焚き火台は多種多様!
直火禁止のキャンプ場が増えましたし、地面へのダメージを考慮すると焚き火台は必要なキャンプ道具となってきました。 注目されているおすすめ製品をタイプ別に紹介して、そのあとから焚き火台の選び方について述べますね。 製品スペックを比較しやすいように大きさはミリ(mm)と重さはキログラム(kg)に統一しました。
焚き火台の定義
焚き火台とは「薪を燃料にして暖を取ったり料理をしたりする道具」です。 「焚き火台」で検索すると大小様々な製品が見つかります。「これも焚き火台なの?」と思うものもあるでしょう。キャンプのスタイルが多様化しているので製品も多様化しているのです。
1.逆四角錐型の焚き火台
四角錐を逆さまにした人気のあるカタチの焚き火台です。 焚き火台とBBQコンロを兼用したい人や、焚火で大なべやダッチオーブンを載せるために耐荷重性を求める人おすすめで人気があります。 サイズ展開も豊富ですし、比較的に使い勝手がいいところがおすすめです。
1-1 ロゴス ピラミッドグリル EVO-M
ロゴス・ピラミッドグリル・EVO-Mはコンパクトタイプで2~4人での使用におすすめです。 組み立て・片づけが簡単にできるように設計されているところがおすすめポイント。8インチまでのダッチオーブンを載せることができます。
ロゴス ピラミッドグリル
1-2 ロゴス the ピラミッドTAKIBI L コンプリート
ロゴス・the ピラミッドTAKIBI Lにオプションパーツを加えた便利なセット品です。 ロゴス・the ピラミッドTAKIBI Lは丈夫な五徳を備えていますので、大なべやダッチオーブンでの料理におすすめです。
1-3 ロゴス the KAMADO
ロゴス・the KAMADOは焚き火台というよりも多機能な火床です。 上部に10インチのダッチオーブンがすっぽり入りますし、上部にダッチオーブンを載せたままオーブン料理ができるのでおすすめです。オーブンには温度計も付いています。
サイズ:510×515×570mm 天穴サイズ:φ260mm 収納サイズ:485×390×125mm 重量:8.5kg 主素材:ステンレス、スチール ダッチオーブン:可
1-4 スノーピーク 焚火台L
スノーピーク・焚火台Lは道具の域を超えた美しさと、開いたらすぐに使えるシンプルさがおすすめポイントです。 料理の道具としても使えるようにオプションパーツが豊富にラインナップされているところはとてもおすすめできるところところですね。 焚き火台として満足感がある大きさです。
使用時サイズ: 450×450×300mm 収納時サイズ: 560×640×45mm 素材:ステンレス 重量:5.3 kg 耐荷重:不明
1-5 スノーピーク 焚火台M
スノーピーク・焚火台Lと比較すると一辺が100mm小さい焚き火台Mは丁度いいサイズ感が人気です。焚き火台として使うよりも料理の道具として使う機会が多いファミリーキャンパーにおすすめです。
サイズ:350×350×248mm 収納サイズ:450×515×32mm 材質:ステンレス 重量:3.5kg 耐荷重:不明
1-6 スノーピーク 焚火台S
スノーピーク・焚火台Mと比較すると80mm小さい焚火台S。「S」ですが極小サイズではなく、焚き火に適した大きさがあるのでソロキャンパーにおすすめです。
サイズ:270×270×210mm 収納サイズ:350×410×25mm 材質:SUS304(ステンレス) 重量:1.8kg 耐荷重:不明
1-7 キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル
キャプテンスタッグ・ヘキサ ステンレス ファイアグリルはスタンドと本体を広げるだけで使えるところが人気です。六角形なので家族やなかまと囲んだときに穏やかな気持ちになれるところがおすすめです。
組立サイズ:475×410×300mm 収納サイズ:570×470×60mm アミサイズ:455×395mm 材質/本体・底板:ステンレス鋼、バーベキュー網・目皿・スタンド:鉄(クロムめっき) 重量:3.8kg ダッチオーブン:可 Mサイズも有り。
1-8 キャンピングムーン 焚き火台XS
キャンピングムーン・焚き火台XSは小型で収納寸法もコンパクトで料理にも便利な焚き火台です。運びやすい形状ですのでキャンプツーリングにもおすすめです。 本体の脚とベースプレートを固定して使うので安定感があります。
使用時サイズ:250×250×215~250mm 収納時サイズ:260×260×60mm 材質:ステンレス 重さ:2.4kg 耐荷重:不明
1-9 BBQグリルBIG
BBQグリルBIGはBBQコンロとしてもはもちろん、焚き火台としても満足感のある大きさです。 折りたたんで本体とスタンドを格納できるベースプレートはナイスアイデア。地面を汚さないので片付けの手間が省けるところがおすすめポイントです。
使用サイズ:420×425×270mm 収納サイズ:240×430×50mm 材質:ステンレス 重さ:4.6kg ダッチオーブン:可
1-10 ユニフレーム ファイアグリル
ユニフレーム・ファイアグリルは丈夫で料理の道具として使いやすいことが人気の焚き火台です。四角錐型とはいえない独特の構造ですね。 大型焚き火台の中では比較的に軽量でありながらも、耐荷重20kgという安心感がおすすめポイント。2台持ちのときには部品を重ねて収納できます。
使用時サイズ:430×430×330mm 収納時サイズ:380×380×70mm 材質:炉・ロストル/ステンレス鋼、スタンド・焼網/鉄・クロームメッキ 重量:2.7kg 分散耐荷重:20kg ダッチオーブン:可 他にラージサイズ有り
2 箱型の焚き火台
箱型の焚き火台のモデルは大小様々な製品があります。 特徴としては、焚き火台として優れているだけでなく、比較的に料理の道具としても便利なものが多く見受けられます。使用時サイズの割には比較的コンパクトになり、安定感も高いでしょう。
2-1 笑's コンパクト焚き火グリルB-6君
笑's・コンパクト焚き火グリルB-6君はその名の通りコンパクトでありながら、焚き火だけでなく料理の道具としても活躍するところがおすすめポイントです。キャンプツーリングやソロキャンプをする人に人気があります。
組立サイズ:215mm×122mm×165mm 収納サイズ:181mm×122mm×18mm 重量:0.5kg 静止耐荷重:10kg ※火床の深さ:70mm 軽量フライパンやクッカーが最適
2-2 笑's コンパクト焚き火グリル A-4君
笑's・コンパクト焚き火グリル A-4君は焚き火を楽しめる大きさと軽量でコンパクトなところに人気があります。 大きさゆえに安定感もあるので8インチのダッチオーブンなら載せられそうです。ファミリーキャンプでのサブコンロとしてもおすすめです。
組立サイズ約:365mm×206mm×290mm 収納サイズ:292mm×206mm×20mm 重量:1.9Kg 材料:ステンレス 静止耐荷重:10kg ※火床の深さ:128mm 軽量フライパンやクッカーが最適
2-3 コールマン ステンレスファイアープレイス3
コールマン・ステンレスファイアープレイス3はうっとりと炎を眺めたくなるデザインが人気の焚き火台です。ハンドルを内側に倒せば五徳になり、大なべやダッチオーブンでの料理に重宝するところがおすすめポイント。
サイズ 使用時サイズ:415×465×345mm 収納時サイズ:415×305×155mm 重量:5.7kg 材質:ステンレススチール、他 ダッチオーブン:可
2-4 ユニフレーム 薪グリル ラージ
焚き火台というよりも料理の道具としての機能が高いユニフレーム・薪グリル ラージ。 特徴的な横に長いデザインがおすすめポイントです。手前が開いていますので火の管理がしやすく、フライパンとナベを並べて使えて便利です。
使用時サイズ:680×400×400mm 収納時サイズ:355×560×80mm 材質:ステンレス 重量:4.6kg 分散耐荷重:20kg ダッチオーブン:可
2-5 キャプテンスタッグ カマド スマートグリルB6型
キャプテンスタッグ・カマド スマートグリルB6型の本来の用途は料理の道具として使うカマドです。 おすすめポイントは火床の高さを3段で調整できるところです。固形燃料やアルコールストーブの風防兼五徳としても便利に使えますね。
使用時サイズ:200×125×180mm 収納時サイズ:240×180×35mm 重量:0.76kg 網サイズ:163×108mm 材質:本体・炭受け:ステンレス鋼、ゴトク・アミ・目皿:鉄(クロムめっき)
3 ブック型の焚き火台
ブック型に折りたためるBBQコンロはよく見かけますが、焚き火台では珍しいカタチです。ここではUCOの製品を紹介します。比較的に構造が簡単で、本体と脚を開いて網を載せるだけで焚き火を楽しむことができます。
3-1 UCO フラットパックポータブル グリル&ファイヤーピット
UCO・フラットパックポータブル グリル&ファイヤーピットはレギュラーサイズ。メーカーサイトではバックパックに入れて…とありますが、日本での使用を考えるとファミリー向けの大きさです。
使用時サイズ:340×254×285mm 収納時サイズ:375×270×35mm 材質:ステンレス 重量1.75kg 耐荷重:不明
3-2 UCO ミニフラットパックポータブル グリル&ファイヤーピット
UCO・ミニフラットパックポータブル グリル&ファイヤーピットはコンパクトでオートバイでのキャンプツーリング向きの大きさです。ソロキャンプでは満足感の高い焚き火ができるでしょう。
使用時サイズ:241×178×23mm 収納時サイズ:270×180×30mm 重量:0.832kg 材質ステンレス 耐荷重:不明
4 丸型の焚き火台
丸型のBBQコンロは多く見かけますが焚き火台は珍しく、ここではコールマンの製品を紹介します。カーブが美しい半球形でステンレスの焼き色も楽しみですが、料理の道具としても優秀です。
4-1 コールマン ファイアーディスク
コールマン・ファイアーディスクは美しいデザインと性能の高さに人気があります。公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)が主催する「2017年度グッドデザイン賞」(Gマーク)を受賞しています。
使用時サイズ:φ450×230mm 収納時サイズ:φ460×85mm 重量:1.6kg 材質:ステンレス 耐荷重:30kg ダッチオーブン:可
4-2 コールマン ファイアーディスク プラス
コールマン・ファイアーディスク プラスはファイアーディスクより直径が150mm大きく、大人数で焚き火を楽しむことができます。ファイアーディスク同様、ダッチオーブンを載せられますし、焼き網も付属しています。
本体サイズ:φ600×230mm 収納サイズ:φ600×100mm 重量:3.2kg 材質・素材:ステンレス 耐荷重:30kg ダッチオーブン:可
5 ステンレスメッシュタイプの焚き火台
4本脚のスタンドにステンレスメッシュの火床を広げて設置する焚き火台です。 燃焼効率がよく、薪を完全に燃やしきれるので真っ白な灰しか残りません。設置も簡単で収納寸法も比較的にコンパクトなので持ち出しやすいですね。
5-1 バンドック 焚火スタンド ハンディ
バンドック・焚火スタンド ハンディはコンパクトに収納できますのでオートバイでのキャンプツーリングにおすすめです。BBQコンロの中に入るくらいの大きさですのでファミリーにもおすすめです。
使用時サイズ:410×410×345mm 収納時サイズ:70×70×440mm 材質:メッシュ/ステンレス、フレーム/ステンレス 重量:1000g 耐荷重:不明
5-2 ユニフレーム ファイアスタンドII
軽量でコンパクトなので持ち出しやすいところがおすすめポイント。 収納寸法が細長いのでオートバイでのキャンプツーリングで使うときは600mm幅の銀マットに巻いてパッキングすればいいでしょう。
使用時サイズ:400×400×300mm 収納時サイズ:φ60×570mm 材質:メッシュシート/特殊耐熱鋼FCHW2、スタンド:18-8ステンレス 重量:0.49Kg 耐荷重:不明
5-3 ドッペルギャンガー ビッグファイアクレードル ブラック
ドッペルギャンガー・ビッグファイアクレードル ブラックはフックの耐荷重が20kgですのでダッチオーブンを使った料理にもおすすめです。何かを常に吊っておくほうが安定感が増すでしょう。
使用時サイズ:820×620×1220(880)mm 収納サイズ:φ90×500mm 焼き網サイズ:650×565mm フックの長さ:800mm 材質:ポール/アルミ、焚き火網/ステンレス 重量:1.3kg 静止耐荷重:フック/20kg、焚き火網:5kg ダッチオーブン:可
5-4 ドッペルギャンガー ライダーズファイアクレードル
ドッペルギャンガー・ライダーズファイアクレードルは製品名の通りオートバイでのキャンプツーリングに相応しいコンパクトな焚き火台です。フックの耐荷重もそこそこあるので8インチのダッチオーブンなら吊ることができるでしょう。
使用時サイズ:680×550×1080mm、 収納時サイズ:φ60×長さ290mm 材質:ポール/アルミ、網/ステンレス 重量:717g 静止耐荷重:フック部分/8kg、ステンレス網/3kg ダッチオーブン:耐荷重に見合ったダッチオーブンなら可
5-5 モノラル ワイヤーフレーム
モノラル・ワイヤーフレームは火床にステンレスメッシュではなく特殊耐熱クロスを使った焚き火台です。コンパクトですのでキャンプツーリングだけでなく徒歩旅にもおすすめです。
使用時サイズ:360×280mm 収納時サイズ:φ9×350mm 材 質:特殊耐熱クロス/ステンレススチール 重 量:0.98kg 耐荷重:不明
6 焚火台のようなもの?
「焚き火台」で検索すると焚き火台のようなものが見つかります。 キャンプのスタイルはキャンパー人口の数だけあるといってもいいくらいに様々です。あなたに合った焚き火台を探すのもいいですね。
6-1 ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージ
ユニフレーム・ネイチャーストーブ ラージはウッドストーブと呼ばれているものです。料理に特化した仕様になっていますのでファミリーキャンプでのサブコンロとしてもおすすめです。
使用時サイズ:210×235×250mm 収納時サイズ:205×215×45mm 材質:ステンレス鋼 重量:1.2kg 耐荷重:不明
6-2 リベルタ ウッドストーブ(箱型)
リベルタ・ウッドストーブは超小型・軽量のウッドストーブです。荷物を軽量化したい人におすすめ。ソロキャンプでの火遊び道具として人気があります。ファミリーキャンプで使うことはまずないでしょう。
使用時サイズ:70×80×110mm 収納袋サイズ:120×140mm 材質:ステンレススチール製 重量:0.16kg 耐荷重:不明
6-3 ロゴス チャコグリルストーブ
ロゴス・チャコグリルストーブは暖を取るためのストーブで、天板では料理もできます。サイズを確認すると意外とコンパクトです。円筒状の火床を覆っている四角い外側面も高温になりますので火傷に注意しましょう。
ロゴス LOGOS ストーブ/LOGOS チャコグリルストーブ
使用時サイズ:235×230×380mm 火床内寸:φ135×200mm 主素材:ステンレス、スチール 総重量:2.3kg 耐荷重:不明
焚き火台の選び方
多くの製品が焚き火台として販売されていますが、使い方に合わせて選ぶといいでしょう。 製品を比較するときの参考としてください。 材質はステンレス製のものが多いですね。耐久性の高さが理由なのですが、虹色の焼け跡が美しくていいですよ。
焚き火台を何人でつかうのか?
使う人数に適した大きさのものがベストですが、少し大き目がいいでしょう。 小さい焚き火台では火が大きくなってしまったときにコントロールできなくなってしまいます。製品を比較して迷ったときは、少し大きめを選ぶのが正解です。
目的~焚き火を楽しむための焚き火台。
料理の道具として使わないのであればシンプルな焚き火台がいいでしょう。シンプルな道具は後片付けも楽ですし、収納サイズも小さくて済みます。
目的~料理の道具として使う焚き火台
料理の道具として使いたいのならば、それに見合った機能が必要ですし、耐荷重性能も大切です。 BBQコンロと併用するならどちらを重視するのか?焚き火台2台併用なら同じものを2台使うのか、メインとサブに分けるのか?ということも考えて製品を比較しましょう。
焚き火を楽しむためのグッズ
利便性よりも火を熾す過程を重視すると焚き火をいっそう楽しむことができます。落ちている乾燥した松ぼっくりや薪を拾ってきたり、ナタで太さや長さを揃えたり…。 ナタは園芸用のナタで十分です。大小2本あれば便利ですね。手袋は綿100%の軍手と皮手があればいいですね。
クッカーやケトルを焚き火仕様に
クッカーやケトルはステンレス製がおすすめです。 クッカーやケトルを焚き火の火にかけると煤がつきます。きれいにするにはスチールたわしで擦るのが一番。アルミやチタンのクッカーやケトルでは表面加工が痛んでしまいますので、表面加工されていないステンレス製がいいでしょう。
セット内容:20cm鍋×1、16cm鍋×1、フライパン22cm×1、ケトルクッカー900ml×1、取っ手×1 収納セットサイズ:φ220×150mm 重量:2kg 材質:本体・フタ・取っ手/ステンレス鋼
焚き火台 まとめ
市場全体をみると逆四角錐型の焚き火台が比較的に多く、人気の高い有名メーカーのものからノーブランドの製品まで幅広いので選択肢も多いでしょう。料理の道具として使いやすい箱型や燃焼効率がいいステンレスメッシュのものも捨てがたいですね。あなたの目的に合った焚き火台を探してくださいね。 くれぐれも火の取り扱いには注意しましょう。大きすぎる火は脅威ですよ。
焚き火のスペシャリストに!やり方やコツ・準備するおすすめ道具まで解説!
キャンプの夜に行う焚き火は、単に調理を行ったり暖をとるという目的以外に、安心感や安らぎを心に与えてくれます。焚き火というと難しくとらえがちで...
使用時サイズ:390×385×350mm 収納時サイズ:410×260×110mm ゴトク幅:135mm 主素材:ステンレス、スチール、ポリエステル 総重量:4.4kg 構成:本体、焚火ゴトク(串焼きプレート付)、ワイヤーロストル、ファイヤーラック、チャコールデバイダー×2、SPネット×2、収納バッグ ダッチオーブン:可