バンドック ウレタンマット
ISUKA シュラフ
車用カーテン
イワタニ カセットフー
キャプテンスタッグ ラフォーレ
親子で車中泊に出かける魅力
インドア派にもおすすめ
私の家族は、基本的にインドア派がそろっています。そのため、滅多に家族と一緒にキャンプへ出かけることはありません。
彼らの話を聞くと「眠れない・暑い・寒い・疲れる……」。などキャンプに対してよいイメージがないようです。車中泊ならテント泊よりも眠りやすい環境を整えられますし、キャンプ場で行えば、焚き火などアウトドア気分を高められる楽しみも満喫できます。
気軽な気持ちで息子を車中泊へ誘ってみると「行ってみたい」と乗り気になってくれたため、近場のフィールドへ連れ出してみました。
やってみないとわからない楽しみもある
フィールドに着くまでは車内でゲームばかりしていました。しかし、焚き火をするときに薪割りを教えてみたり、一緒にサウナに入ってみたりすると、楽しそうな笑顔を見せてくれましたので、アウトドアの時間を満喫したようです。
これまでも何度かテント泊に連れて行ったことがありますが、その頃はまだ小さかったため、自分の手で何かをすることは少なかったように思います。2人で出かけてみて「自分で何かをやってみる」という楽しさを味わってもらえたのかもしれません。
初めての車中泊はキャンプ場がおすすめ
キャンプ場で車中泊をしてみると、すべてがアウトドアの楽しみに結びつきます。たとえば、焚き火やバーベキューをしなくても、フィールド内を少し散歩するだけで自然の空気と触れ合うことが可能です。
また、焚き火などに必要なアイテムを持っていなくても、レンタル品が充実しているキャンプ場であれば使うものだけを借りられます。まずは近くのキャンプ場で車中泊プランがないかをチェックしてみてはいかがでしょうか。
親子車中泊で気になる4つのポイント
1:トイレはどうする?
車中泊するうえでもっとも気になるのがトイレ問題です。不衛生な場所は少なくなりつつありますが、安心して使うには道の駅やサービスエリアを利用するとよいでしょう。
また、有料キャンプ場であれば清掃が行き届いたトイレである場合がほとんどです。車中泊プランを提供しているキャンプ場も増えていますので、子どもと一緒に車中泊する場合は検討してみてください。
2:お風呂やシャワーは?
バーベキューやアウトドアアクティビティを楽しんだあとは、お風呂に入ったりシャワーを浴びたりしてスッキリとした状態でくつろぎたいものです。
宿泊スポット近くのスーパー銭湯や、道の駅に入浴施設が併設されているような場所を選ぶとよいでしょう。また、キャンプ場を利用する場合はシャワーを利用できる場合もありますし、徒歩圏内に入浴施設があるかをチェックしておくと安心です。
3:ゆっくりと眠れる?
車中泊は、睡眠環境を整えることが大切です。睡眠環境に影響するのは以下の3点が挙げられます。
・ベッドはフラットか?
・周辺の音が気にならないか?
・気温は適温か?
それぞれの対策法について解説しますので、見ていきましょう。
ベッド対策
車中泊する際、ベッドはシートアレンジして作ります。どうしても段差ができてしまいますが、エアマットやウレタンマットで調整するとフラットな状態に近づけるでしょう。また、駐車する場所も平坦な場所を選ぶように意識してください。
周辺の音への対策
周辺の音があると、なかなか寝付けないこともあるでしょう。車通りが多いところは風切り音が気になってしまいがちです。音の影響を抑えるには、人通りや車通りが少ない場所を選んで駐車することがポイントとなります。
気温への対策
車中泊は、気温の影響を受けやすいため、季節によって必要な準備を整える必要があります。慣れないうちは、夏よりも冬のほうが着込めば眠れるためおすすめです。季節ごとに眠りやすくするアイテムには以下のようなものが挙げられます。
夏にあるとよいもの
- ポータブル扇風機
- 冷感ジェルマット
- 氷枕
- 冷えピタなどの冷却シート
- メントール配合のクールスプレー
冬にあるとよいもの
- 使い捨てカイロ
- ポータブルヒーター
- 電熱ベスト
- ダウンブランケット
季節に応じて最適なアイテムを準備して、車中泊に出かけるようにしましょう。
4:プライバシー対策は?
車中泊では、プライバシー対策も気になるポイントです。窓全体をカーテンやシェードで覆い、外から車内の様子が見えないようにすることが防犯対策になります。また、車から離れるときや睡眠する際は必ずドアロックをして、貴重品類は目につかないところに収納しておきましょう。
車中泊におすすめのアイテム
ウレタンマットやエアマット
バンドック ウレタンマット
マットを使用して段差を埋めると、凸凹があるシートをフラットな状態にできます。ウレタンマットなら折りたたんで、エアマットであれば空気量を調整してなるべくフラットな状態にすると眠りやすい環境を整えられます。
シュラフ
ISUKA シュラフ
車中泊といっても外気温の影響を受けます。そのため、シュラフは季節ごとに「快適使用気温」が合ったものを選ばなければなりません。
夏の車中泊ではブランケットでもいいかもしれませんが、冬は−5℃の気温に対応できるものを選ぶとよいでしょう。
カーテン
車用カーテン
カーテンは、車内が寝室になるように四方を囲めるものをおすすめします。外から車内を見えないようにするだけではなく、外からの熱を遮る効果も期待できるため、しっかりした生地のものを選ぶとよいでしょう。
カセットコンロ
イワタニ カセットフー
カセットコンロは、車中泊での調理に欠かせないアイテムです。コンパクトバーナーや家庭用コンロでも問題ありませんが、アウトドアでも使えるタイプならより安心感を持って使えます。
テーブル
キャプテンスタッグ ラフォーレ
車内で2人が食事をするのなら、60×40cm程度のサイズのものがおすすめです。車内で場所を取りすぎずに、簡単な調理から食事まで対応できます。
子どもと一緒に車中泊してみよう!
親子で車中泊を楽しむためのポイントや、そろえておくと快適に過ごせるアイテムをご紹介しました。ポイントを押さえて必要なアイテムをそろえれば、気軽に子どもと一緒にアウトドア気分を味わえます。ぜひ当記事を参考にして、子どもと一緒に車中泊へ出かけてみてはいかがでしょうか。
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出典:ライター撮影