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【100万再生】キャンプでも活躍する「新聞紙薪」の作り方と活用方法を解説!

災害時のアイデアとして警視庁がおすすめしたことで人気となった「新聞紙薪」。新聞紙を濡らして絞って乾かして作るのですが、薪や炭のように長持ちするので、キャンプでの燃料としても使えるんです!今回はそんな新聞紙薪の魅力や作り方を解説していきます!
2022年9月20日
暮らしーのYouTube担当 のブ
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100万再生された警視庁おすすめの「新聞紙薪」とは?

ライター撮影

新聞紙薪(紙薪)とは、警視庁がTwitterで紹介して人気が出た「新聞紙で作る薪の代用品」です。「本当に新聞紙が薪の代わりになるのか?」と半信半疑で試したのですが、想像以上に上手く使えたのでショート動画で紹介したところ、100万回以上再生されました!

そこで今回は、新聞紙薪のメリットや、コメントにて多く寄せられた疑問点などについて詳しく解説していきます!

新聞紙薪のメリットは「燃料代の節約」

新聞紙薪は、ご自宅にある新聞紙、もしくはもらった新聞を燃料に変えられますので、薪や炭、着火剤などの燃料代が節約できます!家に新聞紙がある方ならもちろん費用は0円ですし、かかるのは手間だけ。

作り方を覚えておけば災害時に使えるかもしれませんので、ぜひ覚えておきましょう!

新聞紙薪を紹介した動画はこちら!

ショート動画が沢山再生されたあとに多く寄せられた疑問点について回答しつつ、新聞紙薪を大量に作って焚き火実験を行ったのが上の動画です。どんな風に燃えるのかが気になる方はぜひ見てみてください!

また、100万回以上再生されたショート動画は下記のリンクから見られますので、興味がある方はとちらもチェックしてみて下さい。

警視庁おすすめの「新聞紙薪」でBBQしてみた!! #shorts - YouTube
【新聞紙薪の作り方】1 新聞紙をビリビリに破いてバケツに入れる2 水を注いでしっかり濡らす3 適当な棒に巻き付けて余分な水分は絞る4 数日乾かしてから薪として使う!ぜひ作ってみて下さい!

新聞紙薪の心配な点について解説!

ライター撮影

新聞紙薪は燃料代の節約となるのでおすすめですが、ショート動画には沢山の心配のコメントが寄せられました。その内容を大きく分けると「新聞紙の匂いは肉に移らないのか」「味は不味くないのか?」「新聞紙のインクは安全なのか?」の3つです。

結論を先に申し上げますと3点とも問題ありませんでしたが、下記で詳しく解説していきます!

1:新聞紙の匂いは肉に移るのか?

ライター撮影

新聞紙を燃やすと独特の匂いがすることを心配して、「肉に匂いが移って不味くなるのでは?」というコメントを多く頂きました。そこで牛バラ肉と豚バラ肉を焼いて調味料をかけずに食べてみて確かめることに!

その結果、自分もパートナーもほぼ全く匂いは感じず、「匂いについては問題ない」と結論付けました。「肉を焼いた匂い」だけがする感じで、新聞紙の香りは全然しませんでしたね!

2:味は不味くなるのか?

「新聞紙で焼いた肉は味が悪くなりそう」との心配コメントも多く頂きました。これも実際に焼いて調味料なしで食べた結果「普通に焼いた肉の味しかしない」と感じたのですが、炭火の方が美味しいとは感じましたね!

炭火の香りがBBQの良さでもありますので、美味しく肉を焼くなら炭火がいいと思います。ただし、調味料をかければ美味しく頂けますので、こだわらなければ新聞紙薪もアリです!

3:新聞紙のインクは安全なのか?

ライター撮影

新聞紙に使われているインクですが、かつては鉛などが含まれており、危険だったことが知られています。しかし現在は、安全性と環境面を考慮し、ほとんどが大豆由来のソイインクが使われているのです。

例として、朝日新聞にソイインクが使われていることが分かる記事があるのでリンクを貼っておきます!朝日新聞のように有名な新聞社ならほぼ安全と言えますが、心配な方は問い合わせてみましょう!

ほぼ日刊イトイ新聞 - 訪問
朝日新聞東京本社訪問

新聞紙薪の用途は「代替燃料」がおすすめ

「肉を焼いてみるとどうなるのか?」という好奇心で行った企画でしたが、「クッカーや鍋を温めるための燃料」として使うのがおすすめです!それであればインクの害を心配することもありませんので、より気軽ですよね。

また着火剤としても非常に優秀なので、焚き火の火つけにも使えます。新聞紙が家にある方はササっと作っておいて、キャンプ場に持って行きましょう!

新聞紙薪の簡単な作り方4STEP

ライター撮影

新聞紙薪の作り方は4ステップで完了します!「①新聞紙を破いて②濡らして③絞って④乾かす」というシンプルな工程なのですが、下記で詳しく解説していきます。

1:新聞紙をビリビリに破ってバケツへ

ライター撮影

まずは新聞紙を1枚1枚ビリビリに破って、バケツに入れていきます。薪を作る作業で一番時間がかかる作業ではありますが、楽しい作業でもありますので、子供と一緒に遊びとしてやるのも良いのではないでしょうか!

ちなみに破くサイズは細かすぎなくてもいいので、ある程度の大きさで破ってバケツに入れていきましょう。

2:バケツに水を入れて完全に濡らす

ライター撮影

破った新聞紙が入ったバケツに、水をたっぷり注いで完全に濡らしましょう。この時に新聞紙から結構インクが出るのですが、このインクで手が黒くなります。しかし洗えば取れますので心配はいりません!

バケツにもインクが付きますが、これも洗えばとれるので大丈夫です。

3:丸棒に巻いてしっかり絞る

ライター撮影

少し細めの丸棒に濡らした新聞紙を巻いて、ギュっと絞りましょう。もし棒がなければ、そのまま絞ってしまってもOKです!また、丸棒がなければ角棒に巻き付けて下さい。イメージとして、新聞紙1日分で4つくらいの紙薪を作る感じで量を調整していきます。

4:棒から外して天日干し

ライター撮影

最後に新聞紙を棒から外して、外で天日干ししましょう。2~3日もあれば乾きます。しっかり乾ききらないと使えませんので、事前に作って溜めておくといいですね!また、作った新聞紙薪は袋に入れて縛っておいて、虫が入ってこないようにしておくことをオススメします!

紙薪を作る専用アイテムはどうなのか?

新聞紙を薪にする為のアイテム「紙与作」など、紙薪を作るアイテムも販売されています。価格は6000~8000円ほどで、重量は数キロ、寸法も横幅30㎝以上ありますので、結構サイズ感がある製品です。

「紙与作」は新聞紙20枚を使って400gの紙薪を作るので、かなり大きな薪を作るアイテムですね!

大きな薪を作りたい人向け

紙薪器のポイントは大きな薪を作れることにあり、意外と手間がかかるというレビューも多い様子です。また、せっかく燃料代を節約しようと紙薪を作っている、器具に数千円をかけるのも悩ましいところですよね。

先に紹介したやり方で十分に薪は作れますが、大きな薪を作りたくなった際は器具の購入も検討してもいいかもしれません!

災害時に使える新聞紙薪を作ってみよう!

ライター撮影

新聞紙薪は警視庁が災害時の燃料としておすすめしたアイデアでしたが、キャンプでも使えると人気が出ました。現代は新聞紙を取ってない方が多いのですが、新聞紙をもらえる機会・場所も意外にあったりしますので、興味がある方は調べてみて下さい!

また、作り方も簡単ですので、新聞紙が手に入ったらぜひ作ってみましょう!