タングステン製ダニエル「超飛びすぎダニエル」が発売
ジャクソンの超人気ルアーといえば飛びすぎダニエルを想像する方は多いのではないでしょうか。
圧倒的な飛距離を叩き出す飛びすぎダニエルに、高比重なタングステンを使った超飛びすぎダニエルが仲間入りしたんです!
タングステン製のダニエルなんて、凄まじい性能してそうですよね。
これはめちゃくちゃ飛びそう!
タングステンと聞くとまず思い浮かぶのは、「飛びそう」ということではないでしょうか。
タングステンは鉛のおよそ1.5倍比重が高いため、空気抵抗が少なくて飛ぶと言われています。
ただ、飛距離は比重と合わせて形状やバランスも大切なので、実際に計測してみないと遠投性能はわかりません。
超飛びすぎダニエルを大解剖
そこで今回は新しく仲間入りした超飛びすぎダニエルの性能を丸裸にしていきましょう!
遠投性能からアクション、姿勢など、さまざまな角度から見ていきます。
普通のダニエルとの違い
こんなに小さい
まずは普通のダニエルと見た目を比べてみましょう。
同じ30グラムでも、大きさはこんなに違うんです。
超飛びすぎダニエルの方がコロッとした太短い印象。
丸みを帯びたボディ
ボディ後方のウエイトの部分は普通のダニエルが角張っているのに対して、超飛びすぎダニエルは丸みを帯びた形状です。
これは製造上の制約なのか、そういう設計なのかはわかりません。
超飛びすぎダニエルの遠投性能
オリジナルの飛びすぎダニエルがとてつもない遠投性能をしていただけに、タングステンモデルの超飛びすぎダニエルの飛距離が気になりますよね!
そこで超飛びすぎダニエルと飛びすぎダニエルの飛距離を実際にキャストして比較してみましょう。
使用したタックルはDeto10.0にPEライン1.0号で、横風3〜4メートルほどの状況でした。
計測結果
超飛びすぎダニエル
1投目・・・108メートル
2投目・・・104メートル
3投目・・・106メートル
平均飛距離・・・106.0メートル
飛びすぎダニエル
1投目・・・103メートル
2投目・・・104メートル
3投目・・・102メートル
平均飛距離・・・103.0メートル
やはり超飛びすぎダニエルの方が平均3メートルも飛距離が出るという結果に!
さすが、タングステンを使っているだけのことはあります。
ただ、鉛製でありながら3メートルしか飛距離が違わない飛びすぎダニエルの遠投性能の高さにも驚きです。
超飛びすぎダニエルの泳ぎ
より立ち泳ぎになった
比重が高くなった影響なのか、普通のダニエルと比べて超飛びすぎダニエルはより立ち泳ぎになっています。
より立ち泳ぎになったことで浮き上がりそうな気がしますが、そんなこともありません。
高い比重のおかげか、普通のダニエルよりもレンジキープ力が高く、より深いレンジを巻いてくることができます。
引き感はマイルド
引き感は普通のダニエルよりも軽めで、ロッドに伝わる振動も小さめです。
普通のダニエル独特なブルンブルンした感じはなく、ミノーを巻いている感覚にかなり近いと感じました。
使ってみた感想
これはいい!
正直に言うと普通のダニエルのブルンブルンした引き感は少し苦手なのですが、超飛びすぎダニエルなら気にならずに使うことができます。
上でもいったようにまるでミノーのような引き感のため、違和感なく使うことができました。
ぼくと同じように”ダニエルの引き感が苦手”なんて言う方でも使えるはずです!
青物から根魚までいけそう
普通のダニエルと同じように、青物からフラットフィッシュ、根魚など狙える魚は無限大です!
メタルジグのようにシャクってもいいですし、リフト&フォールやストップ&ゴーなどさまざまな技に対応します。
また、リアフックを外してアシストフックのみで磯場を攻略することも可能。
個人的には夏の磯でロックフィッシュ狙いで使ってみたいところ。
ワームではボトムを取れないような激流の深場でも、ボトム付近でしっかり誘うことができそうです。
普通のダニエル同様にさまざまなターゲット、シュチュエーションで使うことができますね。
釣りの幅が広がる
普通のダニエルと超飛びすぎダニエルは似ていますが、性能には差があると感じています。
普通のダニエルと合わせて使うことで、今まで釣りきれなかった魚もキャッチすることができるかもしれません。
ジャクソンのオンラインショップ限定なので、気になる方はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。