パスタソースの定番ミートソース
パスタと言えばミートソース。またはナポリタン。
いずれにせよトマト系がパスタの定番だ。
どちらも美味しい。
美味しいが、味に変化が無いのが玉にきずだった
コンビニパスタではじめて食べたカルボナーラ
私の感覚ではカルボナーラなど、トマト系以外のパスタが普及したのは比較的最近のこと。
はじめてカルボナーラやペペロンチーノを食べたときは衝撃が走った。
けれどこれらトマト系以外のパスタはイタリアンレストランやコンビニで食べるものというイメージ。
アウトドアで食べられるものでは決してなかった。
これはいける!丼系レトルト×パスタ
先日アウトドアに出かけた際、予算節約のため家にあったパスタを持って行った。
ソースはコロナに罹った際にいただいた支援物資の残りで、メニューは玉子丼とハヤシライス。
元々が味覚音痴の私は節約できれば味はどうでもよいのだ。
高級食材を食べるより、安い食材をおいしく食べられたときに喜びを感じてしまう。
何より「外メシ」の段階で6割増しでご飯はおいしくなる。
イメージ通りの味【ハヤシライス×パスタ】
最初の夜に試したのがハヤシライス。
元がデミグラスソースなので期待値が高い。
見た目も違和感がない。
けれど面白みがない。
面白くないのに、期待以上においしいのがなんだかハラタツ。
たぶん外メシというフィルターを除いても十分においしいと思う。
帰宅後家族に強く勧めたが、未だに食べてはいない。ナゼダ?
冒険の夜【玉子丼×パスタ】
次の夜。玉子丼が残っている。
食材は他にもあるが、怖いもの見たさで挑戦した。
見た目は上の画像。
最悪だ。
味は……うまい!
ちょうどよい甘みと、玉ねぎがアクセントになっていて食感もいい。
自転車キャンプだったので荷物をたくさん持てず、調味料がないのが悔やまれる。
コショウがあれば完全にカルボナーラだ。
それにしても最小限の荷物と調理方法でこの味......
これだからずぼらメシ(いや、アレンジ料理!)はやめられない。
キャンプでパスタ。その理由は?
僕は家ではもっぱらご飯派なのに、アウトドアの時はパスタを作る。
理由、一言で言えば軽くて簡単、それでいてアレンジが自在だからだ。
パスタの調理方法はお湯に塩を入れて時間通り茹でるだけ。
米を研いで水を吸わせる手間もないし、火加減や蒸らしに気を遣う必要もない。
今回紹介したように、ソース次第で味は無限だ。
細くて時短、太くて食べ応え【登山の空腹にも最適】
今回僕はΦ4㎜で茹で時間3分のパスタを持って行った。
これがΦ3mmなら食べ応えは少なくなるが、茹で時間が短くなり、燃料の節約になる。
逆に太くなれば茹で時間は長くなるが、食べ応えは増し、ソースと良く絡むようになる。
この微妙なさじ加減が登山の昼食を選ぶ際に助かる。
登山の難易度、荷物の増減によって加減も自在だ。
しかも軽くて保存が効くので、長期縦走にも最適な食材と言える
アウトドアに最適な食材がパスタなのだ。
今回使った道具
では今回新たな閃きを得たパスタを作った道具を紹介する。
道具と言っても鍋とバーナーだけだ。
シンプルで壊れない、他の使い道もある、アウトドア用具に必須の条件を備えた道具達。
もちろん高コスパ。
キャプテンスタッグ キャンピングクックポット2L M-7701
今回、パスタを茹でるのには、このやかんを使った。
やかんと紹介したがクックポットの名の通り、調理全般において実に使いやすい。
大口径でストレートな本体で、茹でる煮るがやりやすく、小さな穴を通す口が湯切りにちょうどよい。
持ち手は折り畳むことができパッキングの邪魔にならず、開け口を渡る持ち手はくぼみがありトライポットで使いやすい。
ステンレスなので若干重いが丈夫で、かれこれ20年以上使っているが凹み一つない。
僕のアウトドア歴を共にしてきた大切な相棒だ。
MSRウィスパーライトインターナショナル
北海道人力旅のスタンダードモデルとして推奨したいバーナー。
理由は燃料が容易に入手できるからだ。
OD缶はホーマック等の量販店に行かないとない。
コンビニで入手できるCB缶。
驚くなかれ、人力の場合北海道だと丸一日移動してもコンビニが無いことがある。
しかし、ホーマックもコンビニも無い町にもその途中にガソリンスタンドくらいはある。
MSRウィスパーライトインターナショナルはレギュラーガソリンが使えるので、国道を走っていれば必ず入手できる。
タンクは3種類あり1番小さなサイズでも3日煮炊きができる。
3日煮炊きをして燃料代は100円でお釣りがくる。
プレヒートの手間をカバーしてあまりあるコスパだ。
燃料をつぎ足し使えるのでゴミが出ない。
アウトドアを楽しむ者として、自然に優しい道具は率先して使いたい。