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ススキの名所・生石高原キャンプ場を紹介!お得に絶景&デイキャンプを満喫!

和歌山県にある生石高原キャンプ場に出かけてみませんか?ススキの草原が広がる高原はキャンプを楽しむのに最適です。本記事では生石高原キャンプ場について詳しく解説します。キャンプ場の設備や利用方法など情報盛りだくさんですのでどうぞご覧ください。
2022年3月10日
iiyudana
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和歌山で人気の生石高原キャンプ場

生石高原キャンプ場は和歌山県紀美野町にある人気キャンプ場です。キャンプ場のある生石高原は紀美野町とお隣の有田川町にまたがる高原地帯で標高は870メートルほどあります。

和歌山県の誇る有名な観光スポットの一つになっており、特に夏と秋の季節にはとりわけ多くの観光客がこの高原にやってきます。夏は緑豊かな草原の景色を、秋はススキが風になびく黄金色の草原の景色を堪能することが可能です(記載の情報は2022年3月5日現在のものです)。
 

キャンプ場で絶景を満喫

生石高原キャンプ場は山頂付近に整備されているため、キャンプを楽しみながら絶景を眺められるのが魅力です。季節の花々が咲く草原や黄金色のススキの草原の絶景だけでなく、天候に恵まれれば和歌山湾や淡路島、六甲山などの景色も眺めることが可能です。

また、気象条件によっては早朝の時間帯に雲海の絶景に出会えるチャンスもあります。紀美野町にはほかにもいくつかのキャンプ場がありますが、絶景キャンプ場といえばやはりココでしょう。

キャンプサイトの構成

生石高原キャンプ場のキャンプサイトはすべてが区画のあるテントサイトで、バンガローサイトやコテージサイトなどの屋内施設は用意されていません。キャンプサイトは全部で16の区画に分けられていて、そのうちの12区画はオートキャンプができる広さが確保されています。

残りの4つの小さな区画はソロキャンパー向きで、バイクのみ乗り入れが可能です。区画はわかりやすいように地面に張られたロープで区分けされています。

リニューアルで魅力アップ!

令和4年4月にはキャンプサイトにリニューアルが施され、それぞれの区画の大きさがよりアップしました。今までよりも場所を広く使えるため大きめのテントも設営できるようになりました。

また、すべての区画にAC電源が設置されたため、持ち込んだ電気製品もテントサイト内で使うことができます。ただ、区画と区画の間に木立や垣根などがないため、プライバシーを重視したいキャンパーにはこのキャンプ場はおすすめできません。

焚き火は禁止

生石高原キャンプ場を利用する際に注意しなければならないのが火の使用です。紀美野町の中でも生石高原は標高が高く強風が吹く日も多々あります。火を使うとそれが草原などに燃え移る危険性があるため、焚き火や花火などは楽しむことができません。

BBQについてはキャンプ場内のみ許可されていますが、それ以外の場所では一切火を使うことができません。焚き火台の使用も禁止となっているので必ずルールを守りましょう。

キャンプ場の設備&サービス

生石高原キャンプ場は数年前までは無料のキャンプ場でした。現在は有料化されていますが設備面はごくシンプルです。トイレはキャンプサイトの上側に円形の立派な施設が作られています。

男性用の小便器と洋式と和式の大便器が備わっており、洋式トイレは寒い冬でも快適な温水洗浄便座付きです。トイレ全体は管理が行き届いていて、トイレットペーパーなども常に補充されています。夜も明かりがあるので安全安心です。

使い勝手のいい炊事場

生石高原キャンプ場の炊事場は一つです。炊事場がある場所はキャンプ場の入り口付近で、屋根の付いたシンプルな構造になっています。コンクリート製のシンクで蛇口の数は全部で5つです。キャンプ場のキャパシティから考えると必要にして十分な数でしょう。

また、バーベキューグリルなど大きめのものを洗うことができる洗い場が隣にあるのも魅力的です。ただ、炊事場には明かりが設置されていないため、暗くなってからは自前の照明器具が必要となります。


ゴミは持ち帰りがルール

生石高原キャンプ場にはゴミ箱が設置されていないため、キャンプで発生したゴミはすべて自宅で処理しなければなりません。使用済みの炭についてはキャンプ場内に設けられた炭捨て場で処理することができます。

残念なことに一部の心無いキャンパーはゴミをトイレの脇や炊事場の影に放置して帰っています。生石高原は和歌山県の県立公園にも指定されている自然豊かな場所です。自然破壊につながるこうした行為はぜひ慎みましょう。

機材も食材もすべて持参

生石高原キャンプ場の受付場所となっているレストハウスには、テント機材やバーベキュー機材のレンタル品がありません。また、野菜や肉などの食材や炭や薪といった燃料も一切ないため、必需品は細かい物まですべて持参する必要があります。

急に買い足したい物ができてもお店のある場所までは30分以上も車を走らせなければなりません。生石高原キャンプ場に出かける際には忘れ物がないよう準備を万全にしましょう。

キャンプ場の予約方法

生石高原キャンプ場を利用する場合には、キャンプ場の駐車場に車をとめてからレストハウス「山の家おいし」に出向いて手続きを行います。当日の受け付けも不可能ではありませが、夏休み中やススキの見ごろの時期などは予約するのが確実でしょう。

前もっての予約はキャンプ予定日の2ヶ月前の1日から行うことができ、キャンプ当日は山の家おいしに立ち寄って手続きを行います。受付用紙に必要事項を記入し料金を支払えば手続きは完了です。

キャンプ場の受付・利用時間

山の家おいしでは午前9時半から午後4時半までキャンプの受け付けを行っています。宿泊キャンプのチェックイン時間は午後3時からで、チェックアウト時間は翌日の午前11時です。デイキャンプのチェックイン時間は午前11時からで、チェックアウト時間は午後3時となっています。

宿泊キャンプもデイキャンプも予約のキャンセルができるのは前日の午後4時までと決められています。それ以降のキャンセルはキャンセル料を請求されるので注意が必要です。

キャンプの料金

宿泊キャンプもデイキャンプも料金は曜日によって異なります。宿泊キャンプは大きい区画が平日3,850円、休日と休前日が5,500円で、小さい区画は平日1,540円、休日と休前日が2,200円という料金設定です。

デイキャンプは大きい区画が平日2,310円、休日3,300円で、小さい区画は平日770円、休日1,100円となっています。なおテントサイトの区画にとめることのできない車両は駐車場にとめることになります。駐車場の料金は無料です。

生石高原の楽しみ方

生石高原といえば何といってもススキでしょう。高原を吹く風にそよぐ緑の草原も素敵ですが、一面ススキの秋の草原の景色はココでしか見ることのできない絶景です。ススキは9月中旬から11月まで楽しむことができますが時期によって異なる顔を見せてくれます。

9月中旬はススキの色はまだまばらですが、9月下旬からは草原が銀色一色に染まって大変見事です。11月は朝日や夕日に照らされて黄金色に輝くロマンチックなススキを楽しめるでしょう。

ハイキングもおすすめ!

生石高原はハイキングも楽しむことができます。ハイキングコースはよく整備されていて、スニーカーなど歩きやすい靴を用意すれば1時間から2時間半ほどでコースをクリアすることが可能です。

ハイキングコースの途中には、かつて弘法大師が修行をした場所といわれる「笠石」や、断崖絶壁の上から絶景が堪能できる「火上げ石」といった見どころがあります。ハイキングコースの略図が書かれた看板が設置されているので参考にするといいでしょう。

キャンプ場をベースに観光も!


せっかく生石高原キャンプ場に出かけるならぜひキャンプ場をベースにして観光も楽しんでみてはいかがでしょうか。紀美野町と有田川町には綺麗な景色を楽しめる場所や観光施設がいくつかあります。

これから生石高原キャンプ場から車で数十分でアクセスできる3ヶ所の観光スポットをご紹介しますので、キャンプの計画を立てる際に参考にしていただければ幸いです。

おすすめスポット①:みさと天文台

生石高原キャンプ場から車で30分ほどの場所にある天文観察施設です。紀美野町立の公共施設で関西地方屈指の星空観察スポットとして有名です。口径105メートルという日本屈指の反射望遠鏡を備えていて、本格的な天体観測を楽しむことができます。

2021年にはリニューアルが施され、長さ45メートルの展望デッキから肉眼で星空を眺められるようになりました。直径8メートルのドーム型プラネタリウムもこの施設の魅力です。

みさと天文台の住所・問合せ

みさと天文台

  • 住所
    〒640-1366
    和歌山県海草郡紀美野町松ヶ峯180
  • 電話番号
    073-498-0305

おすすめスポット②:あらぎ島

生石高原キャンプ場から車で20分ほどの場所にある棚田です。54枚の棚田が扇形に広がっているのが特徴で、田んぼだけでできた一つの島のように見えます。和歌山県の絶景スポットの一つに数えられていて、2013年には国の重要文化的景観にも選定されました。

春夏秋冬異なる絶景を眺められるのが魅力で、特に9月の稲刈りの頃に見ることのできる黄金色のあらぎ島はまさに絶景中の絶景です。直接棚田には入れませんが近くにある展望所から景色を楽しめます。

あらぎ島の住所・問合せ

あらぎ島

  • 住所
    〒643-0521
    和歌山県有田郡有田川町清水1番地
  • 電話番号
    0737-52-2111

おすすめスポット③:蔵王橋

生石高原キャンプ場から車で15分ほどの場所にある吊り橋です。有田川に造られた二川ダムにかかる赤色の橋で長さは約160メートルあります。二川ダムの水色はエメラルドグリーンの色をしているため、赤色の吊り橋とのコラボレーションはとても素敵です。

以前は車も渡っていた頑丈な吊り橋ですが現在は歩行者しか渡ることができません。揺れることに加え橋の隙間から下の湖が見えるので迫力満点です。桜が咲くダム湖の絶景を堪能できる春は特におすすめです。

蔵王橋の住所・問合せ

蔵王橋

  • 住所
    〒643-0541
    和歌山県有田郡有田川町沼1119
  • 電話番号
    0737-52-2111

キャンプ場までのアクセス

最後に生石高原キャンプ場までのアクセス情報をご紹介しましょう。阪和自動車道の有田インターチェンジもしくは有田南インターチェンジで降り、県道22号線、国道480号線と進んで約50分ほどで生石キャンプ場に到着します。

県道22号線から県道183号線を進むルートが最短ですが、対向車とすれ違うのが困難な道幅が狭い場所が多くあるルートのため、初めて生石高原キャンプ場を訪れる人は国道480号線を選ぶのがベストでしょう。

生石高原キャンプ場の住所・問合せ

生石高原キャンプ場

  • 住所
    〒640-1114
    和歌山県海草郡紀美野町中田899-29
  • 電話番号
    073-489-3586

生石高原キャンプ場の詳細情報はこちら!

生石高原キャンプ場についてのさらに詳しい情報はこちらのサイトをご覧ください。

生石高原キャンプ場の詳細情報はこちら!

生石高原キャンプ場を予約しよう!

Photo by imgdive

ここまで和歌山県にある生石高原キャンプ場について解説してきましたがいかがでしたか?緑の草原やススキの草原の景色を堪能できる生石高原キャンプ場は大変魅力的なキャンプスポットです。

設備やサービスはシンプルなキャンプ場ですが、何よりも非日常を感じられる環境がここにはあります。和歌山でキャンプを楽しむ際にはぜひ生石高原キャンプ場を候補に入れてみましょう。

生石高原キャンプ場以外の和歌山のキャンプ場が気になる方はこちらもチェック!

生石高原キャンプ場以外にも和歌山県内にはキャンプ場がたくさんあります。こちらに用意した記事をご覧いただけばそれらのキャンプ場の情報を入手できるでしょう。海沿いにも山沿いにも魅力的なキャンプ場が目白押しです。ぜひ本記事とともにお役立てください。