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「ロケットストーブ」の作り方!初心者でもできる簡単自作方法をご紹介!

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「ロケットストーブ」の作り方!初心者でもできる簡単自作方法をご紹介!

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少ない燃料で効率よく燃焼するロケットストーブをご存知ですか。簡単な作り方で自作でき、小型軽量にできるためキャンプなどのアウトドアにも最適です。エコロジカルで便利なロケットストーブの仕組みや、簡単な作り方についてご紹介します。

キャンプにも最適なロケットストーブとは?

ロケットストーブをご存知ですか。石油缶などに薪を入れて焚き火を行い、暖をとるストーブの一種です。

ですがただ単に缶の中で薪を燃やすだけではロケットストーブとは言えません。独特な機構で燃焼効率を高め、少ない燃料で周囲を温めることができるエコロジカルなストーブ、それがロケットストーブです。独特な機構と言っても仕組み自体はいたってシンプルです。

原理さえ理解すればレンガやペール缶、一斗缶など色々な材料で自作も可能で、小型なのでキャンプにも最適です。そんなロケットストーブの燃焼の原理や簡単な作り方についてご紹介します。

ロケットストーブの原理を解説

ロケットストーブのしくみ

ロケットストーブの原理自体はとても単純です。L字型になった管の水平になった部分で薪を燃やすと、その上部にある断熱された垂直の煙突内で、燃焼ガスが急速に膨張し上昇気流となります。

そのため内部の燃焼ガスはロケットストーブ内に残ることなく、完全燃焼して煙突から排出されて行きます。そのため少ない薪で強力な火力を得られるエコな原理のストーブです。小型で排気ガスもクリーンなところがキャンプなどでも重宝される理由と言えます。

ロケットストーブの各部の名称

●ロケットストーブ本体…燃焼室、断熱材を格納する箱となる ●焚き口…薪を燃やしヒートライザーを温める役割を果たす ●ヒートライザー…ガスを完全燃焼させ、上昇気流を発生させる煙突となる ●断熱材…ヒートライザーの温度をあげるために断熱効果を発揮する

小型ロケットストーブの簡単な作り方1/7

まずは自作ロケットストーブに必要な材料を用意します。

ペンキ缶



ロケットストーブ本体となる缶を用意します。ペール缶や一斗缶が一般的ですが、今回はキャンプにも持っていける小型ロケットストーブを自作しますので、ペンキ缶を使用します。

本体より一回り小さい缶(2個)

焚き口およびヒートライザー部と煙突を作る材料として使用します。ロケットストーブ本体となるペンキ缶より小さく、狭い燃焼室で強力な上昇気流を発生させる原理を利用するため、細長い形状の缶を選びます。缶の上下の蓋は缶切りなどを使って取り除いておきます。

パーライト

パーライトとは、土壌改良や培養土の材料として利用する土の一種で、ホームセンターの園芸コーナーなどで入手可能です。ロケットストーブ本体とヒートライザーの間に充填して断熱材の材料として使います。

パーライトがない場合は砂利などでも代用可能です。量は本体内にしっかり充填できるだけの量を用意します。

必要な工具類

ロケットストーブの部品の加工に必要な工具としては、金切りバサミ、金ノコ、ニッパー、ベンチ、缶切り、ハンマー、ヤスリ、ホールソウ(なければドリルでも可)などを用意しましょう。

小型ロケットストーブの簡単な作り方2/7

本体に焚き口を取り付ける穴を開ける

まずはロケットストーブ本体となるペンキ缶に穴を開けます。サイズは焚き口となる一回り小さな缶の直径に合わせます。

サイズ合わせは、缶切りで切り取った小さい方の缶の蓋をペンキ缶の側面のアールに合わせて沿わせ、外周をマジックでなぞるとちょうどよい大きさの線が引けます。

缶の蓋の縁で手を切らないよう、あらかじめ切り取った蓋の外周をハンマーで叩いて滑らかにしておくとよいでしょう。

穴開けのコツ

穴開けはホールソウがいちばん楽ですが、持ってない人のほうが多いはずです。そんなとき楽な方法が二つあります。

一つはケガいた円の外周に細かくドリルで穴を開けていき、穴と穴をニッパーで切ってつなげていくというやり方です。もう一つの方法は、ケガいた円の中心点から円の外周に向かって放射状に8等分ぐらいになる線を引きます。

中心点に穴を開け、そこから金切りバサミで放射状にハサミを入れ、最後に外周を切り取っていきます。どちらの方法も手を切らないよう、切り取った外周をハンマーやヤスリでならしておきましょう。

小型ロケットストーブの簡単な作り方3/7

焚き口の取り付け

焚き口の材料となる小さい方の缶を、ロケットストーブ本体となるペンキ缶の開けた穴の中に差し込みます。半分程度差し込んだ状態で、断熱材となるパーライトを焚き口となる小缶の下縁付近まで、本体のペンキ缶の中に詰めておきます。

焚き口の差し込み量と断熱材の位置関係は?

横から差し込んだ焚き口と、この後に上から差し込むヒートライザー、底に詰めた断熱材でL字型のトンネルを作るイメージです。そのため焚き口の差し込み量はヒートライザーとの位置関係が重要です。この段階では仮に入れておき、加工したヒートライザーを差し込む時点で再度調節します。

小型ロケットストーブの簡単な作り方4/7

ヒートライザーの加工

続いてヒートライザーおよび煙突の材料となるもう一つの小缶を加工します。作り方は小缶の側面の下部分が焚き口となる間にかぶさるようなイメージで、缶の側面に切り込みを入れ扉状に上に折り曲げます。

缶の外周の切り方のコツ

缶の側面と蓋の部分との境目は、強度を持たせるために金属を折り重ねたように分厚くなっています。この部分はさすがに金切りバサミでは切れません。分厚くなっている部分に金ノコで切り目を入れ、その先を金切りバサミで切りすすめるとスムーズに切ることができます。

くれぐれも缶の切り口で手をケガしないように気をつけましょう。

小型ロケットストーブの簡単な作り方5/7

ヒートライザーの取り付け

加工したヒートライザーとなる小缶をロケットストーブ本体の上から差し込み、焚き口の役目をする缶と組み合わせます。切り込みを入れた缶の側面で、焚き口の缶を挟み込むようにし、扉となる部分を焚き口の上にかぶせるようにして固定します。

煙突部の上端は、ロケットストーブ本体から少し顔を覗かせるぐらいの高さにします。

位置調整のコツ

この段階で最初に差し込んだ焚き口の缶、本体下部に詰めたパーライト、ヒートライザーの缶でL字型のパイプができるように位置を調整します。焚き口には燃料となる薪を入れるため、ある程度本体から張り出させる必要があります。

またヒートライザーの上の部分は煙突として利用するだけでなく、上端部分は後で折り曲げて五徳となるよう加工しますので、ロケットストーブ本体より少し高くなるようにします。

小型ロケットストーブの簡単な作り方6/7

断熱材の充填

ロケットストーブ本体に差し込んだヒートライザーの周りに、断熱材の材料となるパーライトを詰めていきます。隙間なくびっしりと充填するように詰めてください。詰める高さはペンキ缶の高さいっぱいになるくらいまで、しっかりと詰めましょう。

パーライトを断熱材に使う理由

ロケットストーブの断熱材はヒートライザーの温度を高温に保ち、煙突効果により上昇気流を発生させて燃焼効率を高める原理を利用するのが目的です。断熱材の材料は通常の砂利でも構いませんが、パーライトを使用することでロケットストーブを軽量化することができます。

ロケットストーブは、その手軽さからキャンプに持っていく人も多く、小型で軽量であることはキャンプ道具として携行する上で大きなメリットとなります。

小型ロケットストーブの簡単な作り方7/7

五徳を加工して完成

ストーブ本体となるペンキ缶よりわずかに上に張り出させた煙突部分の上端を、五徳として利用するために加工します。張り出した部分を5センチほどの感覚で切り込みを入れていきます。

切り込みの長さは、本体上端に敷き詰めたパーライトから突き出た長さに合わせますが、概ね2センチ程度が適当です。次に切れ目を入れた部分を1つおきに内側に直角に折り曲げます。これで五徳もでき、自作ロケットストーブの完成です。

自作ロケットストーブを使ってみよう

それでは自作したロケットストーブを実際に使って見ます。今回自作したものは小型軽量なので、キャンプに持っていくにも最適のサイズです。

着火方法

まずは焚き口から小枝や、鉈で細くした薪を投入します。焚付けとして新聞紙などを利用してもいいですし、キャンプ場であればその辺にある落ち葉や松ぼっくりなども利用できます。

普通の焚き火であれば苦労する着火作業も、ロケットストーブであれば比較的簡単に火をつけることができます。

ヒートライザーを加熱する

火種が少し大きくなってきたら、焚き付けの小枝などを焚き口からL字のカーブになった煙突部分に押し込むようにします。

こうすることでヒートライザーや煙突が温められ、ロケットストーブ特有の原理である焚き口から空気を吸い込み、ヒートライザーから煙突部へと上昇していく空気の流れができます。

本燃焼が始まる

ヒートライザー付近で勢いよく炎が上がり始めたら、薪を空気の流れを遮らない程度に投入していきます。すでにヒートライザーが加熱されているので、投入された薪には次々に火がつき、ストーブの本燃焼が始まります。

いろんな材料で作れる自作ロケットストーブ

ロケットストーブはいろいろな材料で作ることができます。ここでは入手が容易で、自作の簡単なロケットストーブの材料についてご紹介します。

レンガ

上昇気流を発生させ二次燃焼を起こさせる原理を利用したロケットストーブを、耐火レンガを材料に作ることもできます。さすがにレンガを使用すると重くなるために、キャンプなどに持ち出すことは事実上不可能ですが、そのかわり頑丈なストーブを作ることができます。

レンガは加工しにくく作り方が難しいと思われがちですが、振動ドリルやグラインダーを使えば意外に簡単に切断でき、費用も安くあげることができます。

一斗缶

一斗缶を使ったロケットストーブは薄い鉄板のおかげで作り方が簡単なことと、重量を軽くすることができるため、キャンプなどのアウトドア用ストーブとして携行することが容易にできます。

気密性を高めることも容易なので、ロケットストーブの原理である燃焼効率の良さを最大限に発揮できます。

ペール缶

ペール缶も加工が容易な自作ロケットストーブの材料としておすすめです。ガソリンスタンドや自動車工場などでタダでもらえたり、ホームセンターでも買えたりと入手しやすいことが利点です。

ペール缶を上下二段に積み重ねて大型のロケットストーブを自作することもできます。一斗缶同様に重量も軽く、キャンプに持ち出して暖をとったり料理をしたりするストーブとしても利用できます。

作り方も簡単な自作ロケットストーブを楽しもう

ロケットストーブは魅力がいっぱい

簡単な構造で高い燃焼効率を得られるロケットストーブのしくみや自作方法についてご紹介してきました。二次燃焼を利用した独特な原理にもかかわらず、意外と簡単な作り方で自作できるのがロケットストーブです。

また、軽量・コンパクトにできるロケットストーブは、アウトドアストーブとしても魅力満載です。みなさんもロケットストーブを自作して、キャンプで暖をとったり調理をするメインストーブとして活用してみませんか。

ロケットストーブの原理が気になる人はこちらもチェック!

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