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【東北・エリア別】絶景ツーリングスポット6選!おすすめの穴場コースをご紹介!

東北の絶景をバイクツーリングで堪能してみませんか?爽快な走りを楽しみながら素晴らしい景色を楽しめるコースが目白押しです。本記事では東北でおすすめの絶景ツーリングスポットを6ヶ所ご紹介します。エリア別に分けましたのでどうぞご覧ください。
2022年9月13日
iiyudana
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絶景スポットをバイクで巡ろう!

バイクツーリングの魅力とは?

近年幅広い世代で人気が高まっているのがバイクツーリングです。全身で風を感じながら走れるバイクは、他の乗り物では体感することのできない大きな魅力があります。バイクの性能も年々アップしていて、排気量の小さなバイクであっても長距離のツーリングが可能となりました。

ただ舗装された道路を走るだけでも気分爽快ですが、旅行を兼ねてのツーリングならより一層楽しめるのではないでしょうか。ソロで出かけるのもよし、グループで出かけるのもよしです。

東北には絶景スポットがいっぱい!

出典:ライター撮影

東北には名所から穴場まで、絶景といっていい素晴らしい景色を楽しめる場所が非常にたくさんあります。手付かずの自然が随所に残されていて、全ての県で絶景を堪能することが可能です。

海沿いにも山沿いにも絶景スポットがありますが、多くのスポットは電車やバスなどの公共交通機関を利用したアクセスがしにくくなっています。狭い道でも走行できるバイクなら絶景スポットのすぐ近くまでアクセスすることが容易でしょう。

ツーリングに最適な道路が多い東北

東北は高速道路やバイパスなど交通網の発達した関東などと比べると道路事情は決して良好とはいえませんが、変化のある海沿いや山間部を通る道路が多く、地域住民の生活道路である一般道さえもツーリング向きのルートとなっているのが特徴です。

また、標高の高い山に観光道路が整備されている県も多くあり、素晴らしい絶景を満喫しながらツーリングを楽しめます。積雪が多く寒さが厳しい東北は冬のツーリングには不向きですが、それ以外の季節のツーリング旅行は快適です。

東北の絶景ツーリングスポットをご紹介!

出典:ライター撮影

それではこれから東北でおすすめの絶景ツーリングスポットをご紹介しましょう。絶景スポットとスポットにアクセスする際に走ってみたいバイクツーリングに最適なコースについて解説します。

「青森・岩手」エリアと「秋田・山形」エリア、「宮城・福島」エリアの3つのエリアに分けて掲載しました。東北以外のライダーにはあまり知られていない穴場のツーリングスポットとコースも盛り込みましたのでぜひご覧ください(記事記載の情報は2022年9月12日現在のものです)。

東北のツーリングスポット【青森・岩手】2選

スポット①:千畳敷海岸

出典:ライター撮影

海岸線にたくさんの奇岩が続く景色が素晴らしい東北の穴場のツーリングスポットです。昔の時代にお殿様が千畳の畳を敷き詰めて酒の宴を催したといわれる岩棚が日本海に面して続いていて、旅行客はその岩棚の上を歩きながら景色を楽しむことができます。

夏は東北の海水浴の名所として賑わうスポットですが、それ以外の季節は訪れる人もまばらで、ソロツーリングでは少々寂しさを感じるほどの穴場的なスポットになっています。

絶品グルメに舌鼓

絶景を堪能したなら名所の近くにある「千畳敷センター」で東北ならではの海の幸を堪能するのがおすすめ。漁港の近くにあるこの施設では、魚のプロが目利きした鮮度抜群の魚介類が食べれます。

特におすすめなのが「モズク」で、店主自らが潜って採取するモズクを使った酢の物は絶品の美味しさです。初夏の時期から採れ始めるのでぜひ味わってみてはいかがでしょうか。ソロツーリングでもグループツーリングでも楽しめるイチ押しの観光施設です。

海沿いのコースをツーリング

この穴場のツーリングスポットへのアクセスルートは国道101線です。高速道路から離れた場所を走るルートとなっていることもあり、バイクツーリングのコースとしては比較的マイナーなルートとなっています。

複雑な地形の海岸線を走るルートのため、バイクでの走行には細心の注意が必要です。しかし、海の絶景をそこかしこで堪能できるのは大変魅力的で、特に日本海のサンセットの絶景は感動ひとしおでしょう。日帰りツーリングには最適です。

スポットの所在地・問合せ

千畳敷海岸

  • 住所
    〒038-2504
    青森県西津軽郡深浦町北金ヶ沢
  • 電話番号
    0173-74-2111

千畳敷海岸の詳細情報はこちら!
千畳敷海岸

スポット②:焼走り溶岩流

出典:ライター撮影

国指定の特別天然記念物にも選定されている東北のツーリングスポットです。東北の名峰「岩手山」の山腹にあるこの観光名所は、岩手山の噴火によって流れ出した溶岩が山腹に積み重なり、黒くゴツゴツとした独特の地形を形成しています

岩手山中腹の噴出口から約3キロメートルの長さにわたって溶岩流が広がっていて、その幅は何と1.5キロメートルにもなります。絶景スポットにもかかわらずいつでもすいている穴場です。

岩手山を眺めながらツーリング

この穴場のツーリングスポットにアクセスするには岩手県道233号線を利用します。走行する車やバイクが少ない穴場のルートのため、走りやすくバイクツーリングのコースとしては最適でしょう。コース上からは春夏秋冬異なる姿を見せてくれる岩手山の絶景を眺めることができます。

焼走り溶岩流には散策路が設けられているため、バイクを駐車場にとめて歩いて観光することが可能です。日帰りツーリングも可能ですが、近くのキャビン村でソロキャンプというのもいいでしょう。

スポットの所在地・問合せ

焼走り熔岩流

  • 住所
    〒028-7113
    岩手県八幡平市平笠地内
  • 電話番号
    0195-78-3500
焼走り溶岩流

東北のツーリングスポット【秋田・山形】2選

スポット①:小安峡大噴湯

出典:ライター撮影

大地の息吹を感じさせる迫力満点の東北のツーリングスポットです。東北のみならず日本全国でもめずらしい観光名所で、険しいV字の谷間の岩盤から熱い蒸気と温泉が勢いよく吹き出しています

小安峡は蒸気と熱水が溜め込まれた「地熱貯留層」といわれる地層の亀裂が地表に露出しているめずらしい場所で、シューシューという大きな音を立てながら蒸気と温泉が噴き出す様は圧巻です。深いV字の谷間とそこを流れる渓流が絶景をつくり出しています。

大変でも歩きたい遊歩道

渓谷にかかる橋の上からも絶景を楽しめますが、ぜひ谷底に整備されている遊歩道にアクセスしてみましょう。バイクを駐車場にとめたなら、谷伝いに整備されている階段を60メートルほど下ると遊歩道にアクセスできます。

岩盤のあちらこちらから蒸気と温泉が噴き出す様子を間近に見ることができるので最高です。緑豊かな春から夏にかけての季節もおすすめですが、燃えるような美しい紅葉の絶景を堪能できる秋の季節が特におすすめです

県越えの国道をツーリング

このツーリングスポットへのアクセスルートは国道398号線です。国道398号線は秋田県から宮城県へとツーリングできるコースとなっていて、途中で県道に迂回すれば岩手県へと向かうコースも選択できます。

全体的にカーブが多いルート構成となりますが、走りを楽しみたいライダーにはぴったりなコースといえるでしょう。ただ、冬場は積雪のため国道での県越えができないため、バイクで旅行する場合には春夏秋の3シーズンに計画しましょう。

スポットの所在地・問合せ

小安峡大噴湯

  • 住所
    〒012-0183
    秋田県湯沢市皆瀬字新処地内
  • 電話番号
    0183-47-5080
小安峡大噴湯の詳細情報はこちら!
小安峡大噴湯

スポット②:銀山温泉

出典:ライター撮影

タイムスリップしたかのようなノスタルジックな絶景を満喫できる東北のツーリングスポットです。山形県を流れる銀山川の川沿いに、大正末期から昭和初期の時代に建てられた洋風多層の木造建築の宿がいくつも立ち並んでいます

昼間の風景も魅力的ですが、ガス灯に火が入れられる夕刻からのロマンチックな風景は絶景というにふさわしいものです。温泉街には土産店や飲食店もあるので、日帰り旅行でも十分に楽しめるスポットになっています。


バイクで峠越えを楽しもう!

このツーリングスポットを訪れる際に走ってみたいのが穴場のコースである国道347号線です。銀山温泉へと向かう県道がこの国道と交差しています。国道347号線は山形県から宮城県へと抜ける一般道で、道幅も比較的広くバイクでも走りやすいルートとなっています。

春から夏の季節は山の緑を、秋の季節は美しい紅葉の絶景を楽しめるコースとなっていて、旧道に寄り道すれば県境の鍋腰峠にアクセスすることも可能です

スポットの所在地・問合せ

銀山温泉

  • 住所
    〒999-4333
    山形県尾花沢市大字銀山新畑
  • 電話番号
    0237-28-3933
銀山温泉の詳細情報はこちら!
銀山温泉

東北のツーリングスポット【宮城・福島】2選

スポット①:蔵王の御釜

出典:ライター撮影

エメラルドグリーンの水をたたえた美しい火口湖が魅力の東北のツーリングスポットです。東北を代表する人気の観光名所の一つとなっていて、春から秋までの観光シーズンは大勢の旅行客がこのスポットを訪れます。

御釜は蔵王刈田岳と熊野岳、五色岳の3峰に囲まれていて、太陽光の当たり方によって微妙に色が変化する湖はまさに絶景です。標高が1,600メートル近くあるため、夏でも涼しく上着が欲しくなる日もあります。

ツーリング旅行の締めは温泉

せっかく御釜を旅行するならぜひ温泉を堪能して帰りましょう。蔵王エコーラインは宮城県側に「峩々温泉」や「遠がった」、山形県側に「蔵王温泉」や「かみのやま温泉」など東北を代表する温泉名所がたくさんあります。

多くの旅館やホテルが立ち並ぶ大規模な温泉地もあれば、山奥の一軒宿の鄙びた温泉地もあります。気軽に日帰り温泉を楽しめる宿や公衆浴場などもあるので、ぜひツーリングの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

観光道路は走りごたえ抜群

このツーリングスポットにアクセスするのに利用するのが「蔵王エコーライン」と「蔵王ハイライン」です。蔵王エコーラインは宮城県と山形県を結ぶ山岳道路で、山々の絶景を眺めながらツーリングを楽しめるコースとしてライダーに大変人気があります。

蔵王ハイラインはエコーラインの最高地点から分岐する有料道路で、つづら折りのルートを走るハードなコースです。終点の駐車場にはソロからグループまでライダーたちのバイクがたくさんとまっています。

スポットの所在地・問合せ

蔵王の御釜

  • 住所
    〒989-0916
    宮城県刈田郡蔵王町蔵王国定公園内
  • 電話番号
    0224-34-2725
蔵王の御釜の詳細情報はこちら!
蔵王の御釜

スポット①:浄土平

出典:ライター撮影

山肌から硫黄分を含んだ蒸気が噴き出す荒漠とした風景が魅力の東北のツーリングスポットです。南東北一の人気スポットといってもいいこの観光名所は、3つの県にまたがる「磐梯朝日国立公園」内にあります。

周辺にある山々の火山活動によって形成された独特の地形が広がっていて、地面のあちらこちらから噴出する火山ガスは非常に高濃度です。駐車場にバイクをとめて吾妻小富士に登れば、標高1,700メートルの位置から絶景を楽しめます。

東北で1,2を争う人気観光道路

このツーリングスポットがあるのは、東北で1,2を争うほどの人気を誇る山岳観光道路「磐梯吾妻スカイライン」の最高地点です。日本離れしたビッグスケールの山岳道路として知られていて、東北以外の県からも大勢のライダーがやってきてその魅力に浸っています。

東北の山岳道路だけに特に紅葉の季節が素晴らしく、10月上旬には赤や黄色の燃えるような紅葉の絶景を堪能できます。ただ、浄土平をバイクで走行する際には火山ガスに注意が必要です。

スポットの所在地・問合せ

浄土平

  • 住所
    〒960-2157
    福島県福島市土湯温泉町字鷲倉山地内
  • 電話番号
    024-531-6428

浄土平の詳細情報はこちら!
浄土平

バイクで出かける際の注意点

寒さ対策を万全に!

東北の冬の訪れは早いため、バイクでツーリングを楽しむ際には寒さ対策を考慮に入れる必要があります。夏場はそれほど問題にはなりませんが、春や秋の季節は朝晩を中心に冷え込みが厳しくなる日もあるでしょう。

特に山間部にある絶景スポットや海沿いの絶景スポットを訪れる際には、指先や首回りが冷えないよう身に付けるものに工夫が必要となります。思う存分絶景を満喫できるよう防寒対策を万全にして出かけましょう。

冬季のツーリングは要注意

東北の冬の寒さは厳しく雪も多く降るため、他の季節と比較して路面コンディションは大幅に悪化します。特に朝晩は冷え込みが厳しく路面が凍結することもしばしばです。

冬場のバイクツーリングも不可能ではありませんが、その場合には目的地の天候や道路状況をリアルタイムで収集することが求められます。山間部を通るルートは避けて、比較的雪の少ない海沿いや平地を走るルートをメインに計画を立てるのがベストでしょう。

スピードの出し過ぎに注意

東北各県の一般道は全体的に道幅が広く、山間部や海沿いはカーブが多いもののバイクでのツーリングがしやすいのが特徴です。走行する車やバイクの数も少なめのため、渋滞もなくスムーズな走りを体験できます。

ただ、市街地から離れた場所では信号機の数が少なくなるため、脇道から出てくる車やバイク、横断歩道のない場所を横断する歩行者には細心の注意が必要です。スピードは控えめにして安全第一でツーリングを楽しみましょう。

熊に注意

近年東北では熊による被害が多発しています。外地から訪れる旅行客が熊と出くわす機会も多くなっているため、ツーリングスポットに立ち寄る際には注意が必要でしょう。

スポットによってはバイクをとめて山の中を徒歩で移動しなければならないため、熊鈴やラジオなど音の出るものを持参するのが得策です。特にソロでツーリングを楽しむライダーは、自分ひとりで切迫した状況に対処しなければならないためより慎重さが求められるでしょう。

絶景観光はバイクに決まり!

出典:ライター撮影

ここまで東北でおすすめの絶景ツーリングスポットをご紹介してきましたがいかがでしたか?バイクで出かければほぼすべての絶景スポットに直接アクセスすることができます。満足する走りを楽しめるコースが東北には目白押しです。次のお休みはお気に入りのバイクで東北の絶景スポットに出かけてみてはいかがでしょうか。

東北以外のツーリングスポットが気になる方はこちらもチェック!

バイクツーリングで絶景スポットを巡りたい方はこちらの記事も参考になるでしょう。東海地方にあるツーリングで訪れてみたい絶景スポットが掲載されています。13ヶ所の絶景スポットの情報が入手できるのでぜひ本記事の情報とあわせてお役立てください。