コールマン タープ ウィンズライトヘキサタープ/S
North Eagle(ノースイーグル) タープ イーグルヘキサゴンタープII 440cm×440cm×230cm NE167
スノーピーク(snow peak) タープ/R HDタープ"シールド" ヘキサ L TP-862 [6人用]
タープとは
タープの種類
キャンプなどで活躍するタープですが、さまざまな種類があるので見てみましょう。長方形のレクタ(スクエア)タープ、ひし形のウィングタープ、自立式のスクリーンタープなどがあります。他にもメッシュなどで覆われているスクリーンタープや、設営が簡単なワンタッチタープ、そして今回掘り下げる六角形のヘキサタープです。それぞれに特徴があるので、使用する状況によって使い分けるとよいでしょう。
タープ選びのポイント
日差しや雨を防いでくれるタープは、選ぶ時のポイントがいくつかあります。使用人数や使用場所の天候で適したタープが変わってきます。例えば使用人数が多いときは、面積の広いレクタ(スクエア)タープが向いていると言えます。もし、使用する場所が風が強い状況と予想されるのであれば、比較的風に強いヘキサタープはおすすめです。また、風雨の心配がないなら、ワンタッチタープは設営が簡単なので時間をかけることなく設営ができます。自身の状況によって適したタープを選びましょう。
テントとあわせて快適に!
キャンプのときに、リビングになるのがタープです。テントと離して立てるのはもちろん、ヘキサタープはテントと連結して、雨の日も快適に過ごすことができます。また、タープを2つのテントの間に入れて、連結した立て方も可能。このように、張り方にバリエーションをつけることでさまざまなレイアウトを楽しむことができます。
ヘキサタープの特徴
シンプルながらさまざまな張り方ができる
ヘキサタープは2本のポールを使って立てる非自立式のものです。また広げたときの形が六角形(ヘキサゴン)なので、ヘキサタープと呼ばれています。ヘキサタープはシンプルですが、アレンジを加えてバリエーション豊かな張り方ができる点が魅力。さらに比較的風に強い特徴があるのでさまざまな環境で使うことができます。慣れれば設営も簡単で、収納性も高いのでなるべく荷物を減らしたいキャンプにもおすすめです。
張り方が簡単!
非自立式のため最初は難しく感じるかもしれませんが、シンプルな構造で慣れれば一人で立てることも可能です。もちろん、複数人いればより簡単に設営することができます。タープの立て方は動画で確認できるので、実際に使う前に予習しておくとイメージがわきやすいかもしれません。
張り方によってはプライバシーも守れます!
ヘキサタープは、開放感があるのも特徴のひとつで、メッシュなどで周りが覆われていないので、自然の風や空気をありのままに感じることができます。虫や寒さに弱いというデメリットはありますが、風通しがよく、設営も簡単です。キャンプ場に着いてすぐに日よけが作れるので、特に夏場のキャンプにおすすめです。開放感はあるけれど、プライバシーが心配という人も張り方によっては目隠しを作れるので安心です。このように開放感を楽しみながらプライバシーも守れる、バリエーション豊かな張り方が可能な点が強みかもしれません。
ヘキサタープの選び方
サイズ
ヘキサタープは、7人以上の大人数で使うのは難しいですが、選ぶサイズによっては5~6人程度までは対応可能です。目安にはなりますが、400×400cmであれば1~2人、450×450cmであれば3~4人、550×550cmであれば5~6人程度が使用可能です。もちろん、大きいサイズを少人数で広々使うというのも、ゆったり過ごせるので良いかもしれません。
耐水圧
タープを選ぶ際に大切になってくるのが耐水圧です。耐水圧とは、水をどれくらい通さないかというものです。タープの耐水圧は、1,000~3,000mmが一般的で、傘の耐水圧が450mm程度になりますので、一般的なタープなら雨はしのげるといってよいでしょう。また耐水圧が高いほど通気性は悪くなるため、雨水が逃げるようなタープの張り方で工夫するとよいです。
遮光性
どれだけ光を遮断してくれるかを表している遮光性も、タープを選ぶ際は注目してみましょう。遮光性は、一般的にタープの厚みや色で決まってきます。色が黒に近く、濃いものほど光を吸収するため遮光性は高くなります。ちなみに、タープの厚みはデニール(D)やデシテックス(T)という糸の太さの単位で表され、この数値が高いほど分厚く、遮光性が高くなります。また、コットン素材のタープは遮光性が高いものなので遮光性を大事にするなら、コットンタープがおすすめです。
ヘキサタープの張り方
基本的な張り方
基本は2本のポールを使用します。まず、レイアウトを決め、タープを広げます。広げた時点で、メインポールのロープを固定しておくと風に煽られたときにタープが飛んでいかず、安心です。片側のメインポールを立てるとき、ポールの下側を少し内側に倒す感じで立てると安定します。もし、複数人いるのであればメインポールを順番に立てることで、楽に立てられますが、一人でも立てられます。最後にサイドの張り網をタープの真ん中から45度の角度で張り、全体をチェックしたら完成です。
風に強い張り方
風が強いとき、ヘキサタープは風の影響を受けやすくなりますが、風に強い張り方で備えることができます。とにかくタープの高さを低くすると、風に強い張り方になります。そして、風向を確かめてタープの出入り口が風下に向くようにします。ペグもしっかり打ちましょう。さらに、風上の方を先にペグダウンするのもコツのひとつです。ヘキサタープは比較的、風に強いタープですが、強風のときは設営自体が難しいこともありますのであまりに強風のときにはタープを諦めることも必要です。
一人の際におすすめする張り方
キャンプのとき複数人いれば楽に立てられるのですが、どうしても一人で立てなければならないこともあります。ソロキャンプのときや、大人が二人いても、どちらか一人が子どもを見ておかなければならないときなどです。ポールを地面に置き、ポールの左右45度でロープをペグダウンし、片方のポールを立て、反対側も同様にポールを立てます。反対側のロープは短めにしておき、ポールを立てたら伸ばすという動作を繰り返すのがコツです。また、ロープは取り付けまで準備してから行くとよりスムーズです。
雨の日はこんな張り方もおすすめ
雨の日は、できるだけ低く張ることで横からの雨をしのげます。また、雨の時は特に雨水が逃げるようにピンと張って立てましょう。雨水がたまってしまうと、雨水の重みでタープが倒れてしまうこともあるので注意が必要です。雨の日は、テントをタープの下に張る、テントを連結すると過ごしやすいです。
テントと連結!レイアウトアレンジ術
レイアウトのおすすめアレンジ①
ワンポールテントなど高さのあるテントでも連結できるレイアウトアレンジです。前室がないテントだと、雨のとき出入りするたびに濡れてしまいます。そんなときは、メインポールの脇にテントを配置するレイアウトを試してみて下さい。ただ、ワイドタイプのテントはうまく収まらないことも。タープを立てたあと、テントを仮置きしてみましょう。
レイアウトのおすすめアレンジ②
次に、テントの出入り口がすっきりするレイアウトアレンジです。タープの両脇が低くなるので、この低くなった部分にテントを連結します。そうすると、タープのポールやロープ影響を受けにくいため、子供連れのファミリーにおすすめの張り方と言えます。夜になると周りが暗くなり、足元の確認が難しくなるものです。このレイアウトであれば、ロープに足を引っかけてこけるといったような場面が少なくなります。
レイアウトのおすすめアレンジ③
快適さを追求するのであれば、メインポール前にテントを連結したレイアウトアレンジです。一般的に「オガワ張り」というものです。メインポールとタープの間に専用の道具などで空間を作り、テントを設営します。この張り方は、テントの出入り口周りに、ロープやポールがないので移動が楽です。ただし、風に弱いというデメリットもあるので注意が必要です。
ヘキサタープの立て方アレンジ
ヘキサタープ立て方アレンジ術①
プライバシーを重視するバリエーションです。開放感を保ちつつ、目隠しをしたい場合は片面だけ低くし、もう一方をサブポールで立ち上げるようにします。片面だけ低くすることによって、壁のようになるので、大型連休などでキャンプ場が混みあっていて、周りの目が気になる時や、風が強いときにもおすすめです。
ヘキサタープ立て方アレンジ術②
ロースタイルのバリエーションで、寒いときや雨天時に使えるアレンジ。メインポールを折り曲げて低く張り、サイドも低めに立てます。低く張ることで風などの影響も受けにくいのがメリットですが、この立て方は天井部分が低くなるため、お座敷スタイルのキャンプのときは特におすすめです。
ヘキサタープ立て方アレンジ術③
メインポールとサブポールを角部分にすべてセットして、できるだけ広く使いたいときのバリエーションです。ヘキサタープをスクエアタープのように使うことも可能です。少しだけ広くしたい場合は、片方のサイドは通常通り張り、もう一方のサイドにサブポールを使用し、広さと開放感を追求した立て方が可能です。
おすすめヘキサタープ①
コールマン タープ ウィンズライトヘキサタープ/S
コールマン タープ ウィンズライトヘキサタープ/S
生産国:中国 サイズ:シェード/約350×400×200(h)cm、収納時/約61×14cm 重量:約2.5kg 材質:フライ/75Dポリエステルフタ(PU防水、UVPRO/耐水圧1,500mm)、ポール/アルミニウム 耐水圧:1500mm 付属品:ペグ、ロープ、キャリーバック 注意:ハンマーは別売り
小型のヘキサタープです。こちらのヘキサタープはウィンズライトドーム240を一緒に使用するのであれば、連結するのも簡単です。テントと一緒に購入すれば、連結レイアウトが手軽に作れるので、今からテントとタープを揃えようと思っている人にはいいかもしれません。
おすすめヘキサタープ②
North Eagle(ノースイーグル) タープ イーグルヘキサゴンタープII
North Eagle(ノースイーグル) タープ イーグルヘキサゴンタープII 440cm×440cm×230cm NE167
原産国:中国 重量:約3.9kg 本体サイズ:約440×440×230cm 収納サイズ:65×12×12cm 素材:190TポリエステルUV(耐水圧1500mm)、ポール/径19mmスチール 付属品1:自在付ロープ(5m)×4本、(3m)×4本 付属品2:ピンペグ×8本、ハンマー、収納ケース
中型のヘキサタープです。こちらのヘキサタープのポイントは価格が手頃で、かつ4~5人程度で使えるところです。また、ポールが分割するので、低く張る時もポールを連結部分で折り曲げることなく、アレンジ可能です。そのため、張り方のバリエーションが広がります。数あるヘキサタープの中から何を選べばよいか迷っている人、初めてタープを購入しようと思っている人にもおすすめです。
おすすめヘキサタープ③
スノーピーク(snow peak) タープ /R HDタープ "シールド"・ヘキサ
スノーピーク(snow peak) タープ/R HDタープ"シールド" ヘキサ L TP-862 [6人用]
材質:本体/210Dポリエステルオックス、遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム、UVカット加工、テフロン撥水加工(初期撥水100点、5回洗濯後90点) セット内容:タープ本体、自在付ロープ(ニ又用10m×2.3m×2.2m×2)、ポールケース、ぺグケース、キャリーバッグ キャリーバッグサイズ:80×17×22(h)cm 重量:3.6kg(本体、ロープ含む)
大型のヘキサタープです。シールド・ヘキサのポイントは、遮光性が優れているところ。特に夏場に力を発揮するでしょう。また耐水圧が3000mmなので、雨などの悪天候でも耐えうることができます。本格的にアウトドアを楽しみたい人、ヘキサタープをそろそろいいものに買い替えたい人にはおすすめです。
まとめ
今回は、ヘキサタープのレイアウトアレンジや状況別の張り方をまとめてみました。ヘキサタープは、張り方にアレンジを加えることで、さまざまな状況に対応可能です。また、コンパクトに収納できることから荷物が多くなりがちなキャンプのときにもおすすめです。さらに、一人で立てることも可能なので、ソロキャンプにも持っていくことができます。テントだけでもキャンプはできますが、リビング部分があることでより快適に過ごすことができますので、ぜひタープを活用してみましょう。
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