スノーピーク|アメニティドーム M
タフワイドドーム4/300
タフワイドドームとアメニティドーム
コールマン製のタフワイドドームとスノーピーク製のアメニティドームはどちらもドームテントで、販売ターゲットが同じファミリー向けなので機能がよく似ています。そのためファミリーテント選びの際によく比較されています。基本的に1家族にテントは1つなのでどちらかに絞らないといかないのですが、似た機能のためにみなさんよく迷います。
どちらもファーストテントにぴったり
いきなり結論を出すようですがどちらもファミリー向けのテントで、特に初めてキャンプに行くという家族のファーストテントにぴったりです。作り込まれた機能が充実していて、広さも申し分ないです。初めてテントを立てるというお父さんでも説明書をみれば設営はできますし、撤収も簡単です。よってどちらを選んでも間違いではありません。家族のキャンプスタイルに合った方を選べばいいんです。
テントの選び方
どんな形を買うべき?
テント選びでまず迷うのはテントの形ですね、どんな形のテントを選んでもいいんですが初心者におすすめなのはドーム型のテントです。オーソドックスなドームテントは比較的風に強く、雨にも強いです。2本をポールをクロスさせて立ち上げるので初心者にも設営が簡単です。
何人用を買うべき?
テントの広さの表示に何人用という表示があります。この見方は例えば4~5人用であれば4人で寝て荷物も少し置ける程度の広さです。4人用であれば4人で寝るのにぎりぎりの広さです。広さの選び方は4人家族であれば、4~5人用か5~6人用選びましょう。
予算は?
なんだかんだ言って予算が1番問題ですね!ドームテントは各メーカーから出ていますが、価格は1万円を切るものから10万円を超えるものまでいろいろあり予算に合わせて選べます。1番いいものを選びたいものですがそうもいきません。タフワイドドームとアメニティドームはどちらも4万円前後でファミリーキャンプに選びやすいですね。
タフワイドドームのラインナップ
タフワイドドーム4/300の1点のみ
タフワイドドーム4/300
タフワイドドームはこの1点だけです、サイズ違いはありません。コールマンのテントのラインナップは大きさや価格帯によりたくさんの種類がありますが、タフワイドドーム4/300はファミリー向けで初心者向けのテントです。タフドームというラインナップの中の最大の大きさでタフドームはタフドーム〇〇という表記ですが、タフワイドドームはタフワイドドーム4/300この表記でこれだけです。
アメニティドームのラインナップ
スノーピーク|アメニティドーム M
サイズが3種類
1種類のタフワイドドームに対してスノーピークのアメニティドームはサイズ3種類ラインナップされています。S、M、Lの3種類ありSは3人用、Mは5人用、Lは6人用となっています。形はどのサイズも同じで基本的にドームテントです。ファミリーテントとしての機能はもちろん、キャンプ場以外の場所でも快適な居住スペースを作ってくれる機能はさすがスノーピークといったところです。
タフワイドドームの特徴
天井が高い
タフワイドドーム4/300の天井高は最大1800mmもあり、アメニティドームの1500mmより30cmも高いです。アメニティドームがあえて低く作ってあることもありますが、この差は大きいですね。男性でも中で立つことができます、キャンプでは必ず着替えることがあるので立って着替えられるのは大きな魅力ですね。高さ1800mm、広さは3m四方もあるので子供が中で走り回っても大丈夫です。
ベンチレーションがいい
夏場はテントのなかはかなり暑くなります、そこで暑い空気が抜ける道を作るのがベンチレーションシステムです。簡単に言うと窓や換気口のことですね。タフワイドドーム4/300は下から入った空気が上から抜けるようにまっています。天井が高いこともあってどんどん上に溜まっていく暑い空気が下から冷えた空気に押し出されてテント内が涼しくなります。夏は夜も暑いですね、タフワイドドーム4/300なら風がある夜は涼しく快適に過ごせます。
設営が簡単
タフワイドドーム4/300は大型ですがシンプルな構造のテントで、設営は簡単です。大人2人であればすぐに設営できます。さらに2017年には1人でも設営がしやすくなるアシストクリップという機能が追加されました!アシストクリップとはポールが抜けにくくなるように加工したピンです。従来のドームテントはポールを立ち上げる際に反対側のポールが抜け何度もやり直すこともしばしばでしたが、アシストクリップなら抜けにくく1人でも設営できます。設営を1人で頑張らないといけないお父さんにはうれしい機能ですね!
アメニティドームの特徴
使いやすい前室
テントの居室の前の屋根の部分は前室と言って、影を作ったり雨を避けたり使うことができます。アメニティドームの全室は広く外に置いておきたくない荷物を置いておくこともできるので非常に便利です。さらにアメニティドームの前室は出入り口が2箇所ありいろいろな使い方ができて便利です。ここにタープを連結させてリビングスペースを作ることができます。
悪天候に強い
アメニティドームMは高さが最大で1500mmとタフワイドドームより低く設定されています。さらに全体に丸い形で上手く風を逃がせる設計になっています。これによりアメニティドームは悪天候に強いです、キャンプの日がいつもいい天気だとは限りません。アメニティドームなら多少風が吹いてもビクともしません。
高い耐水性
アメニティドームの耐水圧は1800mmです。耐水圧とはどれだけの強さの雨に耐えられるかの目安ですが、1cm四方にどれぐらいの高さまで水を積み上げても水漏れしないかという数値です。1cm四方に1800mmも水を積み上げると重さは180kgにもなります。しかもこれが最低の値で、フライシートのどこでもこの耐水性を保証しています。
タフワイドドームの設営の仕方
タフワイドドーム4/300の設営は簡単にで、基本的なドームテントと同じです。随所に設営しやすくなるような工夫が施されています。例えばインナーシートは正面がわかりやすいようにロゴが大きく印刷されています、テントの向きは大事です後から動かさなくていい工夫がされているのはいいですね。
撤収の仕方
コールマンの公式サイトには撤収の仕方の動画まであります。テントをしまう時にフライシートとインナーシートのたたみ方がどうだっけ?と迷うことが慣れないうちはよくあります。たとえキャンプ場で迷ったとしてもスマホでこの動画を確認すればきちんと撤収できますね。
アメニティドームの設営の仕方
アメニティドームは一見複雑そうに見えて設営しずらそうですが、これもドームテントと同じ構造で同じ手順です。クロスしたポールを立ち上げて、フライシートをかぶせる手順で設営できます。こちらも設営しやすい工夫がされています、ポールとポールを通すスリーブとフックが色分けされていて、同じ色のパーツを組み合わせていくように設営できます。色分けするという発想が日本の企業らしいですね。
タフワイドドームのタープとの連結
タープと連結してより快適に
タフワイドドーム4/300はタープと連結してより快適に使えます。おすすめなのはドームスクリーンタープとの連結です。テントの前にタープのリビングスペースができるので夏の日差しを避けたり急な雨でも大丈夫です。ドーム型は雨が上手く流れます、タープ側を上にしてたるみがないように連結できれば雨が降っても入ってきません。
ヘキサゴンタープを連結する
6角形のヘキサゴンタープは開放感があります。ヘキサゴンタープとタフワイドドームを連結すれば開放感のある広いリビングスペースが作ることができます。ヘキサゴンタープは開放感がある一方壁がないので風や雨が入ってきます。居住性の高いスクリーンタープか開放感のあるヘキサゴンタープか、それぞれのキャンプスタイルに合わせて選んでくださいね。
アメニティドームのタープとの連結
アメニティドームもスクリーンタープと連結することができます。スクリーンタープによりリビングスペースが広くなりますね。アメニティドームの前室は出入り口が2箇所になっているので、人の出入りの多いファミリーキャンプで便利です。
テントとタープは色を揃える
テントとタープはメーカーを揃えることをおすすめします。キャンプサイトはなるべく統一感を出したいですね、サイト内でも存在感のあるテントとタープは揃えないと雰囲気がバラバラになってしまいます。メーカーを揃えることで連結もよくなり、雨風が侵入しにくくなるメリットもあります。
タフワイドドームの評判
タフワイドドームの評判.1 いい評判
よい評判はやはりファミリーでの使用が多いようです。タフワイドドーム4/300の広さと設営のしやすさがよい評判につながっています。比較的大きな5歳以上のお子さんがいても立ったまま出入りできるので、出入りの多いファミリーキャンプに向いています。
去年キャンプデビュー 家族大人2人子供2人で十分すぎるほどの大きさです。 荷物もしっかり入りますので雨でも安心です。 入口の屋根のポールが何ので別途購入をお勧めします!後ペグ打ちのハンマーも! コールマンヘキサタープと合わせて使ってます。 次回にキャンプも楽しみです!
家族でキャンプに行きたくなり、色々調べたところ、アメニティドームとタフワイドドームで迷った結果、居住性も良く、組立やすそうなこちらを購入、設営練習もしないまま、キャンプ場へ。。7歳の子供と二人で不安でしたがなんの問題もなく設営完了!撤収もキチンと出来ました!こちらの商品にして良かったと思います!
タフワイドドームの評判.2 悪い評判
一方悪い評判はどうでしょうか?ネットでの評判は初期不良を挙げていることが多いです。裁縫不良やパーツ不良などがあり購入したら必ず念入りなチェックが必要です。不良品は交換してもらえますが最初に見つけないと受け付けてもらえないかもしれないので注意してください。
実際組み立てるのに、持ち運びが重くて組み立ても大変。広いけど、後悔。
悪くないですが、大事なメインポールを差すアシストクリップが差して外したら曲がっておれました。すぐに部品を、送って頂きたいのですが、連絡がつかず困って1つ星です。
アメニティドームの評判
アメニティドームの評判.1 いい評判
設営のしやすさと風への強さがいい評価につながっています。一見複雑そうに見えて簡単に設営できるように工夫されているのが意外なようです。アメニティドームはスノーピークのエントリーモデルです、スノーピークの高い品質が初心者でも手が届く価格であるというのは魅力的です。
家族四人で寝るには充分。 夜に雨が降ったけど安心してられた。 設営は高さが無い分楽にできる。大学生の娘とと二人ではじめて設営も20分ほどでできた。
組み立てはポールに色がついいて、同じ色の所を通せばいいので分かりやすい。前室も広く、露よけに荷物を移動するのに助かります。室内も低く感じると思ってましたが、全く気にならない高さです。海辺のキャンプでは風の強い時も多く、風がうまく逃げる設計なので安心して使っています。
アメニティドームの評判.2 悪い評判
悪い評判としては天井が低いことが目立ちます。体格の大きい人ほどかがまないと入れないのがつらいことがあるようです。テントはかがんで入るのが普通ですが、タフワイドドームが立ったまま入れることと比較してしまいますね。初期不良による悪い評価はほとんど見られませんでした。
前室の高さが低いのは承知していたんですが使ってみるとやはり低い 長身や高齢層にはキツイです
ベンチレーター部分やそのほかの部分でシーム加工が施していないのでして下さい。と 購入後説明書に書いてあってびっくり。(水たまりができるような雨・横殴り・長時間の雨の場合は染みて来る可能性ありと記載)
コールマンとスノーピーク
アウトドアの定番 コールマン
コールマンは1900年ごろアメリカで始まったメーカーです。アウトドアの大定番で、テントだけでなくランタン、ストーブ、寝袋など定番のいいアイテムがたくさんあります。一昔前はコールマンといえば高嶺の花のイメージでしたが、大分普及してきました。
初心者に優しい コールマン
公式サイトにテントの設営からタープの連結、撤収の仕方まで動画があるコールマンは初心者やファミリーに優しいメーカーです。工夫された製品と手厚いサポートで初めてキャンプ場にいってもいきなりキャンプを楽しむことができます。一方でアメリカンな雰囲気の一生使えるアイテムも非常に魅力的です。
アウトドア界のアップル スノーピーク
スノーピークは日本の企業で1964年創業です。自分たちもユーザーであるという考え方で自分たちも本当に欲しい製品を作ることをコンセプトにしています。高い品質が特徴でキャンプだけでなく登山でも使えるスペックのアイテムを揃えています。
アメニティドームはスノーピーカーへの入り口
スノピークのアイテムが好きで集めている人をスノーピーカーと呼びます。エントリーモデルであるアメニティドームの品質の高さに惚れ込んでそのままスノーピーカーになるパターンが多いですね。スノーピーク製品は品質がいいのでアメニティドームを最初にしてどんどん揃えていけばキャンプサイトの統一感が出て過ごしやすくなります。
タフワイドドームとアメニティドームどっちを選ぶ?
いろいろな特徴を紹介したタフワイドドームとアメニティドームですが、いくつかの条件で比較してみましょう。
広さで比較するならタフワイドドーム
広さで選ぶならタフワイドドームです。床面積はタフワイドドームとアメニティドームLで同じぐらいですが高さが30cmほどタフワイドドームの方が高いです。子供がいるファミリーキャンプはなにかと出入りが多くなります。その点タフワイドドームは出入りしやすくおすすめです。
悪天候に強いアメニティドーム
耐水性と風への強さで比較するとアメニティドームの方に軍配が上がります。アメニティドームの低さがうまく風を逃してフライシートの高い耐水圧が雨に耐えます。雨が降ってもテント内に雨を入れたくないという方はアメニティドームを選びましょう。
品質が高いのはアメニティドーム
耐水圧などの機能もそうですが、細かいところでポールに使っている材質もアメニティドームの方がいい材料を使っています。エントリーモデルでありながらテントの中でも比較的いい材料を使っているあたりがスノーピークらしいですね。
価格で比較すればタフワイドドーム
タフワイドドーム4/300とアメニティドームの3サイズではLが同じ大きさです。公式オンラインショップの価格を比較するとタフワイドドーム4/300が4万円弱、アメニティドームLが45000円弱です。価格で比較するとタフワイドドーム4/300の方がお得と言えます。
まとめ
二つのイメージを見比べて見てください。どちらもコールマンとスノーピークの公式サイトの画像です。広いキャンプ場で家族で遊ぶキャンプと林の静かなキャンプ場で過ごすキャンプとどちらがあなたのイメージに近いですか?タフワイドドームとアメニティドームはどちらも優れたテントでどちらを選んでも間違いありません。もしどちらかどうしても決められなかったらあなたのイメージに近い方を選んでみてはいかがですか?
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