ダボ継ぎで大事な「ダボ穴」とは?上手な開け方と板のつなげ方を解説!

ダボ継ぎで大事な「ダボ穴」とは?上手な開け方と板のつなげ方を解説!

大きな木材の板が必要な時やDIYで棚を作る時などに使われるダボ継ぎですが、うまくダボ穴を開けられないとせっかくの板に隙間などができてしまって大変です。今回は上手なダボ穴の開け方や板のつなげ方などを詳しく解説していきます!

記事の目次

  1. 1.ダボ継ぎとは?
  2. 2.ダボ継ぎはどんなときに役立つのか?
  3. 3.ダボとは?
  4. 4.ダボは自作できるの?
  5. 5.ダボ穴の開け方が重要!
  6. 6.ダボ継ぎに必要な道具!
  7. 7.ダボ穴の開け方 「ダボ錐を使う!」
  8. 8.ダボ穴の開け方 「ドリルガイドでの開け方!」
  9. 9.ダボ穴の開け方 「ドリルストッパーでの開け方!」
  10. 10.ダボ穴の開け方 「ダボマーカーを使って穴を揃える!」
  11. 11.ダボ継ぎには木工用ボンドが適切!
  12. 12.ダボ継ぎで板をつなごう!
  13. 13.ダボ継ぎで板をつなごう! 応用的な使い方!
  14. 14.ダボ穴を開けて棚を追加しよう!
  15. 15.ダボ穴のまとめ

ダボ継ぎとは?

木材同士をつなぎ合わせる方法

ダボ継ぎとは木材同士を簡単につなぎ合わせることのできる方法です。テーブルや棚などの天板や棚板は大きな木材が必要になりますが、大きな木材は入手も大変な上に価格も高いことが多いです。そんな時には小さめの板をダボ継ぎで組み合わせることによって、大きな板の代わりとして使うことができます!

棚などによく使われている

ダボ継ぎは身近なところでは家の棚などによく使われています。非常に簡単かつ強度のあるダボ継ぎは本体の枠組みから棚の固定などに使われていることが多く、DIYにおいても簡単にできることから初心者などにおすすめの方法です。釘などの素材を使わないので、安全性に優れることも長所の一つですね!

ダボ継ぎはどんなときに役立つのか?

大きな木材が手に入らないとき

テーブルなどの大きな天板が必要な時があると思いますが、予算の問題などによって入手が困難な場合があります。そんなときはダボ継ぎをすることによって安めの素材から大きな天板を作ることができます。それだけでなく、木材の組み合わせによって個性のある天板を作ることもできます!

木材同士の組み合わせで強度が欲しいとき

棚を作った際に天板や棚板をそれぞれ接着や固定するよりもダボ継ぎによって組み合わせたほうが強い強度を得られます。他の木組みでは複雑な加工などが必要になる場合がありますが、ダボ継ぎでは穴を開けるだけ強固な木組みができるので非常に簡単で役に立ちます!

金属を使いたくない場合

棚を作る際に釘などの金属を使いたくない場合にもダボ継ぎは最適です。釘などが天板や棚板から飛びだしていると子供用の棚などでは気になってしまいますが、ダボ継ぎなら棚の天板や棚板にはダボが飛び出ることがないので安全です。また、経年劣化してもダボは木材なので、サビ等による侵食がありません。

ダボとは?

ダボ継ぎの重要パーツ

ダボ継ぎで重要なのは組み合わせに使う「ダボ」で、ダボは小さなブナ性の木材の棒です。ダボ穴に入れやすいように先端の角が削られていて、仮組みで抜けにくいように斜めの溝が掘られています。また、この溝は接着に使う木工用ボンドが浸透しやすいようにする役目も果たしています。

豊富な種類

ブナ材で作られていることが多いダボはホームセンターなどで数多い種類が販売されています。直径は6,8,10mmが多く、長さは用途に合わせていろいろなものがあります。20~40本入っていて400円程度ですが、安いものは百円均一などでも売られています。

ダボは自作できるの?

同じ素材で作れるが・・・

ダボは棚などを作っている時の天板や棚板の端材からも作ることができます。専用のダボドリルがあってそれによって好きな大きさのボダを作ることが簡単にできるようになっています。しかし、このダボはダボ継ぎ用の用途にはあまり適していません。適切でないダボを使って天板や棚板をダボ継ぎすると、負荷がかかった時に折れてしまったり接着が不十分になったりすることがあります。

自作したダボは何に使える?

自作したダボは天板や棚板に釘などを打ち込んだ穴を埋めるダボ埋めに使うことができます。ダボ埋めとは釘の頭が出ないように開けた穴の中に釘を打って、その穴を埋める方法です。通常のダボはブナの木材で作られているので天板や棚板のダボ埋めをすると目立ってしまいますが、自作したダボならば違和感は小さくて綺麗に埋めることができます。

作るよりも買う方がコスト的に安い

上記のように目的がある場合以外は自作するよりもホームセンターなどで購入してしまったほうがコストパフォーマンス的にはるかに優れます。そこまで高くないものなので、早く安全に作業するためにもダボは既製品を購入するようにしましょう!

ダボ穴の開け方が重要!

曲がった穴を開けないようにする!

ダボ継ぎをするときに重要なのはダボの入る穴を真っ直ぐに開けることです。ダボを入れる穴が曲がっているとダボが入らないことがあったり板の隙間ができてしまったりすることがあります。そうするとダボ継ぎの強度が下がってしまうなどさまざまな問題が発生するので、ダボ穴は垂直にまっすぐ開けるようにしましょう!

穴を貫通させない!

ダボ継ぎでは必要な時を除いて穴を貫通させないことで外見の良さや木材の強度を保つことができます。穴を貫通させてしまうと余計な隙間ができてしまうので、木材の強度が下がってしまいます。ダボで埋められない部分は木工用ボンドなどで埋めることになるので、外見的にもよくないのでやめましょう。

穴をずらさない!

ダボ継ぎではそれぞれの木材にダボ穴を開けてダボで接続します。その際に双方のダボ穴がズレているとダボが入らないことや入ってもダボが斜めになってしまいます。上記で穴が斜めに空いている場合と同様な支障が出るので、こちらも重要なポイントです! うまく穴をずらさないように開ける道具があるので、うまく使って正確なダボ穴を開けましょう!

ダボ継ぎに必要な道具!

ハンドドリルorボール盤

ダボ穴を開けるのにハンドドリルかボール盤が必要になります。ボール盤は垂直の穴を開けることが簡単にできますが、家庭で所持するのは卓上用でもなかなか難しいと思いますのでハンドドリルを用意するのがおすすめです。ハンドドリルならばDIYの加工でいろんな方が所持していると思いますし、持っていない方も手軽に入手できます。

ドリルなど

ダボ穴開けには基本的にドリルを使います。ドリルには追常用の木工用ドリルからダボ穴専用のものまであって、正確な垂直の穴を開けるには専用のダボ錐などを使うことがおすすめです。通常の木工用ドリルでも深さを調整することができるものもあるので、後に詳しく説明させていただきます。

木槌orゴムハンマー

木槌やゴムハンマーはダボで天板や棚板を固定するときに使います。押し込む時に鉄製のハンマーを使うと木材が凹んでしまうので、当木や柔らかいゴムハンマーを使う事によって木材の表面を傷つけずに押し込みましょう。

クランプ

大口のクランプがあれば木材の固定だけでなく、ドリル用の補助具なども固定して楽に作業をすることができます。ベルト型のクランプならダボ継ぎした板をまるごと固定できるのでおすすめです!

ダボ穴の開け方 「ダボ錐を使う!」

とても便利な工具

ダボ錐はダボ穴を開ける専用のドリルビットです。ダボ穴を加工するには最適な工具で、穴の大きさや深さが完全に固定されているので誰にでも簡単に穴を開けることができます。穴の大きさや深さはそれぞれ決まっているので、違う大きさや深さを加工する場合には別途のダボ錐を購入する必要があります。

大西工業 6角軸ダボ錐(NO.22) 8mm用mm

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決まった大きさを加工するなら最適

ダボ錐は同じ大きさの穴を加工するなら最適な工具です。初心者にとっては穴を開けることすら大変だと思いますが、決まった大きさと深さを加工できるダボ錐なら楽に加工できるでしょう。ただし、長い穴などは開けられない片継ぎ用のものなので、長い穴を加工するならドリルを使うことをおすすめします。

大西工業 6角軸ダボ錐マーカーセット(NO.22MS) 8mm用

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価格について

ダボ錐はひとつで500円~1000円程度の価格で販売されています。先端工具としては価格は少し高めですので、購入する時には自分が最も使う大きさと深さのダボ錐を選んで購入するようにしましょう。2~3種類程のダボ錐があればさまざまな加工にも応用できます。

ダボ穴の開け方 「ドリルガイドでの開け方!」

応用の利くドリルガイド

ドリルガイドは元からある木工ドリルなどを使って垂直に穴を加工できる工具です。鉄の筒とガイド板によってかなり正確な垂直の穴を簡単に加工することができるのでおすすめです。このドリルガイドはひとつのセットでいくつかのドリル径がついてきますので、さまざまな大きさの加工に対応できます。

手持ちのドリルが使える手軽さ

ドリルガイドは手持ちの木工ドリルをそのまま使うことが出来るのが強みです。既にある木工ドリルを使うことができるので、追加で買うのがドリルガイドだけでよくなります。

ドリルガイドの価格

ドリルガイドは1500円程度の価格で販売されています。ひとつのセットにいくつかのガイドがついているのでいくつも工具を買わないで済むのが良いです。スタンド型のものは精度の高い垂直の穴を開けられますが、価格が高いのでおすすめしません。

ダボ穴の開け方 「ドリルストッパーでの開け方!」

深さを自由に変えられる便利さ

ドリルストッパーはもともとのドリルにストッパーを付けることで簡易的なダボ錐とする工具です。手持ちのドリルに装着することで好きな深さのダボ穴を加工することができます。ただし垂直の穴を加工することはできないので水平器などを併用するようにしましょう。ハンドドリルに貼り付けるシール型の水平器がおすすめです。あるいはスタンド型のドリルガイドを併用するのもよいでしょう!

低価格の便利な工具

ドリルストッパーは数百円程度の安めの価格で販売されています。ドリルの径にあわせて種類が販売されているので、自分の使うドリルに合わせた大きさのストッパーを購入しましょう。

ダボ穴の開け方 「ダボマーカーを使って穴を揃える!」

ダボ穴を揃えるのに必須な工具!

ダボマーカーは片方のダボ穴を加工したあとに受け側の板に正確なダボ穴の位置を示すことができます。マーカーのトゲが受け側の木材に刺さることでセンターポンチの代わりを果たしてくれるので、ドリルの先端を簡単に合わせることができます。

単品かセットを買おう

ダボマーカーは単品かダボ錐とセットで販売されていることが多いです。ダボ錐を買う予定があるのならばセットで買ってしまうのが良いですが、他の工具を使うのであれば単品で買うのが良いでしょう。価格もかなり安めですので自分にあった方法で購入してください。

ダボ継ぎには木工用ボンドが適切!

ダボ継ぎには木工用ボンドを使おう

工作用の接着剤は多くの種類が販売されていますが、ダボ継ぎには誰でも知っている木工用ボンドを使うことをおすすめします。なぜ木工用ボンドがいいのかというと木工用ボンドを使う事によってダボがボンドを吸収して膨張し、より強いダボ継ぎの効果が現れるからです。

タイトボンドでもOK!

木工用ボンドと同じような効果を発揮するタイトボンドでもダボ継ぎには良いです。通常の木工ボンドよりもより硬度の高い接着剤なので、天板や棚板などの力を受ける部分にはこれを使うと強度が高くなります。硬化後にはヤスリで削ることもできるので、深さを間違ってしまった時などの埋めにも適しています。

ダボ継ぎで板をつなごう!

ダボ穴を開ける準備と最初のダボ穴

まずダボ継ぎをする板に鉛筆などで目印を書き込みましょう。この時点で受け側のダボ穴を書いてしまっても構いませんが、ダボマーカーで後を付けてからの方が失敗せずに済みます。ダボの間隔は10cm程度を目安に打つと強度的に安定します。目印ができたら工具を使ってダボ穴を開けましょう。

ダボ穴を開けたらダボマーカーを使おう!

垂直にダボ穴を開けられたらダボマーカーを差し込みましょう。ダボマーカーは深さがほとんどいらないので、小さ目の大きさの穴を開けてから本穴を開けるのも良いです。受け側の板をしっかりとダボマーカーに喰い込ませて外せば、目印がついているので今度は受け側のダボ穴を開けましょう。

受け側もダボ穴を開けたら

受け側のダボ穴を開けたら一旦仮組みをしてみましょう。この時点で穴やダボがズレてしまっていたら穴の開け直しを開け方に注意してやり直します。穴の深さなどにも注意しておく必要があります。問題がなかったらダボ穴にボンドを8分目まで注いでおきます。板のつなぎ目にもボンドを塗り込んだらようやく板を組み合わせます。

後は組み上げて完成!

すべてのダボ継ぎができたらあとは乾燥させて塗装などをすれば完成です! 塗装はペンキなどでもいいですが、室内で使うのならば木目をそのままにできるオイルフィニッシュなどがおすすめです。ダボ継ぎでできた棚などをもう一度分解したい場合には木槌やゴムハンマーでダボを外すように叩いて外しましょう。

ダボ継ぎで板をつなごう! 応用的な使い方!

二枚を合わせた受け板

天板や棚板の厚みが足りない時にはクランプなどで2枚の板をあわせてダボ穴をあけるのも良いです。強度は下がってしまうので荷重が掛かる受け部分には使えませんが、加工と使える素材の幅が広がります。また棚板の底に半分だけダボ穴を開ける際の方法として最適です。板を固定してダボ穴を開けたあとに外せば綺麗な半円が出来上がります。

貫通するダボ継ぎ

棚板が2枚以上あるときは1枚の板から両サイドに1本のダボをだして継いだ方が強度が出ます。長めのダボが必要になりますが、加工が楽な上に普通に穴を開けるだけで済むので適所で使っていきましょう!

ダボ穴を開けて棚を追加しよう!

ダボ継ぎだけじゃない応用技

ダボの使い道にはダボ継ぎだけでなく、元々ある既製品の棚に追加の棚板を入れるときにも役に立ちます。開け方は簡単でダボ錐で適当な深さと大きさの穴を受けの部分に開けます。受けができたらダボを差し込んで、その上に棚板を乗せれば他の工具なしで簡単に棚を増やすことができます。

棚を増やすダボなら金属でもあり!

棚を追加するダボならば通常のブナ材のダボではなく自作のダボや市販されている金属製のダボもおすすめです。継ぎ用のダボはどうしても目立つ上に外見的に良いものではないので、ダボが見える位置にあるのなら外見を気にして見るものいいですね。

ダボ穴のまとめ

ダボ継ぎでの穴の開け方はお分かりいただけたでしょうか? 上手くダボ穴が開けられたら必ずクオリティの高い作品が作れるはずなので頑張ってください! 出来上がった作品ならばきっと愛着が沸くと思いますので、オイルフィニッシュで木材を整えてあげればもっと見栄えが良くなります。下記にオイルフィニッシュの仕方をまとめた記事を載せておきますので、参考にしてみてください!

オイルフィニッシュのやり方とは?正しい6つの手順で仕上がり完璧! | 暮らし~の[クラシーノ]のイメージ
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木材でできた作品の仕上げにはオイルフィニッシュがおすすめです。オイルフィニッシュのやり方には使う油によっていろいろな方法があります。クオリティの高い作品を作るために正しいやり方を知っておきましょう! 今回は知っておくべき5つの手順を紹介します!
ysakura3928
ライター

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