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植物に与える「液体肥料」の種類別効果比較と使い方!正しいやり方を解説!

液体肥料は、都市部でガーデニングを楽しみたい人におすすめの肥料です。いくら効果があってもたい肥や牛糞は置き場所に困るし、においが近所迷惑。今回は、美追い貸しないし保存が楽、しかもお手軽でバランスが取れた液体肥料の種類の比較と、正しい使い方をご紹介します。
2020年8月27日
nyankogumi
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この記事で紹介しているアイテム

ハイポネックス原液 800ml

アイリスオーヤマ 活力剤 全植物用活力剤 35ml 10本 E-35N

万田酵素 植物用万田酵素 シャワータイプ 2000ml

ハイポネックスジャパン ハイポネックス速効スプレー液 500ml

ハイポネックス ハイグレード観葉植物 450ml

ハイポネックス ハイグレード野菜&ハーブ 450ml

ハイポネックスストレート液肥 洋ラン用 600ml

ハイポネックス ハイグレード開花促進 450ml

水耕栽培用 液体肥料L(1リットル)

液体肥料とは?

液体肥料とは、いってみれば化学肥料の一種です。化学肥料というとオーガニックが好きな人は敬遠しますが、実はとってもクリーンで、逆に、たい肥と違って虫などが含まれないので農薬などを使わなくても植物が育つメリットがあります。そして、窒素やリン、カリウムが最初からバランス良く配合されているので、自分で混ぜて作る必要がない手軽さが、やり方も水に混ぜるだけという手間いらずで、ガーデニングや家庭菜園で喜ばれています。

液体肥料のメリット

液体肥料の持つメリットは、何といっても使いやすさでしょう。まず、希釈して使うため原液は小さなボトルに納まります。だから、他の殺虫剤のビンなどと同じ棚に締まっておけるのがいいですね。同じ効果と分量の粒状の肥料では、同じ化学肥料でもそうはいきません。それに粒状の肥料はしけってしまうと塊になりますし、においもあります。都市部に住んでいて近所に迷惑が掛からないという点は、液体肥料の大きなメリットですね。

液体肥料の種類

液体肥料にはいろいろな種類があります。園芸用や農業用、希釈タイプとそのまま使うタイプ、そして植物ごとに違った製品まであるのです。そして、それぞれ使い方や与え方も変わってきます。ですから、ガーデニングや家庭菜園で何を育てるかによって、購入する液体肥料が変わってきます。これからいろいろなタイプをご紹介するので、育てる植物に合ったものをお選びください。

原液希釈タイプ

ハイポネックス原液 800ml

出典:Amazon

最も一般的な液体肥料は、原液を希釈して使うタイプです。窒素、リン、カリウムがバランスよく配合されているので、いろいろな植物に使えます。この種類は製品やメーカーによって、窒素、リン、カリウムのバランスが違うケースもあるので、育てる植物の必要な成分をよく調べてから購入するのがおすすめです。液体肥料の与え方は、薄めた液体肥料をじょうろなどで水を与えるのと同じ要領です。

ボトルをそのまま使うタイプ

アイリスオーヤマ 活力剤 全植物用活力剤 35ml 10本 E-35N

出典:Amazon

ボトルの先を切って、そのまま植木鉢などの土に差し込むタイプの液体肥料です。すると、徐々に液体肥料が注がれるので、使い方が非常に簡単というのが最大のメリットでしょう。主に、観賞用の植物に用いられます。この種類は、チッソ、リン酸、カリウム、マグネシウム、銅、鉄、モリブデン、亜鉛等がバランスよく配合されています。ボトルの中の液体肥料がなくなったら交換するだけです。

酵素タイプ

万田酵素 植物用万田酵素 シャワータイプ 2000ml

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

化学肥料そのものは嫌という人が好んで使うのが、酵素系の液体肥料です。大きな野菜が作れるという口コミもあり、野菜を作る家庭菜園におすすめです。野菜などから抽出された酵素なので、ナチュラルな液体肥料というイメージがあります。健康食品として人向けにも販売されている製品があります。この種類は、直接原液をかけるのですが、葉が2~3枚出た後から使用するのが望ましいようです。

スプレータイプ

ハイポネックスジャパン ハイポネックス速効スプレー液 500ml

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

この種類は、原液をそのまま与えるタイプなのですが、容器がスプレーになっているので鉢植えなどでも広い範囲に液体肥料をまくことができる、効率のいい使い方が簡単な製品です。やり方を比較すると、原液を薄めるタイプよりも手軽で、ボトルを差し込むタイプのように外観の見栄えの悪さもないのがいいですね。人が出入りする、オフィスなどの観賞用植物の液体肥料としておすすめです。

観賞植物用

ハイポネックス ハイグレード観葉植物 450ml

出典:Amazon

この種類は、観賞植物が必要とする養分を窒素7、リン4、カリウム4の割合で配合した製品です。使い方はこの原液を水で薄めて与えます。他の液体肥料と比較すると、観葉植物が元気に成長するのに必要な15の養分を配合しているので、葉などの表面にも与えることができると口コミでとても好評です。やはり、見栄えがいいのが観葉植物には重要ですよね。

野菜やハーブ用

ハイポネックス ハイグレード野菜&ハーブ 450ml

出典:Amazon

この種類は、野菜やハーブの必要とする養分を、窒素6、リン6、カリウム6の割合で配合したバランスの良い製品です。やはり原液を水で薄めて使うのですが、家庭菜園を楽しみたい人にはとても喜ばれているタイプです。野菜によっては万能タイプの成分の配合では、比較すると特定の養分が不足しているケースもあるので、効果的においしい野菜作りをしたい人におすすめです。

洋ラン用

ハイポネックスストレート液肥 洋ラン用 600ml

出典:Amazon

この種類は、洋ランを育てるのが好きない人におすすめの製品です。やはり、華やかさが命の洋ランを見ごたえがあるように育てるのは、それ専用の液体肥料があると便利ですね。洋ランの株を太らせて、とても美しくあでやかな花を咲かせるために、最適の成分をバランスよく配合していて効果的です。洋ラン愛好家にとっては、比較的とても手軽に使える液体肥料でしょう。

開花促進用

ハイポネックス ハイグレード開花促進 450ml

出典:Amazon

この種類は、花を早く開かせたい人におすすめの液体肥料です。植物の鑑賞にはいろいろな要素があります。枝ぶりや、葉のつややかさ、そして何より花の美しさでしょう。この液体肥料の使い方は、花を美しく、そしてその色を鮮やかにしたい時に与えるのがいいでしょう。与え方は、水で薄めて花が咲く前に一定期間与えます。口コミでも、とても効果が高いと評判がいい製品です。

水耕栽培用


水耕栽培用 液体肥料L(1リットル)

出典:Amazon
出典:Amazon

最近は、家庭でも水耕栽培を楽しんで野菜を育てている人がいます。この種類の使い方は、水耕栽培に適した成分を配合していて、100倍から200倍に薄めて水耕栽培の水に混ぜる与え方です。本来は土に含まれている微量元素の鉄、銅、亜鉛、モリブデンも含まれているので、水耕栽培でも十分に植物を育てることが可能です。園芸用の土を買いたくない人におすすめです。

液体肥料の比較

液体肥料の比較は、やはり、どのような成分を含んでいるかというのが重要です。これには、自分が育てたい野菜や観賞用植物がどのような栄養を含んでいるのか、調べることから始めなければなりません。次に、液体肥料のやり方がどれだけ簡単かというのがポイントとなります。やり方が大変だ足り、面倒だったりすると、途中で止めてしまうこともあります。このように、液体肥料をえらぶ時はいろいろ比較するポイントを考えるといいですね。

液体肥料の成分と効果

液体肥料の成分は、基本的には窒素とリン、カリウムです。これらは植物が必要とする3大要素で、液体肥料には必ず含まれていて、差はその配合されている比率だけでしょう。植物によっては、特定の成分が多めでなければ成長しないものもあります。たとえば、スイカなどは窒素少な目、リン多めの液体肥料が理想です。ご自身が育てたい植物の必要な成分が含まれていて、なおかつ適したバランスのものを選ぶことが、その効果を高めるのです。

液体肥料の使い方

液体肥料は、そのまま使うタイプ以外は通常希釈して使います。だから200倍に薄めるという場合、1.5リットルのペットボトルで使うケースでは、何㏄必要なのか計算するべきです。農薬などの便には、通常不足して専用の小さな容器にメモリがあるので、それを使うと便利ですが、それがないときはスポイトで1滴がおよそ0.05mlという感じなので、それをもとにおおよその量をペットボトルに入れて薄めるといいでしょう。尚、希釈する濃度は製品によって異なりますので、1度計算してどこかに記録しておくのがおすすめです。

液体肥料の与え方

液体肥料の与え方ですが、基本的にはボトルに書いているやり方を基準とするのがいいでしょう。ただ、なすのように栄養不足が表れやすい植物の場合、植物のコンディションを見おて与える回数を増やしたり減らしたりするのもおすすめですね。与え方は、それぞれの植物や土のコンディション、そして天候でも変わってくるので、ガーデニングのブログなどで記録をつけるのもおすすめです。きっと後で、与え方で迷ったときに役に立ちます。

米ぬかの液体肥料の作り方

液体肥料を自分で作れないかという人に、簡単な作り方をご紹介します。作り方は簡単で、炭酸飲料の1.5リットルのペットボトルを用意して、200gの米ぬかをその中に入れ、水を1リットルほど入れてます。あとはそれを発酵させるために暖かい場所に置くだけです。作り方が本当に手軽なので、おすすめなのですが、においはそれなりにあります。

米ぬか液体肥料の注意事項

ペットボトルの蓋をきつく締めると、発酵の際に出るガスで破裂する危険があるので、少し緩めで空気が漏れるようにしてください。それと、たまにあふれ出ることがあるので、屋外で保存するのがおすすめです。1か月ほどで完成します。与え方は、10倍ほどに希釈して使うことになります。


油粕液体肥料の作り方

日清 油粕 3kg

出典:Amazon
出典:Amazon
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油粕を使った液体肥料の作り方をご紹介します。油粕とは、脂を絞ったときに出る大豆など植物油の原料の搾りかすを肥料として販売しているものが必要です。作り方は、油粕を1に対して水を10にしたものをペットボトルに入れるだけ。1か月ぐらいで発酵するのですが、やはり、匂いはするようです。作り方の注意点は、糠と同じで、発酵するとガスが出るので、ふたを閉めて破裂しないようにすることですね。

ちょっと変わった液体肥料

液体肥料というと、現役を水で薄めるというものが多いですが、それとは違った視点の製品もあります。錠剤を水に溶かして液体肥料を作るというアイデアが斬新ですね。このタイプなら、原液を量ってから水で薄める作業が省けるので、とっても楽です。

液体肥料をアクアリウムに

アクアリウムを楽しむ人にとって、特に水草をきれいにレイアウトする人にとって水槽に入れる液体肥料は重要です。熱帯魚はすくな目で、水生植物を多めにして緑を楽しむ場合、魚の排泄物だけでは十分な栄養になりませんので。そんな時は、アクアリウム専用の液体肥料を使うのがおすすめです。きっと、美しい植物ならではの姿を見せてくれることでしょう。やり方ですが、ポンプタイプの陽気なので水槽にワンプッシュするだけですね。

液体肥料のまとめ

液体肥料のまとめはいかがだったでしょうか。液体肥料のいいところは、水やりと一緒に肥料も与えることができることでしょう。肥料のやり方がとても手間いらずです。一度に多量の液体肥料を溶かしたペットボトルを作っておけば、暑い日はそれを撒くだけで終わります。100円ショップでも薄めて使う液体肥料が売られていることがありますので、機会があったら手に取ってみてください。値段は100円でも、成分はほぼ変わりがありません。おすすめです。

家庭菜園で肥料に興味がある方におすすめ