シーバスが釣れない!!
まずはその原因について理解しよう
ルアー釣りはルアー(疑似餌)を使うため、どうしても餌釣りと比べるとなかなか釣れません。ルアーフィッシングのターゲットとして人気の高いシーバスも、初心者が釣るとなればなかなか苦労をしてしまいます。
この記事では初心者でも簡単にシーバス釣りの釣果を上げる方法などについて詳しく解説していきます。
まずは釣れない原因を理解する
時期により釣りにくくなる
シーバスが釣れない原因の一つに時期があります。5月から夏にかけてシーバスの餌となるアジやイワシなどが豊富に回遊してきますが、実はこの時期はルアーではシーバスを釣りにくいと言えるのです。
シーバスにとって最高の餌であるアジなどが回遊しているため、ルアーに食いつかせるためのルアー選びが難しくなります。さらに、こうした暖かくなる時期は当然アングラーもこぞって釣りに出かけます。釣り人が多くなるため、ルアーやポイントのチョイスは慎重に考える時期になるのです。
ルアーチョイスのミス
シーバスが釣れない原因として、ルアーチョイスのミスもあります。とくに初心者の場合、少しでも大きなシーバスを釣りたいという考えに陥り、大きなルアーを選んでしまいがちです。
シーバスの活性が低いときには、小さめのルアーを選ぶという方法もあります。同じルアーにこだわってしまい、釣れないまま時間だけが経過してしまったというミスは、多くの人が経験をしているのではないでしょうか。こうしたミスに早めに気が付くことが重要です。
移動することを想定していない
釣りは同じ場所でじっくりと粘って釣るという考え方を持っている人は多いようです。しかし、ルアーフィッシングの場合は頻繁に移動を繰り返して釣り歩いた方が高い釣果を得られやすいと言えます。
とくにシーバスは潮の関係で小魚を求めて移動を繰り返します。つまり、同じようにアングラーも釣れない場合は釣り場を移動することが大切なのです。ルアーフィッシングでも広範囲を移動することを想定していないアングラーは意外に多い傾向にあります。
魚がスレてしまっている
なかなかシーバスが釣れない原因として、魚がスレているという問題もあります。とくに多くの人が集まる釣り場においては、シーバスのスレが起こっている可能性が高いと言えるでしょう。
条件がマッチしているにも関わらず、シーバスがバイトしてこないというときには、このスレを疑うことも大切です。スレにより釣れない場合は、ナチュラルカラーのルアーに変えてみることや、ルアーを動かすスピードを遅くするなどの対策が有効です。
釣果をアップさせるには
春から夏にかけては小型のルアーで狙う
シーバスは春に産卵期を終え、夏までに体力回復のために小魚を食べます。小魚が群れる春から夏は大型のシーバス狙える時期でもありますが、ベイトとマッチしない大きなルアーは釣果が上がらない可能性が高まるでしょう。
小魚を追っているシーバスに大きなルアーを投げても見向きもしないことがあります。あくまでもその場所で捕食しているサイズのルアーを選び、シーバスがアタックしやすくさせることが釣果を上げるパターンと言えます。
朝ではなく夜に狙う
シーバスが釣れないという人は夜釣りに挑戦してみましょう。初心者の場合、釣りは朝の方が釣れると思っているかもしれません。しかし、夜釣りの方が簡単にシーバスが釣れてしまうことがあります。
まず夜釣りの場合は魚の警戒心が薄くなり、太いライン、大きなフックでもためらいなくアタックすることが多くなります。また、夜釣りよりも朝の釣り人の方が多い傾向にありますので、ライバルが少ない状況でシーバスを狙えるのです。
あえて人気のないエリアを狙う
シーバスが釣れないという人は、人気の釣り場ばかりを調べている傾向もあります。その釣り場は実績があるシーバスポイントかもしれませんが、反対に魚の警戒心が強いポイントとも言えるでしょう。
釣れないときには、あえて潮の流れが早い場所などの人気のない釣り場を狙うこともポイントです。魚の警戒心が低いため簡単にシーバスが釣れることもあります。ただ、こうしたポイントは危険な場所のために人気がないことも想定されます。しっかりと事前に状況をチェックしておきましょう。
ルアーチェンジを頻繁に行う
釣りをしているときにルアーチェンジを行うのは面倒に思うかもしれません。しかし、シーバスは状況に合わせて頻繁にルアーチェンジを行うことが大切です。
例えば曇っているときには明るめのカラーを選んでみましょう。水面近くを狙うときにはナチュラルカラーを選ぶなど、状況に応じてシーバスがしっかりとルアーを確認してくれるものを選んでください。こうした対応をしっかりと行えば、シーバスが釣れないという状況から脱却できます。
シーバスの活性が上がる条件とは
潮や川の流れが混ざり合うポイント
シーバスが釣れない場合、シーバスの活性が向上するスポットを知っておくことで対処できるかもれません。シーバスはそもそも、潮と川との流れが混ざり合うスポットを好みます。
淡水が入り込んで塩分濃度が低くなっているスポットを選ぶことで、釣れないとう状況を脱することができるかもしれません。しっかりと探してみると、意外にこうしたスポットは見落としている可能性もありますので、じっくりと探してみましょう。
急な潮の変化を見逃さない
シーバスが釣れない場合、潮の大きな変化にも注目しましょう。大潮の満潮から干潮へ移行する場合、流れは大きくなります。とくに橋脚周辺は流れが渦状になっていることもあります。
こうしたスポットには小魚が流されないようにかたまって泳いでいることが多いです。また、渦とは反対側で小魚が休んでいることもありますので、そうした小魚を狙ってシーバスが入り込んでくることが多いです。釣れない場合は、こうしたスポットも狙ってみてください。
ボトムで高活性になっていることもある
ルアーでのシーバスフィッシングと言えば、浅めの水深か中層を狙うというイメージが強いかもしれません。しかし、釣れない場合はボトムで活性が高まっていることもあります。シーバスは小魚だけではなくカニなどの甲殻類を捕食することもあります。
そのため、なかなかシーバスがアタックしてこないというときには、ボトム付近を狙ってみることもおすすめです。メタルジグでのボトムノックやワームのズル引きなど、ボトム中心を狙う釣り方も習得しておきましょう。
シーバスば釣れないときには色々な方法を試す
一つの方法に固執しないことが重要
シーバスが釣れないときには、一つのことに固執しないでさまざまなことに挑戦した方がいい結果が出るでしょう。今まで自分が信じていた釣り方や、過去にたくさん釣れたポイントばかりを狙っていては、釣れない日が続いてしまうかもしれません。
使ったことのないカラーのルアーを使ったり、あえてボトムを狙うこと、また人気のない釣り場を選ぶなど、シーバスが釣れないときには色々な方法で探ってみることをおすすめします。そうすればきっと結果はついてくるでしょう。
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