バラの花言葉(永遠の愛の花言葉)
「永遠の愛」とイメージすると、まず思い浮かぶのはやはり「バラ」だと思います。 多くの方が魅了される高貴な香りと、幾重にも重なる滑らかな花びら。 優美な姿は花の女王とも呼ばれています。 女性なら誰もが憧れるとても美しい花です。
バラ/科名/属名
バラ科・バラ属 複数種の原種から育種されています。 落葉低木(つる性のものもある)で、花が鑑賞されます。 葉は複葉で、主に茎に棘を持ちます。(複葉とは葉面が2個以上の小さな葉になったもの) 花は元々は一重咲きですが、八重咲きの品種が普通になっています。
バラ/学名
Rosa spp Rosa(ローザ)は、バラに対するラテン古名で、 ギリシャ語の「rhodon(バラ)」やそこから更にさかのぼった ケルト語の「rhodd(赤色)」が語源とされています。
バラ/和名・英名
和名・薔薇(ばら) 英名・ローズ 薔薇の読み方は(バラ)以外にも「そうび」「しょうび」とも読みます。 また別名、長春花(ちょうしゅんか) 月季花(げっきか)とも呼ばれます。 薔薇の漢字は中国から来た言葉で、中国では「チィァンウェイ」と読むそうです。 「特に花を愛でるもの」という意味を強調して「花薔薇」(はなそうび)という言い方をすることもあるそうです。
バラ/原産地
北半球の亜寒帯~熱帯 バラの歴史は古く紀元前5000年頃のメソポタミア文明からだと考えられています。 ペルシャが原産地のひとつとされ、「アラビアンナイト」にもローズウォーターが登場します。 クレオパトラはバラの花びらを床に敷き詰めてシーザーを招いたとされています。 古くから美の象徴で贅沢品として欠かせない物でした。
花名由来
和名の由来は、日本に自生している「ノイバラ」のように鋭いトゲを持つ植物の事を 「イバラ」や「ウバラ」と言い、そこから転訛して「バラ」と呼ばれるようになったと言われています。 英名の由来は、異属の学名の「Rosa(ローザ)」は、古代ギリシャ語でバラを意味する 「rhodon(ロドン)」やケルト語で赤色を意味する「rhodd(ロッド)」が言語だと言われています。
バラ/花言葉由来(永遠の愛の花言葉)
バラは沢山の色があり、それぞれに花言葉があります。 また、本数によってもそれぞれの意味があります。 種類も3万種以上あるのではないかと言われるほどです。 今回はその中から、代表的なカラーのバラをいくつかご紹介します。
赤いバラ/花言葉(永遠の愛の花言葉)
赤いバラの花言葉:「熱烈な恋」「情熱」「あなたを愛しています」 真っ赤なバラは愛の意味が特に込められていますが、赤といっても色の濃淡によって さまざまな意味があります。 また、つぼみの状態だと「純粋と愛らしさ」「純粋な愛に染まる」という意味になります。 バラの種類は非常に多く、花言葉辞典によって花言葉も誕生花も少し違いもあるようです。
ピンクのバラ/花言葉
ピンクのバラの花言葉:「しとやかさ」「温かい心」「感謝」「上品」「気品」 優しい雰囲気のピンクのバラは贈られた方の笑顔が浮かびます。 可愛らしい女性のイメージですよね。 どなたにも喜ばれると思います。
白いバラ/花言葉
白いバラの花言葉:「心からの尊敬」「清純」「恋の吐息」「相思相愛」 「私はあなたにふさわしい」 純潔なイメージの白いバラはブライダルなどでもとても人気なのですが、 白は仏事のイメージもあるので少し注意が必要です。 贈り物の場合は他のカラーとミックスされると華やかで良いと思います。
オレンジのバラ/花言葉
オレンジのバラの花言葉:「無邪気」「絆」「健やか」「信頼」「愛嬌」 明るいビタミンカラーのオレンジは元気にしてくれるイメージですね。 お見舞いの時などにもふさわしく、とても喜ばれると思います。
黄色のバラ/花言葉
黄色のバラの花言葉:「友情」「嫉妬」「献身」「愛情の薄らぎ」 これまでの愛の意味とはちょっと違った意味を持つ黄色のバラは、 贈り物にするときは注意が必要です。 しかし「父の日に黄色のバラを贈る」という習慣もあるそうです。 元気が出るビタミンカラーのバラですが、大切な方に贈る時は、 「黄色が好き」という以外は控えた方が良さそうです。
紫のバラ/花言葉
紫のバラの花言葉:「誇り」「気品」「上品」「尊敬」 紫のバラには愛情というより「尊敬しています」という意味が込められています。 上品で素敵な大人の雰囲気を感じます。 尊敬する方へ贈る時にはとてもぴったりなバラですね。
バラの本数による花言葉(永遠の愛の花言葉)
バラは本数によっても花言葉の意味が違います。 いくつかご紹介します。 1本:ひとめぼれ・あなたしかいない 3本:告白・愛しています 5本:あなたに出会えて本当によかった
7本:密かな愛 12本:付き合ってください 20本:私のひとひらの愛 30本:信じれば縁はあります
50本:永遠・出会いは偶然 100本:100%の愛 365本:あなたが毎日恋しい 999本:何度生まれ変わってもあなたを愛する
バラの花束は何本でも嬉しいと思いますが、細かく本数に意味があるのは贈る時に悩んでしまいますね。 中にはあまり良くない意味の本数も。 15本は「永遠の友情・ごめんなさい」という意味になるそうです。 誰もが憧れるバラの花束でその気持ちを伝えるというのは少し悲しいですね。
バラ/誕生花
バラの誕生花 3月26日:ピンクのバラ 6月1日:赤いバラ 6月7日:黄色のバラ 7月17日:白いバラ 10月22日:ミニバラ 11月15日:オレンジのバラ
バラ/開花時期
年間通して出荷されているバラですが、大きく「春バラ」と「秋バラ」に分かれています。 バラには多くの種類があるので年中咲くものもあります。 5月中旬~6月末頃までが特に良い時期とされていますが、切り戻して秋から初冬にかけて 楽しめる品種もあります。 また春にしか咲かない品種や秋にしか咲かない品種などもあり、多種にわたります。
バラ/その他
バラを育てるのは難しそうですが、中でも「病害虫に強く、花つきがいいバラ」は 「モッコウバラ」です。 色は白と淡い黄色がありますが、香りが強いのは白の方です。 つる性でトゲの無い品種が多く初心者でも育てやすいバラと言われています。 小さいバラがたくさん咲いてボリュームがあり、フェンスやアーチなどにはわせて 咲いているのはとても素敵ですよね。
バラを育てるならコチラ!
せっかく花言葉をご紹介しましたので、育て方も下記をご参考にしてみてください。 花言葉だけでなく、バラへの興味・関心を持っていただけると嬉しいです。
バラの挿し木は意外と簡単!失敗しないためのコツをご紹介
バラの挿し木って意外と敷居は高くありません。盛んに品種改良されるバラですが、苗はいまだに高価ですし、害虫や病気で枯れるのはもったいない。そん...
バラの挿し木は意外と簡単!失敗しないためのコツをご紹介
バラの挿し木って意外と敷居は高くありません。盛んに品種改良されるバラですが、苗はいまだに高価ですし、害虫や病気で枯れるのはもったいない。そん...
最後に
今回は「永遠の愛」をテーマにご紹介しましたが いかがでしたでしょうか? 花言葉には色々な意味がございますので、今回を機に興味を持っていただけると嬉しいですね。
【花言葉辞典】「希望」の花言葉特集!花の由来や開花時期をご紹介
春夏秋冬、変化を織りなす花々は私たちに希望を授けてくれます。 「花言葉」には見た目通り艶やかで美しいもの、可憐な見た目とは相反する驚き...