モーラ・ナイフ Heavy Duty MG
G・SAKAI ニューサビナイフ1
バークリバー ブラボー1 A2 ブラックキャンパスマイカルタ
トヨクニ 鉈
ユニフレーム TSURUBAMI ちび鉈
土佐アウトドア剣鉈120
オンタリオ SP-2 エアフォース サバイバルナイフ
KA-BAR アウトドアナイフ
コールドスチール ククリマチェット
OPINEL ステンレススチール #8 革紐付き
BUCK(バック) フォールディングハンター110
肥後守定 和式ナイフ 折りたたみ 青紙割込
VICTORINOX(ビクトリノックス) マウンテニア
(ビクトリノックス)VICTORINOX クラシックSD
レザーマン マルチツール ウィングマン
BENCHMADE 151SBK
コールド スチール 39LGKT グルカククリ
KA-BARケーバーKukri ククリナイフ
ナイフと銃刀法について
登山にナイフを持っていく前に、銃刀法について少し勉強しましょう。 銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)では、刃が付いている金属製の道具を「刀剣類」「模造刀剣類」「刃物」の3つに分類しています。この中で、単純所持が禁止されているのが「刀剣類」に当たります。 「刀剣類」について、銃刀法では以下のように定義しています。
この法律において「刀剣類」とは、刃渡り十五センチメートル以上の刀、やり及びなぎなた、刃渡り五・五センチメートル以上の剣、あいくち並びに四十五度以上に自動的に開刃する装置を有する飛出しナイフ(刃渡り五・五センチメートル以下の飛出しナイフで、開刃した刃体をさやと直線に固定させる装置を有せず、刃先が直線であつてみねの先端部が丸みを帯び、かつ、みねの上における切先から直線で一センチメートルの点と切先とを結ぶ線が刃先の線に対して六十度以上の角度で交わるものを除く。)をいう。
ごちゃごちゃと書いてありますが、つまりは次のようなものを所持してはいけないということです。 ・刃渡りが15cm以上の刀、やり、なぎなた ・刃渡り5.5センチ以上の両刃刀(ダガーナイフ) ・あいくち(鍔がない小型の刀) ・飛び出しナイフ(バネ仕掛けで刃が展開するもの) いわゆる「殺傷を目的と武器」がこれにあたるわけです。おおよそ登山には必要のないものばかりですね。 次に「模造刀剣類」について、これは以下のように定められています。
何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、模造刀剣類(金属で作られ、かつ、刀剣類に著しく類似する形態を有する物で内閣府令で定めるものをいう。)を携帯してはならない。
これは「刀剣類」を模して作られた金属製のものを指します。刃の有無は関係ありません。(そもそも「模造刀剣類」に刃を付けたら、それは「刀剣類」になってしまう気もします……) これについては、単純所持は禁止されていませんが、正当な理由なく携帯することが禁止されています。つまり、護身用やカッコイイからなどという理由で、外に持ち歩いてはいけないということです。これも登山には関係ありませんね。 さて、ここで問題になってくるのが「刃物」です。銃刀法における「刃物」は「刀剣類」以外の刃が付いた金属製のものを指しています。包丁やナイフ、鉈や鎌は「刃物」に当たります。もちろん「刃物」の単純所持は禁止されていません。 「刃物」については以下のような条文があります。
何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが六センチメートルをこえる刃物を携帯してはならない。ただし、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが八センチメートル以下のはさみ若しくは折りたたみ式のナイフ又はこれらの刃物以外の刃物で、政令で定める種類又は形状のものについては、この限りでない。
この条文では、「刃物」の携帯について書かれていますが、要約すると、 ・刃渡り6cmを超える「刃物」を理由なく持ち歩いてはいけない。 ・ただし、ハサミや折りたたみナイフは刃渡り8cmのものまで持ち歩いてもよい。 ということになります。つまり、基本的に「刃物」を持ち歩いてはいけないが、仕事のであったり、正当な目的があるなら仕方ない、というのが法律のスタンスです。なので、明らかに刃渡り6cmを超える鎌を持って、草刈りをしている人は逮捕されないというわけです。
ナイフを登山やアウトドアに持っていく際には注意が必要
ところが、この「業務その他正当な理由」というのが曲者で、これといった明確な基準があるわけでなく、警察の判断次第といった運用がなされています。例を挙げると、キャンプ場までの移動中に所持していたナイフが違反と判断されたり、過去に話題になったものでは、東日本大震災の際に、瓦礫撤去のボランティアが持っていたマルチツール(十徳ナイフ)が違反と判断され、長時間に渡り身柄を拘束されたという話もありました。 法律の運用がいい加減な以上、ユーザーが自衛するしかありません。 警視庁によると、刃物の取り扱いについては以下のことを呼びかけています。 ・不要な持ち運びはしない。(使わないときは車から降ろしておくなど) ・運搬する際には厳重に梱包し、すぐに使えない状況にしておく。 刃物を登山やキャンプに持っていく際には、以上のようなことに気を付けて、警察のお世話にならないよう注意しましょう。
用途別おすすめ登山に便利なナイフ3選!
ここからは用途や種類別に人気のおすすめナイフと選び方を紹介していきます。
軽量コンパクトで登山にピッタリ!フォールディングナイフ3選!
フォールディングナイフとは
フォールディングナイフはいわゆる折りたたみ式ナイフのことです。安全かつコンパクトに持ち運ぶことができるので、アウトドアにおいては人気のナイフです。小さいサイズのものが多いので軽量なのも登山には嬉しい特徴。
フォールディングナイフの選び方
フォールディングナイフの魅力はなんといっても軽量でコンパクトに持ち運べることです。登山における荷物はコンパクトに越したことはありません。フォールディングナイフの選び方は、重量や大きさを重視するといいです。
1/3. オピネル ステンレススチールナイフトレッキング
オピネルはフランスの老舗ナイフメーカーです。1890年にジョゼフ・オピネルによって創業され、その製品はオピネルナイフとして登山家やアウトドア愛好家に人気のナイフです。 オピネルナイフの柄には、「ヴィロブロック」と呼ばれるセーフティリングが備わっており、ブレードの開・閉時どちらでもブレードをロックすることができます。 オピネルのフォールディングナイフは、フォールディングナイフのお手本とも言われています。 オピネルのトレッキングシリーズは、豊富なカラーバリエーションと、柄にストラップ用の穴が開いているのが特徴で、若者にも人気のオピネルナイフです。 登山初心者から上級者まで、オピネルナイフはおすすめのナイフです。
OPINEL ステンレススチール #8 革紐付き
2/3. バック フォールディングハンター110
バックは1902年創業の、アメリカの老舗ナイフメーカです。このモデルは通称#110と呼ばれ、1964年に発売されて以来、ほとんど形と機構を変えずに、今なお人気のフォールディングナイフのスタンダードともいえる逸品です。鋼材は420HCステンレスを使用しています。420HCはブレード材としては一般的で、切れ味がよく研ぎやすいのが特徴です。
BUCK(バック) フォールディングハンター110
3/3. 永尾駒製作所 肥後守 特別手作り鍛造
日本の伝統的な折りたたみナイフ。かつては肥後守ナイフと呼ばれており、年配の方には馴染みのあるナイフではないでしょうか。鋼材には青鋼が使用されており、ステンレス鋼に比べて硬く、切れ味が持続するのが特徴で、高級和包丁にもよく用いられています。
肥後守定 和式ナイフ 折りたたみ 青紙割込
軽量でコンパクトなフォールディングナイフは登山にピッタリ
少しでも荷物を軽量にしたい登山では、コンパクトなフォールディングナイフはおすすめです。中でも特におすすめなのはオピネルですね。なんといっても軽量で、デザインも山の雰囲気にピッタリな牧歌的な感じです。初めてナイフを購入する人は、オピネルから始めてみてはいかがでしょうか。
登山以外の備えにも!マルチツール3選!
マルチツールとは
マルチツールとはいわゆる十徳ナイフのことです。もとはスイス軍の装備として開発されたのが始まりで、現在では軍用以外でも、登山やアウトドアの定番ツールとなっています。 マルチツールは大きく2つに分類され、いわゆる「スイスアーミーナイフ」と、プライヤーの柄の部分がマルチツールになっている「プライヤーツール」に分けれれます。
マルチツールの選び方
マルチツールは種類によって格納されているツールの種類や数も様々です。基本的に多機能なものほど重くなるので、選び方としては、用途によって必要とするツールの種類を厳選し、できるかぎり軽量化するようにしましょう。選び方のポイントは、用途や登山スタイルによりますが、日帰り登山ならば必要最低限のスイスアーミーナイフがおすすめです。テント泊をするならば、フレームの補修などにプライヤーツールがあると便利です。
1/3. ビクトリノックス マウンテニア
1884年の創業以来、130年に渡りマルチツールの製造と開発を続けてきた老舗メーカーです。ビクトリノックスのマルチツールは、スイス軍で採用されていることで有名で、かつては同じくスイスのウェンガーと共にマルチツールの2大ブランドでしたが、現在ウェンガーはビクトリノックスの傘下となっており、マルチツールの製造はビクトリノックスに統合されています。
VICTORINOX(ビクトリノックス) マウンテニア
マウンテニアはその名のとおり、登山向けの機能を充実させたモデルです。ナイフやハサミはもちろん、缶切りやワインオープナー、金鋸やドライバーなどの工具も備えています。
2/3. ビクトリノックス クラシックSD
こちらもビクトリノックスですが、クラシックSDは機能を絞った軽量モデル。ナイフとハサミ、ヤスリといった最低限の機能となっています。
(ビクトリノックス)VICTORINOX クラシックSD
3/3. レザーマン ウィングマン
レザーマンはアメリカのマルチツールメーカーです。創業者のティム・レザーマンが、自身の経験からプライヤー付きマルチツールの必要性を感じたことから発祥しました。製品は警察や米軍でも使用されています。 レザーマン初の製品「PST」は映画「スピード」でキアヌ・リーブスが使用していたことで有名となりました。 ウィングマンはアウトドア向けのエントリーモデルで、初めてのプライヤーツールにするならおすすめの製品です。
レザーマン マルチツール ウィングマン
マルチツールは災害時の備えにもおすすめ
マルチツールその性格上、アウトドア以外にも、非常時の備えとしてしても優秀です。特に多機能なものなら、1つあれば十分でしょう。ただ、マルチツールに付いているナイフはどうしても小型になりがちなので、あわせてオピネルなどのフォールディングナイフもあると便利かもしれません。
登山のド定番!シースナイフ3選!
シースナイフとは
シースナイフは、シース(鞘)に入れて持ち運ぶことを想定した固定刃のナイフです。フォールディングナイフに比べると、可動部がないため強度で勝るので、ハードな使い方をするならおすすめのナイフです。軽量で実用的なナイフなので、キャンプなどにも人気です。
シースナイフの選び方
選び方のポイントは、目的に合った鋼材を選ぶことです。ロープや布などの柔らかい素材を切るのなら、軽くてメンテナンスも楽なステンレス鋼、ブッシュクラフトなどハードな使い方を想定するならカーボンスティールなどの硬い素材がおすすめです。
1/3. モーラ・ナイフ Heavy Duty MG
モーラ・ナイフはスウェーデンの伝統的な実用ナイフです。単純で丈夫な構造なので、現地では日常使いからアウトドアまで幅広く使われています。 Heavy Duty MGは、鋼材にカーボンスティールとステンレス鋼が選べるので、用途に合わせて選びましょう。シンプルな構造なので、軽量なのも特徴です。
モーラ・ナイフ Heavy Duty MG
2/3. G・SAKAI ニューサビナイフ1
G・SAKAIは刃物の名産地で有名な岐阜県関市にあるナイフメーカーです。伝統的な刃物作りの技術に加え、新しい鋼材を積極的に取り入れるメーカーとして知られています。 ニューサビナイフ1は、鋼材にスパルダイコ社のH-1鋼を使用しており、海水にも耐えうる強力な錆耐性を持っています。
G・SAKAI ニューサビナイフ1
3/3. バークリバー ブラボー1 A2 ブラックキャンパスマイカルタ
バークリバーはアメリカのナイフメーカーです。高品質なナイフを製造しており、その信頼性はアウトドアユーザー以外にも高い人気を誇ります。 ブラボー1はバークリバーの代表作の1つで、海兵隊の要請を受けて開発されたまさにプロ仕様のナイフです。
バークリバー ブラボー1 A2 ブラックキャンパスマイカルタ
登山ナイフの基本はシースナイフ
シーフナイフは最も一般的なナイフです。大きさや鋼材も様々なので、ナイフの使い方を学ぶにはシーフナイフがおすすめです。
ハードな登山には必須!おすすめ鉈3選!
鉈とは
鉈は林業や狩猟で用いられる実用的な刃物です。刃は分厚く重いので、太めの枝でも叩っ切ることができます。藪漕ぎをするようなハードな登山には必須のアイテムです。
鉈の選び方
一口に鉈といっても、大きさや形状は様々です。選び方のポイントは、用途に合った大きさのものを選ぶようにしましょう。薪割りならば両刃のもの、藪漕ぎならば大型のものといったように、用途で使い分けるといいでしょう。基本的に重量があるので、自身の体力とも相談しましょう。
1/3. トヨクニ 腰鉈営林210磨 青鋼
高知県にある豊国鍛工場で製作されている山鉈です。このモデルは、かつて国有林の管理をしていた林野庁の営林署(現在は森林管理署に統廃合)の要望を聞きながら開発された、「営林署仕様」の高級山鉈です。まさにプロユースの逸品として、山師からアウトドアユースまで幅広く使うことができます。鋼材も青鋼、白鋼を選ぶことができます。
トヨクニ 鉈
2/3. ユニフレーム TURUBAMI ちび鉈 片刃二寸三分
アウトドア用品の人気メーカー、ユニフレームから発売されている小型の鉈です。小型で軽量ながら越後刃物の製法が用いられており、実用に十分耐える品質です。鋼材には軟鉄と炭素鋼SK-5を使用。
ユニフレーム TSURUBAMI ちび鉈
3/3. 土佐狩猟剣鉈
こちらも豊国鍛工場の鉈ですが、一般的な鉈とは違い切先がある剣鉈と呼ばれるタイプです。剣鉈は一般に狩猟で使われており、獲物の解体などに使うために切先を備えています。大型のシースナイフのような使い方ができるので、興味がある人にはおすすめです。
土佐アウトドア剣鉈120
藪漕ぎ登山の必需品
鉈の本来の用途は刈払いや枝打ちです。鉈は藪漕ぎが必要な登山でこそ真価を発揮するでしょう。
男のロマン!サバイバルナイフ3選!
サバイバルナイフとは
サバイバルナイフはシースナイフの一種ですが、過酷な環境でもなんとかして生き残ることを目的としたのがサバイバルナイフです。敵兵との戦闘も考慮してあるのでとにかく頑強な作りが特徴で、これ1本で様々な用途に使うことができる万能ナイフです。国内ではナイフマニアに人気がありますが、アウトドアにも便利です。
サバイバルナイフの選び方
サバイバルナイフの選び方では、とにかく信頼性を最優先しましょう。それと、サバイバルナイフは見た目が仰々しいので、他人に恐怖感を与えないように必ず鞘に入れて持ち運ぶようにしましょう。
1/3. オンタリオ SP-2 エアフォース サバイバルナイフ
オンタリオはアメリカのナイフメーカーで、長年に渡って米軍にナイフを供給しています。このSP-2は、エアフォースの名前のとおり、空軍パイロットが使用することを想定した小型のサバイバルナイフです。鋼材には1095炭素鋼を使用、刃持ちがよく頑丈な鋼材です。
オンタリオ SP-2 エアフォース サバイバルナイフ
2/3. KA-BAR アウトドアナイフ U.S ARMY 1219
KA-BAR(ケーバー)は第二次大戦の際に米軍にナイフを供給し、以来米軍へのナイフの供給を続けています。現在は米軍以外でも、アウトドアやハンティングのヘビーユーザーにも使用されており、信頼性は抜群の製品です。鋼材は1095炭素鋼を使用しています。
KA-BAR アウトドアナイフ
3/3. ベンチメイド 140BK ニムラバス
ベンチメイドはアメリカの人気ナイフメーカーです。もとはバタフライナイフの製造から始まり、今では警察の特殊部隊の装備品も手がけています。製品は実用的で頑丈なことが特徴で、アウトドアでも高い人気を誇ります。ニムラバスはベンチメイドを代表するモデルで、無駄のない洗練されたフォルムがカッコいいですね。鋼材は154CMを使用。これはジェットエンジンのタービンブレードにも使用される高強度な鋼材です。
BENCHMADE 151SBK
サバイバルナイフは登山中でも持ち運びに注意
サバイバルは外見がどうしても武器っぽくなりがちです。用途がアウトドアであっても、周りの視線はどうしても集まってしまいます。また、銃刀法に引っかかる場合もあるので、持ち運びには最新の注意を払いましょう。
登山での実用性もバッチリ!ククリナイフ3選!
ククリナイフとは
ククリナイフは湾曲し刀身が特徴的な大型のナイフです。グルカ兵が使用していることからグルカナイフとも呼ばれています。ククリナイフといえば武器のイメージが強いですが、ネパールの山岳地帯では実用品として使われており、アウトドアでの実用性もバッチリです。また、見た目のインパクトが強いので、フィクションなどでも人気のナイフです。
ククリナイフの選び方
国内で流通しているククリナイフには、実際の使用を考慮していない製品もかなりの数が出回っています。選ぶ際には信頼できるメーカーのものを購入するようにしましょう。また、いずれも軽量とはいい難いものばかりなので、その点には注意しましょう。
1/3.KA-BAR ケーバー Kukri ククリナイフ
サバイバルナイフでもご紹介した、アメリカの会社KA-BAR(ケーバー)が手掛けるククリナイフです。戦闘用ナイフを作っているメーカーだけあって、本格的な造りになっています。
トレーニング用ナイフや模造品が多い中、こちらの製品は本格仕様。ブレードの素材にはカーボン・ブラックコーティング、ハンドルには滑りにくいラバーが使ってあり、切れ味にも期待できます。専用ケースで安全に持ち運びましょう。
KA-BARケーバーKukri ククリナイフ
2/3.コールドスチール ククリ マチェット 97KMS
コールドスチールはアメリカのナイフメーカーで、ナイフのほかにも剣や斧、槍まで作っている変わり種のメーカーです。メーカーの特徴としては、高級なアメリカ製の製品から、安価な外国製の製品をラインナップしており、ヘビーユーザーからライトユーザまでおすすめできます。 このククリマチェット97KMSは安価な製品ですが、1055炭素鋼を使用しており強度は十分です。なにより3,000円程度で買えるので、ガンガン使っていける製品です。新品状態だと刃付けが甘いので、切れ味がほしいときは研ぎが必要です。
コールドスチール ククリマチェット
3/3. コールド スチール 39LGKT グルカククリ
同じくコールドスチール製のククリナイフですが、こちらは米国製の高級品で、ブレード素材はSK-5、ハンドル部分はクラトンでできています。切れ味も抜群ですが、重量があるので扱いには注意しましょう。
コールド スチール 39LGKT グルカククリ
ククリナイフは法律上は武器ではない
ククリナイフは法律上は鉈の一種として扱われています。しかし、実際には武器として使われた歴史もあります。用途はアウトドアや登山のためだとしても、見る人によっては恐怖心を与えてしまうので、登山やアウトドアに持っていくときには、きちんとした鞘も用意するといいでしょう。
登山ナイフまとめ
いかがでしたか?ナイフといってもこれだけ色々な種類があります。 今回紹介したのもほんの一部なので、自分の登山スタイルに合ったお気に入りの1本を探してみてはいかがでしょうか。
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