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カサゴ釣り初心者必見!釣れる仕掛けの作り方とおすすめワームをご紹介

カサゴは肉食の縄張り意識の高い魚で、最近はルアーの良いターゲットとして、親御さんや専門に狙うアングラーも居て、釣りの良い相手として親しまれています。ルアーをひったくるようなアタックが快感です。最近では高級魚として扱われ、食べても美味しいカサゴをご紹介します。
2020年8月27日
adanokinawa83
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カサゴとは

私達の身近では堤防の消波ブロックや地磯 の藻場などの隠れる場所がある所を好んで 生息してます。 肉食魚で、小魚や甲殻類等を大きな 口で貪欲に捕食する、根魚です。 手のひらサイズの獲物が多いですが、大きな ものは3kgを超えドラグを出して走るパワーを 持ち、スリリングな釣りが楽しめ、人気の 魚です。

カサゴの分布

北海道の南岸から南西諸島まで 広く分布しています。 亜熱帯地域の南西諸島ではホウセキ ハタやアカハタなどの形態、生態が 似た魚が多く、僅かに生息しており、 温帯の海域では数多く生息します。

カサゴの生態

生態

カサゴは潮間帯のごく浅い海域から、 水深80mの水域で生息し成長につれて 住み場を変えていきます。 体形は頭が非常に大きく、体の 1/4を占め、大きな目で獲物を見逃し ません。 体長は30㎝位ですが、まれに35㎝、 3kgを超える大物も混じります。 体色は赤褐色から茶褐色で、岩礁に 擬態し、捕食活動を行います。

習性

1年で成体になるサイクルの速い魚で 故に貪欲な肉食魚です。 餌は小魚やエビ、カニ、ゴカイなどの 小動物を捕食し、体の半分近くの魚も 大きな口で丸呑みしてしまいます。 岩穴など場所で下から獲物を見つけ、 飛び出して、ひったくるように捕食 します。 獲物が多い場所では岩礁に擬態し 獲物を待ちます。 行動圏が狭く、定着性が強い性質で 移動距離はおよそ1km圏内といわれ、 縄張りをもって行動する性質を持ちます。 産卵は11月~3月で卵胎生の魚で、 波静かな浅瀬で過ごし、子育てを する特徴的な魚です。

カサゴの効果的な釣り方

防波堤や磯場やゴロタ石の海岸で ライトッタクルで挑みます。 ワームが非常に効果的で、ガシリング と呼ばれ、各所で釣行しております。 ライトタックル+ジグヘッドやテキサス リグが一般的でシンプルな釣りです。 キャストしてワームが着底する時のバイト が多く、ワームのフォール時に意識を 集中する釣りです。 カサゴは上を注目していますので、 ゆっくりワームが海底に降りる、 スローフォールで狙うのが効果的です。 その為、軽めの錘でスローフォールで ワームを食わせるのが基本です。 根や穴を狙う事が多いので、根を躱す為、 色々な仕掛けを使用します。

カサゴ釣りのシーズン

春の釣り

カサゴは冬に浅場で産卵しますので、 産卵後が狙い目となります。 産卵後、水温が上がるとカサゴは一時 深場に潜っていきますので春先までが シーズンとなります。

夏の釣り

夏場は深場に潜ったカサゴが、浅場に 戻ってきます。 積極的に餌を探しますので、夜は ライトタックルでとても効率的に 釣る事が可能となります。 また、若魚は浅瀬で捕食しますので 活性の高い若魚の数釣りが可能です。

秋の釣り

秋は夏に引き続き、若魚の釣りが 楽しめます。 晩秋は産卵前の荒食いがあり、狙い目で 産卵で11月位から浅瀬に寄りますので 大型が狙えるシーズンの始まりです。

冬の釣り

冬はヒット率は夏から秋に比べ 減りますが、大きなカサゴが 狙えるシーズンとなります。 お腹に卵や、稚魚を蓄えた お腹パンパンの雌の個体 がこの時期釣れますが、リリース を今後の釣りの為、おすすめします。 また、夏場の若魚も小さい物は リリースをおすすめし、漁場を いつまでもカサゴと遊べる環境を 守っていきましょう。


カサゴ釣りの時間帯

カサゴは1日中を通して釣れる魚ですが、 一番釣れる可能性がある時間帯は、夕まづめ から朝まづめの夜釣りです。 カサゴは天敵の襲撃を避けるために、昼は 穴の中で過ごします。それでも目の前に 餌を用意すれば釣れるのですが、これは そう簡単といえません。 対して夜間は巣穴から出てきて、捕食活動 を行いますので、夜間の防波堤の岸壁部 などにワームをはじめとしたフォール系の ルアーを岸壁と平行にキャストし、フォール 、リトリーブを繰り返すだけで簡単に釣れる 可能性が高く、高確率ですのでおすすめします。

カサゴの釣り・ワームゲーム

上述まではカサゴの習性や、分布 などの情報を記載しました。 これはカサゴをで釣るうえで覚えて 戴きたい必須の情報です。 カサゴを効率的に釣る、「ガシリング」 といったワームで釣るゲームをここから ご紹介します。 実際に釣るポイントやおすすめの 仕掛けや道具、コツを紹介していきます。 おすすめのタックルも記載しますので リンクをご参考ください。

カサゴ釣り・ワームで狙うポイント

大きくいうと前述でも触れましたが、 港湾、地磯、ゴロタ石浜です。 港湾での具体的なポイントは消波ブロック の穴、外洋面。  岸壁面の接手部や角や橋脚部。 磯場では沈み根や、岬部周辺などの変化に 富んだ場所。 ゴロタ石浜では大きな石の周辺、沈み根 周り、小河川の流れ込みの払い出し部分 などを探ります。 日中はカサゴはあまり活動しないので ピンポイントにワームを落とし込み ますので、足を使ったポイントの選択が 肝心です。

カサゴ釣り・ワームで狙うロッドは

カサゴのワームなどのルアーゲーム をここからは「ガシリング」 と記載します。 ガシリングには専用ロッドはありません。 それでは、条件から探していきます。 ターゲットのカサゴは大きな魚では無いの ですが、パワーがあり、ルアーを咥えて、 ライン等の違和感を感じると、一気に 穴に潜ります。 上記の2つの条件に対し、パワーだけで 考えると、バスロッドに適性があります。 ですが、バスロッドでは、小柄なカサゴの アタリや、10g以下のジグヘッドセットを 投げるのに適していません。 ですので、バスロッドに近い強度で、ライトな 仕掛けをキャストし、アクション出来る 張りの柔らかいロッドという事で探す必要 があります。 この条件で探すと下記のロッドが条件に合致し おすすめいたます。

出典: https://item.rakuten.co.jp/fugashop2/ol-547169/?s-id=pc_shop_recommend

オリムピック ティーロEX GOTXS-762L ソルトライトキャスティングロッドながら 不意な大物に充分対応できるように、 強靭なバットを装備しています。 それでいて繊細で高度なティップ(先端) がアタリを見逃しません。 またライトタックルながら、先述の 通りなので、その他の多様な魚種に 対応可能ですので、おすすめいたします。

カサゴ釣り・ワームで狙うリールは

ライトタックルで臨むリールはバランスを 重視します。 上述のオリムピック ティーロEX GOTXS-762Lに合せるタックルバランス で考慮しますと、シマノの2500番クラス を選択します。 ギアはスローリトリーブが中心の ゲームですのでノーマルギアで結構 です。ドラグ性能がしっかりし、ビックワン に対応できる、シマノ ストラディック2500S をおすすめします。

出典: https://item.rakuten.co.jp/marunishi/shimano-stradic-2500s/?scid=af_pc_link_img&sc2id=af_101_0_0

ロッドとリールのタックルバランスは 上記のロッド・オリムピック ティーロEX GOTXS-762L リール・ストラディック2500Sがベストな タックルバランスとおすすめいたします。 カサゴのビックワン、その他の思わぬ 大きな魚のアタックも対応可能です! メインラインはPEの0.8号を使用します。

カサゴ釣り・ワームで狙うおすすめの仕掛け

仕掛けは場所や釣り方によって 対応するのがガシリングです。 主に仕掛けの錘とジグヘッドの 仕組みが変化する釣りです。 下記にて詳細を記載しますので ご参考下さい。

堤防の岸壁周りの仕掛け

堤防でのまずめや夜釣りなどがおすすめの 仕掛けです。 タックルはラインがPE0.8号+リーダー フロロカーボン2号、錘はテキサスリグ またはジグヘッドのセットを使用。 流れや潮通しの良い場所ではジグヘッド を使用し、錘は状況に合わせ、3gから 15gを使用します。 ※テキサスリグ他の詳細は、 下記リンクを御参照下さい。

出典: https://kurashi-no.jp/I0008534

堤防の消波ブロック周り仕掛け


昼間などのピンポイントに攻める 釣り方の仕掛けです。 タックルは上記の堤防の岸壁周りの釣り と同様ですが、ピンポイントに攻める 釣りなのでジグヘッドでは根掛かりが 頻発するので、テキサスリグを使用します。 フックの先端はワームで隠し、根掛かり を軽減します。 それでも難しい様でしたらテキサスリグ でのスプリショットリグで攻めます。 下記の図を参照下さい。

出典: https://kurashi-no.jp/I0008534

根掛かり回避の仕掛け

スプリショットリグとは錘をフックの 50㎝位上に上に固定する方法で、根掛かり が多いポイントで使用する仕掛けです。 フックに重みが掛からないので根掛かりを 回避出来ます。 ダウンショットリグも有効です。 こちらは仕掛けの一番下に錘を セットし、リーダーの錘の上の50㎝ 位の場所にフックを結束し、ワームを セットします。 下記の図を参照下さい。

出典: https://kurashi-no.jp/I0008534

ゴロタ石浜、地磯での仕掛け

こちらも堤防でのタックルと同様の 物を使用します。 ゴロタ浜や地磯では波や海流が激しい ので防波堤での仕掛けよりウエイト のあるジグヘッドや錘を使用します。 また全体として海底に変化や海藻が 多いので、海藻をすり抜け根掛りを 考慮したジグヘッドを選びます。

出典: https://item.rakuten.co.jp/fsq-r/j_cul_bush37/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0

地磯やゴロタ石浜の海藻のすり抜け に最適です。

カサゴ釣り・おすすめのワーム

エコギア 「活カサゴ」

様々な形状のワームがありますが、 カサゴ専用の物もあります。 ロックフィッシュのワームで実績 の高い「エコギア」のボリューム とテールアピール度の高いワームです。 堤防や地磯など場所を選ばず使えます。

出典: http://www.ecogear.jp/ecogear/ecogearaqua/ecogearaqua_katsukasago.html

マルキュー カサゴ職人 [バグアンツ2]

シュリンプ系のワームで上から降りて てくるものに反応するカサゴの習性に 合わせて、一部のカラーに 「フローティングマテリアル」を使用 しています。 スローなフォールを可能にし、海底では 立ち上がるような魅惑的な姿勢で、 カサゴに強くアピールできます。 堤防、地磯など場所を選ぶ事無く信頼して 使用出来ます。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%AE%E3%82%A2-ECOGEAR-%E3%82%AB%E3%82%B5%E3%82%B4%E8%81%B7%E4%BA%BA-%E3%83%90%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%842%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81-6215/dp/B001Q8SMX2/ref=pd_lpo_vtph_200_bs_img_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=NRZF2B54VS2KJCHXPHQ3

オフト(OFT) ファットスクリューテールグラブ

ふっくらとしたイカの稚魚をモデル としたシルエットのワームです。 ガシリングの定番と言っても良い 有名なワームです。 堤防での実績は抜群で、ポイント 直撃での数釣りも可能です。

出典: https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004GLG70Q/pausan-22/ref=nosim/

マルキュー エコギア パワーシャッド

小魚を模した説明不要の実績 のワームです。 冬場の大物狙いでの使用に おすすめで、蛍光とテール アクションのアピールは地磯 、堤防、消波ブロックのカサゴを 引きずり出します。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%AE%E3%82%A2-ECOGEAR-%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%89-4%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81-%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%82%A6/dp/B004E29OO8/ref=sr_1_4?s=sports&ie=UTF8&qid=1509328994&sr=1-4&keywords=%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%AE%E3%82%A2+%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%89

カサゴ釣り・ワームで狙うおすすめのジグヘッド

フィッシュアロー フラッシュヘッド

堤防の夜釣りでのおすすめの ジグヘッドです。3本フックで バイトを確実にキャッチします。 エコギアの「パワーシャッド」、 「活きカサゴ」との組み合せの タックルが相性抜群で、おすすめ します。 根掛かりが多いのが難点なので 堤防のケーソン回りや、消波 ブロックの周辺で活発に活動して いる、夜間のカサゴ狙いでの使用が おすすめです。


出典: https://www.naturum.co.jp/item/2823482.html?reco=item

ブッシュライダー

地磯やゴロタ石浜の藻場での 使用でその名の通り、ブッシュを 交わす効果が期待出来、 カサゴを捉えます。 堤防の消波ブロックの穴狙いや 堤防の海底の置き石を住みかとする カサゴやロックフィッシュに対し 根掛かりを軽減するジグヘッドですので、 積極果敢に攻める事が可能です。

出典: https://item.rakuten.co.jp/fsq-r/j_cul_bush37/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0

ダイワ 月下美人 SWライトジグヘッドSS

根掛かりしにくい形状に加え 魚の顔を模した形状で、目の 良いカサゴにアピールし バイトに結び付けます。 貫通力の高いSaqSasフック搭載 ジグヘッドで、強度も充分で 針伸ばしの不安はありません。 堤防や地磯など場所を選ばず 使用可能です。

出典: https://www.amazon.co.jp/Daiwa-%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%AF-%E6%9C%88%E4%B8%8B%E7%BE%8E%E4%BA%BA-SW%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B8%E3%82%B0%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89SS/dp/B00GX0ZJA2/ref=pd_sim_200_3?_encoding=UTF8&refRID=RRD2W8XHC2A80VZMVFK8

スリーパーホールド

ボトムで錘が立ち、シュリンプの リアルなアピールが可能です。 また進行方向に対しアールが付いて いるので根掛かりしにくく、藻場や 沈み根など避ける事無く、場所を 選ばずに使用可能です。 錘の側面に穴が開いていて、ラバー が装着できるのも楽しく、 タックルには是非備えたい一品です。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%81%95%E3%82%81%E9%87%9D-SASAME-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A0-%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89-J304/dp/B01KWYSIRA

カサゴ釣り・ワームで狙うアクション

ポイント、場所を問わずフォール でのアクションでカサゴを狙います。 先ずワームを着底させ、竿先での アクションでカサゴにアピールします。 沈み根や、消波ブロック周りのポイント は少し大きめなアクションで広く 探ります。 ボトムから30㎝~50㎝を上下させる イメージで上下するアクションを を意識し丹念に探る事が肝です。 ワームが自然なアクションを演じますので アクションより、ポイントを重視した ゲームとなり、足を使い探る事が釣果 につながります!

カサゴ釣り・ワームで狙っての外道

底物の釣りですので、タナをイメージ し、小さなアクションでねらうので、 外道ばかりという事はありません。 ですが大きくアクションを取ると、 フォール中にメバルやシーバスが 釣れる可能性があります。 また防波堤の壁面でボトムをずる引き している際に、クロダイや、マゴチ が釣れる可能性もあります。 地磯などでは同じ底物の、ソイや ハタ類も釣れます。 いずれも嬉しい外道で、初心者は 練習にもなり、悪い事はありません。

カサゴは・・・

カサゴは定着性が強く、縄張り意識が 強く貪欲な魚です。 その事からもルアーやアクションより、 ポイントにワームを通す事が釣果に つながり、ポイント選択が一番大事 な釣り方となります。 そんな釣り方のガシリングですが、 全国でカサゴなどのロックフィッシュの 個体数の減少が心配されています。 移動する事の無い魚種の為、抱卵をしている 個体を持って帰ってしまっては、その場所 では激減してしまうでしょう。 この先何年もガシリングを楽しむのであれば、 大きな個体を持ち帰る際は、抱卵しているか どうかを確かめ、持ち帰るようにしましょう。 また、小さい個体はリリースするように というのは言うまでもありません。 5年、10年先を見越して、キープは最小限に という考えで釣行し釣り場を守っていきたい 物です。