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ストックで設営できるシェルターに大注目!超軽量のおすすめアイテムをご紹介!

登山時のちょっとした休憩にストックを使って設営できるシェルターが評判です。ポール代わりに手持ちのストックを使うので荷物が少なく済むだけでなく、簡単なテントとして使うことも可能です。今回は登山時に役立つストックで立てるシェルターをご紹介いたします。
2022年3月21日
佐藤3
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目次

休憩に便利なストックを使うシェルター

ストック設営型シェルターとは

トレイルランニングなどで使うストックと数個のペグで立てる、簡易的なシェルターです。シェルターはテントとは違い、床が地面むき出しになっている形のアウトドアで使う屋根付き設備で、基本的にフライシートなども付属しておらず、はじめて使う人でも短時間に簡単に立てられるメリットがあります。

ストックで設置できるシェルターの魅力とおすすめ商品をご紹介

ストック設置型のシェルターは、複数の登山用品ブランドから販売されていて、いくつか種類があります。いろいろあってどれを選んだらよいのか迷った時に参考になる、おすすめの軽量で使いやすいストック設営型シェルターをご紹介いたします。

ストック設置型シェルターの使い方例

まずはストック設営型のシェルターはどのような使い方をするのか、簡単な設営方法とともにご紹介いたします。ストックシェルターの特徴的な部分でもありますので、ここからチェックしてみてください。

トレイルランニングの仮眠用に

設営簡単な簡易テントならワンポールテントやワンタッチテントでもよさそうですが、ストックシェルターはトレイルランニングで使用する目的で開発されたシェルターです。

あくまでも軽く、さっと設営でき荷物を置くスペースを確保しつつ、軽く横になることもできる最低限のサイズと重量であることがポイントとなります。アウトドア用品の中でもキャンプではなく、速さを競うトレイルランニングのための装備です。

生地も軽く薄いためコンパクトに収納できる

手にとってみるとわかるのですが、ストックで設置するタイプのシェルターは軽さを重視するため生地の厚みはとても薄くできています。また生地の撥水性はありますが、完全防水ではありませんのでご注意ください。

ストックシェルターは設営も簡単


ストック設営型のシェルターは、設営方法も基本はポールとペグだけで立てられるためとても簡単です。しかし現地で慌てないためにもその簡単な立て方もチェックしてみましょう。

3分でできるトレッキングシェルターの設営方法

こちらはヘリテイジのトレッキングシェルターの設置動画となります。最初にケースからシェルターとペグを出しシェルターを広げます。動画ではアルミキルティングのシートを敷いていますが、こちらは付属品ではありません。100均などで別途購入、サイズをあわせてカットしご用意ください。

ファスナーを開けてまずは荷物を入れるのが使い方のコツ

設営前に、まずファスナーを開けてザックをシェルターの中に入れます。シェルター本体の2本のペグ打ち部分の片方だけペグダウンして固定してください。

上部のストックを固定する穴の中に先端を入れ2本セットします。おおまかにストックを立ててもう1本のペグを差します。最後に自分も中に入り、気になる場合はストック位置を調整しファスナーを締めて完成です。

おすすめのストック設営型シェルター2選

ヘリテイジ|トレッキングシェルター

SNSでもよく見かけるのが、日本でも手に入りやすいヘリテイジのトレッキングシェルター(旧ストックシェルター)です。カラーは山で目立つイエローとオレンジ、風景にマッチするグリーンの3種類から選べます。

ストックは110cmの長さのものを使用するので、背の高い方はすこし中で腰をおろしても頭を下げる必要がありますが、軽く横になったり荷物を置くには十分な広さです。

使用するパーツも少なく軽く設計されている

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同様なストック設営の軽量テントやシェルターはいろいろとありますが、ポール(ストック)のほかにベグを6-8本使ったりして意外と重量が重くなるものも少なくありません。

その点ヘリテイジのトレッキングシェルターはアルミ製のペグ2本とストックのみで設営可能です。簡易テントが500g前後のものが多いのと比較してその重量は250gと超軽量で、コンパクトに収納できるケース付きなのもおすすめポイントとなります。


換気できるベンチレーター付き

ヘリテイジの旧ストックシェルターには換気用のパーツがなかったため、内部の結露が問題となっていました。新作のトレッキングシェルターではベンチレーターが追加されたことにより、この結露が緩和されています。

それでも換気が不十分と感じる方は、ファスナーの上部を少し開けておくという解決策がありますので、こちらもお試しください。

mont-bell|カモワッチテンチョ

出典: https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1322003

おしゃれなグリーン系のカモフラージュ柄がひときわ目立つのがモンベルのカワモッチテンチョというストック設営型シェルターです。

ストック設営型シェルターの中で1本だけ中央にストックを立てる、ワンポールテントタイプなので、さらに設営が楽にできます。ペグダウンは3箇所必要です。

ポンチョとしても着用可能なシェルター

出典: https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1322003

上部の換気用のひさしの部分がフードとして、トレッキング用の雨具(ポンチョ)としても使えるすぐれものです。ザックを背負ったままかぶるだけで着用可能で、頭から膝までをしっかりカバーしてくれるため、雨でシェルターが使えない時にも活躍します。

ストック設営型シェルターの使い方注意点

最後になりますが、ストック設営型のシェルターを使う上で安全面に対する注意点を解説いたします。雨天の避難場所や宿泊設備としてテント代わりにこのタイプのシェルターを使う方もいらっしゃいますが、基本的にちょっとした休憩用に使うのがブランドが想定している本来の使い方です。

危険回避のためにもスペックを越えた想定外の使い方をされる場合は、あくまでも自己責任でお願いいたします。

ストックシェルターは小休憩用

簡単なシェルターなので利用はおだやかな日中に限られます。あまくでもストックで設営できる小さな休憩所扱いとして利用してください。

テントとは違い地面がむき出しであること、とても軽量・小型サイズでありポールの代用品としてストックを使っているため、市販の登山用テントと比較して頑丈さに欠ける商品となるためです。

雨天時はシェルターは使用できない


防水生地を使用していますが、縫い目などは完全防水にはなっていません。小雨での小休憩程度にとどめ、暴風雨や急な土砂降り雨の時にはストックシェルターの利用は避け、しっかりと雨よけのできる避難所を利用されることをおすすめします。

風にも弱いので強風の中で使用しない

ストックとペグで簡単に設置できるのは強みですが、軽いので風にも弱い性質を持っています。ロープを使って補強するという手もありますが心細さは残ります。

ストックシェルターは風が強い場所での設営を避け、避難が必要なほどの天候であればストックシェルターを使いその場に留まろうとはせず、こちらも安全に注意しつつ避難小屋まで迅速に移動・待避してください。

まとめ

トレラン中の休憩にストックで設営できるシェルターは便利

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トレイルランニングは、そのプレイングの性質上できるだけ少なく軽い荷物で移動するのが大切です。最低限の居住性で軽量化に振ったシェルターや簡易テントは短時間で十分な休憩を取るのにも必要なアイテムとなります。

今回ご紹介したストック設営型のシェルターは、多くの方から支持を受けている人気のアイテムです。どんなストック設営型シェルターがよいのか迷っているという方は、手にとって一度試してみてはいかがです。

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