メジャークラフト ジギングロッド スピニング 3代目クロステージ マイクロジギング ソリッドスピニング CRXJ-S762MJ/S S762MJ/S 釣り竿
シマノ (SHIMANO) スピニングリール 16 ストラディックCI4+ 2500HGS
クレハ(KUREHA) ライン シーガー PE X8 150m 0.8号.
シマノ 炎月 真鯛リーダー EX フロロ CL-G26P 30m 4.0号 (メール便可) / セール対象商品 (2/28(水)12:59まで)
マイクロジギング マイクロフリップ35g タングステン ギアラボ (アワビシルバー)
Gear-Lab(ギアラボ) メタルジグ ルアー Gブレード・コロラド ゴールド
「マイクロジギング」とは?
マイクロジギングは コンパクトなジグを使うジギング
「マイクロジギング」とは、「マイクロジグ」と呼ばれる、コンパクトなシルエットのジグを用いるジギングのことです。フィッシュイーターはベイトを捕食する際、少ない体力でより簡単に捕まえることができるベイトを優先的に捕食する性質があり、大抵の場合は、小型で動きの遅いベイトが格好の標的となります。
マイクロジギングで使用されるメタルジグのサイズ (ウェイトではない)はコンパクトであるため、多くのフィッシュイーターに対して、本能的に「最も捕食しやすい」と判断させることができますので、フッキングに持ち込めるバイトをより多く誘発でき、シビアコンディションでも確実にバイトを引き出すことが可能です。また、マイクロジギングではバーチカルスタイルの釣り方に加え、キャスティングの釣り方でもターゲットにアプローチできるため、潮流が緩やかな ベイエリア でのゲームや、広範囲のエリアを探りたい場合においても抜群の威力を発揮します (詳細は後述)。
※ 注意
この記事で取り上げる内容はいずれも、オフショアゲームにおけるマイクロジギングのものです。マイクロジギングは、ショアゲームにおいても非常に効果的ですが、この記事では、ギアラボ - マイクロフリップ (詳細は後述)などをはじめとする、オフショアゲーム用マイクロジグを使用する釣り方について取り上げています。
マイクロジギング用タックルをご紹介!
マイクロジギングは、一般的なオフショアジギングと比較すると、ライトなタックルセッティングでの釣り方となるため、よりダイレクトに魚との駆け引きを楽しむことができますし、腕力に自信の無い方でも簡単に大型のターゲットを狙うことが可能です。ここでは、マイクロジギングで使用する「5種類のタックル」それぞれの選び方や、おすすめの各種タックルをご紹介します。
マイクロジギング用タックル1: ロッド
マイクロジギング用ロッドの選び方は?
詳細については後述しますが、マイクロジギングは、キャスティングでターゲットにアプローチできる点が大きなメリットの一つですので、バーチカルの釣り方が主体の 一般的なオフショアライトジギング で使われるロッドでは、マイクロジグが持つ本来のポテンシャルを十分に発揮できません。ですから、「ジグのキャスティングが可能で、しなやかさと適度なハリとを併せ持っているロッドが、マイクロジギングには最適である」と言えるでしょう。
タックルセッティングや釣り方を総合的に考慮すると、キャスティング対応のタイラバゲーム用ロッドがベストな選択肢となりますが、パワーが強めのシーバスロッドやエギングロッド、並びに、パワーが弱めのライトショアジギングロッドで、レングスが7 - 8feetのロッドでも代用可能です。なお、一部の釣り具メーカーからは、マイクロジギングでの使用に特化して開発されたロッドも発売されていますので、こちらを選択するのも良いでしょう。
おすすめのマイクロジギング用ロッドは?
メジャークラフト ジギングロッド スピニング 3代目クロステージ マイクロジギング ソリッドスピニング CRXJ-S762MJ/S S762MJ/S 釣り竿
「メジャークラフト」が製造するマイクロジギング用ロッドです。このマイクロジギング用ロッドのおすすめポイントは、「マイクロジギング専用のロッドならではの設計が魅力的で、キャスティングが行いやすいグリップレングスが設定されており、ソリッドティップ独特の 乗りの良さ が、バイトを確実にものにしてくれる点」です。
マイクロジギング用タックル2: リール
マイクロジギング用リールの選び方は?
通常のオフショアライトジギングでは、ベイトリールの使用が一般的ですが、マイクロジギングではジグをキャストする機会があるため、スピニングリールの使用も選択肢の一つとなります。ベイトリールを用いる場合は、通常のオフショアライトジギングで使用されるベイトリールに搭載されている、簡易的なブレーキシステムではなく、キャスティング時のバックラッシュを防止できる性能を持つブレーキシステムが搭載されているベイトリールを選ぶ必要があります。
スピニングリールを用いる場合は、最大巻き上げ長が長く、ラインの素早い回収が可能な ハイギアタイプ のものを選択しておけば、より快適にライトジギングを楽しむことができるでしょう。なお、いずれのリールでも、使用するメインラインを必要量巻けるラインキャパシティーが確保されていることが絶対条件です。
おすすめのマイクロジギング用リールは?
シマノ (SHIMANO) スピニングリール 16 ストラディックCI4+ 2500HGS
大手釣り具メーカーである「シマノ」が製造するマイクロジギング用リールです。このマイクロジギング用リールのおすすめポイントは、「トータルバランスが非常に高く、全工程プレス加工製造のギアが実現する パワフルで滑らかな巻き心地 や、独自開発のカーボン素材が実現する ローターやボディーの剛性の高さ が、マイクロジギングにピッタリである点」です。
マイクロジギング用タックル3: メインライン
マイクロジギング用メインラインの選び方は?
通常のオフショアライトジギングと同様に、マイクロジギングでは、伸縮性の低さや直線強度の高さが特徴の PEメインライン が使われます。最適な メインラインの太さ は、使用するジグのウェイトやPEメインラインの種類によって異なりますが、軽めのアンダースローキャストでジグを飛ばす釣り方の場合、40g未満のジグでは0.8号が、40 - 65g未満のジグでは1号が、65g以上のジグでは1.2号が、それぞれベストです。
おすすめのマイクロジギング用メインラインは?
クレハ(KUREHA) ライン シーガー PE X8 150m 0.8号.
大手繊維メーカーである「クレハ合繊」が製造するマイクロジギング用メインラインです。このマイクロジギング用メインラインのおすすめポイントは、「直線強度の高い8本ヨリ構造のPEメインラインで、大型のターゲットが掛かった場合でも信頼性が非常に高い点」です。
マイクロジギング用タックル4: ショックリーダー
マイクロジギング用ショックリーダーの選び方は?
マイクロジギングをはじめとするオフショアジギング全般では、ジグの着底後すぐにリールを巻き始めることになるため、コシが強く、ジグの姿勢が急に変化した場合でも絡みにくい フロロカーボンショックリーダー が最適です。太さについては、使用するメインラインの直線強度よりも4lb程度弱いものをチョイスします。
おすすめのマイクロジギング用ショックリーダーは?
シマノ 炎月 真鯛リーダー EX フロロ CL-G26P 30m 4.0号 (メール便可) / セール対象商品 (2/28(水)12:59まで)
シマノのマイクロジギング用ショックリーダーです。このマイクロジギング用ショックリーダーのおすすめポイントは、「中央の硬いフロロカーボンの外側を柔軟性のあるフロロカーボンラインで覆う 二層構造 になっており、適度なコシの強さを実現し、より高い結束強度を約束してくれる点」です。
マイクロジギング用タックル5: ジグ
マイクロジギング用ジグの選び方は?
前述したように、マイクロジギングでは、「マイクロジグ」と呼ばれる コンパクトボディーのジグ が使われます。オフショアゲームのマイクロジギングでは、シルエットを小さくしながらも必要なウェイトを持たせるために、金属の中でも比重が重い タングステン が用いられているマイクロジグが最適で、ボディーのレングスは短ければ短い程、マイクロジギングならではの武器をいかすことができるでしょう。
最適なウェイトについては、ポイントの潮流の速さや使用するタックルセッティングによって変わってきますが、「ポイントの水深の数値 = 最適なウェイトの数値」(例えば、ポイントの水深が40mの場合、最適なウェイトは40g前後)が一つの基準となります。なお、後述の ギアラボ - マイクロフリップ のように、キャスティングでの釣り方で使用する際のアピール力を高めるためのブレードが装着されているマイクロジグもおすすめで、ブレードの有無が釣果に大きな差を生み出す要素になることもあります。
おすすめのマイクロジギング用ジグは?
マイクロジギング マイクロフリップ35g タングステン ギアラボ (アワビシルバー)
「ギアラボ」が製造するマイクロジギング用ジグです。このマイクロジギング用ジグのおすすめポイントは、「オフショアゲームのマイクロジギングで用いられるジグの代表的存在であり、釣り方を問わず使用可能で、独特の設計によって生み出される絶妙な動きが、バイトの誘発に大きく貢献してくれる点」です。
Gear-Lab(ギアラボ) メタルジグ ルアー Gブレード・コロラド ゴールド
前述の ギアラボ - マイクロフリップ に装着可能なブレードです。ギアラボ - マイクロフリップでは、キャスティングの釣り方の場合に、広範囲のエリアにいる魚に対してジグの存在を効果的にアピールすることを目的に、リトリーブ時の水流で回転する 専用ブレード の装着を推奨していますので、キャスティングによるアプローチを主軸にゲームを展開する方は、ぜひとも用意しておきたいアイテムです。
マイクロジギングの釣り方を解説!
2種類の釣り方それぞれの手順を解説!
前述したように、マイクロジギングには、バーチカルの釣り方とキャスティングの釣り方とがあり、それぞれ得意とするシチュエーションが異なっています。ここでは、「2種類の釣り方」それぞれの手順について徹底解説していきます。
※ 注意
マイクロジグの種類によっては、リトリーブスピードや釣り方に若干の差異があります。ここでは、前述した ギアラボ - マイクロフリップ を使う場合における釣り方について解説しますが、基本的な釣り方の手順については、ギアラボ - マイクロフリップ以外のマイクロジグの場合でも同様です。
マイクロフリップとは?使い方や特徴などをご紹介!
オフショアジギングにおいて、近年爆発的な人気を集めているのが、「マイクロフリップ」という小型のタングステンジグを使用したマイクロジギングです...
マイクロジギングの釣り方【バーチカル】
バーチカルの釣り方は、オフショアライトジギングにおける最も基本的な釣り方で、釣り方の難易度も非常に低く、誰でも簡単にマスターできる反面、カバーできるエリアの範囲が狭く、潮流がゆるやかなポイントでは、ジグのアピール力が半減してしまうこともあります。ここでは、バーチカルの釣り方の「3つの手順」を見ていきます。
バーチカルマイクロジギングの釣り方: 手順1
ロッドを水平よりもやや下げ気味の位置で構え、ジグを海底まで沈めていきます。ジグのフォール中は、メインラインをサミングしながら徐々に沈めていくことで、ラインスラッグの発生を抑制し、ジグのボトムコンタクト後すぐに次の手順に移行できるよう備えます。
バーチカルマイクロジギングの釣り方: 手順2
ジグのボトムコンタクトを確認したら、リールのハンドルを2 - 3回転させてジグの姿勢を整え、ジグに各種アクションをつけていきます。ボトムコンタクト直後からリフトアップに移るまでのわずかな時間が、最もリアクションバイトが発生しやすい時間ですので、一連の動作でモタつくことが無いように注意してください。
アクションのつけ方はジグの種類によって異なりますが、ギアラボ - マイクロフリップのように、タダ巻きでも適切な動きをしてくれるジグの場合は、1秒間にハンドルを1回転させる程度のスピードでリールをタダ巻きするだけで、魚にジグの存在をアピールできます。もちろん、時折ロッドをシャクるアクションを加えることも効果的ですし、潮流を巧みに利用する ドテラ流し でアプローチするのも良いでしょう。
バーチカルマイクロジギングの釣り方: 手順3
バイトはロッドを強く引き込む形で表れますので、リールを素早く巻きながらフッキングさせます。バイトが無い場合は、再度ジグを沈め直して再アプローチし、数回のアプローチでも反応が無い場合は、ジグを交換したりキャスティングの釣り方に移行したりします。
マイクロジギングの釣り方【キャスティング】
キャスティングの釣り方は、バーチカルの釣り方よりも広範囲の魚にジグを届けることができるため、水深の浅いポイントでは特に効果的な釣り方ですが、釣り人で混雑している船上でのキャストは危険が伴うため、適切なキャスティング方法を習得する必要があります。ここでは、キャスティングの釣り方の「4つの手順」を取り上げます。
キャスティングマイクロジギングの釣り方: 手順1
ジグを遠方にキャストします。混み合う船上でのオーバヘッドキャストは非常に危険ですので、必ずアンダースローキャストやアンダーハンドキャストなどの、周囲の安全を確保できる投げ方でジグを投射するようにしてください。
キャスティングマイクロジギングの釣り方: 手順2
ジグが着水したら、サミングによる ラインスラッグの抑制 を行いながら、ジグを海底までフォールダウンさせていきます。バーチカルの釣り方同様、ジグのボトムコンタクト後すぐにジグにアクションをつけていきますので、フォール中のロッドの姿勢は、水平よりもやや下げ気味の位置を保つようにします。
キャスティングマイクロジギングの釣り方: 手順3
バーチカルの釣り方と同様に、ジグのボトムコンタクトを確認したら、リールのハンドルを2 - 3回転させてジグの姿勢を整え、ジグに各種アクションをつけていきます。キャスティングの釣り方ではどうしても、ボトムコンタクト直後のリアクションバイトをフッキングさせるのが難しくなりますので、フォール中にはラインスラッグを極力発生させないようにすることが重要です。
アクションのつけ方は様々ですが、基本的にはタダ巻きで十分通用しますし、前述の ギアラボ - マイクロフリップ のように、リトリーブ時に回転するブレードが装着されているタイプのジグは、激しいアクションをつけるよりもタダ巻きの方が効果的であることもしばしばです。なお、ボトム付近のレンジを重点的に攻める場合は、リールのハンドルを5 - 8回転させてリトリーブした後、サミングしながら再度着底させ、ボトムコンタクト後に再度リトリーブを行うようにするのが望ましいでしょう。
キャスティングマイクロジギングの釣り方: 手順4
ジグが遠方にある状態では、ロッドをあおった際にジグが動く距離が短くなってしまい、フッキングが効きにくくなる傾向がありますので、最初のボトムコンタクト後の早い段階でバイトが起きた場合には、バーチカルの釣り方よりもロッドのストローク幅をしっかりと意識してフッキングさせるように心掛けましょう。バイトが無い場合は、再度ジグをキャストし直して再アプローチし、数回のアプローチでも反応が無い場合は、ジグを交換したりバーチカルの釣り方に移行したりします。
マイクロジギングで爆釣を目指そう!
マイクロジギングは、誰でも大型のマダイや青物を手にするチャンスに巡り合うことができますし、ポイントの選定や釣り方が適切であれば、様々な魚の五目釣りを堪能できるポテンシャルを秘めています。皆さんもぜひ、マイクロジギングに必要なタックルをそろえ、ベストな釣り方を習得して爆釣を目指していきましょう。