BOSCH(ボッシュ) バッテリードライバー・ガーデンバリカンセット IXO5GARDEN
マキタ 充電式ペンスクリュードライバ MDF001DW
パナソニック(Panasonic) 充電スティックドリルドライバー 3.6V 【電池パック2個・充電器・ケースセット】 ブラック EZ7410LA2SB1
電動ドライバーでDIY
大型の家具などは、売られているものであっても材料がバラで届き、自分で組み立てをおこなう場合があります。その際にメインとなる作業はネジ回しによって固定することです。一から作り出すDIYにおいても、ネジ回しは組み立てにおける基本的な作業になります。ネジ回しはドライバーを使って手でもできますが、ネジの数が多くなるほど大変で、これからDIYを始めていこうと考えているなら、とても効率が悪いやり方です。
DIY初心者にも必要
プロはもちろんDIYをよくおこなう人たちは、必ずといっていいほど電動ドライバーを持っています。電動の工具を使うのは、DIY初心者の自分にはもったいないと思う人もいることでしょう。確かに高級で特殊な工具であれば、本当に必要なものなのか見極める必要があるので、購入はよく考えてからの方がいいです。でも電動ドライバーなら安い機種がありますし、幅広い用途で使えるため一台あっても損はしません。
電動ドライバーの選び方
電動ドライバーを購入しようと思っても、さまざまな種類や性能があって迷ってしまいます。なのでDIY初心者に向けて、選び方の基本を説明します。まずは用途を思い浮かべることです。今後どのようなDIYをおこなっていくのかで、最適な電動ドライバーは変わってきます。現状で分かる範囲で大丈夫です。実際に使いながらDIYの数をこなしていけば、必要な機能がはっきり分かりますので、その時は追加購入を検討してください。
電動ドライバーの種類
電動ドライバーは大きく三つの種類に分けられます。一つ目は安価な小型の電動ドライバーであるスクリュードライバーです。二つ目はドリルドライバーで、スクリュードライバーよりも強い回転力があります。三つ目はインパクトドライバーといって、ドリルドライバーに打撃の機能を持たせたものです。二つ目のドリルドライバーはコード式とコードレスに分けて、合計四つの種類について下項で詳しく解説していきます。
電動ドライバーの選び方:種類1/4
まずはスクリュードライバーです。初心者向けで、電動ドライバーの入門用ともいえます。安い種類なのでお試しとしてもちょうどいいです。購入した家具の組み立て程度の利用で、DIYはあまりしないということであっても、一家に一台あると便利な工具になります。気軽に使えることがポイントです。安い分、パワーなどの性能は他の種類に比べておとりますが、初心者にとってはそれがメリットでもあります。
スクリュードライバーのメリット
ドリルドライバーやインパクトドライバーはパワーが強いので、初心者には扱いづらいです。ネジ回しに慣れていない段階で使うと、ドライバーの先端をはめるネジの溝を削ってしまったり、コントロールできずに落としてケガを負ってしまったりする恐れがあります。スクリュードライバーであればパワーが弱いため、そういった失敗はまずしません。それに小型で軽いから扱いが簡単です。女性でも力を入れずにすみます。
電動ドライバーの選び方:種類2/4
次はコード式のドリルドライバーです。ドリルドライバーにコードが付いていて、コンセントから得た電気を動力にして動かします。スクリュードライバーよりも高価で本格的な工具です。スクリュードライバーではうまくネジをとめられなかった部分でも、簡単にネジ回しできるパワーがあります。ネジ回しの他に、下穴をあける作業にも最適です。なので一から物を作り出していくDIYでは、ぜひとも欲しい種類になります。
コード式のメリット
コード式はコンセントから電力を得るので、近くに電源があれば長い時間にわたって使い続けられます。コードレスだとバッテリーの残量を気にしないといけません。コード式はバッテリーを充電する必要がないため、使い終わったらそのまま片付けるだけです。コードレスより安価なこともポイントになります。でも電源がない場所では使えず、コードが作業のじゃまになりDIYにストレスを抱えてしまうことがデメリットです。
電動ドライバーの選び方:種類3/4
上項でコードレスタイプのドリルドライバーにも軽くふれましたが、詳しく説明します。ドリルドライバーとしてはコード式もコードレスも同じ性能です。コードがあるかコードレスかの違いだけになります。どちらも用途と使い方は同じです。ドリルドライバーの先端に取り付けるビットを付け替えることによって、下穴をあける、ネジ回しをする、研磨(けんま)するといった使い方ができます。金属への穴あけも可能です。
コードレスのメリット
コードレスタイプのドリルドライバーが持つメリットは、コードレスのおかげで取り回しがしやすい点です。充電されたバッテリーから電力を得て動くため、電源がない場所でも使えます。それにコードレスは、じゃまになるコードがないので、ストレスなくDIYをおこなえるのです。バッテリーの充電を気にしないといけないデメリットもありますが、充電済みの予備バッテリーを用意しておくことで解消できます。
電動ドライバーの選び方:種類4/4
最後に説明する電動ドライバーの種類は、インパクトドライバーです。ドリルドライバーよりもパワーが強く、名前にインパクトとついている通り、衝撃のような打撃力を持ちます。ネジ回しというよりも、ネジ打ちといった感覚です。パワーの強さや仕組みから穴あけには向いておらず、ネジを打ちこむことに特化させた用途になります。使った時の音が大きいなどのデメリットがあるので、場所によっては気を配らないといけません。
インパクトドライバーのメリット
インパクトドライバーは強いパワーがメリットです。長いネジを使う、硬い材質へネジを打ちこむ、といったドリルドライバーでは力不足で作業が難しい場合でも、楽に作業をおこなえます。ネジの数が多くても問題ありません。スピーディーにこなせます。DIYで使うなら、より大きな家具を作ったり内装工事をしたりするシーンに適しています。慣れている人には大きなメリットになりますが、初心者には扱いづらい電動ドライバーです。
電動ドライバーの選び方:パワー
電動ドライバーはまず種類から選びますが、パワーも確認しましょう。上項でもパワーについて少し説明してきたので、各種類が持つパワーの違いはおおよそ分かったはずです。簡単にいえば、弱いパワーでいいならスクリュードライバー、強いパワーが必要であればドリルドライバー、より強いパワーが欲しい場合はインパクトドライバーになります。パワーについてもっと詳しくチェックするには、ボルト数を見ます。
電動ドライバーのボルト数
何V(ボルト)で表示されているボルト数からパワーが分かります。数値の大きいボルト数ほど強いパワーです。ネジ回しの用途だけなら、3.6Vのスクリュードライバーでこと足ります。回転スピードが遅く穴あけは難しいものの、簡単なDIYや、家庭での日常的な作業で使う工具向きです。ちなみに本格的なDIYにあうドリルドライバーは14.4V、プロが使うようなインパクトドライバーは18Vになります。
電動ドライバーの選び方:バッテリー
コードレスタイプの電動ドライバーは、内臓されているバッテリーで動きます。充電してから何時間ぐらい使えるのかが、使い勝手の良し悪しに関わってくるのでバッテリーの性能は重要です。二個以上の充電済みバッテリーを用意しておくと、充電を待たずに使い続けれらます。使用している分の充電が切れたら交換し、それをまた充電することを繰り返せばいいのです。でもバッテリーの交換作業がそのつど必要になります。
持続性と充電時間
一回の充電で使える持続時間が短いと、複数のバッテリーがあっても交換作業が手間です。ある程度の持続時間を持ったバッテリーを選びましょう。ですが持続時間が長いと連続使用時間が延びがちになり、熱の発生につながるので注意してください。充電にかかる時間もチェックポイントです。早いほど持続時間が短く、遅いほど利便性に欠けます。どういった使い方をするのかにもよりますが、充電時間は3時間ぐらいがおすすめです。
電動ドライバーの選び方:使用感
持ちやすさや、取りまわしのよさなどの使用感も、選び方の一つになります。使用感から選ぶとすれば、メリットとデメリットをふまえてもコードレスがおすすめです。コード式は電源がないと使えない、コードがじゃまになるということがネックで、迷う余地もありません。持ちやすさに関しては、おおまかにでも形状ごとのなじみ具合を覚えるために、ホームセンターなどでいろいろな現物をさわってみるのがいいでしょう。
スイッチのタイプ
スイッチの押しやすさも使用感に関わってきます。スイッチは外に出ている方が押しやすく、オンとオフが簡単におこなえます。一回の作業時間は短いけれど、それをすぐに何度も繰り返す場合、スイッチの切り替えが無意識にできるぐらい押しやすい方がいいです。押しづらいスイッチだと、オンとオフのたびに作業が中断してしまいます。細かな位置については、使う人によって変わってくるので確認しておいてください。
電動ドライバーの選び方:ビット
電動ドライバーは先端にビットというものを取り付けて使います。ビットがないと先の部分がただ回転するだけです。ビットの種類はさまざまですが、ネジ回し、穴あけ、研磨と、大きく三つに分けられます。この三つの用途すべてを問題なくこなせるのが、ドリルドライバーです。インパクトドライバーでも穴あけすることはできますが、強い打撃力によってビットが折れてしまうこともあることから、ネジ回し向きになります。
ビットの種類
三つに分けたビットの種類について説明します。ネジ回し用は、プラスやマイナスのドライバービットです。主にプラスドライバーを使います。異なるサイズをそろえておくといいです。穴あけ用はドリルビットといって、木材や金属などの用途に分かれています。電動ドライバーではビットを装着してもコンクリートに使えません。研磨用はブラシやポリッシャー、砥石などの種類があります。
電動ドライバーの選び方:メーカー
DIY初心者の多くは、なるべく費用をかけずに工具をそろえたいはずです。3.6Vのスクリュードライバーなら、いろいろなメーカーから安い価格で販売されています。より安くと、名も知れないメーカーのものを選ぶのはおすすめできません。価格が安い分、品質のよくないものが多く出回っています。これらは安定性に欠けていたり、すぐに壊れてしまったりするのです。最低限の品質を求めるため、メーカーを確認してください。
おすすめのメーカー
信頼のある有名なメーカーをご紹介します。これらのメーカーが製造しているスクリュードライバーがおすすめです。「マキタ」「日立」「パナソニック」は上位メーカーで、品質がよく長持ちします。ですが価格は高めです。「ボッシュ」「リョービ」「ブラックアンドデッカー」は世界的に有名なメーカーで、先のメーカーと比べて安いものの、品質は悪くありません。価格と品質からみて特におすすめです。
電動ドライバーのおすすめ機種.1
BOSCH(ボッシュ) バッテリードライバー・ガーデンバリカンセット IXO5GARDEN
DIY初心者におすすめの電動ドライバーをご紹介していきます。まずはボッシュの「IXO5」です。3.6Vのパワーを持つコードレスタイプのスクリュードライバーになります。別売りのアダプターを取り付ければ、締付け力を変えるクラッチ機能や、穴あけ用のドリル機能を加えられます。
付属品
10タイプのドライバービットが付属しているので、電動ドライバーとしてすぐに使用可能です。しかも全てを仕舞えるケースが付いています。
電動ドライバーのおすすめ機種.2
マキタ 充電式ペンスクリュードライバ MDF001DW
国内メーカーであるマキタの電動ドライバー「MDF001DW」になります。コードレスで3.6Vながら、トルクのあるスクリュードライバーです。取り外しできないバッテリーで、クラッチ機能を持たないというデメリットがあります。
力強いスクリュードライバー
スクリュードライバーにして、6.0N・mの締付けトルクをほこるのは魅力的です。上項でご紹介した「IXO5」とほぼ近い価格なので迷いますが、力強さならこの「MDF001DW」がおすすめです。
電動ドライバーのおすすめ機種.3
パナソニック(Panasonic) 充電スティックドリルドライバー 3.6V 【電池パック2個・充電器・ケースセット】 ブラック EZ7410LA2SB1
いわずと知れたパナソニックの電動ドライバーになります。コードレスで3.6Vのスクリュードライバーです。先にご紹介した二機種とくらべて価格は大きく上がります。
高い性能のスクリュードライバー
高い性能を持ち、ネジ回しはもちろん、穴あけが問題なくおこなえて、21段切替のクラッチ機能も備えています。今後いろいろと制作してみたいというDIY初心者に、強くおすすめできる電動ドライバーがこの「EZ7410」です。
電動ドライバー/まとめ
電動ドライバーはDIYに欠かせない工具です。DIYを始めたばかりの初心者が、まず手に入れるべき工具ともいえます。電動ドライバーは多くの種類があるので迷ってしまいますが、解説してきた基本的な選び方やおすすめの機種を参考にして、自分にあった電動ドライバーを探してみてください。電動ドライバーがあれば、DIYがもっと楽しくなります。
電動ドライバーが気になる方はこちらもチェック!
今回はDIY初心者が選ぶべき電動ドライバーについて解説しましたが、おすすめ機種をもっと知りたい、ビットについて詳しくなりたいという方は、下記のリンク記事を読んでみてください。
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