銚子港の釣り場ポイントをご紹介
千葉県銚子市にある銚子港は、茨城との県境を流れる利根川河口にある釣り場になります。銚子港は外海側にある銚子外港と銚子港があり、広いエリアにはたくさんの釣りスポットもあるため、初心者や子供でも安心して利用することができると人気です。
千葉県はほかにも外房や東京湾、内房と釣りができるエリアがありますが、春から秋にかけて銚子港にはアジやキス、シーバス、クロダイと多くの種類の魚が集まってきます。
連休はもちろん、一年を通して楽しめる銚子港の釣り場や釣果、混雑状況や利用状況などを徹底紹介しましょう。
銚子港周辺おすすめの釣り場
銚子には銚子外港、第二港、銚子漁港、黒生港、夫婦ヶ鼻堤防、犬若港と大小7つの釣りスポットや漁港、桟橋があります。利根川対岸の茨城県側にも漁港があり、銚子だけでなくたくさんの釣りポイントから選べるエリアです。
銚子港付近は銚子漁港や銚子第二漁港があり、利根川と太平洋の水が混ざった汽水域の釣りができる地域になります。人気の一ノ島堤防は2021年から上陸ができなくなり、こちらの釣りはできなくなりました。
銚子港周辺の釣果と時期
銚子港周辺は一年を通して多種類の魚釣りが楽しめる釣り場です。冬はヒラメにカレイやクロダイ、春から夏にかけてはシーバスやメバルが、そして秋にかけてハゼやアナゴ、キスが人気です。
川と海の水が混ざり合う銚子港周辺は魚の種類も多く、釣り場によっていろいろな釣り方も楽しめます。利根川対岸の茨城側から釣り船に乗って河口付近の釣りを楽しんだり、犬吠埼側は砂浜やテトラ堤防と、おすすめ釣り場満載スポットになります。
汽水域の釣りが楽しめる銚子港
1.魚種が豊富な銚子漁港
利根川の河口域にある銚子漁港は、銚子港の中でもたくさんの種類の魚が集まる釣り場です。第一卸売り市場に最も近く、駐車場も近いので釣りをする人はもちろん、観光客にも人気のスポットになります。
春から夏はシーバス、夏から秋にかけてはハゼやイシモチの釣れるポイントです。投げ釣りやルアー釣りを楽しむ人が多く、冬はカレイやヒラメ、初夏の時期はクロダイやアジ、イワシとたくさんの種類の釣果が期待できます。
2つのルートで行ける銚子漁港周辺
銚子漁港は銚子大橋を渡ってすぐの場所にある釣りスポットです。総武本線の観音駅からも近く、すぐ近くの銚子漁港第一卸売り市場の駐車場を使うことができます。
周辺マップを見てもわかるように、茨城県側から入ることもできるため、東京から車で行く場合は東関東自動車道と、京葉道路の2つのルートを利用することが可能です。釣果がよく利便性もいいため、GWや夏休みなど長期休みは混雑も予想されます。
2.太平洋を楽しむ銚子外港
銚子市漁協の近くにあるのが銚子外港です。2022年の春はシーバスやカレイ、メバルが釣れたという口コミもあります。なかにはヤリイカを釣った人もいるようですが、春から夏、秋にかけて一番釣果が期待できるのはシーバスです。
秋になるとハゼやヒラメ、イワシが増え、アナゴやサバといった種類の釣果をSNSなどで披露している人もいます。釣果が期待できる場所ですが、日によっては全く釣れないこともあるようです。
駐車に便利な銚子外港マップとアクセス
銚子外港は銚子漁港と同じように、東関東自動車道と京葉道路の両方のルートで行くことができる漁港です。銚子大橋を渡ったら、254号線を海沿いに東へ進み、銚子市漁協の突き当りになります。
銚子外港にも銚子外港と銚子第二外港があり、湾内が広くどちらも車が停めやすいのがおすすめです。駐車場代もかからず、車を停めた前で釣りができるので荷物を運ぶ手間はありません。
太平洋が一望黒生港と夫婦ヶ鼻
1.黒生港の釣り場と釣果
黒生港は、足場があまりよくないので、初心者や小さい子供連れの釣りには、あまりお勧めではありません。黒生港はクロダイやシーバスのほか、アイナメ、スズキなどが釣れると人気のスポットです。
とくに夏から秋にかけてイシモチが、秋から冬にかけてはヒラメの釣果が期待できます。テトラのある堤防付近ではアイナメやカサゴが、投げ釣りでイシモチ、ルアーでシーバス。そのほかメバルやヒラメなどの釣果も期待できまます。
254号線を使って黒生港へアクセス
東京から首都高と東関東自動車道を利用し、銚子大橋を渡って254号線をまっすぐに進むと突き当たった場所が黒生港です。黒生港は港の入り口に黒生港駐車場があり、こちらは無料で利用することができます。
すぐ手前の銚子外港第二漁港を渡っていくと、夫婦ヶ鼻堤防に渡ってこちらの釣り場も利用できる地域です。海鹿島海水浴場も近いので、夏の長期休暇中は混雑が予想される釣りスポットになります。
2.立ち入り禁止の時期もある夫婦ヶ鼻堤防
銚子外港第二港区の先を左折すると夫婦ヶ鼻堤防になります。こちらの周辺は回遊魚が多く、アジやサバなど、一年を通して釣果が期待できる釣りスポットです。
細い道を渡った堤防ですが、台風などのあとは立ち入り禁止になっていることもあります。立ち入り禁止の看板などがあるときは、危険ですので渡らないようにしてください。夫婦ヶ鼻堤防に渡らなくても、手前の第二港区や黒生港で釣りが楽しめます。
夫婦ヶ鼻堤防の周辺マップとアクセス
銚子外港の先にある夫婦ヶ鼻堤防は、東関東自動車道からのアクセスがおすすめです。ただ、銚子外港第二港から細い道を渡った先になるため、天候や時期によって渡ることができないこともあります。
立ち入り禁止のときは危険ですので、夫婦ヶ鼻堤防に行くのは諦めて、手前の釣り場で釣りを楽しんでください。渡った後も、天候に気を付けて釣りを楽しみましょう。
犬吠埼南部に広がる犬若港
1.銚子市内南部にある犬若港の釣果
銚子市南部、犬吠埼灯台の南東には犬若港があります。犬若港は銚子市内の南東にある港で、巨大なテトラ堤が特徴です。巨大なテトラ堤の付け根は、魚が生息する場所として適しているため、クロサイやシロギスの釣果が期待できます。
犬若港から銚子マリーナの方向に向けて、千葉科学大学の前に砂地が広がり、スズキやイシモチ、メバルなどの釣りを楽しむことも。テトラ側は足場が悪いので、きちんと準備をして行きましょう。
犬若港周辺マップとアクセス方法
東京駅から犬若港に行くには、銚子港などと同じように東関東自動車道を通る方法もありますが、銚子市内でも九十九里浜に近い犬若港は、京葉自動車道を利用するのがおすすめです。
千葉市内から銚子連絡道路を通り、九十九里浜に沿って東へ。犬若港周辺には銚子ジオパークや銚子マリーナや海水浴場があり観光客も多いです。夏休みは混雑が予想されますので、ゆっくり行きたいときは時間や時期を選びましょう。
釣り客が利用できる銚子港周辺の駐車場やトイレ
銚子港周辺の無料駐車場と有料駐車場
銚子港周辺には、君ヶ浜しおさい公園と自由広場に、それぞれ156台、120台分の無料駐車場があります。ほかにも、灯台下広場やマリーナ前市有地にも200台を超える無料駐車場があり、釣り客が利用することも可能です。
観光目的の人は誰でも利用できる駐車場で海水浴客なども利用するため、夏休みの初めは特に混雑が予想されます。有料駐車場もありますが、駅前でも1日駐車して300円から500円と格安です。
銚子港周辺の公衆トイレ
銚子港周辺には、犬吠埼や観音駅などに公衆トイレがあります。周辺は河岸公園やしおさい公園のほか、名洗港海浜公園など大小さまざまな公園があるため、公園のトイレを利用してもいいでしょう。
また魚介類を楽しめる食事処や、卸売り市場もありますので食事のとき、こちらのトイレを借りる方法もあります。中には多機能トイレもありますがあまり多くはないようです。
銚子港と銚子の釣り場で釣りを楽しもう
銚子港は川と海の両方の種類の魚が楽しめる釣り場がたくさんある地域です。釣り場の種類も多く、川の近くや太平洋、浜辺や堤防といろいろな釣りスポットがあります。
長期休みは混雑することもありますが、都心から数時間で行くことができますので、混雑する時期をさけて行ってみましょう。
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