「ダイワ - 18フリームス」とは？
「ダイワ - 18フリームス」は、大手釣り具メーカーである「グローブライド」が製造する、「ダイワ」ブランドの汎用スピニングリールで、ダイワの汎用スピニングリール の製品ラインナップの中では、下位に位置しています。初代である「ダイワ - 11フリームス」は、誰でも手の届きやすい価格を設定しながらも、実用的で不足のない品質を持った最強のコストパフォーマンスが自慢の汎用スピニングリールとして、ベテランアングラーからも好評でした。
2018年3月に発売された ダイワ - 18フリームス は、2015年に発売された2代目である「ダイワ - 15フリームス」に次ぐ3代目であり、先代と同様、価格と性能とのバランスを重視した設計をウリにしています。また、従来は上級汎用スピニングリールを中心に採用されていた先進的なテクノロジーの価格が、1万円前後のグレードに位置する汎用スピニングリールにも採用できる程度まで低下しており、ダイワ - 18フリームスにも、1世代前の上級汎用スピニングリールに採用されていた各種テクノロジーが採用されていますので、価格以上の価値があるスピニングリールとなっています。
ダイワ - 18フリームスの特徴を解説！
前述したように、ダイワ - 18フリームスはコストパフォーマンスが非常に良好で、実用性の高い性能を重視して作られており、ダイワの 企業努力の成果 が光るお買い得なスピニングリールです。ここでは、ダイワ - 18フリームスにおいて特に注目したい「3つの特徴」について見ていきます。
ダイワ - 18フリームスの特徴1: 軽量設計
リールは 軽量であることが理想
自重の重いリールは、腕に掛かる負担の増大につながりますし、タックルセッティングにも悪影響を与えます。基本的には、リールは軽量であることが理想で、釣り具メーカー各社も、軽量化を重視したリール作りに長年取り組んでいます。
ダイワ - 18フリームスは 圧倒的な軽量性を実現
ダイワ - 18フリームスは、同価格帯の汎用スピニングリールとしては圧倒的な軽量性を実現しており、例えば、ダイワ - 18フリームス [LT2500S-XH]の自重は205g、ダイワ - 18フリームス [LT4000D-CXH]の自重は240gとなっているなど (いずれも詳細は後述)、1世代前の上級汎用スピニングリール並の軽量化が図られています。軽量性はあらゆる釣りにおいて確かな武器となりますし、高耐久性との両立も高レベルで形にしています (詳細は後述)。
ダイワ - 18フリームスの特徴2: 確かな耐久性
実際の釣りにおいて リールに掛かる負担は大きい
実際の釣りでリールを使う際の使用環境は、リールにとって想像以上に過酷です。例えば、大きな負荷が加わっている状態のラインを巻き取る際には、ローターやボディーのゆがみを引き起こすことがありますし、各種動作機構への 水分や粉塵の侵入、長期間の使用による経年劣化など、リールに掛かる負担は非常に大きいのです。
ダイワ - 18フリームスは 軽量性と耐久性とを兼備
前述したように、ダイワ - 18フリームスは軽量性が特徴の一つですが、同時に、ボディー、ローター、ドライブギアなどの 各種パーツの設計 を1から見直し、過酷な使用環境に耐える耐久性も兼備するスピニングリールに仕上げています。また、各種パーツの 耐久性の向上 以外にも、リールの性能を損なう要因となる水分や粉塵に対する耐久性も高く (詳細は後述)、従来の ローグレードの汎用スピニングリール では耐久性に不安が残る釣りにも、安心して使うことができます。
ダイワ - 18フリームスの特徴3: 各種テクノロジーの採用
前述の通り、1世代前はハイグレードの汎用スピニングリールにしか採用されていなかった各種テクノロジーが、ダイワ - 18フリームスには多数取り入れられています。ここでは、ダイワ - 18フリームスの各種採用テクノロジーの中でも特に注目したい、「マグシールド」テクノロジーと「エアローター」テクノロジーとを解説します。
ダイワ - 18フリームスの採用テクノロジー: マグシールド
ダイワ - 18フリームスには、各種回転動作機構に、水分や粉塵の侵入を徹底的にシャットアウトする「マグシールド」テクノロジーが採用されています。マグシールドテクノロジーは、水分や粉塵の侵入を阻止したい箇所に磁性素材を配置し、磁性を持つ成分が含まれたオイルを磁性素材の間に装填することで、長期間の使用でも剥がれ落ちる心配のないオイルの膜を形成し、水分や粉塵の侵入を徹底的にシャットアウトしてくれますので、過酷な使用環境における耐久性が大幅に向上しています。
ダイワ - 18フリームスの採用テクノロジー: エアローター
ローターの剛性が低いと、大きな負荷が加わっている状態のラインを巻き取る際にローターがゆがみ、深刻なパワーロスが発生してしまいますが、ローター剛性を高めるために肉厚設計を施すと、ローターの自重増加によってハンドル回転が重くなってしまいます。ダイワ - 18フリームスのローターには、「エアローター」テクノロジーが採用されており、ゆがみに対する耐久性と空気のような軽量さとを両立しています。
ダイワ - 18フリームスのおすすめモデルをご紹介！
2018年3月22日現在、ダイワ - 18フリームスには14種類のモデルがラインナップされています。ここでは、ダイワ - 18フリームスのおすすめの「10種類のモデル」に的を絞り、それぞれのスペックや特徴についてご紹介します。
ダイワ - 18フリームスのモデル: おすすめ1
ダイワ - 18フリームス [LT1000S]
◆ 自重: 185g ◆ ギア比: 5.2 ◆ 最大巻き上げ長: 64cm ◆ 最大ドラグ力: 5kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン2.5lbが100m, PEライン0.3号が200m
《このモデルの特徴》
ダイワ - 18フリームス [LT1000S]は、ダイワ - 18フリームスのモデルラインナップ の中では、最も小型のモデルです。同価格帯の汎用スピニングリールとしては非常に軽い 185gの自重 が、アジングなどをはじめとする繊細なライトゲームで用いるタックルセッティングにおいて真価を発揮するでしょう。
ダイワ - 18フリームスのモデル: おすすめ2
ダイワ - 18フリームス [LT2000S-XH]
◆ 自重: 190g ◆ ギア比: 6.2 ◆ 最大巻き上げ長: 81cm ◆ 最大ドラグ力: 5kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン3lbが150m, PEライン0.4号が200m
《このモデルの特徴》
ダイワ - 18フリームス [LT2000S-XH]は、ダイワ - 18フリームスのモデルラインナップ の中では、前述の ダイワ - 18フリームス [LT1000S] に次いで小型のモデルです。6.2のギア比が生み出す81cmの最大巻き上げ長は、激流の中でルアーを操るネイティブトラウトゲームなどにおいて威力を発揮しますし、ハンドルに掛かる負荷のわずかな変化でバイトを見極めやすい点も、「高いギア比ならではのメリット」と言えるでしょう。
ダイワ - 18フリームスのモデル: おすすめ3
ダイワ - 18フリームス [LT2500D]
◆ 自重: 205g ◆ ギア比: 5.3 ◆ 最大巻き上げ長: 75cm ◆ 最大ドラグ力: 10kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン12lbが150m, PEライン1.2号が300m
《このモデルの特徴》
ダイワ - 18フリームス [LT2000S-XH]は、ダイワ - 18フリームスのモデルラインナップ の中では、前述の ダイワ - 18フリームス [LT1000S] に次いで小型のモデルです。ボディーサイズは、一般的な汎用スピニングリールの標準2000番モデルと同様ですが、ラインキャパシティーが大きいスプールが搭載されており、太いラインを巻くことができるようになっていますので、堤防や港湾から手軽に楽しめるさまざまなエサ釣りにピッタリのモデルです。
ダイワ - 18フリームスのモデル: おすすめ4
ダイワ - 18フリームス [LT2500S-XH]
ダイワ スピニングリール 18 フリームス LT2500S-XH
◆ 自重: 205g ◆ ギア比: 6.2 ◆ 最大巻き上げ長: 87cm ◆ 最大ドラグ力: 5kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン4lbが150m, PEライン0.6号が200m
《このモデルの特徴》
ダイワ - 18フリームス [LT2500S-XH]は、ダイワ - 18フリームスのモデルラインナップ の中では、前述の ダイワ - 18フリームスの2000番モデル に次いで小型のモデルです。スピニングリールとしての基本的な性能についての評価は良好ですが、ラインキャパシティーの設定が、他の釣り具メーカー の汎用スピニングリールの標準2500番モデルに設定されているラインキャパシティーよりも少なく、一般的な汎用スピニングリールの標準2500番モデルと同様の使い方は不可能ですので、このモデルを選ぶ際には注意が必要です。
ダイワ - 18フリームスのモデル: おすすめ5
ダイワ - 18フリームス [LT2500S-DH]
◆ 自重: 220g ◆ ギア比: 5.3 ◆ 最大巻き上げ長: 75cm ◆ 最大ドラグ力: 10kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン4lbが150m, PEライン0.6号が200m
《このモデルの特徴》
ダイワ - 18フリームス [LT2500S-DH]は、ダイワ - 18フリームスのモデルラインナップ の中では、前述の ダイワ - 18フリームスの2000番モデル に次いで小型のモデルです。前述した ダイワ - 18フリームス [LT2500S-XH] と同様の中途半端なラインキャパシティー設定ですが、エギングやナイトゲームをはじめとする、ダブルハンドル仕様の汎用スピニングリールが適するゲームにはピッタリのラインキャパシティーですので、「ダブルハンドル仕様の汎用スピニングリールとしては、非常に使い勝手が良い」と評価できます。
ダイワ - 18フリームスのモデル: おすすめ6
ダイワ - 18フリームス [LT3000S-CXH]
◆ 自重: 215g ◆ ギア比: 6.2 ◆ 最大巻き上げ長: 93cm ◆ 最大ドラグ力: 10kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン6lbが150m, PEライン0.8号が200m
《このモデルの特徴》
ダイワ - 18フリームス [LT3000S-CXH]は、ダイワ - 18フリームスのモデルラインナップ の中では、後述する ダイワ - 18フリームスの4000番モデル に次いで中型のモデルです。非常にトータルバランスが高く、幅広いゲームをカバーするモデルであり、ラインキャパシティーやボディーサイズが、他の釣り具メーカー の汎用スピニングリールの標準2500番モデルと同様になっていますので、シーバスゲームやバスゲームなど、一般的な汎用スピニングリールの2500番モデルに最適なゲームで用いる場合は、このモデルをチョイスする形が適切でしょう。
ダイワ - 18フリームスのモデル: おすすめ7
ダイワ - 18フリームス [LT3000]
◆ 自重: 225g ◆ ギア比: 5.2 ◆ 最大巻き上げ長: 77cm ◆ 最大ドラグ力: 12kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン8lbが150m, PEライン1号が200m
《このモデルの特徴》
ダイワ - 18フリームス [LT3000]は、ダイワ - 18フリームスのモデルラインナップ の中では、後述する ダイワ - 18フリームスの4000番モデル に次いで中型のモデルです。ギア比が低いため、トルクフルな ラインの巻き上げ を得意としていますので、ヘビーウェイトミノーを用いるキャスティングゲームやライトショアジギングゲームなどの、水中での抵抗が大きいルアーを用いるゲームにおすすめしたいモデルです。
ダイワ - 18フリームスのモデル: おすすめ8
ダイワ - 18フリームス [LT4000D-CXH]
◆ 自重: 240g ◆ ギア比: 6.2 ◆ 最大巻き上げ長: 99cm ◆ 最大ドラグ力: 12kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン20lbが150m, PEライン2号が300m
《このモデルの特徴》
ダイワ - 18フリームス [LT4000D-CXH]は、ダイワ - 18フリームスのモデルラインナップ の中では、前述の ダイワ - 18フリームスの3000番モデル に次いで中型のモデルです。太い道糸を用いるエサ釣りや、50g前後のメタルジグを用いるライトショアジギングに最適で、自重が250gを切っているため、持ち重り感を感じさせにくい軽量性がうれしいモデルでしょう。
ダイワ - 18フリームスのモデル: おすすめ9
ダイワ - 18フリームス [LT5000D-C]
◆ 自重: 250g ◆ ギア比: 5.2 ◆ 最大巻き上げ長: 87cm ◆ 最大ドラグ力: 12kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン25lbが150m, PEライン2.5号が300m
《このモデルの特徴》
ダイワ - 18フリームス [LT5000D-C]は、ダイワ - 18フリームスのモデルラインナップ の中では、ダイワ - 18フリームス [LT6000D-H]に次いで大型のモデルです。同価格帯の汎用スピニングリール の5000番モデルとしては、250gの自重は「驚異的な軽量さ」と言えますが、5000番モデルには不可欠な耐久性についての評価は、「価格相応」と言わざるを得ないものですので、本格的に使い込んでいくのであれば、ワンランク上位の汎用スピニングリールやSW仕様のスピニングリールをおすすめします。
ダイワ - 18フリームスのモデル: おすすめ10
ダイワ - 18フリームス [LT5000D-CXH]
◆ 自重: 250g ◆ ギア比: 6.2 ◆ 最大巻き上げ長: 105cm ◆ 最大ドラグ力: 12kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン25lbが150m, PEライン2.5号が300m
《このモデルの特徴》
ダイワ - 18フリームス [LT5000D-CXH]は、ダイワ - 18フリームスのモデルラインナップ の中では、ダイワ - 18フリームス [LT6000D-H]に次いで大型のモデルです。「コストパフォーマンスの面では十分に購入する価値がある」と言えますが、前述した ダイワ - 18フリームス [LT5000D-C] と同様、軽量性は高く評価できるものの、上位のスピニングリールと比較すると、パワーの源である剛性や全体的な耐久性は今一つです。
コスパ最強のダイワ - 18フリームスを手に入れよう！
ダイワ - 18フリームスは 幅広い釣り人におすすめ！
ダイワ - 18フリームスは、大型のモデルを除けば、「軽量性と耐久性とを高レベルで両立する、コストパフォーマンスに優れた 完成度の高いスピニングリール」と評価できます。また、豊富なモデルラインナップによって柔軟なモデル選択が可能になっており、幅広い釣り人のニーズにこたえられる点も魅力ですので、皆さんもぜひ、ダイワ - 18フリームスを手に入れて、価格以上の品質を体感してみましょう。
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