてもキレイで内装もよかったです!金額に応じて真剣に探してくれてハズレはないと思います。オススメです\(^_^)/

外車・輸入車と国産車の年間維持費を比較⑥

燃費は重要な考慮要素


維持のための費用を語る上で避けて通れない話題。それは燃費です。日本産の車両はエコカーの名のもとに燃費の向上を目指して日進月歩の成長を続けており、リッターで驚くほど長い距離を走行できます。

外車の燃費が悪い理由とは

海外産の車両は燃費が日本産の車両と比べて悪いというのが今までの考え方で、それは概ね正しい評価であると言えましょう。その理由は大きく分けて二つあります。

理由.1燃料の種類

そもそも海外産の車両は車種にもよりますが、ガソリンは基本的に「レギュラー」ではなく「ハイオク」に限定されるものが多数見られます。これは馬力を重視した海外車両の特徴です。

ハイオクの価格帯は

原油相場により変動的ですがハイオクの値段はレギュラーよりも1割程度高いのが常です。

理由.2想定される道路環境

日本のような数十メートルごとに信号や曲がり角に出くわす通路を走ることは本来想定されていません。広大で信号もない一本道をただひたすらに走りぬけるような走行環境を想定して開発されているので、燃料はより馬力のでるハイオクです。そして、燃料タンクは日本産の車両よりも大容量のものを装備しています。

パワフルな外車の走り!

まさにハイオクを燃やしながらパワフルに走行する車両が多いので、一般的には日本産の車両よりも燃費が悪く、維持費のガソリン代も高いというわけです。

燃費に優れた外車も

もちろん、海外産の車両のなかでも日本の走行環境に向いて燃費のよい車両も!例えば、「BMWミニシリーズ」などは燃料にガソリンではなく軽油を採用。燃費面でも日本産の車両と遜色ない程度に改良が施された車種を購入の際に選択できます。

何を重視するのか

重視する点は燃料を贅沢に生かしたパワフルな走行か、それともデザインなどの他の要素か。ご自身に合った車両を選択しましょう。

まとめ

まだまだ高い外車の維持費

海外産の車両と日本産の車両の維持費の違いに関してご紹介してきました。やはり、日本産の車両と比較すると海外産の車両はどうしても維持のための費用が高くなってしまうというのが現実です。

特に費用が高いのは車検とメンテナンス

ただ、重点的に考慮すべき項目は車検とメンテナンスです。全てを正規のディーラーに任せて万全な状態を常に維持しようと思えば、ざっくりですが日本産の車両の1.5倍ほどの維持費を覚悟しなければなりません。

上手に外車を乗りこなそう!

日本産の車両とは根本から違う発展の歴史を感じられる海外産の車両を、皆さんのライフスタイルに合わせて選択し、上手に外車・輸入車を乗りこなしてください!

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