【ダイワ】リバティクラブ シーバス
【ダイワ】レガリスLT3000-CXH
シーバスはなぜ釣れないのか
シーバスは初心者の人はなかなか釣れないといわれますが、初心者でも釣れる人は釣れますし、1年2年と続けていてもシーバスが釣れないという人も見かけます。そのくらいシーバスは、日本のどこにでもいるけれど釣るためのコツが必要な、初心者には特に難易度が高くて面白い魚です。
シーバス釣りはコツが必要
とにかくシーバス釣りたい人はシーバスが得意な船長さんのガイド船で釣り場につれていってもらって、ルアーもアドバイスをもらって投げるのが一番です。シーバスを釣るだけが目標の人ならば、これで簡単にクリアできてしまいます。
それでは物足りず、自分で試行錯誤してシーバスを自力のみで釣りたいという方へ、シーバスのいそうな釣り場・釣れる時期・移動のパターンを見極めるための簡単なコツを解説いたします。
まず知っておきたいシーバスとは
シーバス釣りのコツはその魚の生態や状況を知ることも大切です。春夏秋冬シーバスがどんな場所にいて、どのような行動を取っているのか知ることで、いそうな釣り場も見つけることができます。その時期のベイトの種類により、選ぶルアーを変えることもできるためです。
シーバスの基本情報
名前 | スズキ |
科・属 | スズキ科・スズキ属 |
釣り方 | おかっぱりや船釣りからのルアー釣り |
シーバスのいる場所 | 淡水・汽水・海水 |
シーバスの釣れる時期 | 春・夏・秋・冬 |
シーバスの旬の時期
釣ったシーバスを食べるのであれば、その脂が一番のっている夏を狙って釣るのがおすすめです。シーバスは少し前までは高級魚として扱われていた魚でサイズもよく、白身のきれいな刺身は鯛やヒラメと並び称されています。
シーバスの名前について
実はシーバスというのは通称で、生物学的な名前は基本情報で紹介した通りスズキです。スズキは成長に応じて名前が変わる出世魚で本来60cm以上のサイズのものがそう呼ばれます。
なぜシーバスとスズキが呼ばれるようになったかというと、それは同じスズキ科の淡水魚であるブラックバスと似たゲームフィッシュの対象魚であるためです。海のブラックバス、略してシーバスと呼ばれるようになりました。
シーバスの餌(ベイト)について
シーバスはベイトを求めて移動します。ベイトのいるところにシーバスがいるので、何を食べているのか知ることで釣り場のあたりが付けられるようになります。そのため季節・ポイントごとに食べる餌とその居場所を知ることはとても重要です。
海はイワシがおすすめのベイト
シーバスは季節によっていろいろな小魚やゴカイを餌とするので、そのベイトパターンも非常に多いです。その中で淡水と海水それぞれおすすめなものをご紹介します。
まず海であればイワシパターンを追ってみましょう。春から秋までがイワシの活動期間なのでシーバスの時期にマッチするためです。イワシは漁港や河口付近に肉眼で確認できます。
川でシーバス釣りをするなら
川にはイワシのような長い期間餌になる小魚はいません。川でシーバス釣りをするなら稚鮎や落あゆをベイトとするシーバスを狙うのがおすすめとなりますが、期間が冬の終わりから春・初夏までと限られます。
稚鮎をベイトとするシーバスを狙うならば、夜釣りでシャローエリアに集まる鮎を追い、移動できなくなったシーバスを狙ってみるのがいいでしょう。
シーバスが釣れないのは時間が合っていない
シーバスの生態やベイト情報がわかったところで、なぜシーバスは釣れないのかという原因になる問題点とその解決策を解説いたします。
何度ルアーを投げてもシーバスがおとなしくしている時間帯に気づいてもらうのは難しいです。少ないトライでも食いついてもらうには、まずは釣りをする時間が重要です。夜釣りや朝・昼・夕方のどの時間帯にシーバスを狙うのがよいかをまず知りましょう。
シーバスに釣れやすい時間帯があるのか
シーバス釣りは時期によって釣れる時間帯が変わってくるといわれています。あまり釣果があがらない冬であれば夜釣りがよいといわれますが、春から秋であれば基本的にシーバスは1日のうちどの時間帯でも餌さえいれば釣ることができる魚です。
シーバスを釣るのにおすすめな朝マヅメ・夕マヅメ
朝マヅメ・夕マヅメといわれる時間帯は、シーバスだけでなく多くの魚が活発となる時間です。シーバスもそれを感知して移動をはじめます。普段は水底でじっとしていることの多いシーバスは、よほどそばにルアーがないと反応しませんが、魚そのものが移動することによりルアーに反応しやすくなるのです。
朝マヅメ・夕マヅメとは具体的にどんな時間帯なのか
ここでよく聞く朝マヅメ・夕マヅメとは具体的にどんな時間帯なのかもご説明いたします。マヅメとは太陽が登る・沈む直前直後の時間です。そのため季節によって時間は変わります。
この時間帯はどんな魚を釣る場合でも重要なポイントとなるため、釣りに出かける際は季節によるこのマヅメの時間をあらかじめ把握しておくことをおすすめします。
シーバスが釣れないのは投げる場所が違う
いくらシーバスが活発に移動するという状況であっても、その移動範囲は限られます。特にシーバスは餌に気づかれないように物陰に隠れたがるという性質を持っているため、やみくもに投げてもめったに釣れません。
シーバスを釣るには、シーバスのいそうなところにルアーを投げてください。ここでは、そんなシーバスがいそうな狙うポイントを解説いたします。
シーバスがいるのは餌のいるところ
シーバスがいるのはその時に餌となる生物がいる場所です。基本的に水底にいる魚ですが、そのため季節によっては餌を追って内海や水面近くにいる場合もあります。餌となる小魚の群れが見える時は、その餌に向かってルアーを投げてください。餌が見えない時はシーバスがひそんでいそうな場所を狙うのが、シーバス釣りの定石といわれる方法です。
シーバスは障害物に隠れてベイトを狙っている
シーバスが潜んでいそうなポイント例としておかっぱりであれば橋桁の付近、影になるような場所です。海であれば餌の小魚がいる河口付近が狙い目で、そのほかにはテトラポットの影や桟橋付近の水底もシーバスがいそうな場所となります。
シーバスが釣れないのは道具が合っていない
シーバスロッドの長さは釣り場所に合わせて選ぶ
【ダイワ】リバティクラブ シーバス
最後はシーバス釣りに必要なタックルを見直してみてください。特におかっぱりから投げる時にはロッドの長さは重要です。川岸から遠投になるため、短いロッドではシーバスのいるところまで届かないということにもなります。できれば10f、短くても8fくらいのロッドが適しているといわれます。
シーバスリールは3-4000番のスピニングリールがおすすめ
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リールは遠投に適した3-4000番のスピニングリールがおすすめです。自分で巻いてみて巻きごこちがスムーズなものほど、微妙なシーバスのあたりを感じることができるため自分にあったリールを選ぶことも大切です。
シーバス釣りにはPEライン8号を使い遠投が必要
大型のシーバスを釣るには丈夫で遠投向きなPEラインが使われるのが一般的です。合数は8号を基準と考え、河口などでより繊細さを求める場合は0.6号程度まで落としてもよいですし、逆にガイド船にのって内海まで出る場合は、強いあたりを考慮した1.0号程度まであげる場合もあります。
ルアーはローテーションさせてシーバスに選ばせる
シーバスはほぼ1年中24時間いろいろなベイトを求めて活動する魚です。ルアーもそのベイトに合わせて、いろいろと使い分けるのが理想的となります。
ポッパーやフローティングミノーはよく使われるルアーですが、これに限らず水底狙いであれば沈むタイプのシンキングペンシルを使う方もいます。シーバスの好みのベイトに合わせていろいろなルアーをローテーションしてお試しください。
シーバスが釣れない原因を知って対策を立てよう
シーバスゲームは魚が大きくてあたりも強く、釣り上げた時はもちろん掛かっただけでもテンションがあがり非常に楽しい釣りです。河川敷からおかっぱりで狙うことができるため、釣り初心者にもはじめやすい魚である反面そう簡単には釣れないといわれる魚でもあります。
今回はシーバス釣りの基本に忠実に釣れない原因とみられる要素をご紹介しましたがいかがでしたか?夜釣りやマヅメを狙ったりご紹介した道具などヒントにして、釣果につなげていただければ幸いです。
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シーバス釣りには欠かせないベイトロッドやシーバス用のリールのおすすめもご紹介しています。シーバスの釣果をあげたい方は、結果を出す釣り方解説と合わせてこちらもぜひ参考にしてくださいね。
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