検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【子供と一緒に雪遊び】かまくらの作り方|簡単に作れて楽しい!高さをだすコツは?

雪が降り積もると雪を利用したさまざま遊びができるようになります。雪だるまづくりやソリすべりは子供たちに大人気ですし、「かまくら」なども人気の遊びです。作り方は意外と簡単なので、大人と子供たちと一緒にできるかまくらの作り方と道具や注意点をご紹介します。
2023年2月21日
makoji-
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

巨大かまくらと小正月行事

起源は鎌倉時代の公武家の火まつり

出典:ACワークス

「かまくら」と言えば、秋田県横手市や山形県米沢市の観光スポットや新潟県などで、中に水神様を祀り、子供たちが甘酒をふるまうような行事のある小正月に作られる巨大なものが有名です。

その起源は鎌倉時代までさかのぼり、公武家が小正月に神様を祀り五穀豊穣、家内安全を願い行なう「左義長」という火まつりです。しだいに町人などにも広がり、現在も一部の地域で商売繫盛、身体堅固を願う小正月行事として受け継がれています。

 

あそびで作るかまくらの作り方は以外に簡単!

かまくら作りは巨大なものでなければ、道具は家にあるものなどで作ることができますし意外に簡単です。ただ、雪の上の遊びなので寒さ対策や子供の体調には気を付けましょう。本記事では、雪遊びで作る「かまくら」の簡単な作り方をご紹介します。

寒さ対策とかまくらを作る場所・道具

子供の防寒対策と作る場所

出典:ACワークス


かまくら作りを始めると子供は時を忘れて遊びます。なので、雪の上で冷えて寒くならないよう、手袋、帽子、ブーツ、防寒着などを着用する対策が必須となります。

作る場所は雪を集めやすく、屋根、樹木からの落雪や斜面からの雪崩のないような所を選びます。雪国では、毎年、落雪による事故があり、斜面に積もったフワフワ雪の雪崩や、かたく締まった雪がすべり落ちる雪崩などもありますから、かまくらを屋根や斜面の下に作ることはNGです。

作り方はドーム型とブロック型の2つの方法

作り方は雪を集めてスコップで積み上げるドーム型と、雪をブロック状に固め、レンガ積みの要領で積み上げるブロック型の2つの方法です。両方の作り方をご紹介しますが、子供と雪遊びで作るのは、雪を集めて積み上げていく作り方をおすすめします。

かまくら作りに用意する道具

かまくら作りに用意する道具は、スコップ(シャベル)、バケツ、水、移植ベラ、スノーダンプ(ママさんダンプ)、20㎝ぐらいの棒状の物5~6本(壁の厚み均等用)、カラ段ボール箱7~8個(ドーム型で作る大きさによる)、ブロック型ではバケツや買い物かごなども用意します。

雪を集めて積み上げるドーム型かまくら

作り方は簡単!スコップで積み上げるだけ

出典:ACワークス

作り方は場所を決めて踏み固め、そこに高さだしの段ボール箱などを重ねて置きます。次にスノーダンプなどで集めた雪をスコップで段ボールの側面や上に積み上げてかまくらの形にします。

中の段ボールなどを取り除き、外から同じ長さの棒4~5本を中心に向かって刺しておき、外側は形を整えながら水をかけて固めていく方法です。

高さだしは段ボールでなくても大丈夫


出典:ライター撮影

紹介のドーム型かまくら作りでは、高さを出すために段ボールを用意しますが、スチロールや他の濡れてもいいものであれば何でも大丈夫。注意点は崩れないようにしっかり固めることです。

コツとしては、外側を固めてから中の段ボールなどを取り出すことです(できれば1~2時間放置)。内側の凸凹は厚さを均等にするため刺した棒を目印に、バケツに雪と水を入れて付きやすくし、移植ベラで足したり削ったりして平らにして完成となります。

出典:ライター撮影
 

雪をブロックにして積むブロック型かまくら

作り方にはバケツや買い物かごが活躍!

出典:ACワークス

ブロック型かまくらは、バケツや買い物かごなどに雪を詰めて作るブロックを何個もつくり、レンガのように交互に積み上げて作ります。一段目で位置と入口を決め、平らに踏み固めたところにブロックを輪をかくように並べて設置します。

二段目からは雪ブロックをずらして積み上げ、ほしい高さが出たら雪ブロックの上部を斜めにカットして積み上げ天井部分を作ります。ブロックとブロックのすき間は濡らした雪で埋めて完成です。

ブロックのすき間は埋めても埋めなくても

ブロック型かまくらはブロックの間にすき間ができますが、濡れた雪を詰めて成型すればきれいになります。また、天井部分を作るときは斜めにカットする角度はかまくらの大きさで変わるのでその場で合わせましょう。

ブロック型かまくらはドーム型にくらべると、作る時間も積み上げる体力も多く必要です。なので、どんなものを作るかは子供の体力なども考えて作るようにします。


出典:ライター撮影

冬はかまくら作りなどの雪遊びが楽しい!

出典:Unsplash

雪が降りつもると、アウトドアスポーツは冬山登山やスノーボード、スキーなどの冬バージョンになります。冬は寒いからアウトドアは苦手だと思っている方には、子供とできる雪遊びがあります。

寒さで硬くなっている身体も、子供と一緒にかまくらなどを作れば暖かくなり、適度な運動にもなり楽しくなります。注意点としては雪は重量があり、かまくらが崩れると危険なので、積んだ雪が崩れないようにしっかり固めて遊ぶようにしましょう。

かまくらや雪遊びが気になる方はこちらもチェック!

子供と一緒にできる雪遊びのかまくらの作り方と、巨大かまくらの起源などをご紹介しましたが、「暮らしーの」には子供と一緒に雪遊びする時の参考になる記事があります。気になる方はこちらもチェックしてみてください。