夏キャンプは暑さ対策が欠かせない！
暑さに悩まされることもある夏キャンプ
夏はアウトドアにぴったりな季節ですが、気温の高さに悩まされることも少なくありません。強い日差しが1日中降り注いだ日は、夜になっても暑さを感じることもあるでしょう。きちんとした暑さ対策をしていないと、キャンプの楽しさが半減してしまいます。
暑さ対策で快適に過ごそう
本記事では、夏にキャンプへ行く時に意識しておきたい暑さ対策について解説します。また、暑さ対策に役立つおすすめアイテムもピックアップしました。万全の暑さ対策をして、夏でも快適に過ごせるようにしてみませんか。
キャンプ場の選びのコツ
標高の高い場所がおすすめ
暑さを気にせずにキャンプを楽しむためには、キャンプ場選びからこだわることが大切です。なるべく気温が低く、快適に過ごせるキャンプ場を選べば、夏でも暑さに煩わされることはなくなるでしょう。
おすすめは、標高の高い場所にあるキャンプ場です。標高が高い場所は気温が下がりやすい傾向にあり、夏でも快適に過ごせる場所がたくさんあります。逆に標高の低い場所は暑くなりやすいため、夏は避けた方が無難です。
海や川の近くは避けよう
夏と言えば海というイメージがありますが、キャンプにはおすすめできません。海の周辺には日差しを遮るものがほとんどなく、夏は気温が上がりやすいと言われています。また、海面や砂浜からの太陽の照り返しも強く、暑いだけでなく日焼けもしやすくなりますので注意が必要です。
川に関しても、水面や周囲の岩からの照り返しが強く、気温が上がりやすい場合があります。また、夏はゲリラ豪雨による増水の危険もあるため避けるようにしてください。
テント設営のコツ
通気性の高いテントを活用
キャンプの拠点となるテントは、最も暑さ対策が必要なポイントです。全く暑さ対策をしていないと、昼間はもちろんのこと夜も寝苦しさで眠りにつけない可能性があります。快適に過ごすためには、なるべく通気性の高いテントを使うのがおすすめです。
全面を厚手の生地で覆われているものではなく、部分的にメッシュ素材を使用したテントなら風通しがよくなり、夏でも気温の上昇を抑えられます。
テントのおすすめアイテム：DOD
気温に合わせてオールメッシュにできる、暑さ対策にぴったりなテントです。気温が下がってきたら、オールメッシュからクローズに切り替えられます。上部には熱や湿気を放出するベンチレーターを配置し、湿度が高い季節も快適に過ごしやすいのも嬉しいポイントです。
木陰やタープで日を避ける
テントに日差しが当たり続けると、夜になってもテント内の気温が下がらない可能性があります。気温を上げないためには、木陰にテントを設営するのがベストです。しかし、キャンプサイトによっては木陰を確保するのが難しい場合もあるでしょう。
そんな時は、タープをテントの上に立てて影を作る方法がおすすめです。広めのタープを使えば、テント外で過ごす時も日差しを避けられるようになります。
タープのおすすめアイテム：スノーピーク
強い日差しを遮る、遮光性のあるタープです。UVカット加工も施されているため、暑さ対策だけでなく日焼け対策をしたい時にも役立ちます。耐水性もありますので、キャンプ中に雨が降ってきた時も安心です。
日が暮れる直前に設営
テントが太陽にさらされている時間が長ければ長いほど、内部の気温が上がりやすくなります。そのため、テントは日が暮れる直前に設営するのがおすすめです。日差しが陰ってきた段階なら、テント内の気温が上がるのを防げます。
服装で快適に過ごす方法
麻の服で涼しく過ごす
夏の季節でも快適性を保つには、洋服の生地にこだわることも大切です。涼しく過ごしたい時は、麻入りの服で暑さ対策をする方法があります。麻入りの生地は通気性と速乾性があり、汗をかいたとしてもベタつきにくいのが特徴です。さらっとした質感で、暑さを紛らわしてくれるでしょう。
麻服のおすすめアイテム：YIMANIE
麻100%のひんやりとした質感が魅力的なシャツです。暑さが厳しい季節も、汗をかいた時の不快感や熱篭りを防いでくれます。シンプルでナチュラルなデザインは、おしゃれにこだわりたい方にもぴったりです。キャンプはもちろんのこと、日常生活の暑さ対策にも活用できます。
つば広の帽子をかぶる
キャンプでは、木陰やタープのある場所だけでなく、薪拾いやアクティビティへの参加などでさまざまな場所に移動することがよくあります。移動時の暑さ対策には、帽子をかぶるのがおすすめです。つば広の帽子なら、強い日差しが頭や顔、首回りに当たるのを抑えられます。
帽子のおすすめアイテム：ノースフェイス
日差しを避けやすい、つば広タイプの帽子です。通気性の高いベンチレーションシステムを採用しているため、汗をかいたとしても湿気が篭るのを防げます。カラーバリエーションも豊富で、洋服に合わせてコーディネートを楽しめるのも魅力です。
接触冷感のアーム&レッグカバーをつける
キャンプ中は、虫対策のために肌の露出を減らす必要があります。暑さ対策も兼ねるのであれば、接触冷感のアームカバーやレッグカバーが最適です。肌を覆っても暑さを感じることなく、快適に過ごせます。
アームカバーのおすすめアイテム：Eadali
紫外線を吸収し、汗をかくと冷たくなる生地を使用したアームカバーです。ストレッチ性があり、腕の曲げ伸ばしも簡単にできます。滑り止めシリコンが付き、腕からズレ落ちるのを防げるのも魅力です。
便利アイテムで快適に過ごす方法
小型の扇風機を使う
テントや服装を工夫しても、風が少ない日は熱気が篭ってしまうこともあるでしょう。そんな時には、小型扇風機を用意しておくと便利です。扇風機を稼働させることで風通しがよくなり、どの時間帯も快適に過ごせるようになります。
扇風機のおすすめアイテム：KEYNICE
三脚で立てたり、フックを使って吊り下げたり、好みの方法で設置できる小型の扇風機です。4段階で風力の調整ができる他、1〜4時間までのタイマー設定もできます。LEDライトも付属しているため、昼は扇風機として使い、気温が下がった夜はライトとして活用するのもおすすめです。
コットで地面からの熱気を回避
太陽の光で熱せられた地面からは、想像以上の熱気が上がってくることがあります。全く対策をしていないと、地面からの熱気によって寝苦しさを感じる場合も少なくありません。そのため、夏はコットを使って寝袋と地面の距離を離すのがおすすめです。少しでも地面が遠ざかれば、暑さに煩わされることなく寝付けるでしょう。
コットのおすすめ商品：キャプテンスタッグ
脚フレームを備えることで、高い通気性を確保したコットです。地面からの熱気を回避し、ジメジメとした湿気を抑えられるのも嬉しいポイントとして挙げられます。適度な弾力があり、ベッドのような感覚で眠りにつけます。
食べ物や飲み物で快適に過ごす方法
夏野菜や果物で暑さ対策
食べ物や飲み物で体の内側からも暑さ対策をしておくと、気温が上がっても快適に過ごしやすくなります。まずは、夏に旬を迎える野菜や果物を取り入れてみてください。夏野菜や果物には体温を下げる働きがあると言われています。キュウリやトマト、ナス、スイカなどを活用して、アウトドア料理を作るとよいでしょう。
麦茶などで暑さ&熱中症対策
冷たい飲み物で暑さを紛らわせる方法もあります。汗をたくさんかくと水分不足になり、脱水症状が起きる可能性もあるため、積極的な水分補給が必要です。
麦茶は暑さや熱中症対策に有効と言われており、大人から子供まで安心して飲めるところが魅力となります。汗とともに流出したミネラルを補給し、脱水症状の予防ができると考えられていますので、取り入れてみてください。
豚肉料理で元気をつける
暑い中に長時間いると、スタミナが切れて夏バテを引き起こす場合があります。大人も子供も元気をつけるためには、代謝を上げる働きがあると言われるビタミンB群を含んだ豚肉料理が最適です。ローストポークやポークカレーなど、豚肉入りの料理を作って、みんなで楽しんでみてはいかがでしょうか。
暑さ以外に意識しておきたい注意点
急な天候の変化に気をつける
夏のキャンプ中は、暑さ対策はもちろんのこと、天候の変化にも意識的になることが大切です。特に標高の高い場所は天候が変わりやすく、晴れていたと思ったら急に雨が降ってきてしまうこともあります。雷を伴う雨の場合は、早めに車や管理棟など、安全な場所に逃げ込むようにしてください。テントに留まったままだと、落雷の危険性があります。
虫対策も忘れずに
夏は、1年のうちで最も虫が発生しやすくなると言われています。対策をしていないと、虫に刺されて痛みや痒みに悩まされる場合もあるため、注意が必要です。テントの周りに虫除けアイテムを取り付けたり、虫除けスプレーを吹きかけたりして、虫に刺されないように対策を取り入れてみてください。
暑さ対策をして夏キャンプを満喫！
夏でも快適に過ごすためには、キャンプ場選びからこだわることが重要です。標高が高い場所を選び、テントは木陰に立てるようにしてください。また、通気性のあるテントを活用し、タープで影を作ることも大切なポイントです。
涼しい麻素材の服装を着用したり、小型扇風機やタープなどの便利なアイテムを使ったりするのも効果的な方法となります。事前にしっかりとした暑さ対策を立てて、夏でも楽しいキャンプタイムを過ごせるようにしませんか。
夏キャンプの暑さ対策が気になる方はこちらをチェック！
夏のキャンプでは、しっかりとした暑さ対策が必要となります。関連記事でもアウトドアにぴったりな暑さ対策や便利なおすすめアイテムを紹介していますので、夏キャンプで役立ててみてください。
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