シマノ ロッド ブルックストーン 804
ダイワ(Daiwa) フライロッド ロッホモア・プログレッシブ2 F834-3
ティムコ(TIEMCO) ユーフレックス・インファンテ 764-4 UL グレーオリーブ
天龍(TENRYU) ロッド フェイテス ベーシックマスター FBM 764
キャップス(Caps) フライロッドスターターキット パスポートビギン 804
モーリス(MORRIS) ロッド フライロッドiD(イワイドリフト) ID783-4
アキスコ(AXISCO) ARエイシス4PCパックロッドARAF763-4
ティムコ(TIEMCO) オービス 4Y0X クリアウォーター 763-4
エコーベースフライロッド BASE-480
Maxcatchフライカーボンロッド フライロッド 4本 サイズ(3/4/5/6/7/8/10wt)
まず、フライフィッシングとは:bangbang:
イギリスに始まり広く世界中で愛される釣り
フライフィッシングは今から約500年前にイギリスで生まれ、貴族の間で格調高い趣味として愛好されていました。その後ヨーロッパやアメリカ、日本でも、魚釣りのひとつのスタイルとして楽しまれるようになっています。 大きな特長は何と言ってもフライと言う擬似餌を専用のロッドとラインを使ってキャストすることです。この際、非常に大きな役割を担うのがフライフィッシングロッドと言うことになります。
もっとフライフィッシングロッドのことを知ろう:bangbang:
フライフィッシングロッドなくしては始まらない!
フライフィッシングに限らず、魚釣りをする上で最も重要なアイテムが釣竿です。特にフライフィッシングではその重要性が高くなります。 フライフィッシングはロッドを前後に繰り返し振ることで、フライラインの重さを利用してラインを前へ送り出していきます。よって、どの釣りよりも釣り針(餌や擬似餌)をポイントに送り届けるまでにロッドを振る回数が多くなります。 魚が掛かってからのやり取りも含め、釣りを構成する上でフライフィッシングロッドはたいへん大きな役割を果たします。
どんなフライフィッシングロッドがあるの!?
フィールドや対象魚に合わせてバリエーション豊富
フライフィッシングのフィールドは渓流から海まで広範囲で、対象魚も小さな魚から大きな魚まで様々です。フライロッドもそれらに合わせて使い分けることになります。渓流から中流域は片手でキャストするシングルハンドロッド、本流域や湖では両手でキャストするダブルハンドロッドが概ね一般的です。ただ、これと言った決まりはなく、フィールドの状況やポイントとの距離、対象魚のサイズなどから自分なりにチョイスしてみるのがいいでしょう。
フライフィッシングロッドの素材の違いは!?
それぞれ特長の違う3種類の素材
フライフィッシングロッドの素材にはカーボンやグラスファイバー、バンブー(竹)などがあります。最もポピュラーなのがカーボン素材で軽さと強度を併せ持っています。カーボンが主流になる以前はグラスファイバーが一般的でした。グラスファイバーは竿内部が空洞になっていないため重くなりますが、しなやかでゆっくりとした竿の曲がりを楽しむグラスロッド愛好家もたくさんいます。また、バンブーも同じくゆっくりとした反発力でラインの重みを乗せやすく独特の釣り味があります。また、見た目も美しく趣向品的な要素も加わりますが、高価なこととこまめな手入れが必要になってきます。
フライフィッシングロッドの番手とは!?
キャスティング可能なラインウエイトで表示
フライロッドにはそのロッドに適したラインウエイトを示す番手が表示されています。2~12番ぐらいまでが一般的で、数字が大きくなるほど太くて重いラインがキャストできるように設計されています。番手はAFFTAと言うアメリカの団体で標準規格が定められていて、最近では番手ではなく、そのままの重さを示すグレイン表示も使われるようになっています。 日本の源流や渓流では2~3番、渓流や里川、管理釣り場では3~5番、本流や湖沼では6~12番、海では10番以上が適合ラインと言えるでしょう。
フライフィッシングロッドの長さは!?
高番手になるほどロングロッドに
フライロッドの長さは、概ね低番手ほど短く高番手になるほど長くなります。ただ、番手によって長さが決まっているわけではありません。低番手でも長いもの、高番手でも短いものもあり、使用するフィールドや釣りのスタイル、自分の好みなどで選べるよう、各メーカーはいろいろな長さのロッドを取り揃えています。
初心者の入門用ロッドは7~8ftがおすすめ
主に渓流用では7ftぐらいから、本流で使用するダブルハンドでは14ftぐらい、さらに16~18ftのものまであります。番手の時に説明したように、高番手ほど重いラインになりますので、普通の人が片手でキャストできる限界の長さがあります。自ずと高番手ほどダブルハンドになるわけです。 まず、初心者が最初に釣りをするであろう渓流や管理釣り場などで使う入門用のロッドなら7~8ftぐらいを選ぶのがおすすめです。
フライフィッシングロッドのアクションとは!?
曲がり方の違いは釣り味の違い
フライフィッシングロッドにはアクションと言い、キャストする際にそのロッドがどこから曲がるのかと言う特性の違いをあらわす表現があります。ロッドアクションは大きくファースト、ミディアム、スローに分けられます。ファーストアクションはロッドの先端に近い所から、ミディアムアクションはロッドの中央あたり、スローアクションはグリップに近い所から曲がるものです。 その他にもさらに先端に近い所で曲がるエキストラファーストやさらにグリップに近い所で曲がるパラボリック、ミディアムファースト、ミディアムスローなど細かく表現することもあります。これらアクションの違いでキャスティングや合わせ、取り込みなどの釣り味が違ってきます。
アクションとキャストの関係は!?
アクションが変わればキャストも変わる
フライフィッシングのキャスティングはロッドを曲げることでその反発力を利用して行います。そのためアクションの違いによってキャスティングの感覚が変わってきます。ファーストアクションは先端のぶれが小さくラインのコントロールがしやすい半面、ラインの重みをロッドにのせるのが難しくなります。スローアクションは先端から遠い分、ぶれが生じラインのコントロールが難しくなりますが、ロッドを曲げやすいためラインにしっかり力を加えることができます。また、ミディアムアクションはその中間にあたり、扱いやすいと言うことになるでしょう。基本的には風やポイントの状況に応じて選択する場合を除けば自分の釣りのスタイルや好みで選ぶといいでしょう。
フライフィッシングロッドの継ぎ手の数は!?
持ち運びや機能面でも3ピースが無難
フライフィッシングロッドの継手(フェルール)の数はロッドの長さにもよりますが、だいたい2~4分割になります。ロッドの継数により収納時の長さが変わるため、自分の釣行時の移動手段によって選ぶことをおすすめします。例えば小型乗用車なら7~8ftの2ピースロッドでもぎりぎりトランクや後部座席に横積みできますが、電車や飛行機の機内持ち込みなら4ピースやもっと継数の多いパックロッドがおすすめです。 昔は継数が多いほど高価なものになりましたが、最近では技術の向上により、一般的なロッドでも性能の高い4ピースのものも数多く発売されるようになっています。
フライフィッシングロッドのグリップは!?
人とロッドを結ぶ重要ポイント
フライフィッシングロッドのグリップはコルクが一般的です。形も様々で主にシガー、ハーフウェル、フルウェルの3種類があります。 渓流で使う低番手のロッドには文字どおり葉巻型のシガー形状が使われています。Vグリップやインデックスフィンガーグリップなどの飛距離よりも正確さが求められる握り方に適しています。また、管理釣り場や中流域で使う中番手のロッドにはハーフウェル形状が多くなり、親指をグリップの上に置くサムオントップグリップに適しています。本流や湖沼用の高番手のロッドになるとフルウェル形状になり、こちらもサムオントップグリップに適していますが、さらにしっかりとロッドに力を加えられる形状になっています。
最初に買うフライフィッシングロッドは!?
キャスティング練習を想定すると
フライフィッシングロッドについて紹介してきましたが、フライフィッシングロッドと一言で言っても様々なものがあります。ここでは初心者にまとを絞って、最初に入門用として手にするフライロッドを考えていきたいと思います。まず、キャスティング未経験の初心者が、キャスティングの基本を修得するのにふさわしい長さはシングルハンドの7~8ftがよいと思われます。
フィールドから考えると
初心者が最初に訪れるであろうフィールドを考えると、渓流や里川から管理釣り場まで対応できる#3~#5番と言うことになるでしょう。 ただ、初心者と言っても目指す釣りのスタイルやフィールドは人それぞれ。一概には決めつけられませんが、入門用として無難な1本となると7.6ftの#4番か、もしくはその前後あたりがよいのではないでしょうか
フライフィッシングロッドの国内外メーカーをご紹介
世界に誇る日本のメーカー
もともと西洋の釣りであるフライフィッシングですから、海外には歴史のある有名メーカーがたくさんあります。ただ、日本にも世界に誇るロッドメーカーがあり、特にカーボン加工技術は世界でもトップクラス。優れたロッドが数多く作られています。最近では中国のメーカーも注目されるようになっています。
国内外ロッドメーカー一覧
日本の主なメーカー
ティムコ(ユーフレックス)/ DAIWA(ロッホモア他) シマノ(ライムストーン他)/ 天龍(テンリュウ) キャップス(Caps)/ モーリス(VARIVAS) 大村ロッド(OmuraRod)/ カムパネラ(Campanella) アングル(AXISCO)/ 谷山商事(Valleyhill) キロワールド(IZCH他)
アメリカの主なメーカー
ORVIS(オービス)/ SAGE(セージ)/ Temple Fork Outfitters(TFO) REDINGTON(レディントン)/ G.Loomis(ジールミス) Winston(ウィンストン)/ Thomas&Thomas(トーマス) Scott(スコット)/ ECHO(エコー)/ Lamiglas(ラミグラス) Abel(エーベル) Cabela's(カベラ)
その他の国の主なメーカー
イギリス HARDY(ハーディー) スエーデン Loop(ループ) 中国 MAXCATCH(マックスキャッチ)
フライフィッシングロッド入門用おすすめ10選
初心者の入門用は低価格なものでOK
国内外のフライフィッシングロッドメーカーから数多くのロッドがリリースされていますが、初心者の入門用としてはやはり低価格なものでスタートするのがおすすめです。と言うことで、国内メーカーのロッドを主体に海外メーカーでも比較的リーズナブルなもの、激安で今話題の中国メーカーのものなど、おすすめの入門用ロッドをセレクトしてみました。
1.Daiwa ロッホモア・プログレッシブ2
ダイワ(Daiwa) フライロッド ロッホモア・プログレッシブ2 F834-3
繊細なティップはラインの重さを感じられ、シャープな振り抜けを可能に。誰にでもタイミングの取りやすいロッドです。リールシート部のパーツ類を大幅にグレードアップ しています。
2.SHIMANO ブルックストーン
シマノ ロッド ブルックストーン 804
本場、ヨーロッパで好評のエントリーモデルを逆輸入。 初めてフライフィッシングにチャレンジしたい、ファミリーで管理釣り場を体験したい方に最適な、超コストパフォーマンスのロッドです。
3.TIEMCO ユーフレックス・インファンテ
ティムコ(TIEMCO) ユーフレックス・インファンテ 764-4 UL グレーオリーブ
フライフィッシング入門に最適なシリーズで、柔軟でしなやかなアクションが特徴。ラインの乗りが解りやすく入門者が扱いやすいバランスですが、多くの上級者にも満足できるロッドです。
4.TENRYU フェイテス ベーシックマスター
天龍(TENRYU) ロッド フェイテス ベーシックマスター FBM 764
”心地いい!”をテーマに初心者からベテランまで、キャスターを選ばず安心して使えます。耐摩耗性を誇るWハードクローム加工の超軽量NEWガイドを搭載し、ラインへのダメージを極限まで減らしています。
5.Caps パスポートビギン804
キャップス(Caps) フライロッドスターターキット パスポートビギン 804
渓流や管理釣り場で活躍する、フライフィッシング初心者向けのバランスのとれたセットです。フェルールにはガイド面を合わせるためのマークが入っているなど、細かな配慮もうれしいロッドです。
6.MORRIS ID(イワイドリフト)
モーリス(MORRIS) ロッド フライロッドiD(イワイドリフト) ID783-4
徹底的現場主義の岩井渓一郎氏が監修。氏のロッドに対する意見や希望を反映し、日本の渓流で頻繁に狙う距離(5~15ヤード前後)での操作性を考えて開発されています。
7.AXISCO ARエイシス4PC
アキスコ(AXISCO) ARエイシス4PCパックロッドARAF763-4
初心者からベテランまで、キャスティングスキルに左右されず、扱いやすいアクションのフライフィッシングロッドです。携帯しやすいサイズとハードケース付で様々な移動手段の釣行に使用できます。
8.ORVIS(TIEMCO) 4YOXクリアウォーター
ティムコ(TIEMCO) オービス 4Y0X クリアウォーター 763-4
アメリカの有名メーカーオービス社のハイコストパフォーマンスロッドです。数々の賞に輝いたヘリオステクノロジーを受け継ぎながらスペックとテーパーを一新。より軽く、より高感度になっています。
9.ECHO ベイスフライロッド
エコーベースフライロッド BASE-480
最新のマテリアルとテクノロジーを使用し、コストパフォーマンスを追求。初心者でも簡単に上級者のようなループを生み出すことができます。また長年使用できる耐久性も備えています。
10.Maxcatch フライカーボンロッド
Maxcatchフライカーボンロッド フライロッド 4本 サイズ(3/4/5/6/7/8/10wt)
中国メーカーのフライフィッシングロッドです。何と言っても衝撃の低価格が魅力ですが、上質のコルクグリップやセラミック製ストリッピングガイド、アルミリールシートなど品質も追求した優れものです。
フライロッドまとめ
お気に入りフライフィッシングロッドを持って釣りに行こう:bangbang:
フライフィッシングは、キャスティング技術を高めたり、自分でフライを巻いたり、ただ魚を釣るだけでなく、いろいろな楽しみの要素がいっぱいつまった釣りです。そしてそれらフライフィッシングを構成する上で、たいへん大きな役割を果たすのがフライロッドです。初心者の方はあまりこだわらず、自分が目指すフィールドに合ったスペックのロッドを1本見つけてくたさい。そして、そのお気に入りのロッドを持って、魚たちが待つフィールドへ出かけてみてくたさい。きっと初めて見るの川の景色、初めて出会った魚、さまざまな思い出がそのロッドとともにいつまでもあなたの心に刻まれることでしょう。
フライフィッシングロッドについて知りたい方はこちらもチェック!
今回は初心者の入門用ロッドに絞りこんで紹介してきましたが、もう少し広くフライフィッシングやフライフィッシングロッドについて知りたい方は、ぜひ下記リンクもチェックしてみてください。
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