伊豆ヶ岳
埼玉県奥武蔵山域に位置する伊豆ヶ岳!伊豆ヶ岳は標高が低い山ですが、山頂を目指すまでに多くの名所があり長距離のコースとなっていることが大きな特徴の山です。また多くの植物が生息し秋の紅葉の時期には鮮やかに染まる自然の絨毯を楽しむこともできます。長いコースを利用してまるまる1日かけてハイキングを行うのも良いでしょう。
伊豆ヶ岳基本情報
伊豆ヶ岳の基本情報をお伝えしておきましょう。 ■伊豆ヶ岳場所:埼玉県奥武蔵山域 ■伊豆ヶ岳の標高:851メートル ■伊豆ヶ岳難易度:一般登山者向け ■伊豆ヶ岳コースタイム:6時間
伊豆ヶ岳の魅了
埼玉県奥武蔵にある伊豆ヶ岳は魅力のつまった登山やハイキングを楽しむ事が出来る山です。では、どのような魅力が詰まっているのか紹介していきましょう。魅力を知れば訪れてみたくなる事でしょう。
伊豆ヶ岳の魅力1!都心からのアクセスが良い
伊豆ヶ岳をの魅力の一つに都心からのアクセスの良さがあります。西武線を使用し池袋など都心から容易にアクセスできるほか、東横線に乗れば直通運転の恩恵を受け横浜方面からのアクセスも良好な所が広範囲から登山者やハイキング客を集める事の出来る魅力を持っていますね。
伊豆ヶ岳の魅力2!岩場でスリルを味わう
伊豆ヶ岳は様々なコースを楽しめる山でもあり、そのコースの中で登山者の冒険心をくすぐるスポットが岩場の多いコースです。真下から見ると直角にそびえる大きな壁のように見える岩場が現れます。岩場の周辺には「落石注意」との標識もたっており、注意が必要ですが、鎖が岩のてっぺんから張られており鎖をつかみながら足をどこに置くのか考え登っていきます。そのスリル感を味わうと子供になったような冒険心が湧いてくるでしょう。
伊豆ヶ岳の魅力3!縦走できる
小高山・古御岳・高畑山・伊豆ヶ岳など様々な山を縦走しながら登山やハイキングを楽しむ事が出来るのも伊豆ヶ岳登山の魅力でもあります。縦走と聞くと登山上級者向けのイメージがありますが、一般向けの縦走を楽しむ事が可能になっています。それも、標高が高くないと言う伊豆ヶ岳だからといってもいいでしょう。
伊豆ヶ岳の魅力4!花を楽しむ
伊豆ヶ岳には多くの植物が登山者の目を楽しませてくれます。フクジュうソウ・マンサク・エイザンスミレ・アカヤシオ・ミツバツツジなどの植物を見ることが出来、時期に合わせて登山を行うと綺麗に花を咲かせる姿も見ることができるでしょう。
伊豆ヶ岳の魅力5!まるまる1日山を楽しめる
伊豆ヶ岳登山はまるまる1日山で登山やハイキングを楽しむ事の出来るコースを持つ山です。ハイキングと言うと短い距離を歩き満足するまでに目的地まで到着!と言うパターンもあるのではないでしょうか。ここ伊豆ヶ岳は19キロと言う長い距離を歩くハイキングコースもありますので1日かけて山を歩く楽しみ方が出来ます。まるまる1日山を歩いていると様々な山の威力を発見する事が出来るのではないでしょうか。
伊豆ヶ岳の魅力6!温泉入浴が出来る
登山やハイキングを楽しんだら温泉に入浴したくなる方も多いのではにでしょうか。実際登山やハイキングを楽しんだ後に温泉に入って帰ると言う方は多いです。ここ伊豆ヶ岳には日帰り入浴が出来る温泉施設が周辺にあるため、温泉の楽しみも登山と一緒に味わう事が出来るのです。ぜひ登山やハイキングの後に温泉で汗を流し気持ち良く帰路につきましょう。
伊豆ヶ岳の魅力7!紅葉を満喫
秋の紅葉シーズンに伊豆ヶ岳登山やハイキングを楽しむと大自然の中に広がる赤や黄色と様々な鮮やかな色に染まる山を見る事ができます。登山道のいたるところで綺麗な景色を見る事が出来るのですが、伊豆ヶ岳紅葉の最大の景色は山頂からの景色でしょう。伊豆ヶ岳周辺には大小様々な山が連なりそれぞれの山が鮮やかな色に染まるのです。まるで自然が作り出した大きな絨毯と言えるでしょう。秋の時期だからこそ見ることのできる自然の絨毯を満喫してみてください。
伊豆ヶ岳の魅力8!手打ちうどんを味わう
伊豆ヶ岳登山を行ったら有名な浅見茶屋で手打ちうどんを食べたいものです。古民家をお店にしたこちらの茶屋は美味しい手打ちうどんを食べさせてくれます。テレビンドで紹介された他食べログなどでの口コミや評価が良いお店です。人気店なので週末や登山シーズンは激混みしますが並んで食べたいうどんです。
伊豆ヶ岳登山コース(登り)
正丸駅→正丸峠→小高山→伊豆ヶ岳→天目指峠→子ノ観現→滝不動→吾野駅を通る登山コースを紹介していきましょう。
伊豆ヶ岳登山登りコース①
①伊豆ヶ岳登山の起点は正丸駅!駅で電車を降りるとそこから登山が始まります。 ②駅から急な階段を降り電車のガードをくぐると安産地蔵のある集落を舗装された道に沿って歩きます。 ③しばらく歩くと馬頭観音が現れ分岐になっていますがそのまままっすぐ進みましょう。 ④今で舗装されていた道だったのが、山道へと変わり伊豆ヶ岳登山の登山口です。 ⑤登山口から沢沿いに登ると正丸峠への分岐が現れます。ここまで登山口から1時間15分ほどかかります。 ⑥正丸峠では、標識に従い正丸峠方面へ階段を登ると展望が開け景色を楽しむことができますよ。また正丸峠はサイクリングを楽しむ方が多く、茶店もあるので休憩してもいいでしょう。
伊豆ヶ岳登山登りコース②
⑦正丸峠を過ぎると次に目指すポイントは小高山です。小高山は伊豆ヶ岳より低い山で正丸峠よりも低い位置にあります。そのため峠を過ぎるとしばらく降りが続きます。 ⑧小高山を過ぎると次は急な登りが続きますので初心者の方はペースを維持しながら登りましょう。 ⑨次に現れるポイントが五輪山です。五輪山はポークが広くなっていますので急な登りで体力を消耗した初心者の方は小休憩を行うのもいいでしょう。そして岩場が現れますので、岩場(男坂)を登るスリルを味わいながら伊豆ヶ岳山頂を目指します。登山口から山頂まで2時間で山頂まで到着します。
伊豆ヶ岳登山コース(下り)
伊豆ヶ岳下りコースの紹介です。登りコースと違うコースを使用して下山することが可能となっています。
伊豆ヶ岳登山下りコース①
展望の良い伊豆ヶ岳山頂で秋の時期には紅葉、夏には新緑を楽しんだら来た道を戻る方法もありますが、伊豆ヶ岳の魅力を満喫するためにも別ルートで下りましょう。 ①下りは古御岳→高畑山→中ノ沢頭を経て降りていきますが、山頂から中ノ沢頭までは1時間30分ほどかかります。下りは体力を使わないで歩くことができますが、急な下りさかもありますので滑らないように初心者の方は特に注意しながら歩くようにしましょう。ポールなどがあると補助道具として役に立つでしょう。 ②甘目指峠までくると一旦舗装された車道に出ますので車に注意し歩きましょう。
伊豆ヶ岳登山下りコース②
③車道を横切ると岩の登り坂が現れます。二度ほど偽ピークに騙されながら足腰守護にご利益のある子ノ観現です。ここでは巨大なわらじと下駄が飾ってあるので記念に写真を撮るのもいいでしょう。ここにはトイレの施設も設置されています。 ④橋を渡ると手打ちうどんで有名な浅見茶屋が見えてきますので、お腹が空いている方は食事をするのもいいでしょう。 ⑤山頂から2時間30分で到着します。そこから約50分で不動滝を経由し反対側の登山口へと到着します。反対側の登山口から西武秩父線に乗車する事ができます。
伊豆ヶ岳登山ベストシーズン
伊豆ヶ岳登山やハイキングを楽しむ最適なシーズンは4月5月の花の咲き乱れる春から初夏の時期でしょう。多くの植物が綺麗な花を咲かせ登山者やハイキング客を楽しませてくれます。また気候が良い時期になりますので初心者の方も登りやすいシーズンともいえるでしょう。そして紅葉を楽しみたいのであれば10月11月の秋のシーズンがおすすめです。山全体が紅葉を楽しめる伊豆ヶ岳です。多くの登山者やハイキング客でにぎわいますが、綺麗な紅葉を満喫する事ができますよ。
伊豆ヶ岳登山難易度
伊豆ヶ岳の難易度ですが、一般向けの山とお知らせしました。体力に自信がある初心者の方も難易度的に問題なく登る事ができます。ただし岩場をを登る際は難易度が上がるため、初心者の方は足元に気をつけながら登ることを意識する必要がありますね。岩場が自信ないと言う方は難易度の低い登山道が続く吾野駅登山口からのルートを往復することで難易度の高い岩場を避けて登山やハイキングを行う事ができますよ。
伊豆ヶ岳おすすめ温泉
伊豆ヶ岳登山を楽しんだら正丸駅から車で日高狭山ICへ戻る途中に、「休暇村 奥武蔵」がありますので温泉に入り帰るのもいいでしょう。西武秩父線 吾野駅から無料の送迎バスも出ていますので電車でアクセスした方には便利なサービスですね。
休暇村 奥武蔵で日帰り入浴基本情報
日帰り入浴:10:30〜16:30(16時最終受付) 定休日:なし 料金:620円(子半額) ランチ営業:11:30〜14:00
伊豆ヶ岳登山!地図を持って出かけよう
伊豆ヶ岳登山、ハイキングは長い距離を歩くコースとなっていますし、分岐や各所に様々な見どころなどもあります。その際に地図があると大変便利ですよ。登山を行う前に一度地図を確認し、自分の歩くルートを地図に記しましょう。地図を使って歩くイメージがつくでしょう。特に初心者の方は地図の見方を勉強しておくと良いでしょう。歩きながら地図と自分の位置、次はどちらに曲がるのかなど確認しながら歩くと遭難などの危険も回避できるでしょう。持ち物を準備する時に忘れがちな地図ですが、必ず地図の準備も忘れないようにしましょうね。
伊豆ヶ岳アクセス方法
伊豆ヶ岳登山、ハイキングを楽しむためのアクセス方法を車、公共交通機関を利用した方法で紹介しておきましょう。
伊豆ヶ岳車でアクセス方法!
圏央道 日高狭山ICになります。ICから正丸駅までは50分ほどかかります。伊豆ヶ岳登山口でもある正丸駅にはコインパーキングがありますので、1にち500円でチケットを購入しフロントガラスに貼り付け登山を開始しましょう。
伊豆ヶ岳電車でアクセス方法!
伊豆ヶ岳登山口でもある正丸駅までは西武線を利用してアクセスする事ができます。西武線の始発駅池袋からは1時間30分ほどで到着します。また横浜方面からも西武線直通電車を利用することでアクセスが簡単になります。西武線レットアロー号に乗車するとよりアクセスがしやすいでしょう。
まとめ
初夏の時期から紅葉の時期まで多くの登山客で賑わう伊豆ヶ岳を紹介してきましたが、魅力が伝わったでしょうか。埼玉県の大自然を感じながらまるまる1日山を楽しみ尽くすことができますので、週末に出かけてみてはいかがでしょうか。アクセスも良く日帰り登山、ハイキングが可能な山ですよ。
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