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いまさら自撮り棒?アウトドア写真の”はば”が広がります「おとうさんのよも山ばなし」

家族や友人との旅行。楽しい思い出を撮ったスマホの写真を家で見たらどれも同じ様な写真。登山の記録と記念にスマホ撮影をするがもう少し景色を入れたい。そのような悩みを解決するのが自撮り棒です。今さらと思うかもしれませんが、実際に自撮り棒で撮った写真と共に紹介します。
更新: 2023年1月23日
おとうさん
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目次

いつも同じような写真になる

撮影:ライター

登山をするとき写真を撮る人は多い。

本格的な一眼レフを構える人から、スマホで撮る人まで。

かく言う僕も「おとうさんのよも山ばなし」で掲載している写真はすべてスマホだ。

室内で撮った写真は掲載するのに心苦しいものだが、野外で撮ったものは一応満足している。

それでもいつも同じ画角で面白くないし、さすがにマンネリ化してくる。

特に自分を入れた写真は顕著にその傾向が出る。

腕をいっぱいに伸ばしても、いつも同じアングルになってしまい、悩んでいた。

ポートレートモードでは背景がわからない

写真を上手に見せるコツの一つに「背景をボカす」ことが挙げられる。

みなさんのスマホにもポートレートモードが付いていると思う(一眼レフならAvモードにして数字をなるべく小さくする)

これでグッと上級者っぽい写真が撮れる。

しかしこれでは背景がボケ過ぎて一体感が出ない(調整はできるが、登山中にスマホ画面で調整するのは面倒に感じる)

画面いっぱいにおじさんの顔が写るのも読者の方に申し訳ないといつも思っていた。

今さらと思ったけど自撮り棒を購入したら写真がかわった


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撮影:ライター

「おとうさんのよも山ばなし」の連載を受け持つ前からもアウトドアの時は写真を撮っていた。

その時も画角に悩んでいたが、お仕事として写真を撮るようになってからその悩みはますます大きくなった。

いろいろ悩みインスタグラムやYouTubeチャンネルで登山やアウトドアを見ると、みな自撮り棒を使って撮っていることがわかった。

フ〇ちゃんのあれである。おっさんが〇ワちゃんよろしく自撮り棒を構えるのはいささか抵抗があったが、写真や動画を見るとその画角は魅力的に写った。

一番短くしても背景がしっかり写る

撮影:ライター

自撮り棒は本体が伸縮するので画角調整が簡単だ。

普通は一番長くして撮るのだろうが、そればかりでも逆にワンパターンになってしまう。

そこで試しに一番短くして撮ってみた。

それが上の写真だ。どうだろう意外に背景と人のバランスがよいように思うのだが。

これなら手振れもしにくいし自撮り棒の展開も素早く行える。

いくらきれいな写真が撮れるといっても準備に手間がかかっては使わなくなってしまう。

サッと取り出して使えるのもアウトドアの道具では重要な要素だ。


シャッターはBluetoothリモコンで

自撮り棒を使うにあたり気になるのが、撮影方法だろう。

長くすると手振れしそうだし、セルフタイマーはわずらわしい。

しかし、いまの自撮り棒はBluetoothのリモコンシャッターが付属しているモデルがほとんどだ。

小型のBluetoothリモコンをスマホとペアリングすれば、自撮り棒を長くしても両手で支えられるので手振れの心配が少なくなる。

好きなタイミングでシャッターを押せるので、5秒ジッと固まる必要もない。

最近の自撮り棒は三脚にもなるらしい

自撮り棒は三脚にもなる。

持ち手が広がり自立するのでより撮影のはばが広くなる。

また取り付け部を交換することでデジタルカメラにも対応するモデルがある。

自撮り棒1つあればアウトドアから家族旅行まで対応できるだろう。

ただ、自撮り棒は取り付け部を左右に振ったり、上方向にカメラを向けたりできないので、一眼レフを使った本格的な撮影にはちょっと物足りなく感じる。


ザックのポケットにすっぽり入る

撮影:ライター

きれいな写真を撮れる自撮り棒だが、撮影のたびにザックを下ろして取り出していたのでは、いつしか面倒になり使わなくなってしまう。

しかし、自撮り棒の多くはコンパクトに収納でき、ザックによってはショルダーベルトなどのポケットに入れられる。

これならいつでも取り出して景色のよいところで思う存分写真を撮ることができるだろう。

自撮り棒でいつもと違った写真を

登山だけでなく家族や友人との旅行でも写真を撮ることがあるだろう。

その際、腕をいっぱいに伸ばして震える手でシャッターを押した写真はどれも同じ。そのよような苦い経験をした人も多いはず。

今さらと思われるかもしれないが、スマホの登場からブラッシュアップを繰り返し、洗練されてきた自撮り棒、おすすめである。