[ザノースフェイス] ジャケット ストライクトレイル
モンベル コンバーチブル レイン ジャケット
Mammut マイクロレイヤー ジャケット
THE NORTH FACE パンマージャケット
mont-bell バーサライトジャケット
ウルトラライトのレインウェアをご紹介
レインウェアは登山に欠かせない
登山をする方にとって、レインウェアは欠かせないアイテムです。レインウェアは雨に濡れないためだけでなく、低体温症にならないため、つまり、自分の命を守るためにも重要なアイテムでもあります。
今回は、レインウェアの中でも軽量のウルトラライトレインウェアを5種類ご紹介します。価格や機能性も異なってきますので、ご自身に合ったものを探してみてください。(2022年6月20日現在の情報を元に記事を作成しています)
ウルトラライトタイプを選ぶシーンとは
レインウェアにはウルトラライトタイプと、通常タイプがあります。ウルトラライトを使うのであれば、標高が低く、すぐに帰ることができるようなところに登山やハイキングに行く場合がおすすめです。
先ほどお伝えしたように、登山中の雨は、低体温症を引き起こす可能性があります。ウルトラライトタイプだと、軽量を優先させるため、通常タイプよりも耐久性、防水性が劣る場合があります。標高のある場所への登山時には耐久性や防水性がしっかりした通常タイプを選ぶといいでしょう。
ウルトラライトと通常レインウェアの違い
フラップがあるかないか
通常タイプのレインウェアには、雨が降っても簡単に浸水してこないように、ファスナー部分にフラップがついています。商品によって、ダブルでついている場合、裏面にもフラップがあるものなどありますが、ウルトラライトにはついていないものが多いです。フラップがないことにより、レインウェア自体の軽量化に成功しています。
厚みが違う
さらに軽量化するために、ウェアの生地の厚みが異なります。通常タイプのレインウェアだと、厚みが50~60デニールほどですが、ウルトラライト商品だと10デニールほどのものもあり、かなり厚みが変わってきます。
デニールが違うということにより、耐久性は通常タイプの方が上になるので、この点も分かったうえでウルトラライト商品を購入するようにしてください。
レインウェアの選び方
防水性
レインウェアを選ぶ場合に重要なポイントの一つが防水性です。この基準というのが耐水圧で表されており、登山で使用する場合は20,000mm以上が必要だと言われています。なお、耐水圧とは生地にしみ込もうとする水の力を抑える力のことをいいます。
透湿性
透湿性というのも、レインウェアを選ぶ基準でも大切なポイントです。登山で長時間歩いていると汗をかくのでどうしても蒸れてしまいます。その蒸れにくさを表したのが透湿性で、登山であれば最低5,000g/㎡/あるといいとされています。この基準を上回る数値でウルトラライト商品を選ぶといいでしょう。
生地
もう一つが、生地についてです。レインウェアの生地の構造には2.5層のものと3層のものがあります。2.5層は表地と防水透湿性素材、保護フィルムで構成されており、3層は表地、防水透湿性素材、裏地で作られています。3層は裏地があるため着心地がよく、2.5層は裏地がない分より軽量です。
ザノースフェイスのウルトラライト商品2選
①ノースフェイスのストライクトレイル
[ザノースフェイス] ジャケット ストライクトレイル
サイズ | S、M、L、XL |
---|---|
素材 | メイン素材: ナイロン 素材構成:7D HYVENT(R) Flyweight 3層-表:100% ナイロン、中間層:100% 分類外繊維(ポリウレタンラミネーション)、裏: 100% ナイロン、 (ZA)身頃部分のみ-表: 74% ナイロン, 26% ポリエステル、 中間層: 100% 分類外繊維(ポリウレタンラミネーション)、 裏: 100% ナイロン |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿性 | 40,000g/m2-24h(B-1法) |
重量 | 115g |
ノースフェイスのウルトラライト商品に、ストライクトレイルをご紹介します。耐水圧、透湿性共に高い基準を持った商品で、生地は7デニールかつ、3層素材のハイベントが使われています。
ハイベントはノースフェイスが開発した生地で、しなやかな着心地が人気です。商品にはスタッフサックがついているため、コンパクトに持ち運びもできます。今回ご紹介する中でも重量が110とかなり軽量タイプの商品ですので、登山用に選んでみてはいかがでしょうか。
しなやかな着心地の超軽量ギア
レインウェアのフードは、頭の丸みにフィットする形で作られており、人間工学に基づいた動きやすさにより設計されています。袖口はゴムシャーリングでできているため、水も入ってきにくい設計です。
肌面には防水性を高めるため、シームシーリング加工を施しています。重量も軽量のため、とにかく軽量タイプの商品を探している方におすすめの商品です。
②ノースフェイスのパンマージャケット
THE NORTH FACE パンマージャケット
サイズ | S、M、L、XL |
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素材 | 15D GORE-TEX ACTIVE C-Knit(表:ナイロン100%、中間層:ePTFE、裏:ナイロン100%) |
カラー | グラファイト、ホライズンレッド |
重量 | 250g |
雨の多い地域での長期遠征、アルパインクライミングを想定した商品で、生地にはGORE-TEX ACTIVE C-Knitが使われています。フードはヘルメットをしたままフィット感の調節をすることができ、ハーネス着用時のもたつきを軽減するために、すっきりとしたウェスト回りのデザインが採用されています。
なお、こちらのウルトラライト商品にも収納用のサックがついているため、持ち運びも便利です。
ファスナーポケットもある便利なギア
ノースフェイスのレインウェアには、バスト部分に便利なファスナーポケットがついているため、小物をさっと収納することができます。無駄のないシンプルな作りでありながら、突然な雨風の体温調節にも対応してくれる便利な心強いアイテムです。また、雨や霧などの影響を受けにくい撥水仕様になっています。
モンベルのウルトラライト商品2選
①モンベルのコンバーチブル レイン ジャケット
モンベル コンバーチブル レイン ジャケット
素材 | ポリエステル |
---|---|
耐水圧 | 20,000mm以上 |
透湿性 | 15,000g/㎡・24hrs(JIS L-1099B-1法) |
重量 | 243g |
アウトドアブランドの中でも人気のモンベルブランドからは、コンバーチブルレインジャケットをご紹介します。こちらは、レインウェアとしての機能を最大限に高めるため、細部にまで防水、撥水処理が徹底されています。
また、モンベルの独自素材と極薄シェルを組み合わせることでより軽量な仕上がりになっているのです。
運動量の多いシーンにぴったりのレインギア
こちらは、袖部分の切り離しが可能です。スピードハイクやトレイルランニングといった、運動量が多いシーンにぴったりの商品です。
折りたたむと7×7×14cmサイズにコンパクト収納できるので、荷物の邪魔にもなりません。耐水圧、透湿性と、性能も高いので、登山やハイキング用として利用してみてはいかがでしょうか。
②モンベルのバーサライトジャケット
mont-bell バーサライトジャケット
サイズ | S、M、L、XL |
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素材 | ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス(防水仕様)[表:10デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ] |
カラー | ダークグレー、イエロー、ネイビー、ブルー |
耐水圧 | 30,000mm以上 |
透湿性 | 43,000g/m²・24hrs(JIS L-1099B-1法) |
重量 | 134g |
シンプルなデザインのレインウェア、バーサライトジャケットは、カラーの種類が多く、車のライトなどで光るテープがついています。防風耐久性、耐水性、透湿性の兼ね備えられたGORE-TEX INFINIUM™ WINDSTOPPER®が使われており、機能性も抜群です。
カラーが四種類あるため、自分の好きなカラーを選ぶことができます。なお、視界が悪い場所や危険な場所への登山時には明るいカラーを選ぶのがおすすめです。
1gでも軽量化したい方向けのアウトドア用レインギア
軽量化、耐久性にも優れたモンベルのレインウェアは、収納するとなんと6×6×12cmとかなりコンパクトに収納することが可能です。フードは顔の周囲、首回り、ひさしの上下と三方向から多角的な調節ができるので、雨や雪を効果的に遮ってくれます。
マムートのウルトラライト商品1選
①マムートのマイクロレイヤージャケット
Mammut マイクロレイヤー ジャケット
素材 | DRYtechnology Stretch 30DEN×30DEN 2.5 Layer (Face material:ナイロン100%、メンブレン:ポリウレタン100%) |
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耐水圧 | 10,000mm以上 |
透湿性 | 10,000g/m2/24h |
耐水性に優れた素材を使用した、軽量活コンパクトなレインウェアです。軽量性を追求するため、シームテープには13mmタイプが使われています。
軽量のウルトラライトタイプではありますが、ファスナー部分にはWフラップがあるため、ファスナーからの浸水面は、他のウルトラライト商品よりも安心です。また、防風効果も高めているため、風が強い登山時にも大活躍してくれるでしょう。
高性能のレインギアはハイキングにもおすすめ
レインウェアには止水ファスナーを施したサイドポケットがついており、収納面も便利に利用していただけます。レインウェアのフードは調節もできるので、調節により雨を防ぐことも可能。スタッフサック付きなので、持ち運びも便利な商品です。
まとめ
登山用のレインウェアは、雨対策として利用するのはもちろん、登山中の雨による低体温症になる危険から守ってくれるものとして欠かせないアイテムです。
また、登山やハイキングをするうえでは長時間歩くためにも軽量であるということが、重要なポイントにもなります。レインウェアには着心地や快適さ、機能性も異なる種類がたくさんそろっています。今一度どのような登山をされるのかを考え、ご自身にぴったりのレインウェアを選んでいくといいでしょう。
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