和歌山で連泊キャンプの予定だったが……
10月は秋キャンプスタート!ということで、2連泊キャンプからスタートしようとプラン。1日目は快適に過ごせる状況でしたが、明け方からポツポツとテントを雨がノックしてきました。
天気予報を確認すると日中からずっと大雨となっており、さまざまなことを検討して代替案で乗り切った次第です。
この記事では、キャンプ中に大雨が降ったときに検討したことや、おすすめしたい対策をご紹介します。
この記事で知れること
- 大雨のときは中止・スケジュール変更する判断も大切
- 「Booking.com」の使い方
- 雨キャンプ後にしておきたいこと
大雨のときに検討したこと
1:天気にかまわず継続
数年前の自分ならば、天気のことなど気にせずに計画した日程どおり過ごしていたと思います。しかし、前日にキャンプ場の方から大雨が降ったときのことをお聞きし「万が一のことがあったら困るな」と冷静に考えました。
また、翌々日に晴れることを期待できれば、テント類の手入れの手間を考えてそのまま継続してもいいかもしれません。しかし、いずれにしても「思ったように過ごせる」と見通しがたたなかったため、今回は2泊目のキャンプを中止しました。
2:車中泊へ切り替え
次に考えたのが車中泊への切り替えです。こちらのキャンプ場に駐車したまま車中泊をしてもいいですし、周辺にはRVパークもありましたので場所を変えることも検討しました。
しかし、大雨になると「車を打つ雨の音で眠れなくなる」と思いましたので、迷いましたが断念。スケジュール的にも翌日には絶対に帰らなければならなかったため、疲労が強く残りそうな選択肢は避けました。
3:ネットで宿の検索
予定外の出費となりますが、リスクを避けながら疲労を残さないためにスマホにてリーズナブルに利用できる宿を検索。結果的に疲れを抑えながら家路についたので正解でした。最初はGoogleにて「地名 宿」や「地名 民泊」と検索していましたが、トップヒットしたのが「Booking.com」です。
おすすめ検索サイト・アプリ「Booking.com」
手軽に使える!
「Booking.com」は、トップページからチェックイン・チェックアウトの日と利用人数を入れて検索すれば周囲のホテルや民泊がヒットします。私が利用したのは3連休の2日目でしたが、多くの施設が見つかりました。また、予算や条件などを絞り込み検索できるため、目的に合わせて最適な場所を探せるでしょう。
具体的な使い方
1:日時と地域を指定します
2:絞り込み検索で条件に合った施設を検索しましょう。キャンパーの場合、無料駐車場があれば助かります。
3:気になる施設をクリックして、詳細な料金やプランを選びます。そこから宿泊者の情報を入力・予約完了です。施設によっては事前にクレジットカード情報が必要な場合があります。
4:予約確定のメールに従って、指定場所でチェックインします。宿泊施設と受付場所が異なる場合がありますので、メールを確認してから向かいましょう。メールが届かない・わかりにいときは、電話してから訪れるようにしてください。
周辺施設が満室だったら……
キャンプ場周辺の宿泊施設が満室だった場合も安心です。最寄りにある施設を自動で再検索してくれます。人気スポットやハイシーズン以外は、宿泊施設が見つからないこともあまりないでしょう。
帰宅したら最初にすること
1:ギア類のメンテナンス
疲労感があり、後回しにしたくなる気持ちもありますが、すぐに濡れたギアのメンテナンスをしておきましょう。帰ってすぐに取りかからなければ、次の休日まで放置してしまうことが目に見えています。
タープ、テントは広げて物干しへ、ポールなどが汚れていれば水洗いしてから乾くまで分解して立てかけておきましょう。
2:使わなかったギアの収納
私は、半分以上のキャンプギアを車に常時積載しています。帰宅した時点で、雨濡れがあるものはキャリーカートへ、そのまま積載しておくものは整理しておきましょう。このときに積みっ放しを避けなければならないものは以下の通りです。
ガスボンベ:爆発の危険性がある
斧・ナイフ:銃刀法違反になるおそれがある
水に濡れたギア:カビ・ダメージの原因になる
3:判断の振り返り
これまで何度もキャンプをしていて、雨と重なる場合がありました。1泊であれば予定を白紙にして帰宅すれば、トラブルに遭ったり体調不良になったりするなどのリスクを回避できるでしょう。
連泊した場合は、判断が正しかったのかを周辺の天気や状況を調べて覚えておくことが有効です。キャンプ場は山や海辺にあることが多く、天気の傾向や風の様子を覚えておくと次回以降の参考になります。
今回の判断は正解!
帰宅後に天気情報を検索すると、記録的な豪雨だったようです。キャンプ場から宿泊施設へ移動する間の天候は、小康状態が続いていましたが、夜中から明け方にかけて大雨。さらに、現地を出発する直前まで降ったり止んだりを繰り返していたため、ギア類も乾かなかったと考えられます。抽出して覚えておきたいことは以下の通りです。
・10月の海・山間部は悪天候になると1日以上回復しない
・海から近い山間部は大雨が降りやすい
・(今回の場合)100km北上すれば大雨を避けられた
予想外の雨が降ったら安全を優先!
予想外の雨が降ることは、キャンプをしていればいつか遭遇してしまいます。状況に合わせた判断をし、安全を優先して過ごすようにしましょう。今回は、記録的な大雨と重なった連泊キャンプで実際に検討したことから対策、帰宅後にすべきことをご紹介しました。ぜひ参考にして、楽しいキャンプライフを過ごしてみてください!
出典:ライター撮影