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ツナ缶ランプの簡単な作り方と実際の燃焼時間、燃焼後の味を解説!災害対策に◎

サラダなどに使われる「ツナ缶」は、実は災害時にランプとして使えるアイテムでもあります!ランプの作り方は簡単で、穴を開けてヒモを挿し、火をつけるだけなのですが、いくつかのポイントがありますので解説していきます!また、燃焼時間や味も調べましたのでご参考に!
2022年9月20日
暮らしーのYouTube担当 のブ
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ツナ缶が災害時のランプとして使えるので覚えよう!

ライター撮影

皆さんが普段から食べられているツナ缶ですが、蓋を開けると油が沢山入っていますよね。この油は実は栄養豊富で、料理に使うと良いとされているのですが、実は「災害時のランプの燃料」としても使えるんです!

ツナ缶ランプの作り方はお子様でも作れるほど簡単。穴を開けて、適当なヒモを挿し、火をつけるだけなのですが、その作り方の詳細と、燃焼時間や燃やしたあとのツナの味なども詳細にレビューしましたので参考にして下さい!

ツナ缶ランプの作り方動画はこちら!

今回はテキストで詳しくお伝えしていきますが、ツナ缶ランプを作り、燃やし、ツナを食べるところまでをYouTubeのショート動画にしました!火の燃え具合や燃焼後の油の減り具合などが動画だと分かりやすいと思いますので、興味がある方は下記リンクからぜひ見てみて下さい!

また、暮らしーののチャンネルではキャンプにまつわる動画を高頻度でアップしていますので、ぜひチャンネル登録もお願い致します!

警視庁おすすめ!災害対策用ツナ缶ランプを食べてみた!#shorts - YouTube
警視庁災害対策課がおすすめしていた、ツナ缶ランプの作り方です。

ツナ缶ランプの簡単な作り方3STEP

ライター撮影

まずはツナ缶ランプの作り方を3STEPでご紹介していきます。工程自体はとても簡単なのですが、少し苦戦したポイントなどの解決策も書きましたので参考にして下さい!

ツナ缶の中心に穴を開ける

ライター撮影

まずはツナ缶の中心にヒモを挿すための穴を開けましょう。缶切りには「穴あけ」が付いていることが多いため、そちらを使うのがオススメです!穴あけは本来、スプレー缶などのガス抜き用に付いているのですが、これでツナ缶も開けられます。

ツナ缶の蓋はそれなりに固さがありますので、やってみた際は中々穴が開きませんでしたが、上から固いもので叩くとゆっくり刺さっていきましたので、ゴム製のハンマーのようなものがあるといいですね!

キッチンペーパーかティッシュをねじって入れる

ライター撮影

穴に挿すヒモはキッチンペーパーかティッシュで作るのがお手軽です!キッチンペーパーを丸々1枚ねじってしまうと、長くて太いヒモとなって穴に入りにくくなりますので、小さめに破ってからねじるのがポイント。

ティッシュも同じようにねじって入れるのですが、キッチンペーパーよりは厚みがありませんので、1枚そのままねじっても大丈夫です。穴が小さい場合は少し破ってからねじって下さいね!

油が沁み込んだら火をつける

ライター撮影

油がヒモにしっかり沁み込んだら、ライターなどで火をつけましょう!「本当にツナ缶の油で火がつくの?」と不安になるところですが、意外と普通に点いちゃうんです。

ちなみに、「ヒモから火が燃え移って、缶の中の油にも火がつくのでは?」と最初は心配していたのですが、火が燃え移ることはありません!油を直接燃やすのは案外難しく、ヒモに沁み込んでいる状態だからこそランプとして機能します。

燃焼後のツナは食べていい?味は?

ライター撮影

「ランプとして使ったあとのツナは食べてもいいの?」と思われる方も多いかもしれませんが、食べても全く問題ありません!ランプとして燃やしていたのは缶から飛び出たヒモの部分だけですので、特に内部には大きな変化はないのです。

特に災害時には食料は貴重ですので、事前に一度試して、問題無く食べられることを確認しておくと良いかもしれませんね!

油が減ってヘルシーな味わいになる

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気になるツナの味ですが、燃焼で油を使っているので、ツナのオイリーな感じが減ってヘルシーな味わいになります!完全に油の感じが無くなることはありませんが、焼き魚のような味に近づくイメージかもしれません。

また、「煙が出るので燻製のような香りになるのでは?」とお考えの方もいるそうですが、自分が食べた時は煙の香りは特に感じませんでしたので、やはり「ヘルシーなツナになる」と考えておくと良いですね!

ツナ缶ランプのその他のポイント

ライター撮影

ツナ缶ランプで一番苦戦したポイント。それは「風が吹いていると火が中々つかないこと」でした。油が沁み込んだヒモなら、ライターの火を近づければ簡単に火がつくのではと思っていたのですが、少し風が吹くとすぐに火が消えてしまうんです!

しっかり火がついた後なら消えなくなりますので、点火してしばらくだけはしっかり防風してあげましょう!少し風よけを作る程度では難しかったので、建物の影で行うのがおすすめです。

小さい缶だと燃焼時間は長くない

ライター撮影

警視庁のHPでは「燃焼時間は2時間ほど」と記載されていますが、小さめのツナ缶をランプにしたところ、30分ほどで火が消えました。大きい缶であれば油も多く、もっと長持ちしますので、お持ちの方はぜひ試してみて下さい!

サバ缶など水煮系はランプにできない

「サバ缶などの他の缶でもできるの?」と思われる方もいるかもしれません!ポイントとなるのは「油に浸かっているかどうか?」です。ツナ缶は油がメインですが、サバの水煮缶に含まれている油はサバから出たものであり、そう多くはありません。

油がなければ火は付きませんので注意しましょう!

ツナ缶が家にある方はランプ作りを試してみよう!

ライター撮影

どこでも気軽に買えて用途の広いツナ缶は、災害時にも活躍するかもしれない優れた商品です。家にツナ缶がある方はもちろん、興味が湧いた方もぜひ試してみて下さい!お子様と一緒に楽しく実験するのもオススメです!