札幌には雪遊びのスポットが満載
積雪が多く雪と親しみやすい
札幌は全国でも有数の大都市で観光やグルメでも人気です。特に2月の上旬に開催される「さっぽろ雪まつり」は1年で最もにぎわうイベントなのはとても有名。その時期の積雪量は例年50ⅽm以上にもなり、市内の多くの施設でパウダースノーの感触を楽しめるでしょう。
アクティビティの種類も豊富
札幌では冬になると雪遊び広場が開設される公園が多く、そりや雪だるま作りをリーズナブルに楽しめるのも魅力です。また、スキー場も豊富にあり、雪遊びからスキー・スノボといったスノーアクティビティまでを幅広く体験できます。
以下ではそんな魅力的な札幌の雪遊びスポットをジャンル別でご紹介していきます(本記事は2023年1月24日の情報をもとに作成しました)。
楽しく過ごすためのポイントを解説
1.遊び方に適したスポットを選ぼう
札幌には多彩な雪遊びスポットがあるので、利用する子供の年齢や遊び方に応じて選びましょう。雪をあまり見たことのない幼児連れなら雪だるまを作れる広場がある施設がおすすめです。アクティブな子供にはチューブ滑りやそり遊び用の斜面がある場所がよいでしょう。
また、大人も一緒に楽しみたい時はファミリーゲレンデや中上級者用コース、幼児用エリアなどがそろったスキー場も選択肢となります。
2.雪遊びの服装について
冬の札幌は零下になることも多いのでしっかりと防寒できる服装を心がけましょう。また、降雪確率が高いため防水性が高いことも重要になります。雪遊びに定番の服装はスキーウェアで、幼児向けには腰の部分から雪や冷気が入らないジャンプスーツがおすすめです。レンタルサービスがある施設も多いので事前にチェックしておきましょう。
防寒アイテムも活用しよう
雪遊びで体を動かした後には汗冷えをするリスクがあります。予防のためには速乾性が高いポリエステル製のアンダーウェアを着用しましょう。また、シューズは滑りにくく防水性の高いスノーブーツが定番です。ほかにも帽子やネックウォーマーといった防寒具があるとより快適に過ごせます。
観光も楽しめる公園2選
1.モエレ沼公園
世界的な彫刻家であるイサム・ノグチが基本設計をした公園です。シンボル的な存在の「ガラスのピラミッド」をはじめ、海辺をイメージした「モエレビーチ」や夜のライトアップがきれいな「海の噴水」といった名所が点在し観光も楽しめます。開園は7時~22時で入場や駐車場の料金が無料というのも魅力です。
レンタルアイテムが充実
今年(2023年)は月曜日を除く1月5日から3月5日の間、スノーアクティビティ用品のレンタルを実施中です。ソリやスノーシュー、歩くスキーのほか、長靴も準備されているので旅行の途中でも気軽に雪遊び体験ができます。
専用エリアで安全に遊べる
歩くスキー用に約3.2kmのフリーコースと約1.5kmのクラシカルコースが整備され、レベルに応じて楽しめます。また、そり遊びのメインとなるのは絶景スポットとしても人気のモエレ山です。標高60m程度ですが山頂付近は勾配があるので最初は中腹付近で慣れてからチャレンジしましょう。
基本情報
モエレ沼公園
- 住所〒007-0011
北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1 - 電話番号011-790-1231
- アクセス札幌市街から車で約30分
2.さっぽろ羊ヶ丘スノーパーク
羊ヶ丘展望台に冬限定で開設される雪遊びスポットです。エリア内には北海道開拓の父と呼ばれるクラーク博士の銅像が立ち、札幌を代表する観光スポットになっています。ほかにもジンギスカンが名物の羊ヶ丘レストハウスやさっぽろ雪まつりの資料館などもあるのでスケジュールを立てて巡りましょう。
アクティビティの種類が豊富
スノーパークの入場料は大人530円・小中学生が300円ほどです。展望台周辺の広大なエリアが会場で入場後の雪遊び体験やレンタルの料金は無料となります。チューブ滑り用のゴムチューブは1人用と2人用があり、家族でも楽しめるでしょう。ほかにも歩くスキーやスノーストライダー、ミニすべり台などアクティビティが満載です。
雪だるま作り体験も人気
アクティビティがまだ難しい幼児連れの家族におすすめなのがミニ雪だるま作りです。専用容器が準備されているので落ち着いて作業ができるのも魅力。目や口、鼻用の木片やマフラーなどの装飾品も準備されているのでアレンジを楽しめるでしょう。
基本情報
さっぽろ羊ヶ丘スノーパーク
- 住所〒062-0045
北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地 - 電話番号011-851-3080
- アクセス福住駅バスターミナルからバスで約10分
アクティビティを満喫できるスキー場2選
1.滝野スノーワールド
春から秋の間は多彩な花や樹木を鑑賞できる「滝野すずらん丘陵公園」内にオープンするスキー場です。全長250mのファミリーゲレンデは平均斜度が7度とゆるやかで初心者の練習用にも適しています。冬時期の入場量は無料で、平日のリフト1日乗り放題が大人1,080円・子供810円、土日は大人2,040円・子供1,530円ほどです。
そり用ゲレンデが充実
滝野スノーワールドは札幌市中心部よりも標高が高くパウダースノーでの雪遊びができるのも人気のポイントです。チューブそり用としては斜度のゆるい「ぷっちそりコーナー」と国内でも最大級の200mの本格的な「そりゲレンデ」があります。
また、その隣には幼児も遊べる「プラスチックそりコーナー」を併設しレベルに応じて遊べるのが魅力です。
他にも雪遊び体験が目白押し
歩くスキーやスノーシューのコースは別々に設定されているので安全にアクティビティを楽しめます。また、非圧雪の「滝野の森ゾーン」でのパウダースノーを用いた雪だるま作りも貴重な体験となるでしょう。雪遊び道具以外にウエアのレンタルもあり観光の服装のまま立ち寄れるのも便利です。
基本情報
滝野スノーワールド
- 住所〒005-0862
北海道札幌市南区滝野 - 電話番号011-592-3333
- アクセス札幌市営地下鉄・真駒内駅からバスで約35分
2.札幌藻岩山(もいわやま)スキー場
札幌市街地から最もアクセスしやすいスキー場で今年(2023年)の営業は3月26日までの予定です。営業時間は9時からで16時〜21時はナイターを実施。札幌のきれいな夜景の鑑賞スポットとしてもおすすめです。
冬の入場料金は無料でリフトのデイチケット(7時間券)は大人4,100円・子供2,900円ほど、ナイターチケットは大人・子供とも2,200円ほどです。
幅広いレベル&年齢層が楽しめる
札幌藻岩山スキー場はスノーボードが全面禁止となっていて、初級者から上級者用まで個性的な10か所のコースをそろえています。子供と雪遊びを楽しむなら北斜面ロッジの目の前にある「なかよし広場」に向かいましょう。広場とゲレンデはネットで境界を仕切ってあるので幼児と一緒でも安心してそり遊びや雪だるま作りを楽しめます。
幼児向けのレンタル品も充実
こちらのスキー場ではスキーセットやそりのレンタルはもちろん、親が子供を支えながらスキーの練習ができるコーチベルトやバケツ・スコップなどの雪遊びグッズを貸してくれるのも魅力です。北斜面ロッジでは温かい食べ物も提供しているので終日ゆったりと遊べるでしょう。
基本情報
札幌藻岩山スキー場
- 住所〒005-0040
札幌市南区藻岩下1991 - 電話番号011-581-0914
- アクセス地下鉄南北線・真駒内駅からバスで約15分
冬の札幌で雪遊びを満喫
冬の札幌は積雪量が多く観光と雪遊びの両方を楽しめる季節です。道具のレンタルを実施するスポットも多く手ぶらで立ち寄れます。気軽に雪とふれあえる雪だるま作りやそり遊びから、スキーやスノーボードといった本格的なアクティビティまで幅広く楽しめるのも札幌の魅力です。冬ならではの札幌旅行を計画してみてはいかがでしょう。
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冬の札幌では雪遊びを含めて豊富な楽しみ方があります。下にはおすすめのスキー場や温泉、海鮮丼の特集をリンクしました。こちらも併せてお楽しみください。
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出典:unsplash.com