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伊豆の穴場スポット「ヒリゾ浜」をご紹介!最高の透明度でシュノーケリングに◎

2022年の夏はヒリゾ浜でシュノーケリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。透明度抜群の美しい海はまるで水族館の水槽の中を眺めているようです。本記事ではヒリゾ浜の魅力やシュノーケリングの楽しみ方、アクセス方法などについて解説します。どうぞご覧ください。
2022年5月30日
iiyudana
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目次

ヒリゾ浜は穴場のシュノーケリングスポット

人気急上昇中のシュノーケリングスポット

2022年のシュノーケリングはヒリゾ浜からスタートしてみてはいかがでしょうか。ヒリゾ浜は静岡県南伊豆町にある海岸で、穴場のシュノーケリングスポットとして近年人気が高まっています。

伊豆半島の海岸にはシュノーケリングに最適なスポットが非常にたくさんありますが、ヒリゾ浜には他のスポットにはない魅力が盛りだくさんです。アクセス方法が渡船のみということもヒリゾ浜の魅力をより高めています。

大自然が創り出した芸術作品

ヒリゾ浜があるのは伊豆半島の最南端に位置する石廊崎と140人ほどの人々が暮らす小さな中木集落とのちょうど中間地点です。ヒリゾ浜一帯のエリアは「伊豆国立公園」に指定されていて、観光開発など人の手が入っていないため豊かな自然がそのまま残されています

ヒリゾ浜は周りを切り立つ崖に囲まれた自然の入り江のような地形になっていて、砂のビーチはほとんどない岩と石だけのビーチであることが特徴です。写真を撮影したくなるほど美しい景色が広がっています。

海水浴には不向きなビーチ

ヒリゾ浜は海水浴には不向きなスポットです。前述のように砂浜はなくビーチは岩が多く点在する磯場と石だらけになっています。砂浜のビーチのように水着のみを着用して泳ぐと体に傷を負う危険性があるため注意が必要です。

ただ、岩や石だらけの磯場には小魚やカニなどたくさんの生き物たちがいるので、磯遊びを楽しむには最適なスポットになっています。海の透明度が高いため生き物を探して遊ぶにはぴったりです。

スポットの魅力

透明度の高さは折り紙付き

ヒリゾ浜でまず驚かされるのが海の透明度の高さです。透明度の高いビーチは伊豆半島周辺の各所に見出すことができますが、ヒリゾ浜は5メートルの海底にある小さな石まではっきりと見ることができるほどの高い透明度を誇っています。

ヒリゾ浜周辺の海には川が流れ込んでおらず、開発禁止で手つかずの自然がそのまま残されているため人の出すゴミなどが入り込むことがほとんどありません。伊豆ではなく沖縄の海にいるかのような美しい海を堪能できます。

生き物たちの楽園

さまざまな海の生き物たちを観賞できるのもヒリゾ浜の魅力です。ヒリゾ浜周辺の海域は暖かい黒潮が流れているため、沖縄の海のようにカラフルな熱帯性の魚たちと遊ぶことができます。

ソラスズメダイやキンギョハナダイ、クマノミなどの魚たちが海中を泳ぎ回っている様子はまさに水族館そのものです。また、タイミングが合えばアオウミガメに出会えるチャンスもあるためシュノーケリングのお楽しみは尽きることがありません。

サンゴも見どころ

伊豆に居ながらにしてサンゴ礁に熱帯魚が群れる写真が撮影できるのもヒリゾ浜の大きな魅力です。海中にはヒメエダミドリイシやストロベリーサンゴ、サンゴイソギンチャクやイボヤギなどサンゴ系の海産動物がたくさんいて、その周りにカラフルな熱帯魚たちがたくさん泳ぎ回っています。

シュノーケリング初心者でもこの美しい海の景色を堪能することができますが、観賞する際にはサンゴを誤って踏みつけたりしないよう細心の注意が必要です。

スポットの楽しみ方

白いブイが目印


ヒリゾ浜の遊泳可能区域の目印は白いブイです。ビーチから沖側を眺めるとブイは左側から右側へと並んで浮かんでいて、ヘイゴロウやオカハヤマ、オキハヤマといった島が見えます。

ブイの内側が遊泳可能区域となっていて、シュノーケリングはその区域内で楽しむことが可能です。ブイの外側は石廊崎の港から出港する遊覧船の航路となっているため、安全性を考慮して必ず遊泳可能区域内で楽しみましょう。ブイの近くは5メートルほどの水深があります。

初心者はヘイゴロウの周りがおすすめ!

シュノーケリング初心者や子供が楽しむ場合にはヘイゴロウ島の周りがおすすめです。水深も浅く潮の流れもそれほど速くないため、他のシュノーケリングポイントと比べて安全です。

多くの人が休息場所として選ぶ浜辺からも近い場所にあるので、ファミリーで気軽にシュノーケリングを楽しめるに違いありません。島の周りには多くの魚たちが泳いでいて、イボヤギなどのサンゴ系の海産動物も観賞することができます。ただ奥側には深い場所もあるので注意が必要です。

中・上級者はオカハヤマの周りがおすすめ!

シュノーケリングに自信のある人はオカハヤマ島の周りがおすすめです。こちらのポイントは全体的に水深があり、奥側の最深部は21メートルほどとダイビングも可能なほどの水深があります。

カラフルな魚たちや大型魚の姿が確認でき、ストロベリーサンゴやサンゴイソギンチャクなども観賞することが可能です。ただ、水深が10メートルほどある場所を泳いでアクセスする必要があるため、シュノーケリングベストなど水に浮く装備を身に着けて移動するのがおすすめです。

シュノーケリングツアーもおすすめ!

ヒリゾ浜でのシュノーケリングは個人でも計画することができますが、地元で提供されているシュノーケリングのツアーに参加することも可能です。ダイビングショップや宿泊施設などでもツアーの参加を募集していて、初心者や子供でも気軽にシュノーケリングにトライできます。

ツアーは渡船の料金や保険料などが込みとなっていて、シュノーケリングに必要な機材や昼食なども用意してくれるので手間いらずです。ただツアーは人気のため早めの予約がおすすめです。

ツアーの詳細情報はこちら!

遊ぶ際の注意点

シュノーケリングが楽しめる時期は?

普段は漁師と海女のみしか立ち入ることができないヒリゾ浜ですが、6月下旬から9月いっぱいの夏の期間は一般の観光客に立ち入りが許可されます。解禁の時期になるとヒリゾ浜にアクセスするための渡船が運航を開始し、シュノーケリングツアーの企画なども本格的に動き出します。

ヒリゾ浜が賑わいをみせる一番の時期は夏休みの期間ですが、シュノーケリングに最も最適な時期は9月です。海の透明度が高くなる日がより多くなります。

速い潮の流れに注意

ヒリゾ浜周辺の海域は潮の流れが速いのが特徴で、この速い潮の流れが透明度の高い海を生み出しています。白いブイの内側は比較的安全にシュノーケリングを楽しめるエリアといえますが、それでも場所や時間帯によって潮の流れが異なることを頭に入れておく必要があるでしょう

特に中・上級者が好む場所は潮の流れが速くなる場所が多くより危険度が高まります。高台や船から監視がなされてはいますが自分の身は自分で守るのが原則です。

便利な施設や設備は皆無

手つかずの大自然が魅力のヒリゾ浜には人工の便利な施設や設備は何一つありません。そのためヒリゾ浜に滞在するのに必要なものは細かいものまですべて持参しなければなりません。食べ物は持ち込むことが許可されていますがバーベキューは残念ながら禁止です。

ヒリゾ浜にはトイレもないため、どうしても用を足す必要が生じた場合には渡船で中木まで戻ってトイレを借りることになります。渡船は営業時間中は何度でも乗船が可能です。

海産物の捕獲は禁止


ヒリゾ浜周辺の海域は地元の漁師たちの漁場となっていて、トコブシやアワビ、ウニやエビなどの海産物がたくさん捕れます。シュノーケリングをしているとそうした海産物を頻繁に目にすることがありますが、漁業権のない一般の人の海産物の採取は厳禁です。

また、熱帯性のカラフルな魚たちを捕まえて自宅に持ち帰ることも禁止です。海産物を捕獲するためのヤスや捕獲した海産物を入れておくスカリなどの持ち込みも禁止となっているのでルールを厳守しましょう。

現地までのアクセス

駐車場に車をとめて船に乗ろう!

前述のようにヒリゾ浜へは渡船以外ではアクセスができないため、シュノーケリングをする際にはまず車で中木の船着き場近くにある駐車場までアクセスします。駐車場は1日1,000円です。

海水浴可能期間になるとテントを設営した乗船受付場所が開設されるので、そちらで渡船のチケットを購入してから船に乗ります。チケットは中学生以上が2,000円、4歳以上小学生以下が1,000円です。乗船受付時間は午前7時30分から午後4時30分までとなっています。

5分間の快適クルージング

渡船の運航時間は午前8時から午後4時30分までとなっていて、10分から15分おきに頻繁に出航しています。渡船の上からは素晴らしい景色が楽しめるので約5分間のクルージングはあっという間です。

渡船は一度チケットを購入すれば何度でも乗船できるため、トイレを利用したい場合などには同じチケットを使用することができます。ただ、訪れる人の多くなるお盆休みの時期や週末は上陸に規制がかかる可能性があることを覚えておきましょう。

ヒリゾ浜の所在地・問合せ

ヒリゾ浜

  • 住所
    〒415-0311
    静岡県賀茂郡南伊豆町中木
  • 電話番号
    0558-62-0141
ヒリゾ浜

近くのお宿情報

泊まりでシュノーケリングを満喫

日帰りでヒリゾ浜を訪れることも可能ですが、思う存分ヒリゾ浜の魅力を体感するなら泊まりで出かけてみてはいかがでしょうか。ヒリゾ浜のある南伊豆町は伊豆半島の先端付近に位置しているため、各地からのアクセスは決して良好とは言えません。

町内には民宿や旅館、ホテルなどの宿泊施設がたくさんあるので、ぜひ予約して時間に余裕をもってヒリゾ浜で遊んでみましょう。これから2軒のおすすめの宿泊施設をご紹介します。

おすすめの宿①:ホテル河内屋

中木の船着き場から車で30分の場所にある宿泊施設です。海から車で10分ほど内陸に移動した場所にあるホテルで、伊豆下賀茂温泉のお湯を源泉掛け流しで堪能できます。シュノーケリングで疲れた体を癒すには最高でしょう。

こちらでは宿泊者限定のシュノーケリングツアーを用意しています。船着き場までの送迎や渡船チケット、お昼のお弁当などがセットとなっていて大変お得です。1日20人限定のツアーのためぜひ早めに予約を入れましょう。

宿の所在地・問合せ

ホテル河内屋

  • 住所
    〒415-0303
    静岡県賀茂郡南伊豆町下加茂436-1
  • 電話番号
    0558-62-1234

ホテル河内屋の詳細情報はこちら!
ホテル河内屋

おすすめの宿②:季一遊

中木の船着き場から車で25分の場所にある宿泊施設です。こちらは海沿いに湧き出る南伊豆弓ヶ浜温泉を堪能できるホテルで、塩分を多く含んだ天然温泉を趣の異なる3つの露天風呂で楽しめます。

通常の客室と「季の倶楽部」と名付けられた離れの客室があり、季の俱楽部は全室が露天風呂付きと贅沢です。食事処では近海で水揚げされる海の幸を思う存分満喫できます。ちょっとリッチにシュノーケリングを楽しむならこの温泉宿がおすすめです。

宿の所在地・問合せ

季一遊

  • 住所
    〒415-0152
    静岡県賀茂郡南伊豆町湊川口902-1
  • 電話番号
    0558-62-5151
季一遊の詳細情報はこちら!
季一遊

シュノーケリングはヒリゾ浜に決まり!

Photo byStockSnap

ここまで穴場のシュノーケリングスポットとして注目の伊豆半島のヒリゾ浜について解説してきましたがいかがでしたか?ヒリゾ浜は渡船でしかアクセスできない不便なスポットですが、沖縄の海に匹敵するほどの素晴らしい海を体験することが可能です。2022年の夏はぜひ本記事を参考にしてヒリゾ浜に出かけてみてはいかがでしょうか。

ヒリゾ浜以外の伊豆のシュノーケリングスポットが気になる方はこちらもチェック!

美しい景観と海の自然に恵まれた伊豆半島にはシュノーケリングを楽しめるスポットがあります。こちらに用意した記事にはヒリゾ浜以外の伊豆半島のシュノーケリングスポットの情報が掲載されています。ぜひ本記事とあわせてご覧ください。