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オイルフィニッシュのやり方とは?正しい6つの手順で仕上がり完璧!

木材でできた作品の仕上げにはオイルフィニッシュがおすすめです。オイルフィニッシュのやり方には使う油によっていろいろな方法があります。クオリティの高い作品を作るために正しいやり方を知っておきましょう! 今回は知っておくべき5つの手順を紹介します!

2019年06月24日更新

ysakura3928
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目次

  1. オイルフィニッシュとは?
  2. オイルフィニッシュはなんでするのか?
  3. オイルフィニッシュをやってみよう!
  4. オイルフィニッシュに使われる油とは?
  5. オイルフィニッシュの油の種類
  6. オイルフィニッシュに使う必要な道具
  7. オイルフィニッシュのやり方:6つの手順!
  8. オイルフィニッシュで注意すること
  9. オイルフィニッシュの製品の手入れ
  10. オイルフィニッシュのまとめ

オイルフィニッシュとは?

木目を残したまま仕上げるやり方

家にある木製の家具にはカラー塗料でコートされているものだけでなく、木材の木目がそのままで表面に薄いコートをされているものがありますね。これらはオイルフィニッシュと呼ばれるごく自然な仕上げ方法で作られています。オイルフィニッシュは木材に油などを染みこませる方法で、カラー塗料のように木目が消えてしまわないので木材のよさをそのままで味わえるやり方です。

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ナチュラルなやり方で優しさや高級感がある

DIYなどでもオイルフィニッシュは大変人気です。オイルフィニッシュで仕上がった木材の作品は木材の木目ならではの暖かさや優しさが感じられるでしょう。使っている木材によっては高級感溢れる仕上がりにもなるので、贈り物などにも最適です! またオイルフィニッシュは外見の良さだけでなく、機能的な仕上がりにも影響が出ます。

オイルフィニッシュはなんでするのか?

外見を整えるため

オイルフィニッシュをすると木材の表面は油や塗料が染み込んで落ち着いた色合いになります。色がついた種類の油を塗ると着色もできるので、自分好みの色などにも簡単に着色することができるのもポイントですね。着色によって通常出来ない色合いにもできます。

作品の表面保護のため

オイルフィニッシュをすることで木材の表面には薄い塗膜が作られます。これによって木材の表面は水や余計な油、紫外線などから守られるので、汚れたり傷ついたりしないで長い間使うことができます。木材独特のささくれなども塗り方によって防ぐことが出来るので手に持って使うものなどでは安全性の向上なども得られます!

作品の安定化のため

オイルフィニッシュなどをしないでいると木材は湿気などを吸い取って歪んでしまいます。歪むことによって棚があかなくなったり、隙間ができて見栄えが悪くなったりするので、DIYなどでよい作品を作るためには忘れてはいけない作業になります。

オイルフィニッシュをやってみよう!

DIYの仕上げに外せないオイルフィニッシュのやり方

オイルフィニッシュはDIYなどの仕上げにおすすめです。上記項目でも書きましたが、作品全体のクオリティや安全性、耐久度などさまざまな恩恵を与えてくれます。やり方も棚などを作ったりできるのならばなんてことはありません。ちょっとした塗り方に注意すれば作品を一段階以上の出来上がりにしてくれます!

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初心者でも簡単にできるやり方もある!

DIYだけでなくちょっとした木材の補強や塗り直しがしたいという方にもおすすめできます。最近ではオイルフィニッシュ用の油も多くの種類が発売されていますので、初心者にもおすすめできるものは沢山あります。ちょっとだけ手を出して家具等にオリジナル感を出してみませんか?

オイルフィニッシュに使われる油とは?

自然油と合成塗料

オイルフィニッシュに使われる油(オイル)には大きく分けて「自然油」と「合成塗料」の2つに分けることができます。それぞれに特徴と特性があるので自分がしたいオイルフィニッシュに合わせて使いましょう。

自然油とは?

自然油はその通りに自然で取れる天然の植物性油を使うのです。自然油には大まかに乾性油・半乾性油・不乾性油の3種類があってオイルフィニッシュに適しているのは乾性油になります。乾性油というのは乾くと固まる性質があるもので亜麻仁、くるみ、荏胡麻などがあります。木材の特性や感触を残したままで暖かい仕上がりになりますが、乾燥には時間がかかります。

自然油の塗りやすさ

自然油を木材に塗ると酸素と反応して硬化し始めます。硬化すると非常にツヤが出て、サラサラとした気持ちのいい木材の手触りを味わうことができます。種類によって色合いや硬化の具合など特徴があるので、おすすめの配合などを自分で探すのも楽しみの一つです。塗り方は浸透させるように塗るのでそれほど難しいことはありません。初心者にもおすすめできる種類も豊富です。

ウレタン系とは?

自然油とは逆の合成塗料です。木の表面に塗ることで多少の浸透と薄いプラスチックの塗膜を作り、非常に汚れや傷に強い性質をもちます。着色剤の混ざったものならば自分の好きな色に整えたりすることもできるので、作品の幅が広がります。乾燥などが早く木の強度などが上がる反面で、木材そのものの特性はなくなってしまいます。

ウレタン系の塗りやすさ

ウレタン系の塗料は主に刷毛などを使って塗ることになります。塗り方は粘性を下げるために水や専用のうすめ液を混ぜながら木材の表面に塗布していきます。塗る事に表面に塗膜を形成するので見た目は非常にツヤが出て綺麗になります。ただしウレタン系は塗るのが少し難しく、塗り方によってはムラができやすいので注意が必要です。

オイルフィニッシュの油の種類

木部用自然塗料オイル 亜麻仁油
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亜麻仁油

成熟した亜麻の種子から取れる油です。昔からある伝統的な自然油で、オイルフィニッシュといえば亜麻仁油!というほどに有名ですね。亜麻仁油は木工製品の仕上げから革細工、食用、DIYなど幅広く使われます。木材へ使うと濃い目の色で美しく仕上がりますが、亜麻仁油は完全乾燥するまでは独特的なにおいがあるので好みによって他の自然油と使い分けましょう。

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ワトコオイル

ワトコオイルは亜麻仁油をベースに浸透力や塗りやすさを調整した製品です。有機溶剤や防カビ剤など化学薬品も混ざっていますが、従来の亜麻仁油の性質も保っているので自然油の分類に入ります。通常の亜麻仁油よりも扱いやすくDIY初心者にはおすすめで、いくつかの種類があるので着色もできるすぐれ物となっています。

たくみやの和み

この商品は乾性油の荏油・桐油・くるみ油が混ざった種類の油です。自然油にもそれぞれ特性があって、それを生かすためにメーカー独自の配合がされています。別々にそれぞれの油を買う必要がないので、おすすめな商品となっています。DIYのオイルフィニッシュや木製品のツヤ出しなど幅広く使えます!

オイルフィニッシュに使う必要な道具

油(オイル)

塗りこむ油(オイル)は自分の好みや用途に合ったものを使いましょう。着色剤が入っているものは試し塗りしてから本番に挑むようにしてください。

刷毛or布など

刷毛はウレタン系や自然油を塗る時に、布などは自然油を塗る時に使います。布は使い古した衣類などで十分ですが、毛羽立たないものを使いましょう。キムワイプなどのウエス(汚れを拭き取るシート)を使うのも良いです。

耐水ペーパー

耐水ペーパーは木材の表面を整えるのに使います。通常のサンドペーパーでは濡れると使えなくなってしまうので必ず耐水ペーパーにしましょう。油を塗る前の仕上げに#400番程度を使い、仕上げなどに#600~1000番の耐水ペーパーを使います。

ゴム手袋など

手に付着しても害はありませんが、油独特の強い匂いや着色剤の色等がつきますので問題がある場合は使い捨てのゴム手袋などを用意しましょう。

オイルフィニッシュのやり方:6つの手順!

①:下地作りのやり方

まず最初のやり方として油を塗りこむ前に木材の表面をならします。この工程が作品の仕上がりに大きな影響を出すので、#320~#400番の耐水ペーパーで気が済むまで行いましょう。

②:塗りこみ1回目!

自然油の塗り方ですが、まず布などに油をたっぷり付けて木材に染み込ませます。最初はぐんぐんと油を吸い込むので表面に油が浮き出るくらいまで塗りこみましょう。ウレタン系は刷毛で木材にムラができないように塗るようにしてください。着色をする場合はこの時点での塗り方によって仕上がりに大きな差ができますので、慎重に塗るようにしてください。

③:乾燥1回目!

塗り終わったら風通しのよいホコリの少ない日陰の場所で乾かしましょう。乾燥については自然油は24時間ほど、ウレタン系はそれぞれ適切な乾燥時間を十分においてください。乾燥が十分でないと前に塗りこんだ油を剥がしてしまうことになるので、無意味になってしまします。1回目では多少色は変わるものの、変化はあまりないです。

④:塗りこみ2回目

乾燥が十分出来たら2回目の塗りこみをしましょう。ウレタン系は塗りこみをする前に#600位の耐水ペーパーで表面を整えるとより一層綺麗に仕上がります。前よりも木材に染み込む量が少ないので、あまり塗料をつけすぎるとムラの原因になるので気をつけましょう。自然油の2回目の塗りこみでは#600番位の耐水ペーパーに油を付けながら研磨しましょう。木材の細かい粉が油と一緒に木目に入ることで目止めの効果が出ます。研磨が終わったら軽く油と汚れを拭い取りましょう。

⑤:やり方によって1~3回繰り返す

乾燥1回目から塗りこみと研磨を1~3回好きなだけ繰り返します。ウレタン系はあまりやりすぎると塗膜が厚くなりすぎるので、注意しましょう。自然油は木材の染み込み具合と表面の研磨具合で塗る回数を調整します。着色している場合は色のムラが出ないように満遍なく塗りこんでください。

⑥:最後の仕上げ

十分な塗りこみが終わったら仕上げに薄く油を塗って表面を整えます。ウレタン系はこれで表面の凹凸をなくすように塗り方に力を入れてください。自然油は光沢を残すためなので塗ったらすぐに拭き取ってまっても構いません。

オイルフィニッシュで注意すること

使い終わったウエスや布に注意

塗りこみをした際に使ったウエスや布は油を大量に含んでいます。自然油はたいへん燃えやすく、積み重なって高温になると発火する可能性がありますので、使い終わった後には燃やして処理するか水などに浸して発火しないようにしましょう。また揮発性の液体が混ざったものは換気に注意してください。

長年使わないと開かなくなる

オイルフィニッシュに使う塗料は缶やビンに入っていますが、乾燥しやすく長いあいだ置いておくと中で水分がなくなって固まってしまいます。特に自然油はビンの中で固まると蓋をあけることすら困難になるので、できるのであれば冷蔵庫などで冷やしておくと長持ちします。

オイルフィニッシュの製品の手入れ

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やり方簡単なメンテナンス

オイルフィニッシュで作った作品や製品は年月が経つと徐々に乾燥してカサカサになっていきます。ウレタン系は風化によって塗膜が剥がれ落ちてしまうので、再度塗り直しが必要になってきます。自然油は再度油を塗布すれば潤いを取り戻しますので、適切な量の油を塗りこんで上げましょう。程よい光沢が戻ったら乾燥後に乾拭きしてあげるとさらにツヤが出ます。

オイルフィニッシュのまとめ

オイルフィニッシュの正しい5つの手順はお分かりいただけましたか? 正しい手順でできた作品はきっとクオリティの良い作品になって愛着がわくと思います。いままでやって来なかった方も作ったものが長持ちするようになるので是非ともやりましょう! オイルフィニッシュに似た仕上げ方法もあるのでおすすめを下記においておきます!

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