鹿児島県内の釣り堀4選。手ぶらで行ける初心者におすすめのスポットも！

鹿児島の釣り堀で釣りにトライ！

初心者にも最適な釣り堀

釣り堀は気軽に釣りにトライできるスポットとして人気です。釣り堀にはさまざまな形態がありますが、どの施設もトイレや休憩施設などの設備が整っていて、釣り竿や仕掛け、餌なども現地でレンタルしたり購入したりすることができます。

釣り具をいろいろと揃えるにはそれなりに費用がかかるため、初めて釣りにトライする初心者や年に数回しか釣りをしない人には手ぶらで釣りができる釣り堀が最適でしょう。自然のフィールドと比較して釣れる確率が高いのも釣り堀の魅力です。

その場で食べられる釣り堀も！

釣り堀によっては釣り上げた魚をその場で食べることのできるスポットもあります。海の釣り堀には魚の焼き場や魚を調理してくれる食事処があるスポットは少なめですが、綺麗な川の水や湧き水などを利用した淡水魚をターゲットにした釣り堀の多くにはそうした施設が備わっています。

自分で釣った魚を食べるという体験はたとえ釣り堀の魚であっても格別です。今回注目する鹿児島県にも釣り上げた魚をその場で食べることのできる釣り堀がいくつかあります。

鹿児島でおすすめの釣り堀をご紹介！

それではこれから鹿児島県にあるおすすめの釣り堀をご紹介しましょう。今回は海水魚の釣り堀と淡水魚の釣り堀に分けて掲載しました。取り上げるのは全部で4ヶ所の釣り堀です。それぞれの釣り堀の特徴や魅力、楽しみ方などをわかりやすく解説します。

初心者や子供たちの釣り体験に最適なスポットばかりです。ぜひ休日のレジャーのプランニングにお役立てください(本記事で掲載した鹿児島県の釣り堀についての情報は2022年10月23日現在のものです)。

海水魚釣りが楽しめるスポット2選

釣り堀①：阿久根シーパーク

鹿児島県阿久根市にある釣り堀です。鹿児島県内でも有名な釣り堀の一つで、沖に設けられた生け簀に魚を放流して釣りを楽しみます。生け簀の中には養殖のマダイやハマチ、地元の定置網で捕獲された天然魚などが放流されていて、4時間の制限時間内であれば何匹でも釣ることが可能です。

初心者や子供でも大物のマダイやハマチなどが竿を曲げてくれる感覚はこたえられません。有名スポットだけに週末などは鹿児島県外から多くの釣り人がやってきます。

釣果に見合った料金設定

釣り堀を利用するには、大人の場合入漁料10,000円と生け簀までの渡船料500円が必要です。4時間で10,000円と聞くと初めての人は少々料金が高めに感じられるでしょう。

しかし、放流型の海上釣り堀は鮮魚店で買うと1匹数千円もするような高級な魚たちばかりが釣れるため、4時間釣り放題で10,000円という料金設定は妥当です。釣れる魚は季節によって異なるため、事前にチェックして釣りたい魚が釣れる時期に合わせて出かけることをおすすめします。

予約は釣りの前々日までに！

こちらの釣り堀は完全予約制を導入しているため、釣りをしたいなら前々日の午後6時までに電話で予約を入れましょう。釣り竿をレンタルしたい場合には、釣り堀の予約をする際にその旨を伝えることができます。

仕掛けやライフジャケットまでもすべてレンタルできるので、初心者でも手ぶらで海釣りにチャレンジすることが可能です。ただ、有名な釣り堀のため週末や連休は予約が取りにくくなっています。希望日に釣りがしたいなら可能な限り早めに予約を入れましょう。

釣り堀の所在地・問合せ

釣り堀②：釣りイカダ宇検

鹿児島県宇検村にある釣り堀です。釣り堀があるのは鹿児島県本土と沖縄本当の中間地点に位置する奄美大島で、無人の離島「枝手久島」の周辺に3地点に分かれて鹿児島県内でもここだけの釣り用のイカダが設置されています。

釣りのフィールドは自然のままの海ですが、魚影の濃い釣り堀周辺の海ではさまざまな魚種を狙うことが可能です。3地点のうち2地点のイカダには屋根がついているため、日差しを避けて休憩することができます。

初心者も手ぶらでお気軽

希望者には釣り堀のスタッフが親切に釣り方を教えてくれるため初心者や子供でも安心です。また、全イカダがトイレ付きであることも安心感につながるでしょう。

釣り堀は前日までの予約が基本となっていて、料金は大人が2,000円から3,500円と各イカダまでの所要時間によって料金が異なっています。餌を含め釣り具のレンタル品も用意されているため、とりあえず海釣りを体験してみたいという初心者にもおすすめできる釣り堀です。

釣り堀の所在地・問合せ

淡水魚釣りが楽しめるスポット2選

釣り堀①：奥花瀬ニジマス釣場

鹿児島県錦江町にある釣り堀です。鹿児島県内では貴重な自然渓流を利用したスポットで、鹿児島県の有名な景勝地にもなっている花瀬川の上流部に釣り場が設けられています。釣れるターゲットはニジマスで、定期的に川に放流されるニジマスを餌釣りで狙うシステムです。

川は極端に深い場所もなく流れも比較的緩やかなため、保護者が同伴すれば子供でも安全に釣りを楽しめます。川の浅瀬で水遊びもできるとあって、週末や連休は子供連れのファミリーで賑わいます。

釣り竿の本数で料金を決定

こちらの釣り堀は入漁料を支払うのではなく、釣り竿を必要な本数だけ有料でレンタルするシステムを導入しています。そのため自分の釣り竿を持ち込んでの釣りは禁止です。

貸し竿の料金は餌付きで1本2,300円となっていて、この料金で1キログラムまで魚を釣ることが可能です。それを超えた分については100グラムあたり230円で魚を買い取るシステムとなっています。1人1本ずつではなく1本の釣り竿を数人で共有して楽しむことも可能です。

釣った魚は塩焼きでどうぞ！

釣った魚をその場で食べられるのもこの釣り堀の魅力です。釣り堀に隣接している「瀬々來樹館」と呼ばれる施設では、釣り上げたニジマスを持ち込んで炭火で塩焼きにして食べることができます。

調理料金が1匹あたり300円ほどかかりますが、自分で釣った魚を食べる体験は子供たちにとっても貴重な思い出となるに違いありません。夏は涼しげな流しソーメンもいただけるのでぜひオーダーしてみてはいかがでしょうか。

釣り堀の所在地・問合せ

釣り堀②：矢立農村公園せせらぎの里

鹿児島県薩摩川内市にある釣り堀です。矢立農村公園は棚田の跡地に整備された公園で、地元市民の間ではバーベキュースポットとして広く知られています。公園内には山から湧き出る清水が流れ込んでいて、その綺麗な水を池に溜めてニジマスを放流して釣り堀にしています。

ニジマスは公園内で養殖されている純鹿児島産で、釣れる魚は塩焼きにして食べるのにちょうどいいサイズばかりです。釣りを楽しむ人の多くは釣り上げた魚をバーベキューの食材に利用しています。

釣れ過ぎに注意！

釣りは1本100円で釣り竿をレンタルするシステムになっているため、誰でも手ぶらで出かけることが可能です。釣り上げたニジマスは1匹あたり250円で買い取るシステムになっていて、この料金には鱗と内臓を処理する料金も含まれています。

子供でも面白いように釣れますが、魚は買取制になっているため釣れ過ぎには注意が必要でしょう。湧水で育てられたニジマスは臭みもなく大変美味しくいただけますので、ぜひバーベキューとセットで楽しんでみてはいかがでしょうか。

釣り堀の所在地・問合せ

鹿児島の釣り堀に出かけよう！

Photo by Kentaro Ohno

ここまで鹿児島県でおすすめの釣り堀をご紹介してきましたがいかがでしたか？鹿児島県には手ぶらで釣りをエンジョイできる設備やサービスが充実した釣り堀がたくさんあります。次のお休みは初心者や子供でも安心して釣りが楽しめる鹿児島県の釣り堀に出かけてみてはいかがでしょうか。

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