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ダイワ「フリームス」の全機種インプレ!機種ごとの特徴と選び方をご紹介!

2018年新しく生まれ変わったNewフリームス。 どなたでも手に取りやすい価格でありながら、中身は過去のフラッグシップに迫る機能。 全14機種の18フリームスのインプレを紹介していきます。 何が大きく変わったのか、インプレ交えた情報をお届けします!
2020年8月27日
Keisuke
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この記事で紹介しているアイテム

ダイワ(Daiwa) スピニングリール 1000 フリームス(2018) LT1000S

Newフリームス

出典: http://www.daiwa.com/global/ja/60years/freams/index.html

2018年は各メーカーからなにかを予感させるようね製品が続々でてきました!ダイワのフィッシングショーでも大々的に公開された、18Newフリームス。イグジストやセルテートなどダイワを代表するスピニングリールの中、今回性能が大幅に上がった18フリームス。低価格帯のリールながらも過去のフラッグシップにせまるリールのギアやスプールを搭載しています。18から何が変わったのか?細かく見ていきましょう!

LT

出典: http://www.daiwa.com/global/ja/60years/lt/index.html

今回のダイワのテーマコンセプトとして打ち出された、「LT」〜ライト&タフ〜軽さとタフさの両立を実現したのが18フリームスです。ダイワとしては操作性に直接影響を与えるのが重量であると考え、フリームスの軽量化を測ることで、操作性を高めていくというコンセプトです。結果的に大幅に軽量化に成功し、操作性が格段に上がったのです。そして、ただ軽くするだけだと、安っぽくなるだけではなく、普通はボディが弱くなるだけなのです。そこをダイワはさらにタフさを求めたコンセプトということになります。それが18フリームス「LT」です。

タフデジギア

出典: http://www.daiwa.com/global/ja/60years/freams/index.html

ライト&タフのタフを支える心臓部のタフデジギアと呼ばれるギアです。リールの滑らかな回転を半永久的に持続させるためにダイワの技術を結集させた、大口径ギアです。詳しくはデジタル解析と切削技術を用いて、歯面ひとつひとつの精度を高めたことにより摩擦0のような滑らかさを感じることができます。もともと、日本のトップメーカーであるダイワとシマノの金属の切削技術や鍛造技術は高く、高品質のギアを搭載したモデルが多いですが、今回のダイワギアはさらに進化を感じさせるできになっていると思います。

マグシールド

出典: http://www.daiwa.com/global/ja/60years/freams/index.html

マグシールドはダイワ独自の技術で、磁性の特殊なオイルで油膜を作って、海水はもちろん異物をもブロックしてくれる強力な防水システムです、これによってリールの寿命は大幅に伸びました。マグシールドは今までミドルエンド(2万円台)以上のリールにしか搭載していませんでしたが、低価格帯のリールであるフリームスにも搭載されるようになりました。 ちなみに、マグシールドの仕組みを感じられるように釣具屋さんでマグシールドのデモキットが置かれている場合があるので、ぜひ試してみてください!オイルなのにもかかわらず、磁石を近づけるとパキーンと集まってくるのです。色々な技術が生まれてくるものです。釣りとは直接関係しませんが、この仕組みには驚きます。

ドラグが大幅にパワーアップ!

最新技術を搭載している、18フリームスですが性能面でいうとドラグ力が大幅にパワーアップしており、これは大物を釣り上げていくうえで大きく貢献してくれます。どのくらいアップしたか見ていきましょう。 ・18 LT2000S(最大ドラグ力5kg) ・セルテート2004(最大ドラグ力2kg) ・15フリームス2508(最大ドラグ力2kg) このようにタフコンセプトのセルテートを上回っています。ドラグ力が上がるということはこれまですべっていた重量の魚を上げて行くことができるということです。ドラグ力はあがっても、ラインがドラグ力を下回っていると意味がなくなってしまうので、スプール径や糸巻き量などもチェックしておくとことをおすすめします。

上位機種にせまるハンドル

出典: http://www.daiwa.com/global/ja/60years/freams/index.html

ハンドルの形状がまず、高級感が漂っているかっこいいデザインです。いままで低価格帯のスピニングリールはほとんどのモデルのハンドルがカッコ悪く、安っぽいものでした。今回の18フリームスにはそれを感じさせません。値段を隠されていたら、上位モデルと勘違いしてしまうほどです(性能はそのレベルではあるのですが)。さらに、ガタつきが少ないとされるねじ込み式ハンドルが採用されており、今までは低価格帯のリールにねじ込み式は搭載されることはありませんでしたが、18フリームスには搭載されており、過去のフラッグシップに迫る勢いです。

全14機種

18フリームスは全14機種がラインナップされており、1000番、2000番、2500番、3000番、4000番、5000番、6000番台です。今までは2000番台でも2004や、同じ2500番台でも2506、2508と糸巻き量が最後尾に記載されていました。今度からは2004だと2000Sというふうに変わるので、ダイワの表記に慣れていたとしたら、逆に慣れないかもしませんが、番手とスプール径が別に表記されているだけなのでかなりわかりやすいです。

フリームスインプレ:軽さ比較

出典: http://www.daiwa.com/global/ja/60years/freams/index.html

15フリームスの時と、ライト&タフコンセプトの18フリームスは実際にどのくらい軽くなったのでしょうか?15の時に人気だった3012H、2004、2506、2508、3500の重さを比較してみます。比較してみるとわかるのですが、主に60グラム前後の軽量化がされています。私自身は極端に軽さを求めているわけではないのですが、今回は軽さだけを追い求めたのではなく、きちんと魚を獲るところまで考えられているので非常に強い武器になるのではないかと思います。いくら軽くてもかかった魚を獲れなければ意味がなくなってしまいますので、18フリームスのLT今後も進化していくと思います。

3012HとLT3000

3012H→315グラム LT3000→225グラム 90グラムもの軽量です。実際にはかなり軽く感じられることでしょう。

2004とLT2000S


2004→250グラム LT2000S→190グラム もともと小型のリールですから、そのリールを60グラムも軽量してるのがすごいです。

2506とLT2500SーXH

2506→270グラム LT2500SーXH→205グラム こちらも65グラムもの軽量化をしています。ちなみに2506よりも深溝の2508ですが、2508は265グラムだったので、2508とLt2500SーXHと比べても60グラムもの軽量化です。

3500とLT4000DーC

18フリームスには3500番台はラインナップされていないので、LT4000DーCと比較します。 3500→400グラム LT4000DーC→240グラム 番手が完璧に同じではないものの大幅に軽量化に成功しています。

タフボディ

出典: http://www.daiwa.com/global/ja/60years/freams/index.html

ボディにはアルミボディが使われているので、より頑丈なボディです。シマノでもHAGANEコンセプト(タフ)ではアルミの冷間鍛造技術などがあります。実際に持って触ってみると、高級感を感じられ、堅牢さやハンドルの軽さなどを感じていただけると思います!

フリームス:品番が見やすくなった!

出典: http://www.daiwa.com/global/ja/60years/freams/index.html

それぞれのメーカーによって、品番の表記は違うのでずっと使っていたメーカーからたまに違うメーカーのものを買うときに困ったりしたことはありませんか?スピニングの品番はダイワ独特の表記でわかりづらいという声やインプレのブログなどにも上がっていましたが、それが一新されます!

今まではこんな表記だった・・

・3012H→ボディサイズが3000番で、ナイロンとフロロの12ポンドが150メートル巻ける。 ・2004→ボディサイズが2000番で、ナイロンとフロロの4ポンドが100メートル巻ける。 ・2506→ボディサイズが2500番で、ナイロンとフロロの6ポンドが100メートル巻ける。 ・2508→ボディサイズが2500番で、ナイロンとフロロの8ポンドが150メートル巻ける。 ・3500→ボディサイズが3500番。

これからの表記は?

例:a:LT2500b:Sーc:Cd:XHーe:DH a:LT2500→番手 b:S→S(浅溝)、D(深溝)、表記なし(標準) c:C→Cコンパクト(ワンサイズ小さい番手)、 d:XH→XH(エキストラハイギア)、H(ハイギア)、P(ローギア)、表記なし(標準ギア) e:DH→ダブルハンドル

少し見づらいかもしれませんが、こういう表記になり見やすくなります!今までは3012H、2004、2506、2508、3500と、何がなんだかその都度確認しなければいけませんでしたが、18から一目で見やすくなりました。いきなり、表記の違いですがこれはどの番手があるのか、何にするか選ぶ時には助かります。3012Hは3000D、2004は2000S、2506は2500S、2508は2500、3500はないので3000Dあたりが、ほぼ同様の番手になると思います。

フリームスインプレ:スプール径

出典: http://www.daiwa.com/global/ja/60years/freams/index.html

LTのコンセプとは「ライト&タフ」で、ダイワの中でもLTシリーズのモデルは他のモデルに対して、スプール径が一回り小さくなっています。

ダイワLTシリーズ:スプール径一覧

LT1000=40ミリメートル LT2000=42ミリメートル LT2500=45ミリメートル LT3000=48ミリメートル LT4000=51ミリメートル LT5000=54ミリメートル LT6000=57ミリメートル

シマノ:スプール径一覧

シマノのスプール径一覧です。今まではサイズの違いがありましたが、シマノともスプール径がほぼ同じなので特に違和感なく使えると思います。 1000=42ミリメートル 2000=42ミリメートル 2500=46.5ミリメートル 3000=46.5ミリメートル 4000=51ミリメートル 5000=54ミリメートル

フリームスインプレ:LT1000S

ダイワ(Daiwa) スピニングリール 1000 フリームス(2018) LT1000S

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

フリームス全14機種の中で最小番手です。主に管理釣り場の中でも小型の魚しかいないようなところでバッチリの番手です。そのほかに海ではアジやメバルが対象になってくると思いますが、ナイロンだと2.5ポンドが100メートルの糸巻き量なので、大きいのを狙わずに小型で数を釣るという釣りであれば、この番手で大丈夫です。

フリームスインプレ:LT2000S

管理釣り場で最もポピュラーなのが2000番台のリールだと思います。今までの番手だと、2004が近いかと思います。2004だと4ポンド100メートルですが、LT2000Sでは3ポンド150メートル巻けるスプール径です。

フリームスインプレ:LT2000SーXH

管理釣り場でよく使われる、LT2000Sのエキストラハイギアバージョンです。LT2000Sよりもハイギアの方がルアーの動きやルアーを魚が追ってくるときの違和感を感じることができます。これは好みの部分にもよるのですが、釣果を伸ばしたい方はエキストラハイギアを選んでみてみると良いと思います。

フリームスインプレ:LT2500D

今までの番手は2506や2508と同じですが、スプール径がDなので深溝タイプの2500番台のモデルです。ナイロン12ポンドだと150メートル巻けるので、バスやライトソルトにも使えるリールです。真鯛などにもバッチリだと思います。

フリームスインプレ:LT2500SーXH

今までの2506に近いモデルです。2506は6ポンドが100メートルでしたが、このモデルはナイロン4ポンドが150メートル巻けるスプール径です。トラウトゲームや、ライトソルトゲームなどに向いているモデルです。

フリームスインプレ:LT2500SーDH

LT2500SーXHのノーマルギア、ダブルハンドルモデルです。糸巻き量は同じなので、過去の2506モデルとも近い感覚で使えると思います。ダブルハンドルなので、エギングなどで重宝すると思います。

フリームスインプレ:LT3000DーC

フリームスには3500番台hあありませんが、3000番台の深溝であるこのモデルが3500番台相当のモデルだと思います。過去のモデルだと3012Hが近いと思います。3012Hがナイロン12ポンドが150メートル巻けたのに対して、このモデルは16ポンド150メートル巻けるので、より強いゲームを展開することができます。リール自体は「C」コンパクトボディなので一回り小さいモデルになります。

フリームスインプレ:LT3000SーCXH

LT3000SーCXHは浅溝なので、過去の2508に近いタイプかと思います。エキストラハイギアなので、巻物のルアーゲームであたりを取りやすいモデルです。ナイロン6ポンド150メートル負けます。こちらのモデルもコンパクトタイプなので、3000番台よりも一回り小さくなります。

フリームスインプレ:LT3000

Lt3000は3000番台ですが、標準スプール径なので過去の3012Hよりもライトなモデルです。ナイロン8ポンド150メートル巻くことができ、ライトソルト、ネイティブトラウトなどにもってこいのモデルです。

フリームスインプレ:LT4000DーC


LT4000DーCはナイロン20ポンド150メートル、PE2号が300メートル巻けるモデルです。3012Hよりも深溝タイプなので、ジギングなどにも使えるでしょう。ほかにはショアジギングなど、力強い糸を巻けるのでパワーゲームにバッチリのモデルです。

フリームスインプレ:LT4000DーCXH

ソルトルアーゲームで汎用性の高いのが4000番ですが、LT4000DーCをそのままエキストラハイギアにしたモデルです。3012Hよりもパワーラインを使えて、さらにエキストラハイギアでルアーゲームを支えてくれます。ジギングゲーム、サーフなどのキャスティングゲームにバッチリのモデルです。4000番台のコンパクトタイプなので、スプール径は4000番台で3500番のボディと考えていただいて大丈夫だと思います。

フリームスインプレ:LT5000DーC

PE2.5号が300メートル巻けるスプール径ですので、ショアジギング、ショアからのキャスティングゲームでパワーを必要とするルアーゲームで必須のモデルです。コンパクトタイプなので、実際は4000番台のボディサイズです。ギア比は標準ギアなので、軽く巻き上げるのが好みの方はこのモデルが良いと思います。

フリームスインプレ:LT5000DーCXH

LT4000DーCのエキストラハイギアモデルで、ギア比だけが違います。ルアーゲームはエキストラハイギア!という方はこちらのモデルオンリーで大丈夫だと思います。

フリームスインプレ:LT6000DーH

6000番台、深溝でハイギアおモデルで18フリームスの最大番手です。PE3号が300メートル巻けます。オフショアキャスティングゲーム、ジギング、ショアジギング、海外だとセイルフィッシュやシイラなども大丈夫だと思います。ブリなんかのショアジギングで、大型スピニングリールをまだ持ってない方にはコストパフォーマンスに優れた最高の一品だと思います。

フリームスインプレ:これまで以上に楽しめる!

フリームスは値段はほぼそのままで、性能が格段にアップしました。これまでのセルテートに引けをとらない性能と機能を金揃えて、頑丈でタフなボディは様々な釣りにもチャレンジしやすくなるでしょう。いくら釣りが大好きでも、そこにはお金が絡んでくる話なので、最高の性能のものをより安価で手に入れることができるというのは嬉しい限りです。18フリームスもラインナップが14機種もあり、これまでの2004から2508のライトモデルから、3012Hなどの3500番台相当のモデルから今回は6000番台までそろっているので、より多くのアングラーに喜んでいただけると思います。

フリームスインプレ:まとめ

出典: http://www.daiwa.com/global/ja/60years/freams/index.html

2018年のフィッシング業界は各社、大きく進化した新製品を打ち出し、フィッシングショーも大いに盛り上がりました。そんな中、新技術や技術の進化で今まで手が届かないタックルも手に入る範囲にまで来ていたりと、より多くの人がワクワクしているのではないでしょうか。日本は世界でも有数の多種類の魚を釣ることができる国です。海でも川でも湖でも楽しめるわけです。情報も豊富なので、バス、シーバス、トラウト、ショアジギング、ジギング、根魚など、他に釣ってみたい魚種がでてくると思います。そうなると、それに合わせたタックルが必要ですが18フリームスのような高機能リールで、今までは考えられなかった値段で出されているので、ぜひ一度見て触ってみてください!さらなる感動があなたを待っているはずです。