オートキャンプ初心者の入門講座
オートキャンプとはどんなキャンプ
オートキャンプと言う言葉が浸透してきましたが、実際の内容を理解している人は意外と少ないかもしれません。というのも、オートキャンプはキャンピングカーを使ったキャンプではありません。自動車を使ったキャンプをオートキャンプと呼び、国内では9割以上がミニバンなどの乗用車で出かけます。
キャンプには山岳キャンプや教育キャンプなどもありますが、これらのキャンプは登山や教育が目的ですが、オートキャンプはアウトドアでテントやコテージの宿泊を楽しむものです。
オートキャンプの荷物積込みで注意すること
オートキャンプで必要なアイテムは、主に宿泊用品や調理器具などです。荷物はミニバンのようにキャンプの荷物全てを積載できる大きさなら問題ないですが、セダンのようにトランクルームが小さいと工夫をして対応できる方法を考えなければなりません。
このような時には、事前に荷物の優先順位を決めて、シュラフなど柔らかいものは後部座席の足元に収納する方法で座席の空間も利用できるように工夫しましょう。
初心者だけのオートキャンプは手軽な車中泊を考えよう
キャンプ初心者は手軽に泊まれる方法を考えましょう。キャンピングカーがあれば快適なオートキャンプができますが、初心者のオートキャンプではミニバンなどの車中泊ができる車がおすすめです。
ミニバンなら車内はベッドルームで、車の外はリビングスペースが可能です。テント設営の時間が省けてアウトドアの遊びが楽しめます。ミニバンでなくても前の座席を倒してフラットに近くなれば、2人なら車中泊もできるので工夫して手軽な宿泊方法を考えましょう。
- オートキャンプはアウトドアの宿泊を楽しむ
- 荷物は工夫してたくさん積込みできるようにしよう
- 車中泊なら車内はベッドルーム外はリビングにできる
キャンプ場の確認とスケジュールを決めよう
オートキャンプが決まったら、キャンプ初心者はキャンプ場がオートキャンプに対応しているか調べる必要があります。中でも、車の駐車位置やキャンプ場の宿泊施設、焚火の方法やテントの設営場所などは重要です。
それらが確認できれば自分で考えるスタイルのキャンプができて、持ち込むアイテムが決められます。ここでは、オートキャンプが決まったら事前にすべきことを紹介します。
キャンプ場に確認と連絡すること
キャンプが決まったらキャンプ場を決めて予約をしましょう。その際、キャンプ場の料金や車がテントサイトまで横付けできるか、トイレや入浴施設、売店の販売品やレンタルグッズの確認をします。さらに、サイトの大きさも重要で小さすぎると車を横付けしたらリビングスペースがなくなります。
これらを確認したら持ち込むアイテムを決めます。売店で焚火セットや調理器具のレンタルセットを利用して持ち込むアイテムがを減らす工夫をしましょう。
オートキャンプ当日のスケジュール
キャンプ場が決まったら当日のスケジュールを決めましょう。スケジュールの決め方はキャンプ場到着とテント設営、調理などの時間です。初心者のテント泊は設営に時間がかかるので少し多めに考える必要があります。
調理は、慣れないアウトドアだと時間がかかる場合があるので、作り慣れた料理がおすすめです。テントの撤去にも時間がかかることがありますので、早めに撤去をしましょう。
- キャンプ場では宿泊施設や設営場所の確認が大切
- キャンプ場の施設を確認してから持ち物を決めよう
- 初心者は時間に余裕のあるスケジュールを作ろう
必要なアイテムとは?
初心者はオートキャンプで何が必要なのか分からないことがあります。そのためチェックしながら準備することが必要です。宿泊用具はコテージタイプとテントでは必要なアイテムが異なります。
調理アイテムは何を料理するのかで必要なアイテムが異なります。このように宿泊施設と、料理のアイテムを決めてから必要な用具を決めるとチェックしやすいです。
キャンプ泊で必要な宿泊アイテム
キャンプで最も重要なのは宿泊アイテムです。テント泊の場合はテントやテントマットやシュラフ、ランタンや懐中電灯が必要になります。トイレに行くには懐中電灯があると便利で、夏場は日差しが強いのでタープは必須です。
コテージタイプに宿泊する場合は寝具が必要ないですが、どのような寝具なのかは確認しましょう。外で焚火をする時には着火剤や薪、火鉢などが必要です。
調理で必要なアイテム
オートキャンプの楽しみの一つは食事ですが、料理のアイテムで持ち物が変わります。キャンプで最も人気のバーベキューをするならバーベキューコンロや鉄板、網や炭などが必要です。
調理器具は食器や鍋、フライパンやまな板、ナイフやカトラリーなどです。さらに、テーブルやチェアは人数分が必要です。これらはキャンプ場の売店で販売しているものやレンタル品があるので事前に確認しましょう。
- キャンプで重要なのは宿泊アイテム
- レンタルを利用すれば持ち込む用具が減るので便利
初心者におすすめのキャンプ場の選び方
オートキャンプはロケーションにこだわりすぎて、キャンプ場が遠くて人気があると高速道路が渋滞やキャンプ場では大混雑と言うこともあります。
キャンプ場に着いたら日も暮れて、それからテントの設営や食事の準備では疲れてぐったりしてしまいます。そんなことにならないために、ここではオートキャンプ初心者におすすめのキャンプ場の選び方を紹介します。
自宅から近い手軽なキャンプ場を選ぼう
多くのキャンプ場はチェックインは午後からです。キャンプ場が遠すぎると着いたらくたくたで、それからテントの設営や食事の準備を考えると楽しいキャンプが憂鬱になります。
このような時には、自宅から近くて渋滞を避けられるキャンプ場なら運転の疲れもなく到着時間も予想できます。キャンプ場に着いてからの予定も立てやすいので近くで手軽に行けるキャンプ場を選びましょう。
遊べるキャンプ場で選ぼう
初心者のオートキャンプ場の選び方は施設も重要です。綺麗で便利な施設のキャンプ場ならより楽しく過ごせます。宿泊施設の確認のポイントは、サイトまで車が入れることは必須です。
その他では炊事場やシャワー施設、夏場は日差しを遮る屋根の有無などの施設などを調べておくとオートキャンプ初心者でもキャンプ場のイメージが分かります。
- 初心者は近くて手軽に行けるキャンプ場がおすすめ
- キャンプ場の選び方は設備の確認が重要
これで初心者もオートキャンプが楽しめる
初心者がオートキャンプが楽しめる事前準備やアイテムなどを紹介しました。キャンプ初心者は慣れた方よりテントの設営や調理などに時間がかかり、持っていく荷物も多くなりがちです。
荷物が多すぎると車に積み切れず、キャンプ場ではテント設営や調理に時間がとられて、作業だけのキャンプになります。そんな時は、欲張らずに近場のキャンプ場でコテージタイプに宿泊して、簡単な料理にするなどの工夫をすれば、荷物は収まり遊びの時間も取れるのではないでしょうか。
キャンプの記事を合わせて読みたい方はこちらをチェック
キャンプに慣れた方なら、出かけるキャンプ場が決まっていて迷うことはありませんが、キャンプ初心者はどのキャンプ場がよいのか迷うのではないでしょうか。キャンプ場によっては雰囲気や設備が大きく変わります。
さらに、キャンプはテント泊だけでなくリビングやベッドルーム付きのコテージタイプなら快適です。これからキャンプ場を探す方のためにここに、キャンプ場を紹介する記事がありますので、キャンプ場選びの参考にしてください。
【東京のキャンプ場】都心でキャンプ?おすすめキャンプ場4選!
都心の東京にキャンプ場なんてあるの?って思いますよね。でも、あるんです!電車やバスでのアクセスも抜群で、駐車場のあるところもあります。おすす...
ソロキャンプにおすすめのキャンプ場5選!【関東・関西】
ソロキャンプにおすすめのキャンプ場を見つけて、誰にも邪魔されず自分だけのくつろぎ時間を楽しみましょう。また初心者の方にも女子ソロキャンプでも...
高規格キャンプ場は初心者におすすめ!楽しめるキャンプ場を集めました!
公園のようにきれいな高規格キャンプ場が今注目をされています。設備が充実していて使いやすく、初心者やファミリー、女子だけでも気軽にキャンプを楽...