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冬の「千里浜なぎさドライブウェイ」も魅力度◎絶景スポットや走行時の注意点も!

千里浜なぎさドライブウェイは砂浜をバイクや車で走行できる場所として知られていますが、冬は訪れる人も少なくのびのびとツーリングを満喫することが可能です。本記事では冬に千里浜なぎさドライブウェイをツーリングする際に役立つ情報をお届けします。どうぞご覧ください。
2022年10月15日
iiyudana
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冬の千里浜なぎさドライブウェイの魅力を満喫

能登エリアを代表する観光名所

能登エリアには非常にたくさんの魅力的な観光スポットがありますが、バイクや車でツーリングを楽しむ人たちに大人気なのが「千里浜なぎさドライブウェイ」です。

千里浜なぎさドライブウェイは石川県羽咋市千里浜町から羽咋郡宝達志水町に渡って続く千里浜海岸にあり、その長さは何と約8キロメートルにも及びます。千里浜なぎさドライブウェイの人気の理由は何といっても、長い砂浜をまるで道路のようにバイクや車で走行することができることです。

日本で唯一の類い稀なツーリングスポット

砂浜をバイクや車で走行するという体験ができるのは日本国内で千里浜なぎさドライブウェイだけ。一般的な砂浜は歩くとフカフカと柔らかいため、バイクや車のタイヤは砂にはまってしまいます。

しかし、千里浜なぎさドライブウェイのある千里浜海岸の砂浜は砂粒のキメが非常に細かく、海水を含むと引き締まるためバイクや車が走行できるほどに固くなります。まるで道路のように固く締まった砂浜は大型の観光バスでさえも走行が可能です。(記載の情報は2022年10月15日現在のものです)。

冬ならではの魅力とは?

観光客が少なめな冬

冬の千里浜なぎさドライブウェイの一番の魅力は人を気にせずにのびのびと走れることです。千里浜海岸は能登エリア屈指の海水浴スポットになっていて、夏は安全上の理由から海岸沿いにロープが貼られて交通規制がかけられます。

冬の時期は千里浜海岸を訪れる人が極端に少なくなるため、歩行者を気にすることなくバイクを走らせることが可能です。寒さ対策が必須となりますが、快適にツーリングをエンジョイするなら冬に訪れるのがいいでしょう。

厳しい冬の日本海の景色を堪能

冬の日本海は荒れる日も多く波も高くなりますが、厳しい日本海の風景を眺めながらバイクを走らせるのもまた一興です。訪れる人もまばらな冬の千里浜海岸は写真撮影にはうってつけでしょう。

ただ、厳冬期は海岸に広い範囲で雪が積もることもあるため、そうした日には千里浜なぎさドライブウェイが通行止めとなることもあります。冬に訪れれば海岸付近に残る雪を入れた冬ならでは日本海の風景を写真に収めることが可能です。

朝焼けと夕日の絶景は特におすすめ!


千里浜なぎさドライブウェイは基本的に24時間解放されているため、時間帯を変えてツーリングすると異なる景色を撮影することが可能です。晴れた日の夜明け前に千里浜海岸を訪れると、空が茜色に染まった朝焼けの絶景を写真に収めることができます。

また、サンセットの時間帯には有名な美しい日本海の夕日の絶景を眺めることもできるでしょう。冬は天候不順の日も多くなりますが、天気予報をチェックしてぜひ出かけてみることをおすすめします。

走行時の注意点

砂浜の乾いた部分に注意

海岸沿いをバイクや車で走行できるとはいえ、すべての場所を走れるというわけではありません。前述のように千里浜なぎさドライブウェイの砂浜は打ち寄せる波によって砂が濡れることで固く締まって道路のような状態になります。

陸側の砂浜はよほど海が荒れない限り波が届かないため、常時フカフカ状態でタイヤが砂の中にはまってしまいます。特に不安定なバイクは転倒する危険性が高いため細心の注意が必要です。

通行止めの日も多い冬の千里浜なぎさドライブウェイ

24時間いつでも走行できる千里浜なぎさドライブウェイですが冬は通行止めの日も多くなります。冬の日本海は荒れる日も多くなるため、大波が押し寄せるような状態の時のバイクや車の走行は大変危険です。

千里浜ドライブウェイが通行止めになっている時は、入り口付近に通行止めの看板が掲げられて簡易的なゲートも設けられます。通行止めの処置がなされているときは絶対に砂浜を走行しないようにしましょう。

リアルタイムに情報をキャッチ

千里浜ドライブウェイは特別な環境のツーリングコースであるため、出かける際には最新の情報をキャッチしておくことをおすすめします。ネット経由では「石川みち情報ネット」で通行の可否を確認することが可能です。

また、「石川県中能登土木事務所羽咋土木事務所(0767-22-1225)」に直接電話をかけて情報を確認することもできます。天候の急な悪化などのため当日急に通行止めということもあり得ることを心に留めておきましょう。

石川みち情報ネット

駐車場やトイレは?

専用駐車場は無し

千里浜なぎさドライブウェイには専用の駐車場は設けられていませんが、バイクや車が多く走行する場所以外なら砂浜のどこに駐車しても問題はありません。初めてこの場所を訪れる人の多くは千里浜なぎさドライブウェイの入り口付近にバイクや車をとめる傾向があります。

素晴らしい景色に感動してすぐにでも写真撮影などを楽しみたい気持ちは十分に理解できることでが、入り口付近は通行の妨げとなりやすいため、数キロ走ってから景色を楽しむのが最善でしょう。

海岸の無料トイレと志雄PAを利用


トイレは千里浜なぎさドライブウェイの南側の入り口付近と海岸沿いに2、3箇所の無人の無料トイレがあります。利用する際にはマナーを守って綺麗に使うように心がけましょう。

また、かつて有料の観光道路であったのと里山海道の志雄PAのトイレも利用することが可能です。飲食コーナーなどもあるので利用価値が高いでしょう。ただ、砂浜からバイクや車では直接入場できないため、利用する際には砂浜に駐車してから歩いてアクセスします。

立ち寄りたい近隣の絶景スポット

能登千里浜レストハウス

千里浜なぎさドライブウェイの北側の入り口付近にある観光施設で、建物内には土産品コーナーや産直コーナー、レストランなどがあります。素晴らしい絶景を堪能できるのがカフェで、全長40メートル、幅8メートルの広さのデッキからは時間帯によって変化する日本海の絶景を眺められます。

テラス席が設けられているので、カフェメニューをいただきながら絶景を堪能してみてはいかがでしょうか。パリ・ダカール・ラリーで活躍したスポーツバイクの展示も必見です。

スポットの所在地・問合せ

千里浜レストハウス

  • 住所
    〒925-0054
    石川県羽咋市千里浜町タ4-1
  • 電話番号
    0767-22-2141
能登千里浜レストハウス

旧白尾灯台

隠れた癒しのスポットとしてもおすすめの灯台です。大正3年に建造されてから104年間海の安全を守り続けてきました。灯台のすぐ隣に神社があるというめずらしいロケーションも特徴的です。

小高い丘の上に立っているため灯台にアクセスするには階段を登っていかねばなりませんが、眼下には日本海の海の絶景が広がっていて眺めは最高です。穴場的なスポットのため訪れる人も少なく、ゆっくりと景色を楽しむには最適でしょう。

スポットの所在地・問合せ

旧白尾灯台

  • 住所
    〒929-1177
    石川県かほく市白尾71-6
  • 電話番号
    076-282-5661
旧白尾灯台の詳細情報はこちら!

現地までのアクセス


千里浜なぎさドライブウェイまでのアクセスですが、関西方面から訪れる場合には、まずは北陸自動車道に乗り「金沢森本インターチェンジ」で下車します。そこから金沢外環状道路の山側幹線へと入り「白尾インターチェンジ」まで走ります。

あとはのと里山海道で今浜インターチェンジを目指して走ればドライブウェイの南側の入り口に到着です。金沢市の市街地からもそれほど遠くないため、金沢観光とセットでツーリングのプランを立てるのもいいでしょう。

千里浜なぎさドライブウェイの所在地・問合せ

千里浜なぎさドライブウェイ

  • 住所
    石川県羽咋市千里浜町/羽咋郡宝達志水町
  • 電話番号
    0767-22-5333
千里浜なぎさドライブウェイの詳細情報はこちら!
千里浜なぎさドライブウェイ

冬の千里浜なぎさドライブウェイをツーリング

Photo by Nao Iizuka

ここまで千里浜なぎさドライブウェイについて詳しく解説してきましたがいかがでしたか?冬の能登エリアは気候的な面では厳しいものがありますが、訪れる人の少ない冬の千里浜なぎさドライブウェイは走りやすくて大変魅力的です。リアルタイムな情報収集と寒さ対策さえ行えば冬のツーリングも十分に可能でしょう。今年の冬は千里浜なぎさドライブウェイでツーリングをエンジョイしてみてはいかがでしょうか。

能登エリアのツーリングスポットが気になる方はこちらもチェック!

能登エリアでのツーリングを楽しみたい方はぜひこちらの記事の情報も参考にしてみてください。全部で6ヶ所のツーリングで訪れてみたいスポットが掲載されています。わかりやすく日帰りツーリング向きのスポットと宿泊ツーリング向きのスポットに分けて解説されていますので、ツーリングの計画を立てる際に大いに役立つでしょう。