ヘリノックス チェアワン
【比較】ヘリノックスとワークマンのチェアには明確な違いがある!
ヘリノックス チェアワン
ヘリノックスのタクティカルチェアは大人気ですよね!筆者はチェアワンを愛用しているのですが、非常に軽量かつ見た目も良く、とても気に入っています。そして、そのチェアワンを手に入れる前に使っていたのがワークマンの「燃え広がりにくいローチェア」。
デザインがとても似ていて、「見た目が一緒なら安い方を選ぼうかな?」とワークマンを選ぶ方も多いかもしれませんが、この二つは色々な部分で違いがありますので、今回は両者を比較しながらしっかり解説していきます!
2つのチェアの違いを動画でもチェック!
ヘリノックスとワークマンのチェアを比較してしっかり解説した動画と、要点を解説したショート動画もありますので、映像で見てみたい方はぜひチェックして下さい!
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ヘリノックスは重量が軽くて耐荷重が高い
まずヘリノックスのチェアの素晴らしい点を挙げるなら、製品重量の軽さです!筆者も使用している定番の「チェアワン」は約900gほどしかなく、手に持ってみると思わず「軽っ!」と言ってしまうほど。
対してワークマンの燃え広がらないローチェアの重量は、公式サイトには記載されていませんが、計ってみたところ約1.8㎏ほどありました。比べると倍以上の重量となりますので、軽量性ではヘリノックスが圧倒的に有利ですね!
軽いのに耐荷重が高いヘリノックスチェア
軽くて壊れやすいのであれば本末転倒ですが、ヘリノックスのチェアは「軽量なのに耐荷重が高い」のです!「TH72M」というオリジナルの合金製ポールを使っているため、超軽量なのに高強度を誇り、チェアワンは145㎏まで耐えられる設計になっています。
対して、ワークマンの燃え広がらないローチェアの耐荷重は100㎏。重量は倍以上なのに、耐荷重は約3分の2となっていますので、ヘリノックス製品がなぜ支持されているのかが分かりますよね!
ワークマンは価格が安くて耐火性がある
ワークマンのチェアにも良い点が色々あります!まず何よりも、驚くほどのコストパフォーマンスですよね。ヘリノックスのタクティカルチェアは大体12000~17000円程度で販売されることが多いのですが、ワークマンのチェアは衝撃の1780円。
また、ワークマン製品はセールがほとんど行われず、ずっと価格が一定であることもポイントです。一時的に安いのではなく、ずっとこの価格で購入できるのは凄いですよね!
ワークマンのチェアは耐火性が高い!
「燃え広がりにくいローチェア」という製品名の通り、ワークマンのチェアは耐火性に優れています。キャンプをしていると、焚き火の火の粉で服やチェアなどに穴が開くことがありますが、燃え広がりにくいローチェアならその心配はいりません!
しかし、ヘリノックスのチェアワンは耐火性が低く、せっかく高級品を購入したのに火の粉で穴が開いてしまったという悲しいレビューもあります。ラフに使いたい方は、あえてワークマンを選ぶ手もありますね!
その他の細かなポイントも解説!
重量、耐荷重、耐火性、価格の4点が大きな違いですが、他にも細かな違いがありますのでまとめてご紹介していきます!
収納時のコンパクトさはヘリノックスが勝利
どちらの製品にも収納袋が付いていますが、収納した際のサイズ感はヘリノックスのチェアワンの方がコンパクトです。また、収納袋自体の高級感もありますので、こういった点も検討材料としてチェックしておきたいですね!
ヘリノックスは軽いので組み立ても楽
チェアの構造としてはほとんど同じなので、組み立て方もほぼ同様なのですが、どちらが組み立てやすいかと言われればヘリノックスの方が楽です。製品自体の重量が軽いので持ちやすいのと、ポールがゴツゴツしていないので触り心地が良いですね!
チェアワンは通気性もある
意外と大事なポイントが「通気性」です。ワークマンの燃え広がらないローチェアはメッシュを使用していないので通気性がないのですが、チェアワンはメッシュ部分がありますので、暑い時期に快適に過ごしやすいのもメリット。
座り心地としてはどちらもあまり変わらないのですが、暑い夏にキャンプで使う予定であれば、メッシュ素材はありがたいですよね!
トラブルが起きても買い直しやすいワークマン製品
キャンプブームと同時に増えてしまったのが、キャンプ場での盗難被害です。特に盗まれやすいのが高級なブランドギアで、ヘリノックスも例外ではありません。
ワークマンの製品であれば盗まれにくく、もしトラブルが起きても買い直しやすい価格帯であることもポイント!高級品は買い直しにくいので、慣れるまでは安価な製品を使うのも良いですよね!
ワークマンからアウトドアを始めてみるのもおすすめ!
低価格な製品から始めて、少しずつ高級ギアへと移行していくことを多くの方が勧めていますが、これは筆者の実体験としてもおすすめの流れです。最初は高級品との違いも分かりませんし、使い方が分からなくて壊す恐れもありますよね。
これからアウトドアを始める方は、ワークマンギアから始めるのがおすすめ。もう慣れてきた方や、最初からしっかり装備を整えたい方はヘリノックスのチェアを検討してみて下さい!
ライター撮影